先月診てもらったばかりなのに歯が欠け虫歯になっていた
相談者:
えりィさん (22歳:女性)
投稿日時:2011-07-16 00:25:41
こんばんは。
納得が出来ないためこちらで相談させていただきます。
先月中ごろ、左上の親知らず(虫歯になっていた)を抜いたため歯医者に2,3度ほど通いました。
その時、一応歯を一本ずつ見てもらい、親知らず以外には虫歯がなくて強い歯ですねと言われほっとしていました。
歯磨きは毎日欠かしませんしフロスもしているのですが、歯石がつきやすいということで歯石取りと掃除をしてもらいました。
しかし今日、のど飴を噛んだ時に「ガリっ!」と音がして、鏡を見たら左下6番の歯が欠けてしまい、その中に黒いものが見えていました…。
すぐさま同じ歯科に行ったら、
「中で虫歯になっていたようですね、削ってつめましょう」
と言われました。
どうやら外から見ても穴が分からず、中で虫歯が広がっていたようです。
神経まではいっていなかったと言われました。
以前右下の虫歯を白い詰め物で詰めてもらったことがあるので今回も同じようなものだと思ったのですが、
「保険内で出来るのは銀歯、あとは保険外のセラミックで3万5千円からです。
範囲が大きいので、保険内で白で詰めることはできません」
と言われてしまいました…。
銀歯にすることがないように歯医者に通っていたので白で詰めたいのですが、表から見てわからないとはいえ、歯医者が虫歯を見逃すということはあるのですか?
手遅れになって自分の歯を失うのを防ぐために何度も通っていたのに、見つけてもらえず、発見が遅れたせいで穴が広くなっているにも関わらず
「白くしたいなら高いお金払ってね」
というのはあまりにも納得がいきません。
悲しくて悔しくて仕方ないです。
今まで歯を大切にしてきたのに…。
そこの歯科独自のセラミックが1本36750円で、そこまで高くはないので、どうしても選ばなければいけないならそれにしようとは思うのですが、お金がないし、何より納得がいかないので踏み出せません。
他にも5万円台のもの8万円台のものもあります。
「銀歯にしたくない」とは伝えてあるのですが、どのセラミックにするかまでは決められなかったため、保留にしました。
19日にもう1度行かなければいけないので、それまでに決める必要があります。
今結構削られて仮に詰められている状態なのですが、これはセラミック用の削り方をされているのでしょうか?
この状態でやっぱりしばらく銀歯でいきます、というのは可能なのでしょうか?
あごが小さいのか歯がぎゅうぎゅうに生えていてちょっと口をあけただけでも見えてしまうので、出来たら銀にしたくありません。
自分が放置してたせいなら仕方ないんですが、歯医者に通っていたにも関わらず見つけられなくて酷くなったものに数万掛けるのは釈然としません。
明日一応ほかの歯科に行って、今の状態で本当に保険内での白い詰め物が不可能なのかどうかを聞いてみますが…。
父曰く
「医者の落ち度なんだからもっと言った方がいい、交渉しなさい」
とのことなんですが、モンスターにならないかどうかが不安です。
しかし、最後に消毒を担当した衛生士の女性に
「虫歯の早期発見のためにも定期的に来てくださいね」
と悪びれなく言われた時には
「先月来ましたけど!」
と言ってしまいました。
(あ、そうなんですか?で済んでしまいましたが…。)
歯医者が虫歯を見逃していた時はどうしたらいいのでしょうか。
私は本当に何万も払ってセラミックにしなければいけないのでしょうか…。
納得が出来ないためこちらで相談させていただきます。
先月中ごろ、左上の親知らず(虫歯になっていた)を抜いたため歯医者に2,3度ほど通いました。
その時、一応歯を一本ずつ見てもらい、親知らず以外には虫歯がなくて強い歯ですねと言われほっとしていました。
歯磨きは毎日欠かしませんしフロスもしているのですが、歯石がつきやすいということで歯石取りと掃除をしてもらいました。
しかし今日、のど飴を噛んだ時に「ガリっ!」と音がして、鏡を見たら左下6番の歯が欠けてしまい、その中に黒いものが見えていました…。
すぐさま同じ歯科に行ったら、
「中で虫歯になっていたようですね、削ってつめましょう」
と言われました。
どうやら外から見ても穴が分からず、中で虫歯が広がっていたようです。
神経まではいっていなかったと言われました。
以前右下の虫歯を白い詰め物で詰めてもらったことがあるので今回も同じようなものだと思ったのですが、
「保険内で出来るのは銀歯、あとは保険外のセラミックで3万5千円からです。
範囲が大きいので、保険内で白で詰めることはできません」
と言われてしまいました…。
銀歯にすることがないように歯医者に通っていたので白で詰めたいのですが、表から見てわからないとはいえ、歯医者が虫歯を見逃すということはあるのですか?
