充填剤が先まで入っていないと再根管治療は必要ですか?
相談者:
ろくさん (34歳:女性)
投稿日時:2011-08-11 19:04:15
冷たい物が左下5に滲みたため、歯科医院へ通い始めました。
初診時にパノラマレントゲンの撮影、歯科医による口腔内の検診を受けたところ、他にもいくつか治療の必要な歯があると説明をうけました。
その中に
・左下6をレントゲンで診ると、根管充填剤が末端まできちんと充填されていない根管がある。
・そこに今後炎症のおきる可能性が高い。
・問題が起こる前に根管治療を行う必要がある。
という説明がありました。
この左下6は
・小学生の頃虫歯治療。
・18年程前に虫歯治療。
神経まで進んでいたため根管治療。銀色の詰め物。
・歯の根元とその周りの歯茎が少し黒い。
(15年程前、別の歯科医院で指摘されましたが特に問題はないと)
・今現在痛みなどはありません。
そこで質問なのですが
・今、症状がないのでそのままで良いのでは?とも思うのですが。
やはり炎症がおきてからの治療では、抜歯のリスクなどが高くなるのでしょうか。
・再根管治療でかえって細菌に感染してしまうということは無いのでしょうか。
・歯や歯茎が黒いのも何か関係があるのでしょうか。
現在は、レントゲンで上の根尖病変が見つかったため再根管治療中です。
ご回答よろしくお願いします。
初診時にパノラマレントゲンの撮影、歯科医による口腔内の検診を受けたところ、他にもいくつか治療の必要な歯があると説明をうけました。
その中に
・左下6をレントゲンで診ると、根管充填剤が末端まできちんと充填されていない根管がある。
・そこに今後炎症のおきる可能性が高い。
・問題が起こる前に根管治療を行う必要がある。
という説明がありました。
この左下6は
・小学生の頃虫歯治療。
・18年程前に虫歯治療。
神経まで進んでいたため根管治療。銀色の詰め物。
・歯の根元とその周りの歯茎が少し黒い。
(15年程前、別の歯科医院で指摘されましたが特に問題はないと)
・今現在痛みなどはありません。
そこで質問なのですが
・今、症状がないのでそのままで良いのでは?とも思うのですが。
やはり炎症がおきてからの治療では、抜歯のリスクなどが高くなるのでしょうか。
・再根管治療でかえって細菌に感染してしまうということは無いのでしょうか。
・歯や歯茎が黒いのも何か関係があるのでしょうか。
現在は、レントゲンで上の根尖病変が見つかったため再根管治療中です。
ご回答よろしくお願いします。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-08-11 19:10:21
>今、症状がないのでそのままで良いのでは?とも思うのですが。
レントゲン上で根尖病変が有るのなら、治療したほうが良いとおもいます。
>再根管治療でかえって細菌に感染してしまうということは無いのでしょうか。
可能性が無いとはいえません。
>歯や歯茎が黒いのも何か関係があるのでしょうか。
関係は無いと思います。
レントゲン上で根尖病変が有るのなら、治療したほうが良いとおもいます。
>再根管治療でかえって細菌に感染してしまうということは無いのでしょうか。
可能性が無いとはいえません。
>歯や歯茎が黒いのも何か関係があるのでしょうか。
関係は無いと思います。
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2011-08-11 22:31:14
ご相談ありがとうございます。
再根管治療は必要であると診断されたなら、治療をお受けになることをお勧めいたします。
しかし、今困っていないのであれば時期は相談して決められます。
なによりも一番困っているしみた症状の対策が先かもしれません。
>再根管治療で、かえって細菌に感染してしまうということは無いのでしょうか。
その診断が出たのであれば、すでに感染しています。
ただ、さらにひどくなる危険もあります。
再根管治療はとても難しく、失敗しやすくそうなれば抜歯に直結してしまう危険もありますから、根の治療がとても得意でその実績を残している相手を選んでお願いするという準備も必要です。
>歯や歯茎が黒いのも何か関係があるのでしょうか。
