2名の根管治療専門医から保証できないと・・・でも自分の歯で食べたい!
相談者:
グルコサミンさん (33歳:女性)
投稿日時:2011-08-07 19:46:27
回答1
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2011-08-07 20:01:22
いろいろ苦労や努力をされて来た事はわかります。
ただこの相談室のルールとして特定の歯科医の名前を指名する事はできません。
ただしマッチングシステム?があったはずですのでご自分でもう一度探されてはいかがでしょうか?
ただこの相談室のルールとして特定の歯科医の名前を指名する事はできません。
ただしマッチングシステム?があったはずですのでご自分でもう一度探されてはいかがでしょうか?
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2011-08-07 22:52:39
ご相談ありがとうございます。
それだけ努力された結果の診断ですから、確かに厳しい歯のようです。
>私は、安全な最善の治療で、自分の歯で健康に食べたいのです。
たぶん安全な最善の治療のチャンスは薄いのだと思います。
しかし、
>「高い費用かけて痛い思いしても、持たないと思うからインプラントにしたら」
ということは抜歯宣言ですね?
それより、
>治せるかもしれないけど、保証は出来ないと言われました。
>別の専門医にも同じ事を言われました。
これは、もしかすると抜歯しないですむかもしれない、というお話ですね?
それでしたら、安全な最善ではないかもしれないけれど、チャンスがないわけではないような気がしますが、いかがでしょうか。
それだけ努力された結果の診断ですから、確かに厳しい歯のようです。
>私は、安全な最善の治療で、自分の歯で健康に食べたいのです。
たぶん安全な最善の治療のチャンスは薄いのだと思います。
しかし、
>「高い費用かけて痛い思いしても、持たないと思うからインプラントにしたら」
ということは抜歯宣言ですね?
それより、
>治せるかもしれないけど、保証は出来ないと言われました。
>別の専門医にも同じ事を言われました。
これは、もしかすると抜歯しないですむかもしれない、というお話ですね?
それでしたら、安全な最善ではないかもしれないけれど、チャンスがないわけではないような気がしますが、いかがでしょうか。
回答3
誠安・瑞石牙医診所(台湾)の王です。
回答日時:2011-08-08 00:39:02
こんばんは。
いろいろと左下6番の保存のために努力なさって来たようですね。
>MTAや、歯茎切ったりの外科的治療で治せるかもしれないけど、保証は出来ないと言われました。
>別の専門医にも同じ事を言われました。
そうですか・・・・・
歯を保存するために有用な、いわば奥の手、最終手段である外科的療法を持ち出しても、あまり予後が期待出来ない・・・・・・・・と別々の専門医に言われているという事ですから、相当厳しい状況のようですね・・・・・
こちらの歯がどのような状態なのか、実際に拝見しておりませんので何とも言えませんが、適切な再根管治療が行われたにも関わらず、自覚症状や打診痛といった不快症状、またはろう孔が残った場合や病巣の縮小が認められない場合に、歯の保存のために外科療法を選択することがあります。
ただ、この場合、特に根尖部位の外科療法の術前診査では、根の病態を100%正確に把握することはとても困難で、術中にCT画像には写らなかったような歯根破折(亀裂)や穿孔が観察されたり、術中に初めて分かる事が多いのです。
なので、難治症の歯の場合は、術中に歯牙を保存することが不可能・予後不良と判断し、抜歯に移行することもしばしばあります。
この点については、ご理解頂きたいと思います。
そういったリスクを、専門医である先生方はお伝えしたかったのではないかと・・・・・・・
ですから、保存的な処置を受けることで得られる長所と短所を、今一度担当されている先生から明瞭にご説明いただき、その上で、将来予測と費用、治療期間も含めて、ご自分が一番納得出来るかたちで治療法を選択していかれたら如何でしょうか?
