ポケットを測らずに抜歯、治療されました。クラウンを被せる条件とは?

相談者: marsjoysvenusさん (31歳:女性)
投稿日時:2011-07-29 10:03:49
参考:過去のご相談
4年前の親知らずの抜歯の際、7番の歯槽骨を傷つけられた



4年前、上左5番の歯の虫歯で診てもらったところ、神経が駄目になっていると言われました。

この歯の手前には邪魔な歯が生えており(近心というのでしょうか?)、これを抜かないと虫歯の治療はできないと告げられたので抜歯しました。

その後、5番の歯の虫歯部分(歯の中央)を削り、根の治療かと思われますが(というのも説明なく治療が進んでいったので)をし、金を被せました。

邪魔な歯を抜いた後はしばらく歯茎がぶよぶよしているものなのでしょうが、その状態はずっと続きました。

別の先生のところで、この5番の金歯は内側のポケットが深いのでこのままいって、1年もたないでしょうとのことでした。

薬の詰めが甘く、中で化膿している、邪魔だった歯にすでに歯槽骨がやられていた可能性があります、とのことでした。
ちなみに5番の内側のポケットは現在11、外側は3です。(ほかの歯もすべてポケットは3)。

すでにクラウンをはずし、歯根が2〜3ミリ残っていたので薬を詰めなおし、1週間様子をみて駄目なら抜歯をすることになっています。

前の話に戻りますが、クラウンを被せた歯科医ではポケットの深さを調べていません。
虫歯の治療と抜歯、クラウンを被せるだけでした。

神経が駄目になっているということは、クラウンを被せる処置の前に邪魔な歯が生えていた、5番の内側のポケットの深さを調べ、しかるべき手立てをすべきだったのでは?と今更ながら思うのですが。

ちなみにここの歯科医院では、定期健診ブラッシング指導はありませんし、ポケットの深さを患者に伝えることもありません。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-07-29 12:04:33
marsjoysvenus さん、こんにちは。


>前の話に戻りますが、クラウンを被せた歯科医ではポケットの深さを調べていません。
虫歯の治療と抜歯、クラウンを被せるだけでした。
>神経が駄目になっているということは、クラウンを被せる処置の前に邪魔な歯が生えていた、5番の内側のポケットの深さを調べ、しかるべき手立てをすべきだったのでは?

ポケットがクラウンをかぶせる前からあったのか、かぶせてからできたのかが定かではありません。

もし仮にかぶせる前に発見できていたら、4年前に抜歯になっていたかもしれませんね。
せっかくかぶせたものが4年しか持たず無駄になったのか、4年でも抜歯を先送りできてよかったのかは、考え方次第ですね。



>ちなみにここの歯科医院では、定期健診ブラッシング指導はありませんし、ポケットの深さを患者に伝えることもありません。

そういった歯科医院もまだまだあると思います。
患者さんが、marsjoysvenusのように正しい知識を持って、歯科医院を選別していただければ、もっと歯科医院も淘汰されると思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-07-29 13:13:05
推測ですが・・・

>この歯の手前には邪魔な歯が生えており(近心というのでしょうか?)これを抜かないと、虫歯の治療はできないと告げられたので抜歯しました。

このような場合、抜いた歯の側の骨が無くなっていることがあります。
その結果ポケットが深くなって、保存不可能になります。


>ちなみにここの歯科医院では、定期健診ブラッシング指導はありませんし、ポケットの深さを患者に伝えることもありません。

私見ですが、ご自分のポケットの深さを認識している患者さんは、10%以下のような気がします。


ご参考まで・・・

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-07-29 13:35:04
ご相談ありがとうございます。

先生方の回答どおりですが、タイトルの条件を治療目的とおき替えてみますと、個人的には、むし歯の処置と同時に一生歯を残す目的も加えるという条件もあります。

そのためには、できるだけ削らない方法とか、できるだけ神経を抜かないで済む方法とかを初めの条件にします。

従って全面を削ってしまうかぶせ物は最後の手段という条件となり、できれば詰め物インレーアンレーにしたいと思うわけです。

もちろん一生歯を残す障害となる病気には歯周病もありますから、ポケット測定だけでは不十分で歯周病二タイする本格的な取り組みも条件となります。


しかしその目的が入っていなければ、そんな面倒なことをする必要もありませんから、世間では皆様お急ぎの場合は省略しておられるようです。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-07-29 16:58:18
こんにちは。

つまり、前の歯科医院ではポケットの計測をせず、近接している4番を抜いて5番にクラウンを被せたが、今は5番近心に11mmのポケットがある。ということですよね?

これは今の先生に言われている通り、

・根が近接していたことで45間に特異的に歯周炎が進んでいた(※実際ありうる話です)
・4番抜歯時に5番を傷つけた
 あるいは
・5番の歯根破折

などの可能性が考えられますが、実際のところはもう分かりません。(破折なら今後確認できるかも知れませんが)

仮に前医でポケットを計測していたとしても、こういう場合のポケットは計測ミスも多いですから、結果は同じだったかも知れませんしね。



いずれにしても経緯について悔やむより、過去は忘れて今後のことを建設的に考えられた方が良さそうですね。



>5番の内側のポケットは現在11、外側は3です。(ほかの歯もすべてポケットは3)。
>すでにクラウンをはずし、歯根が2〜3ミリ残っていたので薬を詰めなおし、1週間様子をみて駄目なら抜歯をすることになっています。

とのことですが、これだけの情報だと抜歯しか方法がないのか、よく分かりません。

根尖病変+一箇所のみ11mmのポケット

と言う条件なら、適切な根管治療と、適切な歯周外科処置でももしかしたら、もう少し良い状態にまでなら持って行けるかも知れません。(実際に拝見してないので分かりませんが・・)

あるいは根尖病変の状態によっては、適切な根管治療後、もっと長い期間を経過観察することでポケットが改善してくる例もあるにはあるのですが、現在の先生の治療計画からするとそういう感じでもないのかも知れませんね。



それぞれの治療法に一長一短ありますので、抜歯する前にもう少し可能性を探るのもひとつですが、いっそ抜歯してブリッジでもインプラントでも、それぞれ悪くないと思います。

重要なのは、今後の治療法の選択肢についてよく説明を受けて、ご自身で納得して選択することかと思います。

受け身で治療を受けて結果が悪いと「あの歯医者が・・」とまた思ってしまうかも知れませんから、同じことを繰り返さないで済む様に、担当の先生とは十分に話し合いをする様にして下さいね。

お大事にどうぞ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: marsjoysvenusさん
返信日時:2011-08-01 13:10:13
先生方お忙しい中、ご返答ありがとうございました。

渡辺先生のおっしゃるとおり、今後の治療に後悔のないようどうするのか考えて生きたいと思います。



タイトル ポケットを測らずに抜歯、治療されました。クラウンを被せる条件とは?
質問者 marsjoysvenusさん
地域 非公開
年齢 31歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:4番(第一小臼歯)
クラウン(差し歯・被せ)のトラブル
歯茎の異常・トラブルその他
歯医者への不信感
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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