右上4番を抜歯した場合、ブリッジかインプラントか・・
相談者:
うらら2号さん (45歳:女性)
投稿日時:2011-07-24 21:53:13
こんにちは。お世話になります。
右上4番の歯の治療について、ご相談させてください。
もう20年以上も前になりますが、虫歯が悪くなり、セラミックの差し歯にしました。(その部分の歯茎は慢性的に膿んでいるような感じでしたが、数年前に行った歯科医でレーザーをあててもらい、歯茎はよくなりました)
けれど、2年前、歯茎(歯のつけ根)から歯のかけら(または骨のかけら)のようなものが出てきました。
その時は処置をして、「様子をみましょう」ということになりました。
その後、(恥ずかしながら)おもちを食べているときに差し歯がはずれかかってしまいました。
今は元に戻してありますが、ちょっとぐらぐらした感じで、固い物は食べないようにしています。
いずれはきちんと処置する必要があるのですが・・・
歯科医の先生には、
「開けてみないとどうなっているかはっきりとはわからない。
歯の根っこが大丈夫なら差し歯のままでいいが、根っこがだめなら、入れ歯かブリッジかインプラントになる」
と言われました。
「以前に歯茎から何か出てきたことを考えると、根っこはだめになっているかもしれない」
とのことです。
今度歯医者さんに行く時は、自分でどういう治療をしてもらうか決めていなくてはならないのですが、なかなか決心がつきません。
入れ歯は違和感があるのでは?と思っています。
ブリッジは歯を削ることに少々抵抗があります。
インプラントについては、知人に
「体に金属を入れるのだから安易にやるものではない。
そもそも1本だけするようなものではなく、何本も必要な人がやるものだ」
と言われたことが気になっています。(知人は歯科医ではありませんが、自分の歯医者の先生に言われたとのこと)
入れ歯、ブリッジ、インプラントについてのご意見をお聞かせいただければと思います。
また、自分で調べただけではわからなかったのですが、「1本だけインプラント」というのは、問題があるのでしょうか。
その点についても、教えていただければ幸いです。
右上4番の歯の治療について、ご相談させてください。
もう20年以上も前になりますが、虫歯が悪くなり、セラミックの差し歯にしました。(その部分の歯茎は慢性的に膿んでいるような感じでしたが、数年前に行った歯科医でレーザーをあててもらい、歯茎はよくなりました)
けれど、2年前、歯茎(歯のつけ根)から歯のかけら(または骨のかけら)のようなものが出てきました。
その時は処置をして、「様子をみましょう」ということになりました。
その後、(恥ずかしながら)おもちを食べているときに差し歯がはずれかかってしまいました。
今は元に戻してありますが、ちょっとぐらぐらした感じで、固い物は食べないようにしています。
いずれはきちんと処置する必要があるのですが・・・
歯科医の先生には、
「開けてみないとどうなっているかはっきりとはわからない。
歯の根っこが大丈夫なら差し歯のままでいいが、根っこがだめなら、入れ歯かブリッジかインプラントになる」
と言われました。
「以前に歯茎から何か出てきたことを考えると、根っこはだめになっているかもしれない」
とのことです。
今度歯医者さんに行く時は、自分でどういう治療をしてもらうか決めていなくてはならないのですが、なかなか決心がつきません。
入れ歯は違和感があるのでは?と思っています。
ブリッジは歯を削ることに少々抵抗があります。
インプラントについては、知人に
「体に金属を入れるのだから安易にやるものではない。
そもそも1本だけするようなものではなく、何本も必要な人がやるものだ」
と言われたことが気になっています。(知人は歯科医ではありませんが、自分の歯医者の先生に言われたとのこと)
入れ歯、ブリッジ、インプラントについてのご意見をお聞かせいただければと思います。
また、自分で調べただけではわからなかったのですが、「1本だけインプラント」というのは、問題があるのでしょうか。
その点についても、教えていただければ幸いです。
回答1
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2011-07-24 22:12:21
うらら2号さん、こんにちは
>インプラントについては、知人に
>「体に金属を入れるのだから安易にやるものではない。そもそも1本だけするようなものではなく、何本も必要な人がやるものだ」
>と言われたことが気になっています。
そうですね。
確かに私も体に金属を入れるものですから、安易にやるものではないと思います。
しかし、ブリッジや義歯では見出せないメリットがあるというのも事実です。
特にメーカーや歯科医師の診断力、技術力、経験、費用などは慎重に吟味するようにしたほうが良いでしょう。
そして慎重に考えて、最終的な結論としてインプラントという結果になっても、特に問題はないと思います。
