左上6番治療中に虫歯から出血。神経を抜かずに充填した

相談者: Streamさん (25歳:男性)
投稿日時:2011-08-04 15:20:56
こんにちは。


一昨日、左上の第一小臼歯虫歯が見つかり、治療することになりました。

虫歯の状態としては、痛みを感じる事は全くなく、C1最悪でもC2かな?と。過去に一度も虫歯治療したことのない生活歯です。


その治療中、削り方が強いなと感じ、かなり痛みもありました。
麻酔等はしていません。


すると、突然、治療中の虫歯から血が出たらしく止血をし、歯科医師

「少し歯の神経の管の先が見えてるね。」

と言いました。



その後、急に説明のないまま

「神経抜きましょうか?」

と言われたので、気が動転し即答で

「嫌です。」

と答えると、薬をつけた後にコンポジットレジン充填をし治療を終えました。


神経を抜く」という言葉を聞いた後は気が動転し、その場では質問出来ませんでした。
同様に、その歯科医師からはそれ以上の説明はありませんでした。


これはどのような状況で取りうる処置でしょうか?
調べてみる限りでは、虫歯の治療中に偶発露髄が発生し、それを直接覆とうで処置したという印象を受けました。


また、治療後に冷たいモノを飲むと歯が凍みます(毎回ではありません)。
熱いモノや咀嚼による痛みは感じません。
このまま症状が改善しなければ、抜髄をしなければなりませんでしょうか?


今回、きちんとインフォームドコンセントを得ずに治療されてしまったが為に、このような疑問が生まれてしまったので反省していますが、どうか回答宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
水野歯科医院(岐阜県土岐市)の水野です。
回答日時:2011-08-04 15:42:30
一般論ですが、痛みがなくても思いのほか大きい虫歯である事はしばしば経験しますし、場合により抜髄、もしくはStreamさんの受けられた処置を行う事もあります。

ただ言える事は、今やっても後でやっても虫歯は小さくはならないということで、露髄は避けられなかったのかもしれません。



冷水痛があるようですが毎回ではないとの事。
自発痛がなければしばらくは経過観察と言ったところだと思いますが、症状が悪化するなら抜髄も必要かもしれません。

担当医に今後の事を確認されてはいかがでしょう。

回答 回答2
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-08-04 15:43:46
>治療中の虫歯から血が出たらしく止血をし、歯科医師
>「少し歯の神経の管の先が見えてるね。」
>と言いました。

軟化牙質を除去中に露髄したのでしょうか?
歯髄炎症がなければ点状露髄ではほとんど出血しません。

文章よりかなりの量出血したように想像しています。


私もそのような場合は抜髄をすると思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-08-04 15:55:05
そうですね…。

文面から想像すると「直接覆罩」をされたのだと思います。


直接覆罩はかなりデリケートな処置ですので、処置後、痛みや凍みる症状が出る事があります。
(教科書的には1〜数カ月の経過観察が必要)


水野先生が書かれているように「痛みが無くても進行している虫歯がある」と言う事はご理解いただきたいと思います。


また、症状が悪化すれば抜髄する事になるとは思いますが、少なくとも「即、抜髄!」とはしなかったわけですから、期待を込めてしばらく経過観察されてはいかがでしょうか。



>今回、きちんとインフォームドコンセントを得ずに治療されてしまったが為に、このような疑問が生まれてしまったので反省していますが

次回からはしっかり説明されてから治療を受けられるようにされてください。
(と、言っても偶発露髄の場合は事前に説明できない無い事もありますが…)

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-08-04 20:47:25
ご相談ありがとうございます。

先生方の回答通り、皆さんが思うほどムシ歯が浅くないことは珍しくありません。

したがって露随することもあります。
そのときに適切な覆随処置で歯随を守れることもあります。


症状の経過を見てはいかがでしょうか。
まだ若いし、乗り切れる回復力が強いはずです。

しかし、思わしくなければ抜随したほうが歯を長く残すためになります。
ポイントは正しい診断ですから、お一人で決めるのではなく、信頼できる歯科医師に相談してみると良いと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Streamさん
返信日時:2011-08-05 23:40:30
お忙しい中、回答された先生方、大変感謝しております。


経過観察して、痛むようなら抜髄という処置をとった方が良いみたいですね。

痛みが激しくなるようなら、担当歯科医と相談しながら今後の治療方針を決めようと思います。



タイトル 左上6番治療中に虫歯から出血。神経を抜かずに充填した
質問者 Streamさん
地域 非公開
年齢 25歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
覆髄・覆罩(覆ずい・覆とう)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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