>「高い費用かけて痛い思いしても、持たないと思うからインプラントにしたら」
>と言われました。
そうですね、確かにこちらの先生が仰られている事も一理ありますね・・・・・・
医療に於いて、どんなに最善を尽くして治療しても、全てが「100%治る」とはかぎりません。
治らない場合には、治らないという現実を受け入れた上で、今後のベストな方法を選択していくのも時には必要なのではないかと思います。
ただ、どうしても諦めたくない、納得できないというのであれば、専門家が多くいる大学付属病院の「根管治療科」、若しくは「歯内治療科」、「保存科」といった専門科でサード・オピニオンを受けられてみては如何でしょうか?
いずれにしても、一日も早く解決されることをお祈り申し上げます。
では、お大事になされて下さい。
いろいろと左下6番の保存のために努力なさって来たようですね。
>MTAや、歯茎切ったりの外科的治療で治せるかもしれないけど、保証は出来ないと言われました。
>別の専門医にも同じ事を言われました。
そうですか・・・・・
歯を保存するために有用な、いわば奥の手、最終手段である外科的療法を持ち出しても、あまり予後が期待出来ない・・・・・・・・と別々の専門医に言われているという事ですから、相当厳しい状況のようですね・・・・・
こちらの歯がどのような状態なのか、実際に拝見しておりませんので何とも言えませんが、適切な再根管治療が行われたにも関わらず、自覚症状や打診痛といった不快症状、またはろう孔が残った場合や病巣の縮小が認められない場合に、歯の保存のために外科療法を選択することがあります。
ただ、この場合、特に根尖部位の外科療法の術前診査では、根の病態を100%正確に把握することはとても困難で、術中にCT画像には写らなかったような歯根破折(亀裂)や穿孔が観察されたり、術中に初めて分かる事が多いのです。
なので、難治症の歯の場合は、術中に歯牙を保存することが不可能・予後不良と判断し、抜歯に移行することもしばしばあります。
この点については、ご理解頂きたいと思います。
そういったリスクを、専門医である先生方はお伝えしたかったのではないかと・・・・・・・
ですから、保存的な処置を受けることで得られる長所と短所を、今一度担当されている先生から明瞭にご説明いただき、その上で、将来予測と費用、治療期間も含めて、ご自分が一番納得出来るかたちで治療法を選択していかれたら如何でしょうか?
>「高い費用かけて痛い思いしても、持たないと思うからインプラントにしたら」
>と言われました。
そうですね、確かにこちらの先生が仰られている事も一理ありますね・・・・・・
医療に於いて、どんなに最善を尽くして治療しても、全てが「100%治る」とはかぎりません。
治らない場合には、治らないという現実を受け入れた上で、今後のベストな方法を選択していくのも時には必要なのではないかと思います。
ただ、どうしても諦めたくない、納得できないというのであれば、専門家が多くいる大学付属病院の「根管治療科」、若しくは「歯内治療科」、「保存科」といった専門科でサード・オピニオンを受けられてみては如何でしょうか?
