若年性歯周病、どんな専門性の歯科医を探したらいいか?
相談者:
Yママさん (30歳:女性)
投稿日時:2011-07-17 17:18:40
お忙しいところ、ありがとうございます。
内容は以下の通りです。
−−−−−
始めは、歯周病専門医(開業医)のもとで、若年性歯周病を診断され、悪い状態順に、右上1番⇒左下1番⇒左上6番⇒左下6番・右上下6番です。
そこでは、左下1番のポケットを減少させる外科手術が済、現在右上1番は骨が溶けインプラントが出来ないので、ブリッジに決定。
『抜歯』『歯槽堤増大術』『結合組織移植』を済ませ、ブリッジのためのに土台を削り、仮歯を作り歯茎の状態を落ち着かせている最中でした。
そして、左右上下6番はこれからポケットの減少をさせる外科手術をしましょうというところでした。
しかし、手術による歯茎の回復があまり見られなかったことと、金額定時の曖昧さや説明不足に不信感がつのってしまい、セカンドオピニオンを他の医院ですることにしました。
2番目の歯科(クリニックに先生が何人もいるタイプ)は審美歯科とインプラントに力を入れている医院です。
レントゲンを見ての診断で、今後の流れの説明を受けました。
●まず、土台の歯の神経を抜く(歯がしみる事とこれから麻酔を何回もしなければならないのでとの事、その際ファイバーコストコアを入れる)
●土台の歯(左上1番と右上2番)と左上6番の歯は斜めに生えており、噛む度に歯茎の中で動き隣のはに悪い影響を与えるとの事で、1年掛けてまっすぐに矯正。
すると、自然に歯茎が下がり、骨も回復するとの事。
●次に前歯は骨が回復するので、インプラントかブリッジを入れる。
●次に左上6番は抜歯しないといけないくらい歯周病が進んでるので、抜歯後インプラントにする。
●左右下6番は歯周病でなく、上の歯に銀歯があることによる噛み合わせの問題なので、詰め物を変える。
●他の歯は右上6番には触れず。
という内容です。
そので、私の疑問・不安は以下の通りです。
●はじめの医師はレントゲンを取ったり、歯周病の検査をしたりと細かく検査した後の診断にもかかわらず、レントゲンしか見ていない2番目の医師のほうが、細かい治療を提示してきました。
これは、医師の知識の差なのでしょうか?
それとも、2番目の医師がやらなくてもいいような治療を提示してきているのでしょうか?
●もし、2番目の医師の診断通り「矯正」「歯周病」「ブリッジ」「インプラント」をするとなると、どれに専門性のある医師を選ぶのが良いのでしょうか?
自分が優先したい順にするべきとは思うのですが、「インプラントは外科手術だから、インプラント専門医を優先したほうが良い」や「若年性の歯周病は特別だから歯周病専門医がいい」とか何か素人には分からない所でアドバイスがあればありがたいです。
●例えば、インプラントは専門医のいるAの医院で、歯周病は専門医のいるBの医院で、ブリッジはきれいに出来るCの医院でと専門性に合わせて医院を選ぶほうが良いでしょうか?
