クラウン交換後の激痛。歯髄の感染は歯科医のせいでは? (アメリカ)

相談者: Mimikittyさん (40歳:女性)
投稿日時:2011-07-08 08:06:38
左6番についてです。



18年ほど前、詰め物が取れた際、虫歯が悪化しているということで金のクラウンを被せました(日本でです)。

当時の歯科医の方針により、神経は残し、麻酔もかけずに歯が削られました。

1年ほど痛みともいえないような違和感があったように思いますが、それ以外は特に問題はありませんでした。



7ヶ月ほど前、アメリカでの歯科検診の際、このクラウンに小さな穴ができていると言われました。

その1ヶ月半後、その歯科の勧めでクラウンをセラミックに変えました。

3D写真によるクラウン作成で、1時間強で入れ換えが済みましたが、麻酔のため噛み合わせがよく分からないまま帰されました。


麻酔が切れた後からずっと痛みがありましたが、我慢していました。

しかし、2週間後、すさまじい激痛に耐えかねて歯科医を訪れたところ、クラウンを沢山削り、偽物のような形と小ささになってしまいました。


その後も違和感や痛みは消えず、左側ではきちんと噛めずで困っていたところ、1ヶ月ほど前からクラウンの下だけ歯茎が腫れていることに気付きました。

そのため同じ歯科医を訪れたところ、

「クラウンには問題ない。
クラウンを入れる前から感染していて膿があったんじゃないか?」

とさえ言っていました。


私としては、クラウンの取り換え時に感染したとしか考えられないのですが・・・。


昔は虫歯が多かったのですが、痛い治療から学んだため、ここ10年以上は虫歯とは無縁です。

歯科検診の際は、歯磨きがうまいとか、きちんと手入れしてるとか、よく褒められます。



結局、時間がないからと改めて1ヶ月以上先に膿を取るための予約をしました。

歯科助手に聞いたところ、膿を取る時に神経は残すと言っていたので安心していました。


今日、やっと予約の日になり、膿を取る治療をされました。
こんなやり方で神経が残せるのか?と思いながらも、まな板のコイ状態でいました。

そして、最後、歯科医に続いてさっさといなくなりそうな助手をつかまえて、治療の内容を聞いたところ、歯髄を取った、とのこと。

「神経は残すって言いいませんでしたか?」

と言ったものの、後の祭りです。
助手は、私なんか3本神経のない歯があるとか、これでもう一切痛みも感じなくなるとか、苦し紛れの言い訳をしていました。



本当は、膿を取る治療の前に、セカンドオピニオンをと思っていましたが、田舎町で、セカンドオピニオンも間に合いませんでした(他の歯科でも予約は1ヶ月以上先)。



【質問1】
クラウン取り換え後の激痛は、噛み合わせから来たものでしょうか。
そうでなければ他に原因はあるのでしょうか。



【質問2】
クラウン取り換えの際、この歯医者歯根に感染させたとは考えられるでしょうか。



穴くらい気にしないで、あのまま金クラウンを残しておけば良かったと何度思ったか分かりません。
今日、歯髄まで不本意に取り去られて、さらに後悔の念にかられています。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-07-08 08:15:45
1. かみ合わせだけでなく、歯髄炎根尖歯周組織炎、でもおこります。
歯周病ではそこまでの激痛は少ないと思います。




2. それはわかりません。18年前の治療時の

>1年ほど痛みともいえないような違和感があったように思います
が気にはなります。

この際にどれぐらい歯髄にダメージがあったかはわかりません。

もう根管治療が始まっていますのでそちらがうまくいけば良いと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Mimikittyさん
返信日時:2011-07-12 11:39:20
柴田先生


