ブリッジ支台歯の形成後、耳や首、頬など広範囲に及ぶ疼痛でつらい

相談者: miyuki0903さん (43歳:女性)
投稿日時:2011-07-06 11:21:56
3年ほど前から歯列矯正をして、装置を外し現在は歯列矯正前に齲歯のため抜歯した歯やブリッジにしていて外した歯を戻している状態です。

右上6番は矯正開始前からブリッジで、特に問題がありませんでした。
今回、そちらを再度ブリッジに戻す際に、保険内で行うことになりました。
そのために5番、7番の歯を削り、仮歯にしているのですが、痛みがとれません。

仮歯にした日から

「少ししみるかもしれないので辛かったら、いつでも来てください」

と言っていただきました。
削っているのだから、それは仕方がないかと思っていました。

しかし、1週間後位に痛みがひどくなり、右耳・頚部まで放散し、頭痛も出てきました。
また、右下6番も今回抜歯することになり、ブリッジにするのでやはり仮歯の状態にするため、5番7番を削ったのですが、そちらも痛みました。

このため、再度ご相談したところ、右上7番は抜髄することになって、6月26日にその治療を1回行いました。
一時的に痛みが軽くなったのですが、翌々日からやはり痛みだし、
夜間、眠りが浅くなったときに痛みを感じて、そのまま眠れなくなることもしばしばあります。
痛み止めを常用しないと辛くてたまらず、昨日位からは右上7番に加え、5番も痛みだし、かみ合わせるだけで激痛です。
また、眼窩のあたりまでしくしくするような感じです。

もともと、幼いころから歯並びが悪く、咬合不正もありました。
歯科医さんにいい思い出がなく、通院が苦痛でしたので、口腔内環境は決して良くなかったと思いますが、今回、もっと年齢を重ねた時のために、意を決して歯列矯正をし、しっかり治そうと思っていました。

ですが、正直、歯列矯正も正中があっておらず(これは、他を治したら調整するとはおっしゃっています)そのほかの歯も

「ここがダメになった。抜くしかない。」

等と言われ、抜歯しインプラントにはできないから、ブリッジと言って結局両脇の歯を削られています。
そして、すべてにおいて、かなり削っているような気がします。

削ってしまったものは元には戻らないのは当たり前だから、もう泣く泣く痛みに耐えていかなければならないのかと思うと後悔してばかりです。
高いお金を払って、時間もかけて、矯正治療してきたのに結局、矯正したあとにダメになった歯の治療で、またこんな思いをするのなら、総入れ歯になってもいいから、何もせずにいた方が良かったと思うほどです。


正直、健康な歯まで削りすぎなのではないかと思い、今回の痛みもその影響はないのだろうかと、不安です。
言ってみれば人工的に齲歯にされているのと同じですよね。
以前の右上のブリッジの時は5番の歯は、手前側はほとんど削らずにしていただいてました。
通常は、健康な歯はどの程度、削るものなのでしょうか。

また、この痛みについて、どのような原因が考えられるのか、治療は継続するしかないとは思いますが、どんなことに注意して先生とお話していけばよいのか、ご意見をください。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-07-06 12:14:42
矯正の治療後に虫歯や欠損している歯の治療をはじめ、削る量が多く痛みがでた。ということでしょうか?

ブリッジの製作には それぞれの歯の平行性が必要でその関係で削る量が多くなることは考えられます。

削った歯が生活歯なら、しみたりするでしょうが 痛みが強ければ歯髄炎を起こしているかも知れませんね。

治療の箇所が上下にわたっているようなので、一つずつの原因について治療されることになりそうですね。

いろいろと気にかかることがあれば、まずは担当の先生にお伺いされるのがよいでしょうね。

お大事になさってください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: miyuki0903さん
返信日時:2011-07-06 15:05:22
水澤先生

お忙しい中ご回答いただきありがとうございます。

私の書き方が悪かったかと思いますが、傷みはかなりひどく、しみるといったレベルではありません。
こうしている今も、右頸部・右頬部から眼窩にかけて拍動性の疼痛があります。

もちろん、担当の先生に相談は致しますが、削るまでなんともなかった歯が治療した途端に痛み出し、このような状況になっているのは、何故なのでしょうか。
歯髄炎も考えられるとは、言うことですが、それは削った影響なのではないのでしょうか。