手遅れになって自分の歯を失うのを防ぐために何度も通っていたのに、見つけてもらえず、発見が遅れたせいで穴が広くなっているにも関わらず
「白くしたいなら高いお金払ってね」
というのはあまりにも納得がいきません。
悲しくて悔しくて仕方ないです。
今まで歯を大切にしてきたのに…。
そこの歯科独自のセラミックが1本36750円で、そこまで高くはないので、どうしても選ばなければいけないならそれにしようとは思うのですが、お金がないし、何より納得がいかないので踏み出せません。
他にも5万円台のもの8万円台のものもあります。
「銀歯にしたくない」とは伝えてあるのですが、どのセラミックにするかまでは決められなかったため、保留にしました。
19日にもう1度行かなければいけないので、それまでに決める必要があります。
今結構削られて仮に詰められている状態なのですが、これはセラミック用の削り方をされているのでしょうか?
この状態でやっぱりしばらく銀歯でいきます、というのは可能なのでしょうか?
あごが小さいのか歯がぎゅうぎゅうに生えていてちょっと口をあけただけでも見えてしまうので、出来たら銀にしたくありません。
自分が放置してたせいなら仕方ないんですが、歯医者に通っていたにも関わらず見つけられなくて酷くなったものに数万掛けるのは釈然としません。
明日一応ほかの歯科に行って、今の状態で本当に保険内での白い詰め物が不可能なのかどうかを聞いてみますが…。
父曰く
「医者の落ち度なんだからもっと言った方がいい、交渉しなさい」
とのことなんですが、モンスターにならないかどうかが不安です。
しかし、最後に消毒を担当した衛生士の女性に
「虫歯の早期発見のためにも定期的に来てくださいね」
と悪びれなく言われた時には
「先月来ましたけど!」
と言ってしまいました。
(あ、そうなんですか?で済んでしまいましたが…。)
歯医者が虫歯を見逃していた時はどうしたらいいのでしょうか。
私は本当に何万も払ってセラミックにしなければいけないのでしょうか…。
回答1
歯の花クリニック(大阪市中央区北浜)の米畑です。
回答日時:2011-07-16 07:43:11
歯のケアをがんばっていたのに、歯科医院にも通っていたのに、と納得の行かない気持ち、お察しいたします。
しかしながら、ご相談を読む限り、歯医者の落ち度を追求するのは
難しいのではないかと思います。
◆虫歯を見逃したといえるのか
口内をミラーで見ただけでは今回のような虫歯を発見するのは困難だったかと思います。
虫歯を発見しやすくする方法としては、
・PMTC(クリーニング)をしながらすべての歯を見る
・レントゲンを撮る
・透過光を使って見る
などが考えられますが、それでも発見が難しいことはあります。
また、飴をかんで割れてしまった、とのこと。
大人の場合、1ヶ月で進行するスピードはそれほどではないので、先月の時点で発見できたとしても、すでに大きな虫歯であったと考えられます。
◆虫歯は早期発見、早期治療よりも・・・
私も患者さんによく、虫歯はないですか?、と聞かれます。
前述の方法を使って発見するよう努力しますが、見つけられない可能性もあることと、虫歯予防は早期発見がすべてではないことを説明します。
いわゆる虫歯を削って詰める治療は、虫歯によってできてしまった穴を物理的に埋めることです。
そもそも虫歯になってしまった原因・・・細菌、唾液、食生活など
をそのままにしていれば、また他の歯で虫歯になってしまう可能性は変わらないわけです。
うちの医院では、表から見えず、レントゲンで発見された虫歯では、虫歯リスク検査(唾液検査)の結果をもとに虫歯になりにくいよう口内を改善しながら、虫歯の進行停止を図ることもあります。
(虫歯で侵された部分に到達するため、詰め物をするためにどうしても健康な歯質も削る必要があるからです。)
ただし、虫歯リスク検査や予防といったものは保険診療には基本的に含まれません。
当院はこれらを自費で専門にやっているような医院です。
今回、努力されていたえりィさんの歯が割れてしまったことは非常に残念ですが、最初に書いたように歯科医の落ち度を追及するのは難しいかと思います。
治療法、費用については、セカンドオピニオンとして他院で意見を聞かれるのもいいかと思います。
そして今後は、虫歯リスク検査(唾液検査)を実施して(保険はききません)、虫歯予防、歯周病予防を含め総合的に歯のメインテナンスをしてくれる医院を探されるのがいいのではないかと思います。
どうぞお大事になさってください。
しかしながら、ご相談を読む限り、歯医者の落ち度を追求するのは
難しいのではないかと思います。
◆虫歯を見逃したといえるのか
口内をミラーで見ただけでは今回のような虫歯を発見するのは困難だったかと思います。
虫歯を発見しやすくする方法としては、
