内部吸収で根管治療中に出血。治療が進まず、抜歯でしょうか?
相談者:
kanazamaさん (39歳:女性)
投稿日時:2011-08-15 02:41:10
下の5番の歯に内部吸収が見つかり、以下のように治療を進めて頂いています。
現在歯科がお休みで診察は5日後です。
まずはこちらでご意見をお伺いたいと思い投稿します。
<経過>
1週目 内部吸収判明。その日に抜髄。
2週目 出血があり(自覚はなし)、止血をしながら根幹治療。
3週目 根幹治療開始後すぐ、出血。根幹治療に着手できず、止血の処置(レーザー)のみ。
<現状>
3度目の治療2日後から、痛みが戻り、取り急ぎ鎮痛剤を服用ています。
また歯茎が薄く赤黒い色になってしまいました。
<相談>
1.出血はどういったことから起こる可能性があるのですか?
内部吸収は「歯」の内部の問題と思ってましたが、歯肉にも関係するのでしょうか?
2.内部吸収〜抜歯に至るまでのプロセス及び判断基準を、どのようにお考になりますか?(参考としてお伺いしたいです)
3.限られた判断材料ですが、このまま抜歯をせずに根幹治療を続けられる可能性はあるとお考えになりますか?
次回の診察の際の予備知識として、先生方のお考えをお伺いできましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
現在歯科がお休みで診察は5日後です。
まずはこちらでご意見をお伺いたいと思い投稿します。
<経過>
1週目 内部吸収判明。その日に抜髄。
2週目 出血があり(自覚はなし)、止血をしながら根幹治療。
3週目 根幹治療開始後すぐ、出血。根幹治療に着手できず、止血の処置(レーザー)のみ。
<現状>
3度目の治療2日後から、痛みが戻り、取り急ぎ鎮痛剤を服用ています。
また歯茎が薄く赤黒い色になってしまいました。
<相談>
1.出血はどういったことから起こる可能性があるのですか?
内部吸収は「歯」の内部の問題と思ってましたが、歯肉にも関係するのでしょうか?
2.内部吸収〜抜歯に至るまでのプロセス及び判断基準を、どのようにお考になりますか?(参考としてお伺いしたいです)
3.限られた判断材料ですが、このまま抜歯をせずに根幹治療を続けられる可能性はあるとお考えになりますか?
次回の診察の際の予備知識として、先生方のお考えをお伺いできましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
回答1
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-08-15 09:49:06
可能性の一つとして、根菅内部にまだ軟組織(神経や血管等)が除去されずに残っているのではないかと考えました。
もし、そうでしたら、根菅壁面をきれいに(煙突内部壁のススを落とすような)する要領で清掃してもらえば、解決するように思います。
ただ、内部吸収の程度が大きければ、難しい場合があるかもしれません。
通常は抜歯に至る可能性は高くはないように思いますが、稀にそういう場合があるのかもしれません。
よく相談なさってください。
もし、そうでしたら、根菅壁面をきれいに(煙突内部壁のススを落とすような)する要領で清掃してもらえば、解決するように思います。
ただ、内部吸収の程度が大きければ、難しい場合があるかもしれません。
通常は抜歯に至る可能性は高くはないように思いますが、稀にそういう場合があるのかもしれません。
よく相談なさってください。
回答2
池原歯科医院(大阪市東成区)の池原です
回答日時:2011-08-15 11:15:47
こんにちは。
内部吸収している場所や程度によっては、抜歯も考えないといけないと思います。
内部吸収が根のある程度の深さまで進行していて、根管壁に穴が開いてしまっている場合、そこから軟組織が入り込んできます。
今回の出血は、その軟組織からの出血かもしれません。
その出血が止まり、根管壁の穴を完全にふさぐことが出来れば根管治療を続けて、歯を保存することもできますが、ある程度深い部分で穴が開いてしまっていると、ふさぎきることが難しくなります。
そういう場合だと、抜歯の可能性が高くなると思います。
内部吸収している場所や程度によっては、抜歯も考えないといけないと思います。
内部吸収が根のある程度の深さまで進行していて、根管壁に穴が開いてしまっている場合、そこから軟組織が入り込んできます。
今回の出血は、その軟組織からの出血かもしれません。
その出血が止まり、根管壁の穴を完全にふさぐことが出来れば根管治療を続けて、歯を保存することもできますが、ある程度深い部分で穴が開いてしまっていると、ふさぎきることが難しくなります。
そういう場合だと、抜歯の可能性が高くなると思います。
相談者からの返信
相談者:
kanazamaさん
返信日時:2011-08-15 16:41:08
回答3
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2011-08-15 20:35:13
解決しているようですが、少々追加します。
池原先生方のご意見通り、内部吸収が進行して壁に穴が開いてしまっている場合出血が多きことがあります。
抜歯の可能性は小さくありませんが、まだ保存できる場合もあります。
しかしその処置方法や材料には難しいこともあります。
ご担当の先生を信じて抜歯の選択もあり得ますし、歯の保存希望が強ければ根の治療の専門家に一度見ていただくという選択もあります。
池原先生方のご意見通り、内部吸収が進行して壁に穴が開いてしまっている場合出血が多きことがあります。
抜歯の可能性は小さくありませんが、まだ保存できる場合もあります。
しかしその処置方法や材料には難しいこともあります。
ご担当の先生を信じて抜歯の選択もあり得ますし、歯の保存希望が強ければ根の治療の専門家に一度見ていただくという選択もあります。
相談者からの返信
相談者:
kanazamaさん
返信日時:2011-08-15 21:32:49
さがら先生
お返事ありがとうございました。
壁に穴が開いて出血することがあるのですね。
素人考えで、「ここまで来ちゃったらもう抜歯しかない」と思っていたのですが、先生にご回答・選択肢を教えて頂けてよかったです。
ありがとうございました。
お返事ありがとうございました。
壁に穴が開いて出血することがあるのですね。
素人考えで、「ここまで来ちゃったらもう抜歯しかない」と思っていたのですが、先生にご回答・選択肢を教えて頂けてよかったです。
ありがとうございました。
タイトル | 内部吸収で根管治療中に出血。治療が進まず、抜歯でしょうか? |
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質問者 | kanazamaさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 39歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療中の痛み 根管治療に関するトラブル 根管治療その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。