歯の平行性ということですが、今まで、ブリッジをしていて問題なかった状態で、なおかつかなり削っているようです。
右上のブリッジはかなり前にやったものですから、その時と現在では歯科治療のスタンダードも変化していると思いますが・・・。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-07-06 16:06:02
こんにちは。

かなり、辛い状況になってしまった様ですね。

ただ処置内容が適切だったか不適切だったかどうかの判断はここでは出来ませんので、何点か気になる点についてだけ、分かる範囲で書きます。



>右頸部・右頬部から眼窩にかけて〜

痛みが広範囲に拡がってきている様ですが、その場合も、原因は1歯の場合もあります。
(もちろん複数歯の場合もありますが・・)

ですので最初に症状が出だしたと思われて、一番怪しい歯から処置していくことになるのですが、場合によっては1歯だけの治療で済むかも知れません。

つまり、今

「あちらこちらがとんでもない状態になっているのではないか?」

という不安も強いと思うのですが、案外問題はシンプルな可能性も低くはないと思います。



>拍動性の疼痛があります。

ただし、持続性だったり拍動性の痛みとなると最低でも神経を抜く治療がおそらく必要になります。
神経を抜く治療はいわば外科処置ですので、順調に処置が進んでいたとしても治療期間中に強い痛みが出てしまうことはあります。

もしもこの辺りの治療内容に不安感が非常に高い場合は、大学病院なり根管治療に力を入れている医院なりを紹介して頂くと言うのもひとつの方法かも知れませんね。

上顎の7番の根管(神経)は複雑な形をしていることも多いので、人によっては難しい治療になることもあります。



>以前の右上のブリッジの時は5番の歯は、手前側はほとんど削らずにしていただいてました。
>今まで、ブリッジをしていて問題なかった状態で、なおかつかなり削っているようです。

ブリッジの支えになる歯を、一部削らずに残す作り方をインレーブリッジなどと呼ぶのですが、一般的には「あまり良くない方法」と考えられています。

原則的には一部を残したりせずに全体を削る必要があります。
今までブリッジやクラウンが入っていて問題がなかったと感じる歯でも、前の先生が「削り足りない」場合も多々ありますので、通常「少なからず」は削ることになると思いますよ。

そうは言っても削りすぎなのでは??みたいなところは、こちらでは確認が出来ませんね・・。



で、歯を削れば、例えむし歯治療でも歯髄炎は必ず起きます。
ほとんどの場合は「無症状〜しばらく少し沁みる」程度で済むはずなのですが、不幸にして神経も抜かなくてはいけなくなることは誰しもないとは言えませんね。



文面からは、適切に処置が行われているものの、不幸にしてどこかの歯に強い歯髄炎が起きてしまい、治療中に強い症状が偶然出てしまっている、様にも考えることは出来ます。

それ以上の判断となると、これだけの情報では無理ですね。

まずは主治医の先生とよく相談されて下さい。

早く痛みから解放されるといいですね、お大事にどうぞ。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-07-06 17:47:23
渡辺先生の解説は、いつもとってもわかりやすいので 私としてもまったくその通りと思います。

痛みのレベルもかなりつらいようですので、次の診察まで期間があるようでしたら、電話での連絡だけでも入れられたほうがよいかも知れません。

お大事になさってください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: miyuki0903さん
返信日時:2011-07-07 11:45:41
渡辺先生
水澤先生

ご丁寧なご返信ありがとうございます。

ブリッジの原則的な治療方法を伺うことができ、また、シンプルな問題かもしれないというお言葉等をいただき、不安が少し軽減されました。

持続する痛みで眠れずにいた状況もあり、少し不安定な気持であったかと思います。

お二人の先生のご親切なコメントを読み、治療等に関する不安も少し軽減されました。

今朝、嘘のように痛みがなくなっていたのですが、右頬部全体が腫れ、腫瘤を触れるようになりました。

担当の先生へご連絡してみようと思います。



タイトル ブリッジ支台歯の形成後、耳や首、頬など広範囲に及ぶ疼痛でつらい
質問者 miyuki0903さん
地域 非公開
年齢 43歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯科治療後の歯の痛み
ブリッジに関するトラブル
回答者




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