・PMTC(クリーニング)をしながらすべての歯を見る
・レントゲンを撮る
・透過光を使って見る
などが考えられますが、それでも発見が難しいことはあります。
また、飴をかんで割れてしまった、とのこと。
大人の場合、1ヶ月で進行するスピードはそれほどではないので、先月の時点で発見できたとしても、すでに大きな虫歯であったと考えられます。
◆虫歯は早期発見、早期治療よりも・・・
私も患者さんによく、虫歯はないですか?、と聞かれます。
前述の方法を使って発見するよう努力しますが、見つけられない可能性もあることと、虫歯予防は早期発見がすべてではないことを説明します。
いわゆる虫歯を削って詰める治療は、虫歯によってできてしまった穴を物理的に埋めることです。
そもそも虫歯になってしまった原因・・・細菌、唾液、食生活など
をそのままにしていれば、また他の歯で虫歯になってしまう可能性は変わらないわけです。
うちの医院では、表から見えず、レントゲンで発見された虫歯では、虫歯リスク検査(唾液検査)の結果をもとに虫歯になりにくいよう口内を改善しながら、虫歯の進行停止を図ることもあります。
(虫歯で侵された部分に到達するため、詰め物をするためにどうしても健康な歯質も削る必要があるからです。)
ただし、虫歯リスク検査や予防といったものは保険診療には基本的に含まれません。
当院はこれらを自費で専門にやっているような医院です。
今回、努力されていたえりィさんの歯が割れてしまったことは非常に残念ですが、最初に書いたように歯科医の落ち度を追及するのは難しいかと思います。
治療法、費用については、セカンドオピニオンとして他院で意見を聞かれるのもいいかと思います。
そして今後は、虫歯リスク検査(唾液検査)を実施して(保険はききません)、虫歯予防、歯周病予防を含め総合的に歯のメインテナンスをしてくれる医院を探されるのがいいのではないかと思います。
どうぞお大事になさってください。
回答2
湯浅です。
回答日時:2011-07-16 10:34:44
残念な結果になってしまい、納得いかないですよね。
しかし、米畑先生が、書かれているとおりです。
痛くない虫歯の診断は、精度が低いです。
米畑先生のような、それこそ予防と診断のプロですら、見つけられない可能性もあることを説明しているのですから、難しいです。
しかし、見つかる虫歯もありますので、これまでの努力は、むだではありませんので、誤解されないようにお願いします。
また、日本の現在の保険制度では、痛くなく、見た目で虫歯がない場合、X線写真を、たんなる検診として撮影はできません。
自費となります。
保険制度は、考えると矛盾が多く、歯科疾患管理料に診断が入ってない?、疑い病名を適当につける?などなど、社会問題となってもよいほどの問題点を含みます(強いて言えば、完璧な制度など、不確実性の多い医療では無理ですからね)。
話がずれました。
もっとも、私が、診断でもっとも重要とすることは、マイクロやルーペでの観察はもちろんのこと、空気(エアー)をしっかりとかけて、しっかりと乾燥させることです。
これは、International Caries Assessment and Detection System (ICDAS)という世界的なクライテリアでも推奨されていますし、僕が足元にもおよぼないほど診断能力が高い先生もしっかりと乾燥させて診断していました。
そのため、カリエスの予防を頑張っており、リスクが低い方で、症状がない方にたいして、カリエスがないこと診断しようとすると(歯周病の診断も同時に行いますが)、28本で、それこそ、1時間ぐらいかかってしまいます(ときどき、継続して通院されておられる患者さんに対して、サービスで行っています)。
それだけで、ヘトヘトになります。
ですから、この日は、診断のみで、説明もしませんと、最初に断るぐらいです。
これも、話がずれているかもしれませんが、ともかく、カリエスのリスクの少ない方の、虫歯の診断は困難であり、その精度も低いといえると言いたいのです。
良い表がないかあらためて探したのですが、なかなかありませんね(そりゃ、ネットで無料で調べたのですからね、高い教科書にはありますが)。
・http://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK33681/table/A51874/?report=objectonly
Table 12. Sensitivity and specificity values for the detection of proximal cavitated lesions
(以下の翻訳?を参考に