>「1本だけインプラント」というのは、問題があるのでしょうか。
よくわからないのですが、一本だけインプラントの問題点といえば、思い当たるのが将来歯列矯正治療などを行う場合には障害となることがあります。
また、ブリッジやインプラント義歯のメリット、デメリットに関しては、このサイトにもよく相談もありますので参考にしてください。
参考⇒インプラントのメリット
参考になれば幸いです。
>インプラントについては、知人に
>「体に金属を入れるのだから安易にやるものではない。そもそも1本だけするようなものではなく、何本も必要な人がやるものだ」
>と言われたことが気になっています。
そうですね。
確かに私も体に金属を入れるものですから、安易にやるものではないと思います。
しかし、ブリッジや義歯では見出せないメリットがあるというのも事実です。
特にメーカーや歯科医師の診断力、技術力、経験、費用などは慎重に吟味するようにしたほうが良いでしょう。
そして慎重に考えて、最終的な結論としてインプラントという結果になっても、特に問題はないと思います。
>「1本だけインプラント」というのは、問題があるのでしょうか。
よくわからないのですが、一本だけインプラントの問題点といえば、思い当たるのが将来歯列矯正治療などを行う場合には障害となることがあります。
また、ブリッジやインプラント義歯のメリット、デメリットに関しては、このサイトにもよく相談もありますので参考にしてください。
参考⇒インプラントのメリット
参考になれば幸いです。
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2011-07-24 23:03:31
ご相談ありがとうございます。
それぞれの治療法には特徴がありますが、決して元の歯があったときと同じにはなりません。
良くなると同時に、必ず欠点が伴います。
ただし、もし隣の歯が健康に近い状態であれば、インプラントで歯の根から取り戻す治療がうまくいけば、元の状態に一番近づきます。
他の方法は根を取り戻せないために、隣の歯へ負担となりますが、インプラントは隣の歯を助けてくれる働きもさせることができます。
確かに、高度な治療ですから、決して安易にすることは許されません。
今は緊急性がなさそうですから、慎重に検討するべきです。
治療の詳しい説明を聞いた上で、他の方法をご自身で納得できれば、それも良い治療となります。
公平に情報を集めてみてはいかがでしょうか。
それぞれの治療法には特徴がありますが、決して元の歯があったときと同じにはなりません。
良くなると同時に、必ず欠点が伴います。
ただし、もし隣の歯が健康に近い状態であれば、インプラントで歯の根から取り戻す治療がうまくいけば、元の状態に一番近づきます。
他の方法は根を取り戻せないために、隣の歯へ負担となりますが、インプラントは隣の歯を助けてくれる働きもさせることができます。
確かに、高度な治療ですから、決して安易にすることは許されません。
今は緊急性がなさそうですから、慎重に検討するべきです。
治療の詳しい説明を聞いた上で、他の方法をご自身で納得できれば、それも良い治療となります。
公平に情報を集めてみてはいかがでしょうか。
回答3
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2011-07-25 12:46:11
まず考えていただきたいのが、お口全体の状況です。
歯周病、虫歯、咬む力に強さとか、残念ながら自分の歯が次々と悪くなってしまう可能性が高い場合、1本だけのインプラントでも、次から次へと歯が悪くなってなくなる状況でしたら、そちらへの配慮を含めて良く考えて欲しい、と思います。
特に歯周病の状態が一番気になります。
インプラントはあくまでも歯がなくなった時に補える義歯の1種類にしか過ぎず、骨がくっ付いて支えている作り物の歯にしか過ぎないのです。
大事な事は、お口の中から病原菌や炎症、悪いものを取り除き、その結果としてどうするのかと言う2次的な治療なのです。
歯がなくなった所に対して、入歯、ブリッジ、インプラントとそれぞれ修復する方法がありますが、何も入れない、と言う選択肢もあるのです。
言わずもがなの話だったかも知れませんが、インプラントと言う治療では意外に盲点になっている、と患者さんの反応で感じることがありましたので、書かせていただきました。
それぞれの治療方法の特徴、利点、欠点は充分と思える説明が沢山ネット内で出ていますし、ここでもありますので読まれて見て下さい。
年齢的に考えると、今後の人生が非常に長いですし、他の歯に迷惑を掛けないで済むインプラントの利点がかなり大きいのではないか、と私も感じます。
入歯にしろ、ブリッジにしろ周りの歯にかなり迷惑をかけますから、その後の事が心配です。
沢山の本数になってからするものだと言うのは、私は偏見ではと思います。
