20年以上進行しなかった虫歯を治療したら抜髄の可能性を提示された

相談者: Showyさん (45歳:男性)
投稿日時:2011-07-14 00:03:05
こんにちは。私は虫歯になりにくい(進行しにくい?)体質なのか
小学生の頃にC1と言われた歯が大人になっても変わらす、歯医者のお世話になる事は殆どありませんでした。
これまでの歯医者歴は

・20代の頃に「歯石は取っておけ!」と言われ、飛び込みで歯医者へ。
歯石だけではなく、子供の頃からC1だった下顎の大臼歯4本を少々削られ、詰め物をされる。

これで歯医者に不信感を覚え、その後全く歯医者に行く事はありませんでした。
(右上4番、5番辺りに穴がある感触は有)



そんな私ですが、今年の4月末、右上親不知に激痛が走り、一旦痛みは治まったものの、翌日即刻歯医者に行き、抜歯してもらいました。
(痛みも無く、根まできれいに抜歯)


ここまでは良かったのです。。。その後、

・右上奥歯に冷たい物がしみる痛みが出る。
・この際全部治しておこうと考え、抜歯した歯医者へ
・診察台で冷たい空気をかけられても特に痛みは無いが4番、5番の間にC2程度の虫歯がある為、削ってレジンで修復。
・その後もしみる痛みは消えず、5番、6番の治療へ。
・しみる以外は痛みも全く無く、C1なのか?程度の虫歯だったが、削ってもらうと愕然とする程削られる。
・その後、抜髄の可能性があると告げられ、更に愕然となる。
・まずは抜髄しない方向でという事で、削った後にインレーで修復
・2週間様子を見て、痛みが引かないなら抜髄と告知有
・金属が熱を良く伝える為、冷たい物のみならず、熱い物でも若干の痛みを感じる様になる


これで現在に至っております。

炎症を起こしているなら仕方ないですが、神経近くまで削って、しみるから抜髄というのは絶対にやりたくありません。

しかし、他の方の投稿や回答を見ていると、2週間程度で痛みが引くとも思えません。



・今思うと、抜歯後に歯がしみたのは一時的な物だったのではないか?治療の必要は無かったのでは?
・20〜30年も何もなく、溝が黒ずんでいただけの歯を削ってなぜ抜髄寸前まで行ってしまったのか?(軟化象牙質?)
・このまま次の診察までしみる症状が消えなければ、本当に抜髄しかないのか?(通常時は全く痛み無)
・しみるだけの痛みなら、放置も可?
・私の様に、虫歯が進行しにくい人はたくさんいるのか?

削った歯は元には戻りませんが、もう少し治療に踏み切るのを待てばよかったと、後悔しきりです。
加えてここで神経を抜いてしまうと、どんどん歯がダメになっていく気がしてなりません。


体質か何かはわかりませんが、40年以上も歯医者さんのお世話にならずに済んでいる歯もあり、この歯を作ってくれた自分の身体にもう一度頑張ってもらいたいと思っております。

今は痛みに怯え、殆ど右の歯を使わない様になっています。
このままだと、左の歯に負担がかかり、そちらも何か問題が出るのではないかと非常に心配です。
何か良いアドバイスがあれば、是非お願いします。


長文失礼いたしました。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-07-14 05:08:52
Showyさまおはようございます。

親知らずを抜歯したことがきっかけでむし歯を治療したところしみるようになって、挙句の果てに抜髄になりそうだと告げられて戸惑っていらっしゃるようですね。


実際に拝見したわけではないので何ともいえませんが、結局のところ正確な診断と適切な処置をすることが一番いいように思います、その結果として抜髄にいたるなら甘んじて受け入れるしかありません、納得できる治療が受けられるよう祈っております、お大事になさいませ。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-07-14 09:51:42
そうですね…。

Showyさんにとって、一番ショックだった事は


>C1なのか?程度の虫歯だったが、削ってもらうと愕然とする程削られる。
>・その後、抜髄の可能性があると告げられ、更に愕然となる。


と言う部分だと思います。

実際に拝見したわけではないので何とも言えませんが

「見た目は小さくても中で広がっている虫歯」

と言うのは結構あります。


担当の先生からしっかり説明を受けられて、納得した上で治療を受けられてください。



>神経近くまで削って、しみるから抜髄というのは絶対にやりたくありません。

説明があった上で「感染性の歯髄炎を起こしている」と言う判断であれば、それは仕方が無い事だと思います。

しかし、感染が(ほとんど)無いのであれば、歯髄覆罩で神経を守る事は可能です。


他サイトですが

http://microdentist.net/vs/closeup/sakurai.html




>今思うと、抜歯後に歯がしみたのは一時的な物だったのではないか?治療の必要は無かったのでは?