http://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&langpair=en%7Cja&u=http://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK33681/)
・http://www.nidcr.nih.gov/NR/rdonlyres/A79354A5-8956-4AFB-9224-675FD9FF91CE/0/James_Bader.pdf
のp25
などを見ると、特に上の表12が良いかな、X = sensitivity, O = specificityとあり、このsensitivityが低いのがわかります。
これは、
sensitivity(敏感度)・・・病気を発見する能力で,a/(a+c)
specificity(特異度)・・・非病人を病気だと誤診しない能力で,d/(b+d)
・http://homepage3.nifty.com/m_nw/dataac10j.htm
であり、そもそも、有病率によって解釈がかわるので、難しいですが、簡単に言うと、上のように、病気を発見する能力が低いということです。
そのため、私も、診断能力は低いですと、患者さんに話すのですが、不安がる方も見えるのが実情です。
よって、一般的に、歯科医師が、そんな話を患者さんにすることは、ほとんどないでしょう。
これが、一般の集団でも発生率が低い疾患なら(いわゆる聞いたこともないまれな病気)、診断精度が低くても納得されるでしょう。
それが、カリエスという、一般集団では、発生率が高く、まれでない疾患なので、納得されないのでしょう。
しかし、えりィ さんは、予防も頑張っておられ、カリエスリスクも低い場合、カリエスという疾患が、まれな発生率が低い疾患となります。
すると、診断精度は、かえって下がる結果となる場合があります。
このあたり、ややこしいですね。
ともかく、えりィさんが、これまで行ってきたことを否定するのではなく、米畑先生が書かれたように、次のステップに進まれることを望みます。
PS:大きな虫歯ですと、保険内での白い歯にする治療は、やめた方が良いでしょう。
かといって、セラミックのインレーも、上手な歯科医院でないと、トラブルが起こりやすい可能性もあります(私は、ほとんど行ったことがないのでわかりません)。
PS2:有病率とか発生率とか診断能力とかいろいろ、かなり定義的にいい加減に使っておりますが、ご了承ください。
しかし、米畑先生が、書かれているとおりです。
痛くない虫歯の診断は、精度が低いです。
米畑先生のような、それこそ予防と診断のプロですら、見つけられない可能性もあることを説明しているのですから、難しいです。
しかし、見つかる虫歯もありますので、これまでの努力は、むだではありませんので、誤解されないようにお願いします。
また、日本の現在の保険制度では、痛くなく、見た目で虫歯がない場合、X線写真を、たんなる検診として撮影はできません。
自費となります。
保険制度は、考えると矛盾が多く、歯科疾患管理料に診断が入ってない?、疑い病名を適当につける?などなど、社会問題となってもよいほどの問題点を含みます(強いて言えば、完璧な制度など、不確実性の多い医療では無理ですからね)。
話がずれました。
もっとも、私が、診断でもっとも重要とすることは、マイクロやルーペでの観察はもちろんのこと、空気(エアー)をしっかりとかけて、しっかりと乾燥させることです。
これは、International Caries Assessment and Detection System (ICDAS)という世界的なクライテリアでも推奨されていますし、僕が足元にもおよぼないほど診断能力が高い先生もしっかりと乾燥させて診断していました。
そのため、カリエスの予防を頑張っており、リスクが低い方で、症状がない方にたいして、カリエスがないこと診断しようとすると(歯周病の診断も同時に行いますが)、28本で、それこそ、1時間ぐらいかかってしまいます(ときどき、継続して通院されておられる患者さんに対して、サービスで行っています)。
それだけで、ヘトヘトになります。
ですから、この日は、診断のみで、説明もしませんと、最初に断るぐらいです。
これも、話がずれているかもしれませんが、ともかく、カリエスのリスクの少ない方の、虫歯の診断は困難であり、その精度も低いといえると言いたいのです。
良い表がないかあらためて探したのですが、なかなかありませんね(そりゃ、ネットで無料で調べたのですからね、高い教科書にはありますが)。
・http://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK33681/table/A51874/?report=objectonly