今回の治療の問題点とは関係なさそうです。
以前に受けた治療の影響だと思われます。
これからもそれを避けようといろいろ計画することもできます。
もしそれがお困りならば、相談されることをお勧めいたします。
再根管治療は必要であると診断されたなら、治療をお受けになることをお勧めいたします。
しかし、今困っていないのであれば時期は相談して決められます。
なによりも一番困っているしみた症状の対策が先かもしれません。
>再根管治療で、かえって細菌に感染してしまうということは無いのでしょうか。
その診断が出たのであれば、すでに感染しています。
ただ、さらにひどくなる危険もあります。
再根管治療はとても難しく、失敗しやすくそうなれば抜歯に直結してしまう危険もありますから、根の治療がとても得意でその実績を残している相手を選んでお願いするという準備も必要です。
>歯や歯茎が黒いのも何か関係があるのでしょうか。
今回の治療の問題点とは関係なさそうです。
以前に受けた治療の影響だと思われます。
これからもそれを避けようといろいろ計画することもできます。
もしそれがお困りならば、相談されることをお勧めいたします。
相談者からの返信
相談者:
ろくさん
返信日時:2011-08-17 12:47:46
ご回答ありがとうございます。
>レントゲン上で根尖病変が有るのなら、治療したほうが良いとおもいます。
今回のレントゲンでは、特に異常は診られないそうです。
ただ、充填が末端までされていないので、今後の可能性を考えて。とのことでした。
>その診断が出たのであれば、すでに感染しています。
まだ症状がレントゲンに写らないだけで、感染はしているということでしょうか。
>再根管治療は必要であると診断されたなら、治療をお受けになることをお勧めいたします。
過去の質問を読んでいると、必ずしも再治療は必要ないのでは?と思ってしまい、相談をさせて頂きました。
やはり今のうちに受けておく方が良いのですね。
>再根管治療はとても難しく、失敗しやすくそうなれば抜歯に直結してしまう危険もありますから、根の治療がとても得意でその実績を残している相手を選んでお願いするという準備も必要です。
現在通院中の歯科医院では、ラバーダムの使用はしていませんが、マイクロスコープはあります。
ただ実績とはどう判断すれば良いのでしょうか。
何か判断のポイントがありましたら教えて下さい。
よろしくお願いします。
>レントゲン上で根尖病変が有るのなら、治療したほうが良いとおもいます。
今回のレントゲンでは、特に異常は診られないそうです。
ただ、充填が末端までされていないので、今後の可能性を考えて。とのことでした。
>その診断が出たのであれば、すでに感染しています。
まだ症状がレントゲンに写らないだけで、感染はしているということでしょうか。
>再根管治療は必要であると診断されたなら、治療をお受けになることをお勧めいたします。
過去の質問を読んでいると、必ずしも再治療は必要ないのでは?と思ってしまい、相談をさせて頂きました。
やはり今のうちに受けておく方が良いのですね。
>再根管治療はとても難しく、失敗しやすくそうなれば抜歯に直結してしまう危険もありますから、根の治療がとても得意でその実績を残している相手を選んでお願いするという準備も必要です。
現在通院中の歯科医院では、ラバーダムの使用はしていませんが、マイクロスコープはあります。
ただ実績とはどう判断すれば良いのでしょうか。
何か判断のポイントがありましたら教えて下さい。
よろしくお願いします。
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2011-08-17 15:25:53
>今回のレントゲンでは特に異常は診られないそうです。
>ただ、充填が末端までされていないので、今後の可能性を考えて。とのことでした。
>やはり今のうちに受けておく方が良いのですね。
迷わせてしまうかもしれませんが、細見先生は「レントゲン上で根尖病変が有るのなら」、さがら先生は「すでに感染しています」と言う事が条件だと思います。
しかし、18年前の神経治療で今まで問題が無かったわけですよね。
やはり僕なら再根管治療はしないと思います。
