5歳。根管治療の行程と痛み、浸潤麻酔と表面麻酔のデメリット
相談者:
いっくんママさん (39歳:女性)
投稿日時:2011-08-01 12:39:56
参考:過去のご相談
※5歳、根の薬交換時に抵抗するので麻酔を使ってもらいたい
こんちには。
いつも参考にさせて頂いております。
5才になったばかりの、子供の虫歯治療について悩んでおります。
左下第1乳臼歯が根を保護する必要がある虫歯、第2乳臼歯が根を取り除くレベルの虫歯になり治療中です。
【 治療経過 】
1回目の虫歯を削る際は、麻酔をしたので上手にできました。
2回目の型どりと根の薬交換は、痛みと恐怖心から悲鳴をあげながら嘔吐する1時間程度の治療でした。
3回目の薬交換の際に、
「前回、痛みと恐怖心が強く心身ともにヘトヘトだったので、今回は麻酔をして下さい」
とお願いしたところ
「私は歯を削るとき以外は絶対に麻酔をしません、麻酔やレントゲン放射能は毒なので必要最小限しか使わない」
と言われました。
【 そこで2つ質問です 】
★1つ目
浸潤麻酔と表面麻酔のデメリットを教えて下さい。
★2つ目
根の薬の交換後、治療行程を教えて下さい。
その行程の際に痛みを訴えられる患者さんがいるか、合わせて教えて頂けるとありがたいです。
転院しようか迷っております。
どうぞ、よろしくお願いします。
※5歳、根の薬交換時に抵抗するので麻酔を使ってもらいたい
こんちには。
いつも参考にさせて頂いております。
5才になったばかりの、子供の虫歯治療について悩んでおります。
左下第1乳臼歯が根を保護する必要がある虫歯、第2乳臼歯が根を取り除くレベルの虫歯になり治療中です。
【 治療経過 】
1回目の虫歯を削る際は、麻酔をしたので上手にできました。
2回目の型どりと根の薬交換は、痛みと恐怖心から悲鳴をあげながら嘔吐する1時間程度の治療でした。
3回目の薬交換の際に、
「前回、痛みと恐怖心が強く心身ともにヘトヘトだったので、今回は麻酔をして下さい」
とお願いしたところ
「私は歯を削るとき以外は絶対に麻酔をしません、麻酔やレントゲン放射能は毒なので必要最小限しか使わない」
と言われました。
【 そこで2つ質問です 】
★1つ目
浸潤麻酔と表面麻酔のデメリットを教えて下さい。
★2つ目
根の薬の交換後、治療行程を教えて下さい。
その行程の際に痛みを訴えられる患者さんがいるか、合わせて教えて頂けるとありがたいです。
転院しようか迷っております。
どうぞ、よろしくお願いします。
回答1
みずさわ歯科医院(千葉県鎌ヶ谷市)の水澤です。
回答日時:2011-08-01 12:54:37
どういった治療がなされているか、推測してみると虫歯の治療で抜髄をして、次回根管充填をして 型をとった。
ですかね。
気になるのは、2回目の治療で悲鳴を上げながら・・・というところですね。
根充の際痛みがあるときもありますが、悲鳴を上げるには何らかの
理由もあったのでしょうね。
そういった場合、個人的には原因を考えるためいったんとめてみると思います。
何度も治療をしての経過であれば、麻酔をして根充することもあるかと思います。
ご質問の麻酔に関してでは、治療上のデメリットはあまりなさそうですが、痛みの感覚を見ての治療の効果を探るというときは、麻酔でわからなくなってしまうでしょうね。
うまく説明できてますでしょうか?
根充の際の痛みを訴える方はいらっしゃいますが、悲鳴を上げるほどではないですね。
ご参考まで。
ですかね。
気になるのは、2回目の治療で悲鳴を上げながら・・・というところですね。
根充の際痛みがあるときもありますが、悲鳴を上げるには何らかの
理由もあったのでしょうね。
そういった場合、個人的には原因を考えるためいったんとめてみると思います。
何度も治療をしての経過であれば、麻酔をして根充することもあるかと思います。
ご質問の麻酔に関してでは、治療上のデメリットはあまりなさそうですが、痛みの感覚を見ての治療の効果を探るというときは、麻酔でわからなくなってしまうでしょうね。
うまく説明できてますでしょうか?
