部分入れ歯の金具を引っ掛けている歯がぐらつき、抜けそうで怖い
相談者:
まかちゃんさん (40歳:女性)
投稿日時:2011-08-17 23:00:28
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-08-17 23:43:02
>ぐらつく歯の改善策はありますか。
ぐらつく原因によって改善策は異なります。
ただすでに奥歯が左右で4本無くなっている事に問題があると思います。
その原因が何かを考えずにぐらつきの対応策を考えても問題は解決しないと思います。
でなければ仰る様に総入れ歯なるかもしれませんよ。
ぐらつく原因によって改善策は異なります。
ただすでに奥歯が左右で4本無くなっている事に問題があると思います。
その原因が何かを考えずにぐらつきの対応策を考えても問題は解決しないと思います。
でなければ仰る様に総入れ歯なるかもしれませんよ。
回答2
回答日時:2011-08-17 23:51:23
こんばんは。
歯がぐらぐら揺れてしまうのには、2つ理由があります。
ひとつは、歯を支える顎の骨が溶けて(→歯周病)歯にかかる力に耐えられない場合
もう一つは、歯にかかる力が強すぎて、歯が耐えきれない場合
そして、この二つが共存している(歯周病+過大な力)場合もあります。
まかちゃんさんの場合がどうかは正確には分かりませんが、
>骨が解けてて
というのが歯の周囲の骨のことを指しているのなら、ある程度進んだ歯周病かも知れませんね。
歯周病で溶けてしまった骨については原則的に1mmも回復させることは出来ませんが、もしも今現在炎症が強い状態であれば、徹底したプラークコントロール(歯周治療)によって炎症をなくなれば、歯の揺れが少しは収まる可能性はあります。
>下の両奥歯2本づつ抜いて
と、
>金具を引っ掛けてる歯が、
の2点から、歯にかかる力はおそらく過大になっています。
力持ちの奥歯がいなくなって負担が増えている分と、部分入れ歯にしがみつかれて余計に揺れる分、プラス人によっては元々の歯ぎしりなどの癖もあるかも知れません。
改善策は、(歯の揺れのことだけ考えるなら)入れ歯をしない様にすること、なくなった奥歯の代わりに、インプラントを入れることが考えられますね。
ただ、どの方法にも利点欠点ありますので、よく調べて、担当の先生ともよくよく話し合う必要があるかと思いますよ。
もしも何もせずにこのまま行くとしたら、総入れ歯までは行かないとしても部分入れ歯自体は少しずつ大きいものに変えていくことになるのが可能性としては確かに高いと思います。
簡単に整理すると、
最低でも(必要があれば)徹底したプラークコントロール・歯周治療/管理。
それだけで改善しないなら、次に噛み合わせの力に耐えられる入れ歯以外の方法(インプラントもしくは大掛かりな連結、場合によって噛み合わせの力のコントロールなど)が、たぶん必要なのではないかと思いますよ。
状態が状態だけに、なかなか一筋縄ではいかなさそうですが、お大事にして下さい。
歯がぐらぐら揺れてしまうのには、2つ理由があります。
ひとつは、歯を支える顎の骨が溶けて(→歯周病)歯にかかる力に耐えられない場合
もう一つは、歯にかかる力が強すぎて、歯が耐えきれない場合
そして、この二つが共存している(歯周病+過大な力)場合もあります。
まかちゃんさんの場合がどうかは正確には分かりませんが、
>骨が解けてて
というのが歯の周囲の骨のことを指しているのなら、ある程度進んだ歯周病かも知れませんね。
歯周病で溶けてしまった骨については原則的に1mmも回復させることは出来ませんが、もしも今現在炎症が強い状態であれば、徹底したプラークコントロール(歯周治療)によって炎症をなくなれば、歯の揺れが少しは収まる可能性はあります。
>下の両奥歯2本づつ抜いて
と、
>金具を引っ掛けてる歯が、
の2点から、歯にかかる力はおそらく過大になっています。
力持ちの奥歯がいなくなって負担が増えている分と、部分入れ歯にしがみつかれて余計に揺れる分、プラス人によっては元々の歯ぎしりなどの癖もあるかも知れません。
改善策は、(歯の揺れのことだけ考えるなら)入れ歯をしない様にすること、なくなった奥歯の代わりに、インプラントを入れることが考えられますね。
ただ、どの方法にも利点欠点ありますので、よく調べて、担当の先生ともよくよく話し合う必要があるかと思いますよ。
もしも何もせずにこのまま行くとしたら、総入れ歯までは行かないとしても部分入れ歯自体は少しずつ大きいものに変えていくことになるのが可能性としては確かに高いと思います。
簡単に整理すると、
最低でも(必要があれば)徹底したプラークコントロール・歯周治療/管理。
それだけで改善しないなら、次に噛み合わせの力に耐えられる入れ歯以外の方法(インプラントもしくは大掛かりな連結、場合によって噛み合わせの力のコントロールなど)が、たぶん必要なのではないかと思いますよ。
状態が状態だけに、なかなか一筋縄ではいかなさそうですが、お大事にして下さい。
回答3
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2011-08-18 05:02:10
西山です
入れ歯の視点からコメントさせていただきます。
奥に支える歯が無い入れ歯では、手前で支えている歯に負担がかかることは避けられません。
その負担を少しでも軽くするために歯の無い部分、顎堤といいますが、この部分にもできるだけ力を負担させます。
入れ歯を入れた状態で入れ歯の歯を押したときに、入れ歯全体が後ろに沈み込みませんか?
