メタルボンドの金属部分が70%金合金。金属アレルギーのリスクは?
相談者:
ひーしさん (24歳:男性)
投稿日時:2011-08-06 23:22:07
回答1
回答日時:2011-08-07 23:29:22
こんばんは。
メタルボンドの金属の種類によって歯茎の変色があるのかどうかというのは私はよく分からないのですが(土台のことならありえる様な気も・・)、金属アレルギーのリスクの考え方については判断が難しいですね。
花粉症などと同じで、今までは何もなかった人でも突然発症する、ということが可能性としては考えられます。
ですが保険用金属も含めて、歯科用金属でアレルギーを実際に起こす人というのは極めて少ないはずです。
歯科用金属の中で比較すれば、70%の金合金と言えばいい方の、高価な金属ですが、これがアレルギー的に十分と言っていいのかどうかは何とも言えません。。
残りの30%に何を含有させているかも種類が色々ありますし。
一応市場には12%どころか0%のものから90%以上の物まで「メタルボンド」として出回っている様ですし、仮に平均値を取ることが出来れば、たぶん結構良い(というか金の割合が高い)方だと思いますよ。
もしも自分の身体であれば、70%でも60%でも金属アレルギーの心配はそんなにしないとは思うのですが・・あまり気になる様なら前歯でもありますし、審美性なんかも考えて自分ならオールセラミックにするかなと思います。
確かに高価ですから、よく検討されて下さいね。
メタルボンドの金属の種類によって歯茎の変色があるのかどうかというのは私はよく分からないのですが(土台のことならありえる様な気も・・)、金属アレルギーのリスクの考え方については判断が難しいですね。
花粉症などと同じで、今までは何もなかった人でも突然発症する、ということが可能性としては考えられます。
ですが保険用金属も含めて、歯科用金属でアレルギーを実際に起こす人というのは極めて少ないはずです。
歯科用金属の中で比較すれば、70%の金合金と言えばいい方の、高価な金属ですが、これがアレルギー的に十分と言っていいのかどうかは何とも言えません。。
残りの30%に何を含有させているかも種類が色々ありますし。
一応市場には12%どころか0%のものから90%以上の物まで「メタルボンド」として出回っている様ですし、仮に平均値を取ることが出来れば、たぶん結構良い(というか金の割合が高い)方だと思いますよ。
もしも自分の身体であれば、70%でも60%でも金属アレルギーの心配はそんなにしないとは思うのですが・・あまり気になる様なら前歯でもありますし、審美性なんかも考えて自分ならオールセラミックにするかなと思います。
確かに高価ですから、よく検討されて下さいね。
回答2
杉原歯科クリニック(杉並区・上高井戸)の杉原です。
回答日時:2011-08-08 13:31:43
渡辺先生に同意です。
メタルボンドの金属は、使用陶材との熱膨張係数などの相性で決まります。
金の含有率は高いから良いとはかぎりません。
>歯茎の変色、金属アレルギーのリスクがあることを拝見したので
私もオールセラミックをお勧めします。
ご参考まで・・・
メタルボンドの金属は、使用陶材との熱膨張係数などの相性で決まります。
金の含有率は高いから良いとはかぎりません。
>歯茎の変色、金属アレルギーのリスクがあることを拝見したので
私もオールセラミックをお勧めします。
ご参考まで・・・
回答3
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2011-08-08 13:48:31
ご相談ありがとうございます。
歯科材料に全くアレルギーを起こさないものと指定すれば、オールセラミックも含め何も使えなくなります。
材料だけで考えればオールセラミックはだいぶ違うかなと思います。
他の手段としては、アレルギーは免疫力の低下で起きる可能性がありますから、健康な生活を心がけることで、多少の金属など身体は許容してしまうという考えもできます。
仮に他の物質でアレルギーを起こしてしまったあとから、金属にも反応してしまう体質に変わることもあります。
今の世の中食品や口や身体につけるものに、化学合成品や添加物のないものが珍しくなっています。
そんな見直しも予防効果があるかもしれません。
それを思えば、天然の歯の材質は完璧です。
これに変わる人工物は皆無です。
きれいな他の歯はもう削らないように予防しましょう。
そうすれば一生他の歯は人工物の心配もなく暮らせます。
歯科材料に全くアレルギーを起こさないものと指定すれば、オールセラミックも含め何も使えなくなります。
材料だけで考えればオールセラミックはだいぶ違うかなと思います。
他の手段としては、アレルギーは免疫力の低下で起きる可能性がありますから、健康な生活を心がけることで、多少の金属など身体は許容してしまうという考えもできます。
仮に他の物質でアレルギーを起こしてしまったあとから、金属にも反応してしまう体質に変わることもあります。
今の世の中食品や口や身体につけるものに、化学合成品や添加物のないものが珍しくなっています。
そんな見直しも予防効果があるかもしれません。
それを思えば、天然の歯の材質は完璧です。
これに変わる人工物は皆無です。
きれいな他の歯はもう削らないように予防しましょう。
そうすれば一生他の歯は人工物の心配もなく暮らせます。
回答4
桜田歯科(東京都北区田端)の桜田です。
回答日時:2011-08-08 15:44:40
>メタルボンドは中に使う金属によっては歯茎の変色、金属アレルギーのリスクがあることを拝見したので・・・
金属アレルギーであれば、金属の使用を控えることが大前提ですが、「リスク」を考えるときりがなくなってしまいます。
たとえば、花粉症にならないようにするにはどうすればいいか?
杉、ブタクサ、稲・・・存在しないところに住めばいい?
こんなことを考えるときりがないですよね。
金の含有量が多ければ安全のように思うかもしれませんが、合金ですから様々な微量金属が混ざっています。
また、金の含有量が多くなればなるほどセラミックを焼付けできなくなります。
メタルボンド用の金属は心配ありませんが、金が多いと焼成温度で金属が溶けてしまいます。
合金はバランスが大切なんです。
このバランスとアレルギーは無関係です。
>歯科材料に全くアレルギーを起こさないものと指定すれば、オールセラミックも含め何も使えなくなります。
さがら先生が書かれていることに同意します。
比較的安全なのがオールセラミックになると思います。
金属アレルギーであれば、金属の使用を控えることが大前提ですが、「リスク」を考えるときりがなくなってしまいます。
たとえば、花粉症にならないようにするにはどうすればいいか?
杉、ブタクサ、稲・・・存在しないところに住めばいい?
こんなことを考えるときりがないですよね。
金の含有量が多ければ安全のように思うかもしれませんが、合金ですから様々な微量金属が混ざっています。
また、金の含有量が多くなればなるほどセラミックを焼付けできなくなります。
メタルボンド用の金属は心配ありませんが、金が多いと焼成温度で金属が溶けてしまいます。
合金はバランスが大切なんです。
このバランスとアレルギーは無関係です。
>歯科材料に全くアレルギーを起こさないものと指定すれば、オールセラミックも含め何も使えなくなります。
さがら先生が書かれていることに同意します。
比較的安全なのがオールセラミックになると思います。
タイトル | メタルボンドの金属部分が70%金合金。金属アレルギーのリスクは? |
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質問者 | ひーしさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 24歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
メタルボンド 材料・機材関連 歯科金属アレルギー |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。