左上7番破折にて抜歯、開咬があるため矯正をすすめられた

相談者: いおんさん (38歳:女性)
投稿日時:2011-07-18 22:26:33
はじめまして。初めて質問させていただきます。


今まで何件かの歯科医院で、奥歯に負担のかかる咬み合わせと言われましたが、特にそれに対する治療などは提示されたことはありません。

ここ10年くらい、左上7番の治療と経過観察、定期健診などで歯科へ通っています。
(引越の関係で何件か歯科医院変わりました)

左上7番は17年程前に抜髄治療したのですが、何度か再治療し、最後は3年前に再治療し、次は抜歯するしかないと、定期的にみてもらってました。



この度、引越しをし、新たな歯科医院で健診を受けたところ、左上7番の破折が分かり、抜歯することになりました。

前回通っていた歯科医院では、抜歯後の具体的な治療方法までは相談しなかったのですが、咬み合わせの関係から、抜歯後は放置でなく、何らかの治療をした方がいいと言われていました。
そのため、インプラントがいいかなぁと個人的に思ってました。


今回、破折と診断を受け、抜歯後の治療方法を聞いたところ、矯正して奥歯の負担を軽減するのが一番いい方法だと。
このままの咬合ではインプラントはすぐにダメになるので、オススメめしないとのこと。


治療方法は
@放置
A矯正(その後インプラントを考えるのもよい)
2つを提示されました。

放置だと残った奥歯にも負担かかりそうだし、できれば矯正したいとは思いますが、やっぱり金銭的理由で躊躇しています。


開咬と言われたことがありますが、まっすぐ咬んだ時、正面からみて上下の隙間はみえない。
4番から奥が咬んでいる。

この2点から、開咬と紹介されている写真などと比較してみると、比較的軽い方なのではないかと思っています。


その他の情報としては…
歯列不正なし。
欠損歯なし。
歯周病なし。
親知らずはもともと4本ともなかった。
側方運動では4番以降が接触。
前方運動では前歯は当たらない。
オバージェットで7mm程度。
4番以降咬んでいるが、小臼歯は当たりが弱いと言われた。
食いしばりあり。
ぼーっとしていると口が開いたままになる。
右上7番も神経の治療をしている。(その他失活歯はない)
上前歯と舌を使って麺類などは噛み切っている。



乱文、長文で申し訳けありません。
今まで矯正など考えたこともなく、開咬の矯正は比較的難しいと書いてあるので…

最終判断は自分でとは思っていますが、一般的にみて私のような場合矯正した方がいいのか、アドバイス頂けたらと思っています。

よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2011-07-19 08:30:33
文面から推察すると、水平的開咬を伴った上顎前突だと思われます。

8番がなく、左上7番を抜歯、右上7番も失活歯ということですから、右上7番抜歯、上顎歯列全体を後ろへ移動させての矯正が考えられます。

発音、咀嚼、口唇閉鎖機能改善が期待できます。


ぜひこの機会に矯正治療をお考えください。

お近くの矯正歯科にてご相談ください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-07-19 12:23:59
伊藤先生に同意です

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-07-19 12:44:43
こんにちは。

先生方のご意見に私も同意です。
具体的治療計画としては、診査結果によっては上顎4,4抜歯なども考えられるかも知れませんね。

また、放置という選択肢も必ずしも悪くはないと思います。



開咬と言われたことがありますが、まっすぐ咬んだ時、正面からみて上下の隙間はみえない。
>4番から奥が咬んでいる。この2点から、開咬と紹介されている写真などと比較してみると、比較的軽い方なのではないかと思っています。

についてですが、結局どの様に顎を動かしても前歯が当たらない以上、見た目とは関係なしに開咬は開咬ですから、あまり軽くは考えない方が良い様に思いますよ。



仮にこのまま上7番にインプラントを単独植立した場合、それでももしかすると大丈夫かも知れませんが、上顎の奥というのは元々骨の密度が非常に低いため、開咬でなかったとしても躊躇される先生は少なくありません。

インプラントの失敗は後が大変ですので、慎重に考えた方が良さそうです。

ですので、色々な方法が考えられる中で、お勧め出来る選択肢としてはやはり放置か矯正になるかと私も思います。



矯正する場合は大掛かりな処置になりますので、担当される先生と十分相談して、よく検討されて下さい。

お大事にどうぞ。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-07-19 14:15:38
開咬の写真として紹介されているものは、わかりやすい典型的なものなので、それを基準に考えないほうがよいです。

渡辺先生が言うように、あたっていない歯は仕事をしていない歯なので、離れているのが0.1mmでも3mmでも、他の歯への影響にはあまり関係がありません。


10年以上前から奥歯が負担に耐えられず、悲鳴をあげているようなので、矯正するのがよいかなと、ぼくは思います。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2011-07-19 14:37:35
>10年以上前から奥歯が負担に耐えられず、悲鳴をあげているようなので、矯正するのがよいかなと、ぼくは思います。

に同意です。


放置もアリだとは思いますが、7番が無くなると6番に負担がかかりそうです。

放置するにしてもナイトガードは使った方が良いような気がします。



ご参考まで・・・

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: いおんさん
返信日時:2011-07-20 19:40:06
伊藤先生、大原先生、渡辺先生、戸苅先生、杉原先生、お忙しい中、お返事ありがとうございました。


開咬は開咬なんですねえ。
現在あまり不都合を感じていなかったので「矯正まで必要かな?」という思いもあったのですが・・

左上7番を1本失うことがとても残念で。
他の歯を守るためにも前向きに矯正を考えてみようと思いました。



また何かありましたらご相談させてください。
よろしくお願いします。



タイトル 左上7番破折にて抜歯、開咬があるため矯正をすすめられた
質問者 いおんさん
地域 非公開
年齢 38歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯のひび割れ、破折で抜く予定
抜歯:7番(第二大臼歯)
歯列矯正の治療法
開咬・オープンバイト(前歯が噛まない)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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