重度の虫歯とは？虫歯菌が生命に関わりますか？
相談者：
澪.さん (19歳：女性)
投稿日時：2011-08-23 20:30:43
はじめまして、質問させて頂きます。
１年ほど前、歯の治療に行った時、左下６番目の歯の側面が黒くなっていたことに気づき治療をお願いしたところ、これはまだ治療しなくて大丈夫、と言われそのままになっていました。
その半年後くらいに定期健診の手紙が来たのですが、もともと歯医者が苦手だったために、現在まで放置してきました。
１ヶ月ほど前から痛みを感じるようになってきたのですが、そのままにしてしまい、今日見たら、側面の黒い部分に変わりはなかったのですが、表面の銀の詰め物の横に小さく薄茶色の穴があり、歯医者に行くことにしました。
そこで、少し虫歯についてネットで調べてみたところ、虫歯を放置して菌が原因で亡くなった人がいる、などと書かれていました。
私がいつもお世話になっている歯医者さんのホームページに虫歯の進行状況について書かれているものもありましたが、そのようなことは書いてありませんでした。
また、父は昔虫歯を放置しすぎて頬が腫れ、抜くことになった、と言っていました。
色々調べているうちに、「重度の虫歯」の定義がわからなくなってしまい不安になってしまいました。
菌の繁殖の仕方も関わってくるかなとは思いましたが、一般的には「重度の虫歯」とは、どのような状況のことを言うのでしょうか。
また、ネットに書かれていた虫歯菌が生命に関わるというのは本当なのでしょうか。
本当だとしたら、それも「重度の虫歯」が原因で起こるものなのでしょうか。
どうしても心配になってしまい質問させて頂きました。
よろしければ回答よろしくお願いします。
１年ほど前、歯の治療に行った時、左下６番目の歯の側面が黒くなっていたことに気づき治療をお願いしたところ、これはまだ治療しなくて大丈夫、と言われそのままになっていました。
その半年後くらいに定期健診の手紙が来たのですが、もともと歯医者が苦手だったために、現在まで放置してきました。
１ヶ月ほど前から痛みを感じるようになってきたのですが、そのままにしてしまい、今日見たら、側面の黒い部分に変わりはなかったのですが、表面の銀の詰め物の横に小さく薄茶色の穴があり、歯医者に行くことにしました。
そこで、少し虫歯についてネットで調べてみたところ、虫歯を放置して菌が原因で亡くなった人がいる、などと書かれていました。
私がいつもお世話になっている歯医者さんのホームページに虫歯の進行状況について書かれているものもありましたが、そのようなことは書いてありませんでした。
また、父は昔虫歯を放置しすぎて頬が腫れ、抜くことになった、と言っていました。
色々調べているうちに、「重度の虫歯」の定義がわからなくなってしまい不安になってしまいました。
菌の繁殖の仕方も関わってくるかなとは思いましたが、一般的には「重度の虫歯」とは、どのような状況のことを言うのでしょうか。
また、ネットに書かれていた虫歯菌が生命に関わるというのは本当なのでしょうか。
本当だとしたら、それも「重度の虫歯」が原因で起こるものなのでしょうか。
どうしても心配になってしまい質問させて頂きました。
よろしければ回答よろしくお願いします。
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時：2011-08-23 21:28:24
なるほど…。
＞一般的には「重度の虫歯」とは、どのような状況のことを言うのでしょうか。
一応、虫歯の進行具合に関してはこちらを参考にされてください。
参考⇒虫歯（むし歯）
一般的には
自覚症状の無い虫歯で
経過観察する必要がある虫歯
CO
削った方が良い虫歯
C1
凍みたり痛かったりする虫歯
C2
かなりズキズキ痛む虫歯（神経取りが必要）
C3
放置して抜歯が必要となった虫歯
C4
と言う分け方になります。
つまり、C3やC4が重度の虫歯と考えていただくのが一般的です。
文面から想像すると
＞これはまだ治療しなくて大丈夫、と言われ
この時はCOだったのではないでしょうか。
＞１ヶ月ほど前から痛みを感じるようになってきたのですが、そのままにしてしまい、今日見たら、側面の黒い部分に変わりはなかったのですが、表面の銀の詰め物の横に小さく薄茶色の穴があり
なので、C1〜C2に進んでしまったように思います。
＞父は昔虫歯を放置しすぎて頬が腫れ、抜くことになった
これはC4を指しているのではないかと想像します。
＞虫歯菌が生命に関わるというのは本当なのでしょうか。
理論的にはC4すらも放置し、菌が歯のみならず体内に侵入し、血液に乗って心臓にたどりつき、心臓の弁で菌が繁殖し「心弁膜症」などを引き起こし、それでもお医者さんに行かなければ「死に至る」と言えるかもしれません。