もし、沈み込むなら適合が甘く顎堤による支えが不十分で手前の歯の負担が増大していることも考えられます。
歯を抜いてしまったあとの顎堤は時間とともに吸収してゆくため定期的に入れ歯の適合をチェックし、隙間が生じてきたらその隙間を埋める処置が必要となります。
この辺りについても確認してもらってください。
入れ歯の視点からコメントさせていただきます。
奥に支える歯が無い入れ歯では、手前で支えている歯に負担がかかることは避けられません。
その負担を少しでも軽くするために歯の無い部分、顎堤といいますが、この部分にもできるだけ力を負担させます。
入れ歯を入れた状態で入れ歯の歯を押したときに、入れ歯全体が後ろに沈み込みませんか?
もし、沈み込むなら適合が甘く顎堤による支えが不十分で手前の歯の負担が増大していることも考えられます。
歯を抜いてしまったあとの顎堤は時間とともに吸収してゆくため定期的に入れ歯の適合をチェックし、隙間が生じてきたらその隙間を埋める処置が必要となります。
この辺りについても確認してもらってください。
回答4
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2011-08-18 05:42:28
まかちゃんさまおはようございます。
下顎両側大臼歯が欠損していて、鈎歯として使っている5番が動揺していて抜けそうで心配なさっているということですね。
おそらく歯周病で歯を支えている骨が吸収してきて動揺がひどくなってきているのだと思います。
先ず骨の状況がどこまで吸収してきているかにもよりますが、まだ骨が残っているのなら治せる可能性はあると思います。
この場合義歯が鈎歯を動揺させるような作りかたであれば治ることは無いと思います、義歯で咬んでも鈎歯を動かさないような咬合様式を作ってやれば、後は歯磨きを徹底して行えば治せる可能性はあると思います。
いずれにしても現在の歯槽骨の残り具合と入れ歯の咬合様式で治せるかどうかが決まってくるでしょう、歯周病と入れ歯が得意なDrに診ていただくのがいいように思います、お大事になさってください。
下顎両側大臼歯が欠損していて、鈎歯として使っている5番が動揺していて抜けそうで心配なさっているということですね。
おそらく歯周病で歯を支えている骨が吸収してきて動揺がひどくなってきているのだと思います。
先ず骨の状況がどこまで吸収してきているかにもよりますが、まだ骨が残っているのなら治せる可能性はあると思います。
この場合義歯が鈎歯を動揺させるような作りかたであれば治ることは無いと思います、義歯で咬んでも鈎歯を動かさないような咬合様式を作ってやれば、後は歯磨きを徹底して行えば治せる可能性はあると思います。
いずれにしても現在の歯槽骨の残り具合と入れ歯の咬合様式で治せるかどうかが決まってくるでしょう、歯周病と入れ歯が得意なDrに診ていただくのがいいように思います、お大事になさってください。
回答5
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2011-08-18 08:13:41
ご相談ありがとうございます。
先生方の回答通り、ぐらつきを直しだけではなく、原因から根本的な解決を図ることをお勧めします。
もしいままで、痛くなれば痛みを取りに通院し、歯が無くなれば入れ歯を入れに通院し、これを繰り返してきたのであれば、ご想像の通り、それは総入れ歯への道を着々と進んでいます。
その道は、総入れ歯のおばぁさんたちが何十年もたどってきた太い道です。
40代で総入れ歯はありえないことなどありません。
もしそれを避けたければ、今までたどった道を変える必要があります。
おそらくがらりとこれまでを変える必要があり、相当大変だと思います。
つまり、グラグラに対する治療と、原因から変える治療と、二つ同時に計画することです。
そうすればもし間に合う歯があれば守れます。
困ったこともなくなり、人生の折り返し点のようですが、一生楽しい毎日がやってきます。
先生方の回答通り、ぐらつきを直しだけではなく、原因から根本的な解決を図ることをお勧めします。
もしいままで、痛くなれば痛みを取りに通院し、歯が無くなれば入れ歯を入れに通院し、これを繰り返してきたのであれば、ご想像の通り、それは総入れ歯への道を着々と進んでいます。
その道は、総入れ歯のおばぁさんたちが何十年もたどってきた太い道です。
40代で総入れ歯はありえないことなどありません。
もしそれを避けたければ、今までたどった道を変える必要があります。
おそらくがらりとこれまでを変える必要があり、相当大変だと思います。
つまり、グラグラに対する治療と、原因から変える治療と、二つ同時に計画することです。
そうすればもし間に合う歯があれば守れます。
困ったこともなくなり、人生の折り返し点のようですが、一生楽しい毎日がやってきます。
相談者からの返信
相談者:
まかちゃんさん
返信日時:2011-08-18 19:54:54
タイトル | 部分入れ歯の金具を引っ掛けている歯がぐらつき、抜けそうで怖い |
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質問者 | まかちゃんさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 40歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯がグラグラする 部分入れ歯のトラブル 歯周病(歯槽膿漏)治療 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。