いずれにしても、一日も早く解決されることをお祈り申し上げます。
では、お大事になされて下さい。
回答4
回答日時:2011-08-08 01:19:06
こんばんは。
>そういったリスクを、専門医である先生方はお伝えしたかったのではないかと・・・・・・・
私もそう思います。
というか医療ですから、結果を保証するなんてとても出来ませんし、「絶対大丈夫」なんて言う先生がいたら絶対心配。。
ただ、正確に数値化することは難しいにしても、インプラントと外科的根管治療の成功率を比較すると、グルコサミンさんの場合インプラントの方がおそらく高いのは事実だろうと思います。
感覚的に、これはなんとなくイメージでの数字ですけど、
「インプラントの成功率(※生存率ではなく)」・・80%
「外科的根管治療の成功率」・・50%
だとして、だからといってインプラントを選ぶべき、ということにはなりません。
治療方法を選ぶ場合には、医師側から見て客観的に判断出来る確率に、患者さんが希望の大きさをかけて選択すれば良いので、例えば
「インプラントが成功して噛める様になった場合の嬉しさ」・・25%
「外科的根管治療が成功して噛める様になった場合の嬉しさ」・・100%
だったとしたら、
「インプラント」・・80%×25%=20%
「外科的根管治療」・・50%×100%=50%
となり大逆転になります。
実際には失敗した場合の悔しさやコストなども計算していく必要があるのでこんなに単純ではもちろんありませんが、専門医の意見は意見として、どちらに賭けるのかは患者さん次第だと思いますよ。
因みに、インプラントは失敗するとかなり厄介ですが、根管治療の失敗はそれからインプラントでもブリッジでも選択できますよね。
でも根管治療は成功したとしても、その後むし歯や歯根破折のリスクはずっと引きずります。
コスト的に合理的なのは早いところ抜いてしまってインプラントにした方がおそらく良いです。
最終的に決めるのはご自身ですが、迷う様なら何人かの先生とよく相談してみて下さい。
相談した先生の中で、なんとなく一番価値観の合いそうな先生に、「先生の歯だったらどうされますか?」なんて質問がいいと思います。
お大事にして下さい。
>そういったリスクを、専門医である先生方はお伝えしたかったのではないかと・・・・・・・
私もそう思います。
というか医療ですから、結果を保証するなんてとても出来ませんし、「絶対大丈夫」なんて言う先生がいたら絶対心配。。
ただ、正確に数値化することは難しいにしても、インプラントと外科的根管治療の成功率を比較すると、グルコサミンさんの場合インプラントの方がおそらく高いのは事実だろうと思います。
感覚的に、これはなんとなくイメージでの数字ですけど、
「インプラントの成功率(※生存率ではなく)」・・80%
「外科的根管治療の成功率」・・50%
だとして、だからといってインプラントを選ぶべき、ということにはなりません。
治療方法を選ぶ場合には、医師側から見て客観的に判断出来る確率に、患者さんが希望の大きさをかけて選択すれば良いので、例えば
「インプラントが成功して噛める様になった場合の嬉しさ」・・25%
「外科的根管治療が成功して噛める様になった場合の嬉しさ」・・100%
だったとしたら、
「インプラント」・・80%×25%=20%
「外科的根管治療」・・50%×100%=50%
となり大逆転になります。
実際には失敗した場合の悔しさやコストなども計算していく必要があるのでこんなに単純ではもちろんありませんが、専門医の意見は意見として、どちらに賭けるのかは患者さん次第だと思いますよ。
因みに、インプラントは失敗するとかなり厄介ですが、根管治療の失敗はそれからインプラントでもブリッジでも選択できますよね。
でも根管治療は成功したとしても、その後むし歯や歯根破折のリスクはずっと引きずります。
コスト的に合理的なのは早いところ抜いてしまってインプラントにした方がおそらく良いです。
最終的に決めるのはご自身ですが、迷う様なら何人かの先生とよく相談してみて下さい。
相談した先生の中で、なんとなく一番価値観の合いそうな先生に、「先生の歯だったらどうされますか?」なんて質問がいいと思います。
お大事にして下さい。
回答5
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2011-08-08 05:22:30
グルコサミンさまおはようございます。
専門医に根管治療を受けていたところ左下6番は治療が出来ないといわれて他をあったって見たところやはり出来ないといわれてしまい、紹介していただいたDrに相談したらインプラントを勧められたわけですね。
もしインプラントを受け入れることが出来るのなら、それもひとつの方法だとは思います。
6番の状況が判らないので断定は出来ませんが、治療できない理由について説明は受けられたのでしょうか。
もし根管治療をせずにそのような結論だったのなら個人的には一度はトライしてみると思います、その上で治療がうまく出来ないのならその理由を説明して意図的再植を考えると思います。
それでも尚抜歯せざるを得ない状況ならブリッジを検討してみると思います。
ブリッジが受け入れられなければ一本義歯かインプラントということになるでしょう、参考になれば幸いです。
意図的再植法
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=189
専門医に根管治療を受けていたところ左下6番は治療が出来ないといわれて他をあったって見たところやはり出来ないといわれてしまい、紹介していただいたDrに相談したらインプラントを勧められたわけですね。
もしインプラントを受け入れることが出来るのなら、それもひとつの方法だとは思います。
6番の状況が判らないので断定は出来ませんが、治療できない理由について説明は受けられたのでしょうか。
もし根管治療をせずにそのような結論だったのなら個人的には一度はトライしてみると思います、その上で治療がうまく出来ないのならその理由を説明して意図的再植を考えると思います。
それでも尚抜歯せざるを得ない状況ならブリッジを検討してみると思います。
ブリッジが受け入れられなければ一本義歯かインプラントということになるでしょう、参考になれば幸いです。
意図的再植法
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=189
回答6
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2011-08-08 16:12:23
諸先生方の書かれているように「八方手を尽くす」と言う努力はされても良いと思います。
しかし「それでも駄目だった場合にはきっぱりと諦める」事がグルコサミン さんは出来るのでしょうか?
