取れた銀の詰物の下に虫歯。抜髄の必要があると言われた
相談者:
かりゆしさん (37歳:男性)
投稿日時:2011-06-16 12:47:41
はじめて投稿させて頂きます。
先日、左下7の詰め物(銀歯)がガムを噛んでいる最中に取れてしまいました。
10年以上も経っているし、そんな簡単に取れてしまうほど劣化しているのだなと思い、近所の歯科医院へいきました。
銀歯の取れたその歯は、痛みはまったくありませんでした。
素人目からしても、金属からの沈着などで黒ずんではいましたが、軽く削って、新しい銀歯をはめて終了するかと思いきや・・・
「神経を取りましょう」
と言われました。
どうやら、削った結果、少し歯髄に達してしまったようです。
(治療の途中で、「治療方法を変えます」と言われました)
「残せませんか?」
と訪ねたところ、
「子供なら可能ですが、大人ですと厳しいです」
と言われました。。。
本当に抜髄の必要があるのでしょうか?
先生方のご意見、よろしくお願いします。
先日、左下7の詰め物(銀歯)がガムを噛んでいる最中に取れてしまいました。
10年以上も経っているし、そんな簡単に取れてしまうほど劣化しているのだなと思い、近所の歯科医院へいきました。
銀歯の取れたその歯は、痛みはまったくありませんでした。
素人目からしても、金属からの沈着などで黒ずんではいましたが、軽く削って、新しい銀歯をはめて終了するかと思いきや・・・
「神経を取りましょう」
と言われました。
どうやら、削った結果、少し歯髄に達してしまったようです。
(治療の途中で、「治療方法を変えます」と言われました)
「残せませんか?」
と訪ねたところ、
「子供なら可能ですが、大人ですと厳しいです」
と言われました。。。
本当に抜髄の必要があるのでしょうか?
先生方のご意見、よろしくお願いします。
[過去のご相談]
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2011-06-16 12:58:26
かりゆしさまこんにちわ。
インレーが脱離して歯医者に行った所抜髄しましょうといわれたわけですね、実際にかりゆしさんの歯を診察したわけではないので抜髄の必要があるかどうかについてはなんともいえません。
しかし痛みがなかったわけですから、たとえニ次カリエスがあったとしても方法によっては歯髄の保存は可能かもしれません。
個人的には無髄歯にしてしまうと今後歯根破折の可能性が出てくるので、何とか歯髄は保存したいとは考えると思います。
参考になれば幸いです。
歯髄保存療法
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=211
インレーが脱離して歯医者に行った所抜髄しましょうといわれたわけですね、実際にかりゆしさんの歯を診察したわけではないので抜髄の必要があるかどうかについてはなんともいえません。
しかし痛みがなかったわけですから、たとえニ次カリエスがあったとしても方法によっては歯髄の保存は可能かもしれません。
個人的には無髄歯にしてしまうと今後歯根破折の可能性が出てくるので、何とか歯髄は保存したいとは考えると思います。
参考になれば幸いです。
歯髄保存療法
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=211
回答2
杉原歯科クリニック(杉並区・上高井戸)の杉原です。
回答日時:2011-06-16 13:01:53
実際に見ていないので何とも言えませんが・・・
痛みは感じていなくても、詰物の下で虫歯が進行している場合もあります。
その部分は削りますので、場合によっては歯髄に達することもあります。
抜髄するかどうかは、歯髄がどの程度露出したかによります。
少し歯髄が見えたぐらいなら覆髄(歯髄の表面をカルシウム製剤やレジンで覆う)することもあります。
今回は担当医が抜髄と判断するぐらい歯髄が露出したのだと思います。
ご参考まで・・・
痛みは感じていなくても、詰物の下で虫歯が進行している場合もあります。
その部分は削りますので、場合によっては歯髄に達することもあります。
抜髄するかどうかは、歯髄がどの程度露出したかによります。
少し歯髄が見えたぐらいなら覆髄(歯髄の表面をカルシウム製剤やレジンで覆う)することもあります。
今回は担当医が抜髄と判断するぐらい歯髄が露出したのだと思います。
ご参考まで・・・
回答3
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2011-06-16 14:22:14
私も杉原先生と同じで、虫歯を削っている最中に露髄した場合はその断面を見て、既に虫歯の菌が神経の中に入っていると判断するような時は神経を取ります。
神経の保存は確かに大切ですが、抜髄の時期を間違えると、いつの間にか神経が死んでしまい(歯髄壊死)石灰化が中途半端に起こり、根管治療の難易度が上がります。
根管治療が上手く出来ず歯を抜くようになることもあります。
・http://eedental.fine.to/eeblog/2011/05/-necrosispulp.html
ですから、担当の先生は虫歯が大きくて今後のことまで考慮され、その処置を選択されたのかもしれませんよ。
(実際残せれたかどうかはここでは分りませんしね^^;)
おだいじに
神経の保存は確かに大切ですが、抜髄の時期を間違えると、いつの間にか神経が死んでしまい(歯髄壊死)石灰化が中途半端に起こり、根管治療の難易度が上がります。
根管治療が上手く出来ず歯を抜くようになることもあります。
・http://eedental.fine.to/eeblog/2011/05/-necrosispulp.html
ですから、担当の先生は虫歯が大きくて今後のことまで考慮され、その処置を選択されたのかもしれませんよ。
(実際残せれたかどうかはここでは分りませんしね^^;)
おだいじに
相談者からの返信
相談者:
かりゆしさん
返信日時:2011-06-16 20:44:34
山田先生、杉原先生、井野先生
ご回答ありがとうございます。
次回の治療の際に、担当医さんに詳しくその経緯を聞いてみたいと思います。
一生付き合っていく歯ですので、やはり納得してから治療を受けたいと思います。
さまざまな先生のご意見が聞けて、感謝いたします。
ご回答ありがとうございます。
次回の治療の際に、担当医さんに詳しくその経緯を聞いてみたいと思います。
一生付き合っていく歯ですので、やはり納得してから治療を受けたいと思います。
さまざまな先生のご意見が聞けて、感謝いたします。
タイトル | 取れた銀の詰物の下に虫歯。抜髄の必要があると言われた |
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質問者 | かりゆしさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 37歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療その他 保険のインレー(銀・金属) 詰め物、インレーが取れた・外れた 詰め物の下の虫歯(二次カリエス) 二次カリエス(2次的な虫歯) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。