早速のご回答ありがとうございました。

抜髄根管治療についてや、こちらの患者を弁護する機関等を調べているうちにお礼が遅くなって申し訳ございませんでした。


クラウン取り換え2週間後のすさまじい痛みとそれに対する彼の対応の仕方から、担当歯科医に対する不信感を既に持ち始めていました。


歯茎の腫れが出て見せに行った時、歯科医は歯の様子を見て、次回の治療の内容を簡単に説明しただけでさっさといなくなってしまいました。

そこで、

「治療で神経は殺さないんですよね」

助手に聞いところ、はっきり

「NO」

と言っていました。
私は

「神経は殺したくないんです」

と念を押しました。


しかしながら、助手は歯科医にきちんと私の意思を伝えなかったのでしょう。



再度この歯科医を訪れた際、先の私の言葉に対する考慮はなく、ただ

「なんとかするから」

を繰り返して、root canal therapyを実行してしまった歯医者が私としては許せません。

神経が取られて、歯が弱くなってしまったということが、趣味で激しい運動をする私には耐えられないのです。


ところで、歯科医は治療中、助手とインターンと無駄話までしていましたっけ。


治療後、またさっさといなくなった歯科医の代わりに、助手に治療内容の説明をしてもらいました。

「でも、神経は殺してないんですよね」

と言ったら、助手がはっという顔をしました。そして、あたふたして苦し紛れの言い訳をしたのも、前に言った私の言葉を思い出したからでしょう。


予約まで間が開いたうちに、処方された抗生剤のせいか歯茎の腫れもひいてきていましたし、痛みもなかったので、どうしてもroot canalで抜髄しなければいけなかったのか、疑問が深まるばかりです。




追加の質問で申し訳ありませんが、

歯髄感染しても自然に治癒するということは絶対にないのでしょうか?


一応、1ヶ月前に(クラウンの外見と、歯茎を含めた歯についての)セカンドオピニオンのために連絡した別の歯医者の予約が4日後にありますので、そこでも疑問を投げかけてみます。


尚、金のクラウン装着後1年くらい、痛みというほどではない違和感があったことについてですが、恐らく時々のことで、継続して違和感があったというような記憶はありません。

歯医者に相談したところ、クラウンを外してみないと分からない、という話だったので、そこまでしたくないと思って放っておいたら違和感も間もなく消えてしまいました。


現在の担当歯科医、Mr. Butterflyと私の心の中で呼んでいます。患者から患者へと、自らの気の向くままに移動するイメージです。自分のしたいことだけして、言いたいことだけ言って、さよならも患者からの質問の余地もなく、すぐ飛んで行ってしまいます。


患者の話をきちんと聞かない、聞こうとしていないのが問題で、こういう結果になってしまうのだろうと思っています。


特殊な保険のせいか、私の問題を相談できる機関がなかなか見つかりません。
でも、頑張って根気良く探します。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-07-13 09:03:38
>★歯髄感染しても自然に治癒するということは絶対にないのでしょうか?

そうですね。

感染があった場合には基本的に「自然治癒」は無いと思います。

しかし、「感染の無い(または比較的少ない)状態で、1〜2mm程度の歯髄への傷」の場合、適切な処置をしておけば自然回復(修復象牙質の生成)はすると思います。


修復象牙質

直接覆罩



他サイトの動画ですが…
Vo.2 櫻井Dr治療動画
http://microdentist.net/vs/closeup/sakurai.html



参考にされてください。


いずれにしても



>別の歯医者の予約が4日後にありますので、そこでも疑問を投げかけてみます。

しっかり説明を受けられてください。



>Mr. Butterflyと私の心の中で呼んでいます。

もっと忙しく飛び回る日本の保険医さんは「Worker bee」でしょうか。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Mimikittyさん
返信日時:2011-07-16 00:08:41
タイヨウ先生


ご丁寧なご回答ありがとうございました。


たった今、職場の人から勧められた別の歯科から帰って来たところです。

名前を呼ばれて診察室に行くと、容姿端麗な女性の助手さんに非常に気遣われ、これまた容姿端麗な女性の先生から納得のいく丁寧な説明をしてもらい、満足して帰ってきました。


感染によるダメージの度合いから見て、root canalによって神経を取り除いた元の歯科医の処置は正しい判断とのことでした。

元の歯科医が使用しているクラウンの素材の強度も決して悪くないそうなので、歯がもろくなったことに関してはカバーできるそうです。

クラウン取り換え2週間後の激痛は、以前から感染していた箇所が、クラウン取り換えによって刺激されたことによるものと考えられるとのお話でした。


やはり、元の歯科ではButterfly氏が最初からきちんと説明せず、さらに助手が患者の意見をただ聞き流していたから、こういうことになったという結論に達しました。

治療中や治療前後に内輪の無駄話なんかしていないで、多忙な日本の歯科医さん達と、今日行った歯科の皆さんを見習ってほしいものです。



最後になりますが、改めまして、柴田先生、タイヨウ先生、ご回答本当にありがとうございました。



タイトル クラウン交換後の激痛。歯髄の感染は歯科医のせいでは? (アメリカ)
質問者 Mimikittyさん
地域 非公開
年齢 40歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
根管治療その他
歯医者への不満・グチ
アメリカ(米国)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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