12歳、床矯正と部分ワイヤーのみで出っ歯を治せますか?

相談者: はーちゃんさん (12歳:女性)
投稿日時:2011-07-07 11:09:53
今年12歳の娘が、出っ歯噛みあわせがが、悪くて、前歯が使えない状態だったので、歯列矯正をすることになりました。

乳歯があと2本、上の歯の5番目左右が残っています。

できれば、歯を抜かずに矯正したいのですが、上の歯の前歯、1番と2番の重なりが、左右で、8ミリあります。

とりあえず、乳歯がまだ残っているので、ワイヤーをつけるには、乳歯が抜けるまで待つので、ワイヤー矯正の期間を早めるために、床矯正で顎を広げる事になりました。

この場合、このまま床矯正と部分ワイヤーのみで、出っ歯を治す事は可能でしょうか?

ワイヤーをすると、虫歯になりそうで、心配なんですが。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-07-07 11:27:13
はーちゃんさま、こんにちわ。

お子様が出っ歯のため、矯正を考えていらっしゃるようですね。

どの程度の出っ歯か文面からでは判りませんが、個人的にはおそらく、ワイヤーを使って抜歯矯正をしなければ治らないような気が致します。

非抜歯にこだわると、歯は並んだが口を閉じることが出来ないような治り方??になる危険性があります、そのようなことに陥らないために十分な検討が必要だと思います。

参考になさってください。

抜歯非抜歯について http://www.nichikyosen.com/extnonext.html

回答 回答2
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-07-07 15:51:40
>12歳 (女子)

本当の意味での床矯正が威力を発揮する時期としては、少し遅かったかもしれませんね。

上手に使用されれば無意味とはならないとは思いますが、現段階としては、山田先生が回答されたように、あまり非抜歯には拘られないほうが宜しいかと思います。

回答 回答3
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2011-07-08 08:09:05
確かに上顎前突の場合には、上顎歯列が狭窄していることが多いと思います。

しかし12歳ということですから、もう永久歯列全体のことを考えて治療すべきだと思います。
最終的に非抜歯で治療できるのか、ほとんど抜歯矯正になりそうかの予測は可能だと思います。

なぜとりあえず拡大するのか、それも床装置を使うのか。

とりあえず試しにやってみようというのは、賛成できません。


長期的な治療計画の基に、治療を進めていくことが望ましいと思います。

その計画に従って第一期治療として床装置を使うことはありえますが、むしろ顎外固定装置や機能的顎矯正装置のほうが望ましいかもしれません。
オーソドックスには第2期治療でブラケットを装着します。

通常の出っ歯なら通常の矯正治療で十分改善できます。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-07-08 11:20:31
上顎の1番と2番が重なっていて、どちらも下の前歯よりも前に出ているのでしょうか?

もし、そうであれば、大臼歯関係がズレている可能性が高いです。
予想ですが・・・

大臼歯関係がズレている場合、場合によっては上顎大臼歯を後方に移動させる床矯正ならありだと思いますが、ただ、単純に側方拡大するだけの床矯正は無意味と思います。

ただただ、予想だけでコメントさせていただきました。
予想通りなら参考になさって下さい。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2011-07-08 11:30:53
抜歯矯正治療、聞こえは大変良く感じられますが、歯の大きさと顎の骨の大きさのアンバランスがある程度以上存在する場合、拡大床装置で歯列を拡大して解消出来るレベルを超えている状況で、非抜歯にこだわるのは無意味に治療期間を長期化させてしまうリスクがあります。

担当の先生に、今の治療が本当に将来的に良い治療結果に繋がるのか、或いは将来的な抜歯治療を見据えて、現段階では永久歯への交換を経過観察する方がよい状況なのかを、あまり非抜歯治療にこだわらずに相談されると良いと思います。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2011-07-08 14:14:44
宇治田先生に極めて同意!

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2011-07-12 16:35:55
文章拝見しました。

矯正とのことですが、残念ながら、適応の時期をはずしていると思います。

ただし、上顎の拡大は20歳までは真ん中にある骨の縫合部は広げられられますが、本来の目的と合致していません。

もし、拡大するなら、固定式の拡大装置を使用すべきだと思います。
抜歯、非抜歯なら、非抜歯で矯正したほうが、咬合は安定しますが、願貌考慮にいれながら考える必要と、今はTAD(ねじのようなピン、一般にはインプラントアンカーと呼ばれています)を使用して、歯列全体をバックさせることもできるようになっています。

しかし、これは大人の場合なので、宇治田先生の意見に沿った形が理想だと思われます。

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2011-07-13 09:53:19
どの装置をつかうのかよりも、治療目標が大事です。

矯正歯科治療には、数え切れないほどたくさんの種類の装置があります。すべてを満たす装置がないので、過去の矯正歯科医がいろいろな装置を考案してきたのだと思います。

矯正の装置は目的を達するための単なる道具なので、なにをつかうかにこだわらず、治療目標を大事にしてください。


歯を抜いた方がよい結果になることもありますし、抜かない方がよい場合もあります。歯の大きさ、顎の骨の大きさ、位置のバランスで変わります。

ざんねんながら、そのすべてを理想どおりにコントロールすることはできません。もしそれができるとしたら、みんな同じ顔になってしまいます。

持って生まれた個性を尊重した歯並び咬み合わせにするなら、歯を抜いた方がよい場合もあります。
もちろん、その逆もあります。




タイトル 12歳、床矯正と部分ワイヤーのみで出っ歯を治せますか?
質問者 はーちゃんさん
地域 非公開
年齢 12歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
小児矯正(子供の矯正)
子供の歯並び
子供の歯列矯正
上顎前突(出っ歯)
回答者




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