虫歯をチェックするのに視診だけで大丈夫でしょうか?
相談者:
わびさん (29歳:女性)
投稿日時:2011-08-26 18:04:46
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-08-26 18:10:47
回答2
誠安・瑞石牙医診所(台湾)の王です。
回答日時:2011-08-26 22:49:51
海外から失礼致します。
>でも新規に行ったところでは、ただの目視です。
>これで大丈夫なのでしょうか?
>虫歯があるかどうかの判断は、どう行うのが通常なのか、教えてください。
診断方法やそれに伴って使用される医療機器、診断精度、更に治療すべきかどうかの判断基準は医師毎に違いがあることをご理解して下さい。(医師だけでなく、国によっても違いがあります・・・)
理想を言えば、視診の他に、レントゲンはあったほうが診断精度が上がると言えますね。
ただし、レントゲンでは察知出来ないような虫歯もありますので、視診で怪しいと思われたところは、指針で検査したり、フロスを使用したり、補助的にダイアグノデントを使われたり、また、先生によってはマイクロスコープを使われたりと検査精度を上げさせる工夫をしています。
余談ですが、歯科医院を幾つも換えられているのは、転勤か何かでそうなってしまわれたのでしょうか?
医師が変われば、判断基準も微妙に違ってきますから、これからは、信頼出来るところで末永くプロフェッショナル・ケアを受けられるのが一番良いのではないかと思いますよ。
参考になれば幸いです。
>でも新規に行ったところでは、ただの目視です。
>これで大丈夫なのでしょうか?
>虫歯があるかどうかの判断は、どう行うのが通常なのか、教えてください。
診断方法やそれに伴って使用される医療機器、診断精度、更に治療すべきかどうかの判断基準は医師毎に違いがあることをご理解して下さい。(医師だけでなく、国によっても違いがあります・・・)
理想を言えば、視診の他に、レントゲンはあったほうが診断精度が上がると言えますね。
ただし、レントゲンでは察知出来ないような虫歯もありますので、視診で怪しいと思われたところは、指針で検査したり、フロスを使用したり、補助的にダイアグノデントを使われたり、また、先生によってはマイクロスコープを使われたりと検査精度を上げさせる工夫をしています。
余談ですが、歯科医院を幾つも換えられているのは、転勤か何かでそうなってしまわれたのでしょうか?
医師が変われば、判断基準も微妙に違ってきますから、これからは、信頼出来るところで末永くプロフェッショナル・ケアを受けられるのが一番良いのではないかと思いますよ。
参考になれば幸いです。
回答3
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2011-08-26 23:38:36
口の中に何か気になることがあれば保険診療自体は可能ですが、虫歯の症状や、視診での所見がまったく認められないのに、(純粋にむし歯の健診のためだけには)保険でのレントゲン撮影はできません。
順番的にも、問診や、口の中を見る前にレントゲン撮影を行うほうが一般的でないと思います。
もちろん保険外での純粋な健康診断であれば話は別です。
順番的にも、問診や、口の中を見る前にレントゲン撮影を行うほうが一般的でないと思います。
もちろん保険外での純粋な健康診断であれば話は別です。
回答4
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2011-08-27 11:06:32
そうですね。
森川先生も書かれておりますが保険での健康診断は以下の通り、認められておりません。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
保険医療機関及び保険医療養担当規則
第二十一条 歯科医師である保険医の診療の具体的方針は、第十二条から第十九条の三までの規定によるほか、次に掲げるところによるものとする。
一 診察
ロ 健康診断は、療養の給付の対象として行つてはならない。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ですので、
「視診での所見がまったく認められないのに、(純粋にむし歯の健診のためだけには)保険でのレントゲン撮影はできません。」
です。
また、保険外で行ったとしても、医学的妥当性が認められなければレントゲン被曝は最小限に抑えなければなりません。
“as low as reasonable achievable”( ALARA(アララ)の原則)
と言います。
従って、
1 問診を行う(凍みる、痛いなど)
2 視診を行う(着色や穴があいているかどうかを見る)
この時点で「疑わしい」と判断された場合にのみ、レントゲン撮影を行う事が「医学的妥当性」と言う事になります。
もちろん、視診でも発見できないような病気(例えば根っこの病気など)がレントゲン撮影で見つかる事もありますので、ある程度、定期的な撮影はメリットがあると思います。
(2年に1回くらいでしょうか)
ただ、王先生の余談にあるように
「医師が変われば、判断基準も微妙に違ってきますから、これからは、信頼出来るところで末永くプロフェッショナル・ケアを受けられるのが一番良いのではないかと思いますよ。」
と、僕も思います。
森川先生も書かれておりますが保険での健康診断は以下の通り、認められておりません。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
保険医療機関及び保険医療養担当規則
第二十一条 歯科医師である保険医の診療の具体的方針は、第十二条から第十九条の三までの規定によるほか、次に掲げるところによるものとする。
一 診察
ロ 健康診断は、療養の給付の対象として行つてはならない。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ですので、
「視診での所見がまったく認められないのに、(純粋にむし歯の健診のためだけには)保険でのレントゲン撮影はできません。」
です。
また、保険外で行ったとしても、医学的妥当性が認められなければレントゲン被曝は最小限に抑えなければなりません。
“as low as reasonable achievable”( ALARA(アララ)の原則)
と言います。
従って、
1 問診を行う(凍みる、痛いなど)
2 視診を行う(着色や穴があいているかどうかを見る)
この時点で「疑わしい」と判断された場合にのみ、レントゲン撮影を行う事が「医学的妥当性」と言う事になります。
もちろん、視診でも発見できないような病気(例えば根っこの病気など)がレントゲン撮影で見つかる事もありますので、ある程度、定期的な撮影はメリットがあると思います。
(2年に1回くらいでしょうか)
ただ、王先生の余談にあるように
「医師が変われば、判断基準も微妙に違ってきますから、これからは、信頼出来るところで末永くプロフェッショナル・ケアを受けられるのが一番良いのではないかと思いますよ。」
と、僕も思います。
タイトル | 虫歯をチェックするのに視診だけで大丈夫でしょうか? |
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質問者 | わびさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 29歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯医者への不信感 その他(診断) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。