しかし、多くの場合、C3やC4の段階で人間は痛みに耐えられなくなり、歯医者さんで治療してもらう事になると思います。
それでも歯医者さんに行かないとしても、心弁膜症の時点で救急車で運ばれるのではないかと…。
少なくとも僕の知る限りで「虫歯で死んだ人」はいません。
（都市伝説に近い話でしょうね）
上記したように澪. さんの虫歯はC1〜C2である事が予想されます。
現時点でキッチリと治療を行えば「死」を考える必要は無いでしょう。
＞一般的には「重度の虫歯」とは、どのような状況のことを言うのでしょうか。
一応、虫歯の進行具合に関してはこちらを参考にされてください。
参考⇒虫歯（むし歯）
一般的には
自覚症状の無い虫歯で
経過観察する必要がある虫歯
CO
削った方が良い虫歯
C1
凍みたり痛かったりする虫歯
C2
かなりズキズキ痛む虫歯（神経取りが必要）
C3
放置して抜歯が必要となった虫歯
C4
と言う分け方になります。
つまり、C3やC4が重度の虫歯と考えていただくのが一般的です。
文面から想像すると
＞これはまだ治療しなくて大丈夫、と言われ
この時はCOだったのではないでしょうか。
＞１ヶ月ほど前から痛みを感じるようになってきたのですが、そのままにしてしまい、今日見たら、側面の黒い部分に変わりはなかったのですが、表面の銀の詰め物の横に小さく薄茶色の穴があり
なので、C1〜C2に進んでしまったように思います。
＞父は昔虫歯を放置しすぎて頬が腫れ、抜くことになった
これはC4を指しているのではないかと想像します。
＞虫歯菌が生命に関わるというのは本当なのでしょうか。
理論的にはC4すらも放置し、菌が歯のみならず体内に侵入し、血液に乗って心臓にたどりつき、心臓の弁で菌が繁殖し「心弁膜症」などを引き起こし、それでもお医者さんに行かなければ「死に至る」と言えるかもしれません。
しかし、多くの場合、C3やC4の段階で人間は痛みに耐えられなくなり、歯医者さんで治療してもらう事になると思います。
それでも歯医者さんに行かないとしても、心弁膜症の時点で救急車で運ばれるのではないかと…。
少なくとも僕の知る限りで「虫歯で死んだ人」はいません。
（都市伝説に近い話でしょうね）
上記したように澪. さんの虫歯はC1〜C2である事が予想されます。
現時点でキッチリと治療を行えば「死」を考える必要は無いでしょう。
回答2
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時：2011-08-23 22:19:50
＞一般的には「重度の虫歯」とは、どのような状況のことを言うのでしょうか。
歯髄に感染が及んだ場合は、重度のむし歯と言えると思います。
＞また、ネットに書かれていた虫歯菌が生命に関わるというのは本当なのでしょうか。
本当ですよ。
http://www.jaoid.org/09_5.htm
極端な話、顎が腫れるということは死亡する（非常にわずかではありますが）可能性があるということです。
私の場合、抗生剤を処方したにもかかわらず腫れが引かず、熱発しているようなら入院設備のある病院に紹介してます。
麻酔のアナフィラキシーといっしょで、ほとんどの先生は経験なんてあるはずないですよ。
医療機関が訴えられることがないんで表に出ないだけ。
抗生剤が効くとは限りませんし、見えていない基礎疾患がある可能性もありますので、あまりバカにしないほうがいいと思います。
歯髄に感染が及んだ場合は、重度のむし歯と言えると思います。
＞また、ネットに書かれていた虫歯菌が生命に関わるというのは本当なのでしょうか。
本当ですよ。
http://www.jaoid.org/09_5.htm
極端な話、顎が腫れるということは死亡する（非常にわずかではありますが）可能性があるということです。
私の場合、抗生剤を処方したにもかかわらず腫れが引かず、熱発しているようなら入院設備のある病院に紹介してます。
麻酔のアナフィラキシーといっしょで、ほとんどの先生は経験なんてあるはずないですよ。
医療機関が訴えられることがないんで表に出ないだけ。
抗生剤が効くとは限りませんし、見えていない基礎疾患がある可能性もありますので、あまりバカにしないほうがいいと思います。
相談者からの返信相談者：
澪.さん
返信日時：2011-08-23 22:23:07
相談者からの返信相談者：
澪.さん
返信日時：2011-08-23 22:30:54
| タイトル | 重度の虫歯とは？虫歯菌が生命に関わりますか？ |
|---|---|
| 質問者 | 澪.さん |
| 地域 | 非公開 |
| 年齢 | 19歳 |
| 性別 | 女性 |
| 職業 | 非公開 |
| カテゴリ |
虫歯治療 その他(その他) 歯科と全身疾患その他 |
| 回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。