なぜなら、少なくとも現在の根管内は「(18年間)無菌に近い状態」を維持しており、今回、自分が根管にアプローチするときに感染源を押しこんでしまう可能性も無くはありませんからね…。
もし、クラウンをセラミックスにする予定があるのであれば、補償などの事を考えて根管治療に踏み切る可能性も無くはないですが…。
担当の先生としっかり相談されてみてください。
>ただ実績とはどう判断すれば良いのでしょうか。
>何か判断のポイントがありましたら教えて下さい。
なかなか難しいですね…。
感染根管治療の難症例の症例写真でも、見せてもらえれば良いかも知れませんが…。
かなりマニアな先生じゃないと、なかなか持ってないでしょうからね…。
>ラバーダムの使用はしていませんが
>マイクロスコープはあります。
当サイトでも話題になりますが、マイクロスコープは使いこなすのにトレーニングが必要です。
持っていれば治せるというものではりません(マイクロはただのメガネですから)。
参考⇒マイクロ保有の医院で、切削時は使わずCR充填時のみ使用と言われた
上記参考ページでタカタ先生も書かれておりますが、
「マイクロスコープを保有している歯科医院で、マイクロスコープを使用している率は3割程度と言われて居ります。」
僕も近い感覚です。
当院に来られる患者さんにも「マイクロがある」とHPに書かれていたのに、実際には使用されなかった。とおっしゃられる方は少なくありません。
(もちろん全ての治療に、マイクロが必要なわけではありませんが…)
僕ならマイクロの存在をアピールするよりも、ラバーダムの使用をアピールすると思いますけどね。
(と言う、ウチのHPもラバーダムは乗せてませんね…(笑))
僕はレントゲン(&目視)で異常が認められた部位に関しては、治療が必要だと思いますが、そうでなければプラークコントロール&ブラキシズム対策で経過観察すると思います。
>ただ、充填が末端までされていないので、今後の可能性を考えて。とのことでした。
>やはり今のうちに受けておく方が良いのですね。
迷わせてしまうかもしれませんが、細見先生は「レントゲン上で根尖病変が有るのなら」、さがら先生は「すでに感染しています」と言う事が条件だと思います。
しかし、18年前の神経治療で今まで問題が無かったわけですよね。
やはり僕なら再根管治療はしないと思います。
なぜなら、少なくとも現在の根管内は「(18年間)無菌に近い状態」を維持しており、今回、自分が根管にアプローチするときに感染源を押しこんでしまう可能性も無くはありませんからね…。
もし、クラウンをセラミックスにする予定があるのであれば、補償などの事を考えて根管治療に踏み切る可能性も無くはないですが…。
担当の先生としっかり相談されてみてください。
>ただ実績とはどう判断すれば良いのでしょうか。
>何か判断のポイントがありましたら教えて下さい。
なかなか難しいですね…。
感染根管治療の難症例の症例写真でも、見せてもらえれば良いかも知れませんが…。
かなりマニアな先生じゃないと、なかなか持ってないでしょうからね…。
>ラバーダムの使用はしていませんが
>マイクロスコープはあります。
当サイトでも話題になりますが、マイクロスコープは使いこなすのにトレーニングが必要です。
持っていれば治せるというものではりません(マイクロはただのメガネですから)。
参考⇒マイクロ保有の医院で、切削時は使わずCR充填時のみ使用と言われた
上記参考ページでタカタ先生も書かれておりますが、
「マイクロスコープを保有している歯科医院で、マイクロスコープを使用している率は3割程度と言われて居ります。」
僕も近い感覚です。
当院に来られる患者さんにも「マイクロがある」とHPに書かれていたのに、実際には使用されなかった。とおっしゃられる方は少なくありません。
(もちろん全ての治療に、マイクロが必要なわけではありませんが…)
僕ならマイクロの存在をアピールするよりも、ラバーダムの使用をアピールすると思いますけどね。
(と言う、ウチのHPもラバーダムは乗せてませんね…(笑))
僕はレントゲン(&目視)で異常が認められた部位に関しては、治療が必要だと思いますが、そうでなければプラークコントロール&ブラキシズム対策で経過観察すると思います。
相談者からの返信
相談者:
ろくさん
返信日時:2011-08-19 17:38:56
ご回答ありがとうございました。
さがら先生の
>再根管治療は必要であると診断されたなら、治療をお受けになることをお勧めいたします。
このご回答に背中を押して頂いて、心を決めようと思ったのですが
タイヨウ先生の
>やはり僕なら再根管治療はしないと思います。
とのご回答を読んで、また悩んでしまいます。
現在、再根管治療中の歯(15年程前抜髄)は自覚症状無しでかなり大きく炎症を起こしていた為、最終的には抜歯の可能性もあると言われています。
このようなことから今後の可能性を考え、下6の治療しますと説明されたのでその時は了承したのですが。
そこで質問なのですが、病変が出来る前、出来た後、どちらの治療の方がリスクが高いのでしょうか。
ご回答よろしくお願いします。
さがら先生の
>再根管治療は必要であると診断されたなら、治療をお受けになることをお勧めいたします。
このご回答に背中を押して頂いて、心を決めようと思ったのですが
タイヨウ先生の
>やはり僕なら再根管治療はしないと思います。
とのご回答を読んで、また悩んでしまいます。
現在、再根管治療中の歯(15年程前抜髄)は自覚症状無しでかなり大きく炎症を起こしていた為、最終的には抜歯の可能性もあると言われています。
このようなことから今後の可能性を考え、下6の治療しますと説明されたのでその時は了承したのですが。
そこで質問なのですが、病変が出来る前、出来た後、どちらの治療の方がリスクが高いのでしょうか。
ご回答よろしくお願いします。
回答4
回答日時:2011-08-19 18:12:58
こんばんは。
>・左下6をレントゲンで診ると根管充填剤が末端まできちんと充填されていない根管がある。
>・そこに今後炎症のおきる可能性が高い。
>・問題が起こる前に根管治療を行う必要がある。
そう言う先生もみえますけど、自分なら治療しないケースですね。
海外の専門医なんかだったら普通しないと思うのですが・・
>病変が出来る前、出来た後、どちらの治療の方がリスクが高いのでしょうか。
リスクにも色々な種類が考えられるので、例えば歯質がもう薄くなっていて治療することでひびが入ったり、根管が湾曲していて使用する器具が途中で折れたり、穴を空けてしまったり、タイヨウ先生が指摘された様に細菌を押し込んでしまってかえって悪化させたり・・ ラバーダムしなかったらその辺りも「無防備」ですよね。
よほど自信がおありで、成功するイメージしかないのでしょうが、自分は失敗することを常にイメージします。
先ほど書いた、歯根破折やファイル破折、パーフォレーション、急性化(フレアーアップ)などの偶発症は別として、根尖病変と自覚症状だけでの成功率を考えるとしたら・・まず15年間根尖病変のない歯根に今さら根尖病変が出来てくる可能性が、私の知る限りではほとんど考えられないです。
それこそ担当医の先生に確認された方が良いかと思いますが、根尖病変は通常根管治療失敗後早期に確認できることが知られていると思います。
何年も時間が経ってから根尖病変が出て来ることがあったら、それは根管内の細菌だけではなく、コアやクラウン等の修復物の不適合、あるいは大きな2次カリエス、もしくは歯根破折や患者のかなり極端な免疫力の低下など加わらないと、理論的には説明がつきませんね。
そこまで予測されているのかも知れませんが。
で、仮に未来になぜか病変が出来るとして、病変が出来る前、出来た後の根管治療のリスクを考えるとしたら・・
出来た後の治療については報告も多いですから、成功率は60-80%程度でしょうね。
ただし専門医がラバーダム等使用しての話ですが。
それに対して病変がないのに治療した場合の成功率・・って、そういう文献は見たことがないです。
治療対象にならないですからね。
おそらく初回の神経を抜く治療、抜髄の約90%(※これも専門医がラバーダム等使用しての話 いい加減に治療すれば約半分です)と、先ほどの感染根管治療の60-80%(※これもいい加減に行えば約半分)の中間ぐらいでしょうね。
簡単に言えば、普通の(病変が出来た後の)感染根管治療よりは少し条件がいいので、成功率が数10%程度上がるかも、と考えられます。