今となっては判断できません。



>・20〜30年も何もなく、溝が黒ずんでいただけの歯を削ってなぜ抜髄寸前まで行ってしまったのか?(軟化象牙質?)

そのような事は多々あります。



>・このまま次の診察までしみる症状が消えなければ、本当に抜髄しかないのか?(通常時は全く痛み無)

上述した通り、感染が無ければ覆罩と言う方法があります。




>・しみるだけの痛みなら、放置も可?

放置と経過観察は違います。




>・私の様に、虫歯が進行しにくい人はたくさんいるのか?

いらっしゃいます。
しかし、定期的に歯科医院レントゲンを撮ったり検査を受けたりしていないと「ゆっくりじわじわ進行する虫歯」に対処できません。



>このままだと、左の歯に負担がかかり、そちらも何か問題が出るのではないかと非常に心配です。

その通りだと思います。


担当の先生から納得のいく説明を受けられて、治療を完了されてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Showyさん
返信日時:2011-07-16 09:57:44
返信が遅くなりました。
山田先生、タイヨウ先生、どうもありがとうございました。

詰め物が終わった後に、

「このまま馴染めば大丈夫だけど、そうでなければ神経を取る治療に切り替えます」

「馴染めば」とは「詰め物と神経の間に歯の様な物ができて」とも言われておりました。

という事は現状では神経に異常が無いのでは?と考えております。
現在4日目ですが、多少マシになったものの、冷たいものがしみる痛みはあります。


担当の先生に神経に異常があるのかどうか聞いてみます。
無い様であれば、タイヨウ先生の仰っていた方法も含め、他の先生に伺うことも考えてみます。


どうもありがとうございました。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-07-21 00:24:59
Showy 様

>神経近くまで削って、しみるから抜髄というのは絶対にやりたくありません。

お気持ちお察し致します。

神経まで達している虫歯でも、積極的に神経を残せる治療法(3Mix-MP法など)もありますので治療の選択肢としてご自身で検討されてみてはいかでしょうか。

お大事にして下さい。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-07-21 06:50:47
小山 隆夫 2011/07/21
小山歯科東京)の小山です。

Showy様、おはようございます。

今まであまりたいしたこともなく過ごしていらっしゃったにもかかわらず、右上親不知の不具合をきっかけにいろいろトラブルにみまわれ、戸惑っていらしゃるご様子ですね。


患者さまご自身では、痛みの出現によって気づくのですが、それ以前にさまざまなことが起こっていることが医学的にわかっています。

例えば、歯髄炎の場合、冷たいものや温かいものがしみる前に、歯髄のなかの免疫細胞はムシバ菌の侵入に対して懸命に闘っていて、その形勢が不利になってはじめて痛みが出現する、ということがわかっています。


だから、患者さまが歯医者を訪れるときには、歯髄を保存する(抜髄をしない)ことは困難な状態になっていることがほとんどです。

このことが患者さまとの認識のずれを引き起こすバックグラウンドのひとつになっています。

つまり、患者さまはたいしたことになっていないのに、シンケイをとられてしまった、というように感じてしまうわけです。



欧米では、このようなことが一般的に理解されているので、痛みがなくてもチェックとメンテナンスのために定期的に歯科医院を訪れるようになっています。

Showy様は、今のご年齢までほとんどチェックを受けなかったことが文面から察せられます。40歳代というと、50歳までもう一息です。
つい百年くらい前には、50歳くらいで総入れ歯はめずらしいことではありませんでした。

これを機会に十分なおされて定期的にチェックを受けるようにされたらいかがでしょうか。


お大事になさいますよう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Showyさん
返信日時:2011-07-28 00:54:11
返信が大変遅くなりました。
というか、一度書きこんだつもりが書きこまれていなかった様です。


新井先生、小山先生、どうもありがとうございました。

新井先生の仰っていた3Mix-MPについては私も少し勉強しました。
抜髄と言われてしまった際には選択肢に入れてみたいと思います。
費用や治療期間が気になる所ですが・・・


小山先生の仰った事も、今となっては実に身にしみてよくわかります。
自分は虫歯にならない、なっても進行しない、という思い込みが現状を作っていると思います。
歯の事を真剣に考える様になった今だからこそ生きている歯をできるだけ殺さずに今度こそは大事にしたいと考えます。


詰め物をして2週間ですが、やはり冷たい物はしみる様です。
ですが、何とか抜髄をしない方向で頑張ってみたいと思います。

ありがとうございました。



タイトル 20年以上進行しなかった虫歯を治療したら抜髄の可能性を提示された
質問者 Showyさん
地域 非公開
年齢 45歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯、知覚過敏の痛み
歯科治療後の歯の痛み
むし歯 治療後の痛み
覆髄・覆罩(覆ずい・覆とう)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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