逆に1本だけインプラントで、自分の歯をできるだけ負担増やさず、頑張って残せるようにして欲しい、と思います。
歯周病、虫歯菌、咬む力、が鍵です。
頑張って下さい。
お大事に。
歯周病、虫歯、咬む力に強さとか、残念ながら自分の歯が次々と悪くなってしまう可能性が高い場合、1本だけのインプラントでも、次から次へと歯が悪くなってなくなる状況でしたら、そちらへの配慮を含めて良く考えて欲しい、と思います。
特に歯周病の状態が一番気になります。
インプラントはあくまでも歯がなくなった時に補える義歯の1種類にしか過ぎず、骨がくっ付いて支えている作り物の歯にしか過ぎないのです。
大事な事は、お口の中から病原菌や炎症、悪いものを取り除き、その結果としてどうするのかと言う2次的な治療なのです。
歯がなくなった所に対して、入歯、ブリッジ、インプラントとそれぞれ修復する方法がありますが、何も入れない、と言う選択肢もあるのです。
言わずもがなの話だったかも知れませんが、インプラントと言う治療では意外に盲点になっている、と患者さんの反応で感じることがありましたので、書かせていただきました。
それぞれの治療方法の特徴、利点、欠点は充分と思える説明が沢山ネット内で出ていますし、ここでもありますので読まれて見て下さい。
年齢的に考えると、今後の人生が非常に長いですし、他の歯に迷惑を掛けないで済むインプラントの利点がかなり大きいのではないか、と私も感じます。
入歯にしろ、ブリッジにしろ周りの歯にかなり迷惑をかけますから、その後の事が心配です。
沢山の本数になってからするものだと言うのは、私は偏見ではと思います。
逆に1本だけインプラントで、自分の歯をできるだけ負担増やさず、頑張って残せるようにして欲しい、と思います。
歯周病、虫歯菌、咬む力、が鍵です。
頑張って下さい。
お大事に。
相談者からの返信
相談者:
うらら2号さん
返信日時:2011-07-29 00:44:45
はただ先生、さがら先生、松元先生
ご回答、どうもありがとうございました。
相談者のうらら2号です。
それぞれの治療のメリット、デメリットはこちらのサイトなどでも読んだのですが、なかなか決断できませんでした。
歯科の先生にも、あとは自分で決めるしかないと言われていたので、決断がつかないまま、ずっと「だましだまし」歯と付き合ってきてしまいました。
ですが、相談させていただいて、とにかくもう一度歯科へ行き、きちんと治療しようという気持ちになりました。
インプラント1本というのは、わたしの現在の状況ですと(歯列矯正の予定なし、歯周病や虫歯なし、など)別に悪いわけではないようですね。
治療に半年くらいかかるそうなので、不安はありますが、インプラントを第一候補に先生と話し合いたいと思います。
インプラントのメーカーのことなど考えたこともなかったので、「見極め」は難しそうですが・・・確認すべき事項をまとめて歯科医へ行こうと思います。
まだ、自分の歯の根っこが生きているというかも・・・という希望も完全には捨てていないのですが・・・。
お忙しい中ご回答いただき、本当にありがとうございました。
ご回答、どうもありがとうございました。
相談者のうらら2号です。
それぞれの治療のメリット、デメリットはこちらのサイトなどでも読んだのですが、なかなか決断できませんでした。
歯科の先生にも、あとは自分で決めるしかないと言われていたので、決断がつかないまま、ずっと「だましだまし」歯と付き合ってきてしまいました。
ですが、相談させていただいて、とにかくもう一度歯科へ行き、きちんと治療しようという気持ちになりました。
インプラント1本というのは、わたしの現在の状況ですと(歯列矯正の予定なし、歯周病や虫歯なし、など)別に悪いわけではないようですね。
治療に半年くらいかかるそうなので、不安はありますが、インプラントを第一候補に先生と話し合いたいと思います。
インプラントのメーカーのことなど考えたこともなかったので、「見極め」は難しそうですが・・・確認すべき事項をまとめて歯科医へ行こうと思います。
まだ、自分の歯の根っこが生きているというかも・・・という希望も完全には捨てていないのですが・・・。
お忙しい中ご回答いただき、本当にありがとうございました。
タイトル | 右上4番を抜歯した場合、ブリッジかインプラントか・・ |
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質問者 | うらら2号さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 45歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯、根の病気で抜けた・抜く予定 抜歯:4番(第一小臼歯) インプラント治療法 クラウン(被せ物)が動く・グラつく |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。