逆に言うと、失敗率は数10%程度下がるけど、それでも数10%程度は確実に失敗する計算です。
だから自分ならしません。
因みに、初回治療、つまりその歯にとって生まれて初めての根管治療(この場合抜髄と言ったり感染根管治療と言ったりしますが、海外ではこういう言葉がありません)の時に、根尖病変が出来る前と後での成功率の違いは5〜10%程度の違いと思われます。
この数値については状況次第で、重要視される場合がありますね。
>・左下6をレントゲンで診ると根管充填剤が末端まできちんと充填されていない根管がある。
>・そこに今後炎症のおきる可能性が高い。
>・問題が起こる前に根管治療を行う必要がある。
そう言う先生もみえますけど、自分なら治療しないケースですね。
海外の専門医なんかだったら普通しないと思うのですが・・
>病変が出来る前、出来た後、どちらの治療の方がリスクが高いのでしょうか。
リスクにも色々な種類が考えられるので、例えば歯質がもう薄くなっていて治療することでひびが入ったり、根管が湾曲していて使用する器具が途中で折れたり、穴を空けてしまったり、タイヨウ先生が指摘された様に細菌を押し込んでしまってかえって悪化させたり・・ ラバーダムしなかったらその辺りも「無防備」ですよね。
よほど自信がおありで、成功するイメージしかないのでしょうが、自分は失敗することを常にイメージします。
先ほど書いた、歯根破折やファイル破折、パーフォレーション、急性化(フレアーアップ)などの偶発症は別として、根尖病変と自覚症状だけでの成功率を考えるとしたら・・まず15年間根尖病変のない歯根に今さら根尖病変が出来てくる可能性が、私の知る限りではほとんど考えられないです。
それこそ担当医の先生に確認された方が良いかと思いますが、根尖病変は通常根管治療失敗後早期に確認できることが知られていると思います。
何年も時間が経ってから根尖病変が出て来ることがあったら、それは根管内の細菌だけではなく、コアやクラウン等の修復物の不適合、あるいは大きな2次カリエス、もしくは歯根破折や患者のかなり極端な免疫力の低下など加わらないと、理論的には説明がつきませんね。
そこまで予測されているのかも知れませんが。
で、仮に未来になぜか病変が出来るとして、病変が出来る前、出来た後の根管治療のリスクを考えるとしたら・・
出来た後の治療については報告も多いですから、成功率は60-80%程度でしょうね。
ただし専門医がラバーダム等使用しての話ですが。
それに対して病変がないのに治療した場合の成功率・・って、そういう文献は見たことがないです。
治療対象にならないですからね。
おそらく初回の神経を抜く治療、抜髄の約90%(※これも専門医がラバーダム等使用しての話 いい加減に治療すれば約半分です)と、先ほどの感染根管治療の60-80%(※これもいい加減に行えば約半分)の中間ぐらいでしょうね。
簡単に言えば、普通の(病変が出来た後の)感染根管治療よりは少し条件がいいので、成功率が数10%程度上がるかも、と考えられます。
逆に言うと、失敗率は数10%程度下がるけど、それでも数10%程度は確実に失敗する計算です。
だから自分ならしません。
因みに、初回治療、つまりその歯にとって生まれて初めての根管治療(この場合抜髄と言ったり感染根管治療と言ったりしますが、海外ではこういう言葉がありません)の時に、根尖病変が出来る前と後での成功率の違いは5〜10%程度の違いと思われます。
この数値については状況次第で、重要視される場合がありますね。
相談者からの返信
相談者:
ろくさん
返信日時:2011-08-24 17:30:15
タイトル | 充填剤が先まで入っていないと再根管治療は必要ですか? |
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質問者 | ろくさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 34歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療に関するトラブル 根管治療その他 根管充填 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。