根充の際の痛みを訴える方はいらっしゃいますが、悲鳴を上げるほどではないですね。
ご参考まで。
相談者からの返信
相談者:
いっくんママさん
返信日時:2011-08-01 13:14:41
水澤先生、早速ご回答いただきありがとうございました。
大変参考になりました。
2回目の悲鳴をあげた原因は、5才になったばかりの子供なので、痛みだけではなく、恐怖心や不信感があったためだと思います。
もしよろしければ
根の薬の交換後、治療行程を教えて下さい。
その行程の際に、痛みを訴えられる患者さんがいるか、合わせて教えて頂けるとありがたいです。
大変参考になりました。
2回目の悲鳴をあげた原因は、5才になったばかりの子供なので、痛みだけではなく、恐怖心や不信感があったためだと思います。
もしよろしければ
根の薬の交換後、治療行程を教えて下さい。
その行程の際に、痛みを訴えられる患者さんがいるか、合わせて教えて頂けるとありがたいです。
回答2
みずさわ歯科医院(千葉県鎌ヶ谷市)の水澤です。
回答日時:2011-08-01 14:29:24
私の推測があってたとして、治療の行程についてご説明させて頂きますね。
まず抜髄による根管治療
わかりやすくいうと、虫歯が深く神経の生きている状態からの治療ですと、虫歯の大きさなどでも変わりますが、麻酔をして虫歯を除去して神経を取ります。
神経の状態 例えばきれいに取れたとか、出血が少なく感染の可能性も少ないなと思ったときは、その場でお薬を入れて見ます。
かなり神経の状況が気になる場合、さっきと逆な場合などでは消毒のお薬を入れて反応を確認しますね。
症状や所見に問題がなくなれば、2回目、3回目あたりにお薬を入れます。
難しいのは感染根管でしょうか。
つまり神経はすでに死んでしまっていて、腐敗や化膿している場合は、消毒のお薬をいれて膿や臭いなどを何回か確かめます。
症状や所見に問題がなくなってから、お薬を入れます。
乳歯の場合は、ペースト状のお薬を少し圧をかけて注入しますので、あらかじめお薬をぎゅうっと入れるよと言いますので、痛みも感じるでしょうが、心構えもできているようですね。
根管治療が終わって痛みなどがなければ、つめたり被せたりして治療終了となります。
しかし、いっつも理想どおりうまくいくわけでもないですよ。
そんなときは個別にじっくり治療することになりますね。
いずれにしても、今どんなことをして、これからこうします。などお伝えできれば、ご理解いただけると思いますので、治療上の気になることは、まず担当の先生にお伝えできるとよいですね。
お大事になさってください。
まず抜髄による根管治療
わかりやすくいうと、虫歯が深く神経の生きている状態からの治療ですと、虫歯の大きさなどでも変わりますが、麻酔をして虫歯を除去して神経を取ります。
神経の状態 例えばきれいに取れたとか、出血が少なく感染の可能性も少ないなと思ったときは、その場でお薬を入れて見ます。
かなり神経の状況が気になる場合、さっきと逆な場合などでは消毒のお薬を入れて反応を確認しますね。
症状や所見に問題がなくなれば、2回目、3回目あたりにお薬を入れます。
難しいのは感染根管でしょうか。
つまり神経はすでに死んでしまっていて、腐敗や化膿している場合は、消毒のお薬をいれて膿や臭いなどを何回か確かめます。
症状や所見に問題がなくなってから、お薬を入れます。
乳歯の場合は、ペースト状のお薬を少し圧をかけて注入しますので、あらかじめお薬をぎゅうっと入れるよと言いますので、痛みも感じるでしょうが、心構えもできているようですね。
根管治療が終わって痛みなどがなければ、つめたり被せたりして治療終了となります。
しかし、いっつも理想どおりうまくいくわけでもないですよ。
そんなときは個別にじっくり治療することになりますね。
いずれにしても、今どんなことをして、これからこうします。などお伝えできれば、ご理解いただけると思いますので、治療上の気になることは、まず担当の先生にお伝えできるとよいですね。
お大事になさってください。
相談者からの返信
相談者:
いっくんママさん
返信日時:2011-08-01 14:49:19
タイトル | 5歳。根管治療の行程と痛み、浸潤麻酔と表面麻酔のデメリット |
---|---|
質問者 | いっくんママさん |
地域 | 東京23区 |
年齢 | 39歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 自営業・フリーランス |
カテゴリ |
根管治療中の痛み 小児歯科治療 麻酔その他 乳歯の抜髄、根管治療 |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。