ちなみに、2番目の医院はインプラントに力を入れているようですが、歯周病の研究を大学院でされている先生が担当になり、見た目はお若くプロフィールを見る限りでは、1年診療所の研修後、昨年秋ごろより勤務をされている方なので、インプラントの手術は少し不安に感じております。
もう1軒、病院に行こうと思っています。
長くなりましたが、アドバイスお願いいたします。
内容は以下の通りです。
−−−−−
始めは、歯周病専門医(開業医)のもとで、若年性歯周病を診断され、悪い状態順に、右上1番⇒左下1番⇒左上6番⇒左下6番・右上下6番です。
そこでは、左下1番のポケットを減少させる外科手術が済、現在右上1番は骨が溶けインプラントが出来ないので、ブリッジに決定。
『抜歯』『歯槽堤増大術』『結合組織移植』を済ませ、ブリッジのためのに土台を削り、仮歯を作り歯茎の状態を落ち着かせている最中でした。
そして、左右上下6番はこれからポケットの減少をさせる外科手術をしましょうというところでした。
しかし、手術による歯茎の回復があまり見られなかったことと、金額定時の曖昧さや説明不足に不信感がつのってしまい、セカンドオピニオンを他の医院ですることにしました。
2番目の歯科(クリニックに先生が何人もいるタイプ)は審美歯科とインプラントに力を入れている医院です。
レントゲンを見ての診断で、今後の流れの説明を受けました。
●まず、土台の歯の神経を抜く(歯がしみる事とこれから麻酔を何回もしなければならないのでとの事、その際ファイバーコストコアを入れる)
●土台の歯(左上1番と右上2番)と左上6番の歯は斜めに生えており、噛む度に歯茎の中で動き隣のはに悪い影響を与えるとの事で、1年掛けてまっすぐに矯正。
すると、自然に歯茎が下がり、骨も回復するとの事。
●次に前歯は骨が回復するので、インプラントかブリッジを入れる。
●次に左上6番は抜歯しないといけないくらい歯周病が進んでるので、抜歯後インプラントにする。
●左右下6番は歯周病でなく、上の歯に銀歯があることによる噛み合わせの問題なので、詰め物を変える。
●他の歯は右上6番には触れず。
という内容です。
そので、私の疑問・不安は以下の通りです。
●はじめの医師はレントゲンを取ったり、歯周病の検査をしたりと細かく検査した後の診断にもかかわらず、レントゲンしか見ていない2番目の医師のほうが、細かい治療を提示してきました。
これは、医師の知識の差なのでしょうか?
それとも、2番目の医師がやらなくてもいいような治療を提示してきているのでしょうか?
●もし、2番目の医師の診断通り「矯正」「歯周病」「ブリッジ」「インプラント」をするとなると、どれに専門性のある医師を選ぶのが良いのでしょうか?
自分が優先したい順にするべきとは思うのですが、「インプラントは外科手術だから、インプラント専門医を優先したほうが良い」や「若年性の歯周病は特別だから歯周病専門医がいい」とか何か素人には分からない所でアドバイスがあればありがたいです。
●例えば、インプラントは専門医のいるAの医院で、歯周病は専門医のいるBの医院で、ブリッジはきれいに出来るCの医院でと専門性に合わせて医院を選ぶほうが良いでしょうか?
ちなみに、2番目の医院はインプラントに力を入れているようですが、歯周病の研究を大学院でされている先生が担当になり、見た目はお若くプロフィールを見る限りでは、1年診療所の研修後、昨年秋ごろより勤務をされている方なので、インプラントの手術は少し不安に感じております。
もう1軒、病院に行こうと思っています。
長くなりましたが、アドバイスお願いいたします。
回答1
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2011-07-17 18:30:36
まずは歯周病の治療が最優先だと思います。
歯周病を改善せずに治療を行うことは、火事で火が燃えているところに家を建てるようなものですので、まずは消火活動=歯周病を改善させることが先決でしょう。
インプラントに関しても大きな目で見れば歯周病学がベースとなりますので、特に歯周病に力を入れていそうな医院を見つけて、担当の先生と相談しながら必要に応じて他院を紹介してもらうのがいいのではないかと思います。
歯周病を改善せずに治療を行うことは、火事で火が燃えているところに家を建てるようなものですので、まずは消火活動=歯周病を改善させることが先決でしょう。
インプラントに関しても大きな目で見れば歯周病学がベースとなりますので、特に歯周病に力を入れていそうな医院を見つけて、担当の先生と相談しながら必要に応じて他院を紹介してもらうのがいいのではないかと思います。
回答2
天神デンタルクリニック(福岡市中央区)の児玉です。
回答日時:2011-07-17 20:30:03
文面からは信頼感の構築が不足している様に感じられます。
技術的にすばらしい治療を受けようと、信頼していない先生の治療では、その効果は減少します。
不満が残ります。
まずは専門性にこだわらず、自分がこの先生なら任せられるという先生を探すことから始めてはいかがですか。
信頼できる先生なら自分で出来ない治療に関しては、あなたが満足する専門の先生を紹介してくれると思います。
信頼のない治療は医療ではありません。
参考になれば幸いです。
技術的にすばらしい治療を受けようと、信頼していない先生の治療では、その効果は減少します。
不満が残ります。
まずは専門性にこだわらず、自分がこの先生なら任せられるという先生を探すことから始めてはいかがですか。
信頼できる先生なら自分で出来ない治療に関しては、あなたが満足する専門の先生を紹介してくれると思います。
信頼のない治療は医療ではありません。
参考になれば幸いです。
回答3
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2011-07-17 21:39:57
歯周病は結果として骨がなくなる病気です。
歯周病で抜歯する部位は骨が無くなるので、当然インプラントには不利になります。
ですから骨を作る手術をしないとなかなかインプラントを殖立できない可能性があります。
当然治療費に上乗せがあると思います。
田尾先生が書かれた様に、まず歯周病治療をいかに真面目にしてくれるか大事だと思います。
だって家も基礎が大事でしょ!
