1歳2カ月、外胚葉形成不全症。入れ歯やインプラントは何歳から?
相談者:
tyさん (33歳:男性)
投稿日時:2011-08-14 01:00:06
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-08-14 09:45:59
回答2
誠安・瑞石牙医診所(台湾)の王です。
回答日時:2011-08-14 17:26:36
こんにちは。
>保険が適用で無料でできるのなら、中学3年までに行ないたいのです。
細見先生が言われていますとおり、インプラントは保険適応外で、ある程度成長が済んでからでないと施せません。
ただ、こういったお子さんの歯槽骨は発育が良くない(痩せてて、縦横の幅が狭く低い)場合が多いので、インプラント治療に関しては、成長後の歯槽骨の状態で出来ないこともあります。
入れ歯(義歯)は保険適応ですが、顎の成長を阻害しないように、小児義歯は定期的に調整、新製していかなければなりません。
この点についてはご留意下さいね。
今後の歯(乳歯の萌出が遅れて出てきたり、数歯の欠如といった部分無歯症の場合もありますから)や嚥下、発音、舌の位置などの成長発達を見ながら、小児歯科、矯正科、補綴科のチームアプローチが必要になるでしょう。
これから長い治療、歯科でのフォローアップになるかと思いますが、どうか頑張って下さい。
>保険が適用で無料でできるのなら、中学3年までに行ないたいのです。
細見先生が言われていますとおり、インプラントは保険適応外で、ある程度成長が済んでからでないと施せません。
ただ、こういったお子さんの歯槽骨は発育が良くない(痩せてて、縦横の幅が狭く低い)場合が多いので、インプラント治療に関しては、成長後の歯槽骨の状態で出来ないこともあります。
入れ歯(義歯)は保険適応ですが、顎の成長を阻害しないように、小児義歯は定期的に調整、新製していかなければなりません。
この点についてはご留意下さいね。
今後の歯(乳歯の萌出が遅れて出てきたり、数歯の欠如といった部分無歯症の場合もありますから)や嚥下、発音、舌の位置などの成長発達を見ながら、小児歯科、矯正科、補綴科のチームアプローチが必要になるでしょう。
これから長い治療、歯科でのフォローアップになるかと思いますが、どうか頑張って下さい。
相談者からの返信
相談者:
tyさん
返信日時:2011-08-14 23:50:09
ご連絡ありがとうございました。
とても迅速なお返事に感謝しております。
ところで厚生労働省によると、下記内容が2010年から適応となっておりますが、私の息子は外胚葉形成不全症ですが、適応になりますでしょうか?
適応となる場合はインプラントも可能でしょうか?
ご連絡お待ちしております。
● 保険適用による矯正治療(2010年度)
健康保険が適用される歯科矯正治療は、以下の疾患に限られます。
・あごの骨の手術の併用が必要となる歯列矯正(顎変形症の外科矯正)
・厚生労働大臣が定める以下の先天性疾患に起因する咬合異常
唇顎口蓋裂、Goldenhar症候群(鰓弓異常症を含む)、鎖骨・頭蓋骨異形成、Crouzon症候群、Treacher-Collins症候群、Pierre Robin症候群、Down症候群、Russell-Silver症候群、Turner症候群、Beckwith-Wiedemann症候群、尖頭合指症、Parry-Romberg症候群(進行性顔面半側萎縮)、先天性ミオパチー、Ellis-Van Creveld症候群、軟骨形成不全症、外胚葉異形成症、神経繊維腫症、基底細胞母斑症候群、Noonan症候群、Marfan症候群、Prader-Willi症候群、顔面裂、筋ジストロフィー、大理石骨病、色素失調症、ロ一顔一指症候群、メービウス症候群、カブキ症候群、クリッペル・トレーノネイ・ウェーバー症候群、ウィリアムズ症候群、ビンダー症候群、スティックラー症候群
とても迅速なお返事に感謝しております。
ところで厚生労働省によると、下記内容が2010年から適応となっておりますが、私の息子は外胚葉形成不全症ですが、適応になりますでしょうか?
適応となる場合はインプラントも可能でしょうか?
ご連絡お待ちしております。
● 保険適用による矯正治療(2010年度)
健康保険が適用される歯科矯正治療は、以下の疾患に限られます。
・あごの骨の手術の併用が必要となる歯列矯正(顎変形症の外科矯正)
・厚生労働大臣が定める以下の先天性疾患に起因する咬合異常
唇顎口蓋裂、Goldenhar症候群(鰓弓異常症を含む)、鎖骨・頭蓋骨異形成、Crouzon症候群、Treacher-Collins症候群、Pierre Robin症候群、Down症候群、Russell-Silver症候群、Turner症候群、Beckwith-Wiedemann症候群、尖頭合指症、Parry-Romberg症候群(進行性顔面半側萎縮)、先天性ミオパチー、Ellis-Van Creveld症候群、軟骨形成不全症、外胚葉異形成症、神経繊維腫症、基底細胞母斑症候群、Noonan症候群、Marfan症候群、Prader-Willi症候群、顔面裂、筋ジストロフィー、大理石骨病、色素失調症、ロ一顔一指症候群、メービウス症候群、カブキ症候群、クリッペル・トレーノネイ・ウェーバー症候群、ウィリアムズ症候群、ビンダー症候群、スティックラー症候群
回答3
JOY矯正歯科クリニック(横浜市港北区)の福山です。
回答日時:2011-08-15 09:38:19
ご質問ありがとうございます。
外胚葉異形成症に起因する咬合異常に対して、歯科矯正治療は保険適応されるようになりました。
つまり、「外胚葉異形成症が原因と考えられる不正咬合」、この場合多くは、先天性多数歯欠損による空隙歯列(すきっ歯)になると思いますが、これを矯正治療する場合に保険適応されるということです。
全く歯がない場合は、矯正治療もできませんが、ある程度歯がある場合は、矯正治療で欠損している部分の隙間を閉じたり、減らしたり、インプラントや義歯の前に歯列を整えたりして、補綴治療をやりやすくしたりすることができます。
ただし、残念ながら現状ではインプラントは保険適応されていません。
お子様がインプラント治療ができるようになるのは、十数年後になりますので、その時点で保険適応の状況がどうなっているかわかりませんし、医学の進歩でまた新しい治療法ができているかもしれません。
長い目でみて、がんばって下さい。
外胚葉異形成症に起因する咬合異常に対して、歯科矯正治療は保険適応されるようになりました。
つまり、「外胚葉異形成症が原因と考えられる不正咬合」、この場合多くは、先天性多数歯欠損による空隙歯列(すきっ歯)になると思いますが、これを矯正治療する場合に保険適応されるということです。
全く歯がない場合は、矯正治療もできませんが、ある程度歯がある場合は、矯正治療で欠損している部分の隙間を閉じたり、減らしたり、インプラントや義歯の前に歯列を整えたりして、補綴治療をやりやすくしたりすることができます。
ただし、残念ながら現状ではインプラントは保険適応されていません。
お子様がインプラント治療ができるようになるのは、十数年後になりますので、その時点で保険適応の状況がどうなっているかわかりませんし、医学の進歩でまた新しい治療法ができているかもしれません。
長い目でみて、がんばって下さい。
回答4
回答日時:2011-08-16 08:03:14
回答5
タイトル | 1歳2カ月、外胚葉形成不全症。入れ歯やインプラントは何歳から? |
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質問者 | tyさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 33歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯の生えかわり(生え変わり) 小児歯科その他 その他(保険と保険外) 歯の数が足りない(先天欠損) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。