A先生は「外科的治療で治せるかもしれないけど、保証は出来ない」
B先生は「持たないと思うからインプラントにしたら」
と、おっしゃられているわけですよね。
相当厳しい状況なのではないかと想像します。
僕なら、A先生に外科をお任せしてみて、それでも駄目なら「恨みっこ無し」で「諦めて抜歯」と。
(それで大丈夫ならA先生のお手柄です)
それくらいA先生の事を信頼できないのであればB先生のおっしゃられているように「最初から抜歯」を選択された方が無難かと思います。
しかも、専門医と言う事は「自費」ですよね。
「高いお金を払って、信頼できる先生に託したが、駄目だった…」
と言う事実を受け入れる覚悟が無ければ。
我々歯科医も人間です。
出来る事と出来ない事があります。
残念ですが、いくら
>自分の歯で健康に食べたいのです
と願われても、不可能なこともあります。
厳しい方ですが、それが現実なのではないでしょうか。
ノア先生の書かれた「大逆転」に賭けてみるもの悪くはないと思います。
しかし「それでも駄目だった場合にはきっぱりと諦める」事がグルコサミン さんは出来るのでしょうか?
A先生は「外科的治療で治せるかもしれないけど、保証は出来ない」
B先生は「持たないと思うからインプラントにしたら」
と、おっしゃられているわけですよね。
相当厳しい状況なのではないかと想像します。
僕なら、A先生に外科をお任せしてみて、それでも駄目なら「恨みっこ無し」で「諦めて抜歯」と。
(それで大丈夫ならA先生のお手柄です)
それくらいA先生の事を信頼できないのであればB先生のおっしゃられているように「最初から抜歯」を選択された方が無難かと思います。
しかも、専門医と言う事は「自費」ですよね。
「高いお金を払って、信頼できる先生に託したが、駄目だった…」
と言う事実を受け入れる覚悟が無ければ。
我々歯科医も人間です。
出来る事と出来ない事があります。
残念ですが、いくら
>自分の歯で健康に食べたいのです
と願われても、不可能なこともあります。
厳しい方ですが、それが現実なのではないでしょうか。
ノア先生の書かれた「大逆転」に賭けてみるもの悪くはないと思います。
相談者からの返信
相談者:
グルコサミンさん
返信日時:2011-08-10 06:21:03
わかりやすく、丁寧な回答をくださいました、先生方ありがとうございました。
先生方の意見を参考に、どの治療が最適か考え取り組んでいきたいと思います。
本当に、ありがとうございました。
また、相談する際には、よろしくお願い致します。
先生方の意見を参考に、どの治療が最適か考え取り組んでいきたいと思います。
本当に、ありがとうございました。
また、相談する際には、よろしくお願い致します。
タイトル | 2名の根管治療専門医から保証できないと・・・でも自分の歯で食べたい! |
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質問者 | グルコサミンさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 33歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の治療法 根管治療の専門医 その他(歯科治療関連) |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。