Table 12. Sensitivity and specificity values for the detection of proximal cavitated lesions
(以下の翻訳?を参考に
http://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&langpair=en%7Cja&u=http://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK33681/)
・http://www.nidcr.nih.gov/NR/rdonlyres/A79354A5-8956-4AFB-9224-675FD9FF91CE/0/James_Bader.pdf
のp25
などを見ると、特に上の表12が良いかな、X = sensitivity, O = specificityとあり、このsensitivityが低いのがわかります。
これは、
sensitivity(敏感度)・・・病気を発見する能力で,a/(a+c)
specificity(特異度)・・・非病人を病気だと誤診しない能力で,d/(b+d)
・http://homepage3.nifty.com/m_nw/dataac10j.htm
であり、そもそも、有病率によって解釈がかわるので、難しいですが、簡単に言うと、上のように、病気を発見する能力が低いということです。
そのため、私も、診断能力は低いですと、患者さんに話すのですが、不安がる方も見えるのが実情です。
よって、一般的に、歯科医師が、そんな話を患者さんにすることは、ほとんどないでしょう。
これが、一般の集団でも発生率が低い疾患なら(いわゆる聞いたこともないまれな病気)、診断精度が低くても納得されるでしょう。
それが、カリエスという、一般集団では、発生率が高く、まれでない疾患なので、納得されないのでしょう。
しかし、えりィ さんは、予防も頑張っておられ、カリエスリスクも低い場合、カリエスという疾患が、まれな発生率が低い疾患となります。
すると、診断精度は、かえって下がる結果となる場合があります。
このあたり、ややこしいですね。
ともかく、えりィさんが、これまで行ってきたことを否定するのではなく、米畑先生が書かれたように、次のステップに進まれることを望みます。
PS:大きな虫歯ですと、保険内での白い歯にする治療は、やめた方が良いでしょう。
かといって、セラミックのインレーも、上手な歯科医院でないと、トラブルが起こりやすい可能性もあります(私は、ほとんど行ったことがないのでわかりません)。
PS2:有病率とか発生率とか診断能力とかいろいろ、かなり定義的にいい加減に使っておりますが、ご了承ください。
回答3
湯浅です。
回答日時:2011-07-16 10:46:13
いろいろな解釈がありますので、一概には言えませんが、私の考えでは、
>歯磨きは毎日欠かしませんしフロスもしているのですが、歯石がつきやすいということで歯石取りと掃除をしてもらいました。
という時点で、???です。
すなわち、歯磨きで、プラーク(歯垢)がしっかりと取れているのならば、歯石は、ほとんどつきません。
よって、すでに、この時点で、問題点が、どこかにあるはずです。
また、のど飴を食べたとのことですが、のどが痛くて、食べたのか、単に好きで食べたのか、こののど飴は、キシリトール(無糖)のだったのか?などなど、いろいろ考えなければならないところもあります。
これは、ネットでは無理なので、歯科医院で、しっかりと行ってもらうしかありませんが、気になったので、少し書いておきます。
>歯磨きは毎日欠かしませんしフロスもしているのですが、歯石がつきやすいということで歯石取りと掃除をしてもらいました。
という時点で、???です。
すなわち、歯磨きで、プラーク(歯垢)がしっかりと取れているのならば、歯石は、ほとんどつきません。
よって、すでに、この時点で、問題点が、どこかにあるはずです。
また、のど飴を食べたとのことですが、のどが痛くて、食べたのか、単に好きで食べたのか、こののど飴は、キシリトール(無糖)のだったのか?などなど、いろいろ考えなければならないところもあります。
これは、ネットでは無理なので、歯科医院で、しっかりと行ってもらうしかありませんが、気になったので、少し書いておきます。
回答4
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2011-07-16 12:44:28
ご相談ありがとうございます。
>表から見てわからないとはいえ、歯医者が虫歯を見逃すということはあるのですか?
あり得ます。
もちろん起こしたくないことですが、それを全て落ち度とはいえません。
>今結構削られて仮に詰められている状態なのですが、これはセラミック用の削り方をされているのでしょうか?
