歯周病治療中、フラップオペレーションは必要でしょうか?

相談者: YSDさん (41歳:男性)
投稿日時:2011-08-06 08:56:25
はじめまして。

現在、中程度の歯周病と診断され、親知らずの抜歯と並行して治療しております。


親知らずの抜歯とSRPは終了したのですが、抜歯した親知らずを見ると結構深いところまで歯石がこびりついていました。

先生が言うには、SRPで取れない深い歯石はフラップオペレーションで取る必要があるとのことでしたが、歯茎をベロンと切るのはどうしても抵抗があります。

行う本数は確認しておりませんが、下がった歯茎が一層下がるのではないかと・・・。
歯周ポケットは最大で6ミリです。



歯チャンネルを拝見してみると、歯石そのものは悪さをしないとありましたが、ということは、プラークコントロールをシッカリ行うという前提で、フラップオペレーションは行わなくても大丈夫でしょうか?

お忙しい中恐縮ですが、宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-08-06 09:10:37
>SRPで取れない深い歯石はフラップオペレーションで取る必要がある

決して誤った説明ではないと思いますよ。



下がった歯茎が一層下がる

そうなるかもしれませんが、目指す治癒形態とも思われます。



>歯石そのものは悪さをしない

悪さをするのは細菌ですから・・。
でも、歯石が細菌の棲みつく家になるかもしれません。


担当の先生とよく相談なさってください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-08-06 09:20:24
ご相談ありがとうございます。

フラップオペレーションをせずに、徹底的な基本治療を続ければ、数年後の結果に大きな差は無いともいわれています。

しかし、「プラークコントロールをシッカリ」したとか、「SRP」をしたとか、だけでは何も具体的な成果が表現されていませんから、それだけで基本治療だけという選択ができる段階ではありません。


もし不徹底であれば手術した方がたくさんの歯を、長く残せる可能性は上がります。
今の段階でも手術の内容にリスクを持つ歯の抜歯も含まれることはあり得ることは知る必要があります。


どなたも歯周病の治療で手術はしたくないと思うはずです。
しかし手遅れになれば、手術をしたくなってもとても大変な手術となりますし、術後も不快症状が出やすくなりますし、何より抜歯に近づいてしまうことも少なくありません。


しかし、手術するばあいも基本治療がクリアしていることが条件になります。
治療の前後での検査結果をデジタルで比較することが最低限の条件となります。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: YSDさん
返信日時:2011-08-06 09:38:10
●藤森先生、ご回答有難うございます。

歯石が細菌の棲みつく家になるかもしれません。

私としましても、それが最も心配な点ですが(あるいは既にそうなってる可能性も・・・)リスクはあっても出来ることならフラップオペだけは回避したいのが本心です。
先生と良く相談してみます。




●さがら先生、ご回答有難うございます。

歯周病にはとにかくプラークコントロールという考えがこびりついてしまい・・・やはり後々後悔しないためにも担当医と良く話し合ってみたいと思います。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-08-06 09:42:23
歯周外科の目的は表面から届かない歯石、バイオマテリアルを直接除去する事にあります。

ポケットが深くキュレット(SRPをする道具)が入らない場合は歯周外科は避けられないかと思います。
ただ、臼歯部なので難易度は高いですが・・。


個人的には歯肉が腫れるかもしれない原因を残しておくのはどうかと思います。

参考にしてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: YSDさん
返信日時:2011-08-06 09:50:51
●田部先生、ご回答有難うございます。

>個人的には歯肉が腫れるかもしれない原因を残しておくのはどうかと思います。

現時点では歯肉の状況がかなり改善され、先生も驚いていたので、思ったよりも程度は軽いのかな?と考えたりもしましたが、歯石が残ってる内はリスクを抱えたままなので、もう一度シッカリと検査して貰い、今後の治療について良く相談してみようと思います。



タイトル 歯周病治療中、フラップオペレーションは必要でしょうか?
質問者 YSDさん
地域 非公開
年齢 41歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯周外科治療(フラップ手術)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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