いくら上モンが綺麗でも基礎がダメなら長持ちしないでしょ。
日本の保険制度はその基礎部分があまりにも安すぎると思います。
歯周病で抜歯する部位は骨が無くなるので、当然インプラントには不利になります。
ですから骨を作る手術をしないとなかなかインプラントを殖立できない可能性があります。
当然治療費に上乗せがあると思います。
田尾先生が書かれた様に、まず歯周病治療をいかに真面目にしてくれるか大事だと思います。
だって家も基礎が大事でしょ!
いくら上モンが綺麗でも基礎がダメなら長持ちしないでしょ。
日本の保険制度はその基礎部分があまりにも安すぎると思います。
相談者からの返信
相談者:
Yママさん
返信日時:2011-07-19 08:37:02
回答4
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2011-07-21 10:35:02
解決済みのようですが、気になったので書かせていただきます。
歯周病治療は生涯続くものと理解下さい。
現時点では急性期の治療であり、これが治療で治り収束して後は慢性期の治療メインテナンスが続くものと心得て欲しい、と言うことです。
そもそも、歯周病の原因菌は口腔内に元々いる菌であり、日常生活上の歯ブラシの方法、食生活習慣等でかなり影響を受けるものです。
急性期を治しても、その根本的問題が解決しないと又再発して来たりするのです。
ですから、慢性期、症状が出ていない良い状態を維持している時でもその事を決して忘れずに、定期的にクリーニング、メインテナンスの治療を継続していただく事が最重要です。
ブリッジにしろインプラントにしろ歯周病があると長期的予後は不良になるので、キチンとコントロールする事がとても重要です。
若年性と診断を受けているようですので、尚更一所懸命に取り組まれることをお勧めします。
現在の歯周病治療は、チャンとした事をチャンとすれば、若年性でもかなり救える、歯が維持できることが分っています。
取り組み方次第なのです。
頑張って下さい!
お大事に。
歯周病治療は生涯続くものと理解下さい。
現時点では急性期の治療であり、これが治療で治り収束して後は慢性期の治療メインテナンスが続くものと心得て欲しい、と言うことです。
そもそも、歯周病の原因菌は口腔内に元々いる菌であり、日常生活上の歯ブラシの方法、食生活習慣等でかなり影響を受けるものです。
急性期を治しても、その根本的問題が解決しないと又再発して来たりするのです。
ですから、慢性期、症状が出ていない良い状態を維持している時でもその事を決して忘れずに、定期的にクリーニング、メインテナンスの治療を継続していただく事が最重要です。
ブリッジにしろインプラントにしろ歯周病があると長期的予後は不良になるので、キチンとコントロールする事がとても重要です。
若年性と診断を受けているようですので、尚更一所懸命に取り組まれることをお勧めします。
現在の歯周病治療は、チャンとした事をチャンとすれば、若年性でもかなり救える、歯が維持できることが分っています。
取り組み方次第なのです。
頑張って下さい!
お大事に。
タイトル | 若年性歯周病、どんな専門性の歯科医を探したらいいか? |
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質問者 | Yママさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 30歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
インプラント治療法 ブリッジ治療法 歯周病(歯槽膿漏)治療 歯医者さんの探し方・見つけ方 侵襲性歯周炎(若年性の歯周病) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。