そればかりは、ご担当の先生しか分からず、ネットでは誰も判断できません。
>この状態でやっぱりしばらく銀歯でいきます、というのは可能なのでしょうか?
今、応急処置の段階であれば、可能だと思います。
>あごが小さいのか歯がぎゅうぎゅうに生えていてちょっと口をあけただけでも見えてしまうので、出来たら銀にしたくありません。
その状況がもし歯並び凸凹という意味ならば、とてもむし歯になりやすい一つのリスクです。
ふつうの歯並びの人よりも予防が難しい場合があります。
>「保険内で出来るのは銀歯、あとは保険外のセラミックで3万5千円からです。
>範囲が大きいので、保険内で白で詰めることはできません」
>と言われてしまいました…。
白で詰めることはたとえ穴が大きくても保険がきかないことはありません。
ただし、6番の歯を一生歯を残すためには、白で詰めることは向いていないとはいえます。
逆に、これも大切なポイントですが、その値段は破格な超安値ですから、長持ちや大事な6番の歯を一生歯を残すために、ほんとうに効果があるかどうか私にはとても心配です。
セラミックは白く詰めるより大きく健康なところまで削ります。
歯科医師によっては、なんとセラミックの歯にするために健康な神経を抜く人さえいます。
保険と違い、治療前に納得できる見通しをイメージできるかどうかで判断したほうが良いと思います
くれぐれも安物買いで、歯もお金も時間も希望も失わないようにしましょう。
とりあえず白で詰めて、いろいろ準備が整ってから、セラミックの歯に変える方法もあります。
準備とは、費用以外に、予防効果が出て安全だという検査結果が出ること、治療が長期的な効果をもたらす確信が手に入ってからとかを含みます。
>父曰く
>「医者の落ち度なんだからもっと言った方がいい、交渉しなさい」
>とのことなんですが、モンスターにならないかどうかが不安です。
えらい!と思います。
相手の落ち度かもしれないと、疑心暗鬼になっているときに、若いにもかかわらず、ブチ切れずに冷静に客観的に自分を見られることは、これからきっと良い解決につながると思います。
>しかし、最後に消毒を担当した衛生士の女性に
>「虫歯の早期発見のためにも定期的に来てくださいね」
>と悪びれなく言われた時には
>「先月来ましたけど!」
>と言ってしまいました。
>(あ、そうなんですか?で済んでしまいましたが…。)
当然です。
先月たまたま予防の計画もなしに親知らずの抜歯に来ただけで、むし歯予防を期待するあなたが無知だからです。
先生方のご意見もふまえ、むし歯予防がいかに複雑か、少しおわかりになりましたでしょうか。
決してその時の歯科医師だけの落ち度ではなく、歯を守ろうと普段からの心がけが意味無いことだったわけでもありません。
とても良い心がけですし、手入れを毎日の習慣にしていることはとても素晴らしいことです。
しかし、お一人だけで一所懸命歯磨きをしているだけでは危険です。
親知らずを抜いた通院のついでに、一寸見てもらっただけの検査では効果が大きいとは到底いえません。
その結果大きなむし歯になってから気がついたことは、がんばってきたにもかかわらず残念でしょうが、専門的に見てやむを得なかったと思います。
誰も悪くないはずですから今までのことは仕方ないとして、これから変えていけば良いだけです。
湯浅先生の、下記の回答にまったく同感です。
>>歯磨きは毎日欠かしませんしフロスもしているのですが、歯石がつきやすいということで歯石取りと掃除をしてもらいました。
>という時点で、???です。
>すなわち、歯磨きで、プラーク(歯垢)がしっかりと取れているのならば、歯石は、ほとんどつきません。
>よって、すでに、この時点で、問題点が、どこかにあるはずです。
お話ししていることは全て危険な、ふつうの人が誰でも陥る予防の勘違いですが、まだまだ何も知らないなという気がしました。
一生むし歯で困らないようにするための本当の予防は、初めは全力で通院しなければなりません。
何かのついででは手に入りません。
今の危険な状態が変わって健康が確保され、安全になってからでは、時々の通院と習慣づいた健康な生活に慣れて、あとは楽々と一生歯を守ることができます。
今ショックを受けておられるでしょうが、もしこれから本当の予防に切り替えるチャンスと捉えれば、たった1本ですんだと、将来は喜べるようになれるかもしれません。
歯を大切にしたいお気持を生かして、本当の一生むし歯にしないですむ予防診療を探してみてください。
我々も応援しています。
>表から見てわからないとはいえ、歯医者が虫歯を見逃すということはあるのですか?
