[写真あり] 歯周病。現在研究中の再生医療で治療を受けられないか

相談者: shiyukiさん (25歳:男性)
投稿日時:2011-07-15 13:06:15
失礼します。

現在名古屋大学の口腔外科で行われている、骨髄液を利用した周辺組織の再生医療についてご質問です。


私は歯並びの悪さから以前矯正しておりました。
そしてちょうど一年前に装置が外れ、下は針金による保定、上はリテーナーにより保定している状態です。

ところが前の上下2番の噛み合わせが悪く当たるようになり、それと同時に下2番と3番の間にブラックトライアングルが出来ました。


矯正の先生に診ていただいても、「針金で結合しているので大丈夫」とのことだったので気にしていなかったのですが、最近になりブラックトライアングルが非常に大きくなり、歯もぐらつくようになったのでこれはおかしいと思いレントゲンを撮ってもらいました(写真を添付します)

すると下2番と3番の間の歯槽骨がかなり吸収されており、おまけに歯根吸収も起きているとの診断も受け、上のリテーナーを外し下の歯と当たらなくなるまで自由にさせ、下の歯は永久的に保定装置を装着することを勧められました。


しかし、このままだと近いうちに抜けてしまうような気がしたので吸収された歯槽骨を何とか取り戻すことは出来ないかと調べたところ、歯周病治療の一環としてエムドゲインGTRなどの再生医療があることを知りました。


ところが、こちらのサイトで先生方の過去の回答を拝見させて頂いたところ、エムドゲインやGTRなどの治療効果を疑問視される先生方もたくさんいらっしゃるということなのでさらに調べたところ、名古屋大学の方で骨髄液を利用した再生医療を行っていることを知りました。


そこで3点御質問があります。

@この骨髄を利用した再生医療の効果や適応範囲
A大阪に住んでいながら名古屋大学への紹介を得るにはどうすればよいか
Bあるいは他に歯を保存する治療法は無いか

この3点を御教授頂けたらと思います。


この年で入れ歯になると考えると絶望してしまうので、それならいっそ最先端の再生医療に全てを賭けようと思いました。

よろしくお願いいたします。

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回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-07-15 13:35:59
上田先生のやっておられる再生療法はまだ実験段階だと思います。

実際の臨床に応用されるまではまだまだ時間がかかると思います。


shiyukiさんの場合は通法どおりの歯周病治療を受けられるのがいいと思いますよ。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-07-15 13:51:01
shiyuki さん、こんにちは。



>このままだと近いうちに抜けてしまうような気がしたので吸収された歯槽骨を何とか取り戻すことは出来ないかと調べたところ、


実際診察していないので予測でのお答えになりますが、再生療法よりもまずは、プラークコントロールを”確実”に行い、歯周病の治療を受け、歯茎炎症を治すことが先だと思います。

これができないと、再生療法は成功しません。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-07-15 13:57:50
こんにちは。

私も概ね同じ意見です。

将来的に再生療法をお受けになるというつもりがあったとしても、まずは今の骨吸収を止める治療が先決だと考えます。

例えば今回のようなケースでなく、ごく一般的な歯周治療としての骨再生であっても、まずは基本的な治療が完了し骨吸収の進展が抑えられていなければなりません。

回答 回答4
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-07-15 14:16:10
前歯噛み合わせの深い(噛みあわせると下の前歯が見えなくなる?)ケースを矯正治療されたのでしょうか?

既に回答されたように、そもそもの’骨吸収の原因’が除去されていなければ、再生した後も再び吸収してくるような気がします。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: shiyukiさん
返信日時:2011-07-15 15:07:42
ご回答お礼申し上げます。
参考になります。


>細見先生

ご回答ありがとうございます。
実験の段階ですか・・
実際にこの治療を施して周辺組織がかなり増加した例があったので、期待していたのですが。
実験でもいいので将来的に治療を受けさせて貰えることは出来ないのでしょうか?
年齢や住んでいる地域によって断られることもあるようで・・。


>小牧令二先生

ご回答ありがとうございます。
矯正の先生からは歯石歯肉炎症の指摘はなかったので噛み合わせの問題かとばっかり思っていましたが、おっしゃる通り一度歯周病専門医の先生に診てもらおうと思います。


> 田中泰彦先生

ご回答ありがとうございます。
骨吸収の進行を止める治療を受けたいと思います。


>藤森隆史先生

ご回答ありがとうございます。

前歯の噛み合わせの深い(噛みあわせると下の前歯が見えなくなる?)ケースを矯正治療されたのでしょうか?

いえ、矯正は上顎前突を治そうと始めました。
矯正によって上前歯が引っ込み下の歯と当たるようになりました。
上のリテーナを外し数日経ちましたが、歯が自由になって当たりにくくなりました。
それによって、以前朝起きた時に感じた下2番の浮いたような違和感も少なくなりました。




先生方のおっしゃる通り、まずは骨吸収を抑える歯周治療を行いたいと思います。

しかし、歯根の短さや歯槽骨の吸収具合が不安でなりません。
このレントゲンの様子では私はどの程度重症なのでしょうか・・?

もし将来的に再生医療を受ける事が困難だとして、エムドゲインGTRなどで一生歯がもつだけの改善は望めるのでしょうか?


お手数ですが、よろしくお願い致します・・。



タイトル [写真あり] 歯周病。現在研究中の再生医療で治療を受けられないか
質問者 shiyukiさん
地域 非公開
年齢 25歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯周病(歯槽膿漏)治療
歯周病その他
歯周病関連
その他(写真あり)
回答者




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