あり得ます。
もちろん起こしたくないことですが、それを全て落ち度とはいえません。
>今結構削られて仮に詰められている状態なのですが、これはセラミック用の削り方をされているのでしょうか?
そればかりは、ご担当の先生しか分からず、ネットでは誰も判断できません。
>この状態でやっぱりしばらく銀歯でいきます、というのは可能なのでしょうか?
今、応急処置の段階であれば、可能だと思います。
>あごが小さいのか歯がぎゅうぎゅうに生えていてちょっと口をあけただけでも見えてしまうので、出来たら銀にしたくありません。
その状況がもし歯並び凸凹という意味ならば、とてもむし歯になりやすい一つのリスクです。
ふつうの歯並びの人よりも予防が難しい場合があります。
>「保険内で出来るのは銀歯、あとは保険外のセラミックで3万5千円からです。
>範囲が大きいので、保険内で白で詰めることはできません」
>と言われてしまいました…。
白で詰めることはたとえ穴が大きくても保険がきかないことはありません。
ただし、6番の歯を一生歯を残すためには、白で詰めることは向いていないとはいえます。
逆に、これも大切なポイントですが、その値段は破格な超安値ですから、長持ちや大事な6番の歯を一生歯を残すために、ほんとうに効果があるかどうか私にはとても心配です。
セラミックは白く詰めるより大きく健康なところまで削ります。
歯科医師によっては、なんとセラミックの歯にするために健康な神経を抜く人さえいます。
保険と違い、治療前に納得できる見通しをイメージできるかどうかで判断したほうが良いと思います
くれぐれも安物買いで、歯もお金も時間も希望も失わないようにしましょう。
とりあえず白で詰めて、いろいろ準備が整ってから、セラミックの歯に変える方法もあります。
準備とは、費用以外に、予防効果が出て安全だという検査結果が出ること、治療が長期的な効果をもたらす確信が手に入ってからとかを含みます。
>父曰く
>「医者の落ち度なんだからもっと言った方がいい、交渉しなさい」
>とのことなんですが、モンスターにならないかどうかが不安です。
えらい!と思います。
相手の落ち度かもしれないと、疑心暗鬼になっているときに、若いにもかかわらず、ブチ切れずに冷静に客観的に自分を見られることは、これからきっと良い解決につながると思います。
>しかし、最後に消毒を担当した衛生士の女性に
>「虫歯の早期発見のためにも定期的に来てくださいね」
>と悪びれなく言われた時には
>「先月来ましたけど!」
>と言ってしまいました。
>(あ、そうなんですか?で済んでしまいましたが…。)
当然です。
先月たまたま予防の計画もなしに親知らずの抜歯に来ただけで、むし歯予防を期待するあなたが無知だからです。
先生方のご意見もふまえ、むし歯予防がいかに複雑か、少しおわかりになりましたでしょうか。
決してその時の歯科医師だけの落ち度ではなく、歯を守ろうと普段からの心がけが意味無いことだったわけでもありません。
とても良い心がけですし、手入れを毎日の習慣にしていることはとても素晴らしいことです。
しかし、お一人だけで一所懸命歯磨きをしているだけでは危険です。
親知らずを抜いた通院のついでに、一寸見てもらっただけの検査では効果が大きいとは到底いえません。
その結果大きなむし歯になってから気がついたことは、がんばってきたにもかかわらず残念でしょうが、専門的に見てやむを得なかったと思います。
誰も悪くないはずですから今までのことは仕方ないとして、これから変えていけば良いだけです。
湯浅先生の、下記の回答にまったく同感です。
>>歯磨きは毎日欠かしませんしフロスもしているのですが、歯石がつきやすいということで歯石取りと掃除をしてもらいました。
>という時点で、???です。
>すなわち、歯磨きで、プラーク(歯垢)がしっかりと取れているのならば、歯石は、ほとんどつきません。
>よって、すでに、この時点で、問題点が、どこかにあるはずです。
お話ししていることは全て危険な、ふつうの人が誰でも陥る予防の勘違いですが、まだまだ何も知らないなという気がしました。
一生むし歯で困らないようにするための本当の予防は、初めは全力で通院しなければなりません。
何かのついででは手に入りません。
今の危険な状態が変わって健康が確保され、安全になってからでは、時々の通院と習慣づいた健康な生活に慣れて、あとは楽々と一生歯を守ることができます。
今ショックを受けておられるでしょうが、もしこれから本当の予防に切り替えるチャンスと捉えれば、たった1本ですんだと、将来は喜べるようになれるかもしれません。
歯を大切にしたいお気持を生かして、本当の一生むし歯にしないですむ予防診療を探してみてください。
我々も応援しています。
回答5
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2011-07-16 14:09:58
こんにちは、先生方の後ですが、、、
虫歯を見つけるのは本当に難しいです。
特に歯と歯の間のすき間などは一見健康そうに見えても虫歯の時があります。
過去何度もこの質問出ていますので
・http://www.google.co.jp/search?q=%92%8E%8E%95%81@%94%AD%8C%A9%81@%93%EF%82%B5%82%A2&hl=ja&as_sitesearch=www2.ha-channel-88.com&ie=Shift_JIS&oe=Shift_JIS
例えば
・http://www.youtube.com/watch?v=LmHeI6T2JEE
健康そのものに見えます。
この歯はレントゲンで発見ができました。
こう書くとレントゲンで発見が可能なようにも思えますが、レントゲンはただの影絵であり、角度によっては大きく虫歯があっても健康な状態のようにも映ります。
マイクロスコープやCTがあった所で、小さな虫歯を含む全ての虫歯を指摘してくれと言われても
「それは無理です」
と私は即答します^^;
米畑先生がおっしゃるように
>虫歯リスク検査や予防といったものは保険診療には基本的に含まれません。
本来保険では予防や健診は出来ません。
疾病保障であり、悪くなった人が初めて使えるものです。
じゃあ何故今の歯科医院が!?と思われると思います。
保険治療では毎月、新たに新しい病気(歯周病)が見つかったと言うことで処理をして保険で治療している訳です^^;
おかしいですけどね・・・
予防は予防で非常に難しいものです。
定期的に歯科医院に行って歯石を取ることが予防ではありません。
きちんと診てもらって、指導を受けて初めて最初の部分が成立する程度です。
(毎日の歯磨きが出来ていない部分などを指摘してもらうのがいいと私は思っています)
色々モヤモヤとすると思いますが、まずはもう少し先生と話された方がいいと思いますよ。
おだいじに
虫歯を見つけるのは本当に難しいです。
特に歯と歯の間のすき間などは一見健康そうに見えても虫歯の時があります。
過去何度もこの質問出ていますので
・http://www.google.co.jp/search?q=%92%8E%8E%95%81@%94%AD%8C%A9%81@%93%EF%82%B5%82%A2&hl=ja&as_sitesearch=www2.ha-channel-88.com&ie=Shift_JIS&oe=Shift_JIS
例えば
・http://www.youtube.com/watch?v=LmHeI6T2JEE
健康そのものに見えます。
この歯はレントゲンで発見ができました。
こう書くとレントゲンで発見が可能なようにも思えますが、レントゲンはただの影絵であり、角度によっては大きく虫歯があっても健康な状態のようにも映ります。
マイクロスコープやCTがあった所で、小さな虫歯を含む全ての虫歯を指摘してくれと言われても
「それは無理です」
と私は即答します^^;
米畑先生がおっしゃるように
>虫歯リスク検査や予防といったものは保険診療には基本的に含まれません。
本来保険では予防や健診は出来ません。
疾病保障であり、悪くなった人が初めて使えるものです。
じゃあ何故今の歯科医院が!?と思われると思います。
保険治療では毎月、新たに新しい病気(歯周病)が見つかったと言うことで処理をして保険で治療している訳です^^;
おかしいですけどね・・・
予防は予防で非常に難しいものです。
定期的に歯科医院に行って歯石を取ることが予防ではありません。
きちんと診てもらって、指導を受けて初めて最初の部分が成立する程度です。
(毎日の歯磨きが出来ていない部分などを指摘してもらうのがいいと私は思っています)
色々モヤモヤとすると思いますが、まずはもう少し先生と話された方がいいと思いますよ。
おだいじに
タイトル | 先月診てもらったばかりなのに歯が欠け虫歯になっていた |
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質問者 | えりィさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 22歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯治療 虫歯予防 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。