ブリッジ治療で仮歯状態。支台歯の3番がズキンと痛むのが気がかり
相談者:
ai_aiさん (34歳:女性)
投稿日時:2011-08-30 01:43:36
⇒参考:過去のご相談
「歯列矯正用TADを埋め込んだあとの喉の痛み」
奥歯のインプラント矯正について質問をさせていただいた者ですが、もう1つお聞きしたく、新たに投稿致しました。
私は、前方の歯の治療も並行して受けています。
とりあえず、奥歯の矯正が落ち着くまでは仮歯の状態なのですが、前の方は、左側の4番5番が抜歯や虫歯で欠損しており、最終的に犬歯と6番の歯で支える形のブリッジにしようとしています。
ブリッジにするために、健康だった犬歯を削られたのですが、仮歯が取れてしまったり、とても冷たいものを飲食したりした時、あるいは冷たい風・空気がかかった時など、その犬歯がズキンと痛みます。
あまりの痛さに、犬歯まで失うことになるのではと、びくびくする毎日です。
お聞きしたいのは、
(1)この犬歯には、近い将来、やはり問題が出てくると覚悟したほうが良いのでしょうか。
(2)この犬歯を守る(あるいは痛みを軽くする)方法はありますか。
(3)今から、ブリッジ以外の方法を選ぶことは可能だと思われますか。
あるとすればそれはどのようなものでしょうか。
お分かりになる範囲で結構ですので、先生方のご意見をいただきたく、お願い申し上げます。
「歯列矯正用TADを埋め込んだあとの喉の痛み」
奥歯のインプラント矯正について質問をさせていただいた者ですが、もう1つお聞きしたく、新たに投稿致しました。
私は、前方の歯の治療も並行して受けています。
とりあえず、奥歯の矯正が落ち着くまでは仮歯の状態なのですが、前の方は、左側の4番5番が抜歯や虫歯で欠損しており、最終的に犬歯と6番の歯で支える形のブリッジにしようとしています。
ブリッジにするために、健康だった犬歯を削られたのですが、仮歯が取れてしまったり、とても冷たいものを飲食したりした時、あるいは冷たい風・空気がかかった時など、その犬歯がズキンと痛みます。
あまりの痛さに、犬歯まで失うことになるのではと、びくびくする毎日です。
お聞きしたいのは、
(1)この犬歯には、近い将来、やはり問題が出てくると覚悟したほうが良いのでしょうか。
(2)この犬歯を守る(あるいは痛みを軽くする)方法はありますか。
(3)今から、ブリッジ以外の方法を選ぶことは可能だと思われますか。
あるとすればそれはどのようなものでしょうか。
お分かりになる範囲で結構ですので、先生方のご意見をいただきたく、お願い申し上げます。
[過去のご相談]
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2011-08-30 05:54:03
ai_ai さん。こんにちは。
>ブリッジにするために、健康だった犬歯を削られたのですが、
このような表現になってしまったのは、残念ですね。
同意の元に、治療を受けられることをお勧めします。
>仮歯が取れてしまったり、とても冷たいものを飲食したりした
時、あるいは冷たい風・空気がかかった時など、その犬歯がズキンと痛みます。
まだ、仮歯の状態なのでそういうトラブルもあるかと思います。
このような状態が長引くとあまりよくないので早目に治療を進めていただいた方がいいように思いますが、矯正されている関係で難しいのかもしれません。
(主治医でないとわかりません)
>あまりの痛さに、犬歯まで失うことになるのではと、びくびくする毎日です。
この状態で短期的に犬歯を失うことにはなりません。
>(1)この犬歯には、近い将来、やはり問題が出てくると覚悟
したほうが良いのでしょうか。
きちんと治療が進行すれば大丈夫でしょう。
>(2)この犬歯を守る(あるいは痛みを軽くする)方法はありますか。
仮歯の調整が大切です。
取れないように、しみないように調整してもらって下さい。
>(3)今から、ブリッジ以外の方法を選ぶことは可能だと思われ
ますか。あるとすればそれはどのようなものでしょうか。
1.可能です。
犬歯と6は冠を被せてもらい、4・5にインプラント。
:保険適用外。費用が発生します。
2.4・5に部分入れ歯:装着感がブリッジに比べ劣ります。
:保険適用可。
現在、仮歯のトラブルが絶えず、不安になられているようですから、主治医にそのことをしっかり伝えて下さい。
限られた情報からの判断はミスにつながります。
主治医とよく話し合われることをお勧めします。
ご参考にして下さい。
>ブリッジにするために、健康だった犬歯を削られたのですが、
このような表現になってしまったのは、残念ですね。
同意の元に、治療を受けられることをお勧めします。
>仮歯が取れてしまったり、とても冷たいものを飲食したりした
時、あるいは冷たい風・空気がかかった時など、その犬歯がズキンと痛みます。
まだ、仮歯の状態なのでそういうトラブルもあるかと思います。
このような状態が長引くとあまりよくないので早目に治療を進めていただいた方がいいように思いますが、矯正されている関係で難しいのかもしれません。
(主治医でないとわかりません)
>あまりの痛さに、犬歯まで失うことになるのではと、びくびくする毎日です。
この状態で短期的に犬歯を失うことにはなりません。
>(1)この犬歯には、近い将来、やはり問題が出てくると覚悟
したほうが良いのでしょうか。
きちんと治療が進行すれば大丈夫でしょう。
>(2)この犬歯を守る(あるいは痛みを軽くする)方法はありますか。
仮歯の調整が大切です。
取れないように、しみないように調整してもらって下さい。
>(3)今から、ブリッジ以外の方法を選ぶことは可能だと思われ
ますか。あるとすればそれはどのようなものでしょうか。
1.可能です。
犬歯と6は冠を被せてもらい、4・5にインプラント。
:保険適用外。費用が発生します。
2.4・5に部分入れ歯:装着感がブリッジに比べ劣ります。
:保険適用可。
現在、仮歯のトラブルが絶えず、不安になられているようですから、主治医にそのことをしっかり伝えて下さい。
限られた情報からの判断はミスにつながります。
主治医とよく話し合われることをお勧めします。
ご参考にして下さい。
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2011-08-30 08:14:09
ご相談ありがとうございます。
船橋先生の回答通り、ここでもう一度計画の再検討をしても良いと思います。
ブリッジをお選びになった時に、治療前に健康な歯を削ることのデメリットはお確かめになったと思います。
それが早くも出てきたことは、やや心配です。
少なくとも仮歯が矯正治療中は外れないような強いものに変えてもらう方法もあります。
ブリッジを作る時には、強い仮歯は壊さなければ取れないこともありますが、歯を壊すより一時的な仮歯を壊すほうが、手間とコストはかかりますが健康には役立ちます。
犬歯はとりわけ大事な歯です。
たった1本ではなく、奥歯や前歯を守る重要な役目があります。
4番5番は、それぞれ1本分の役目ですが、犬歯をもし失うと大きな被害が将来出るリスクが高まります。
そして、6番もとても大事な歯です。
これもたった1本ではなく、大きな支える力を出して、他の歯を守る重要な役目があります。
もし失うと、やはり他の歯を失うリスクが高まります。
特にそのように大きいブリッジをお選びになった時には、そのリスクも大きくなりますから、説明も受けご承諾の上で始められたのではないでしょうか。
ちなみに、ブリッジの種類についても説明いたします。
奥歯同士、前歯同士のブリッジと、奥歯と前歯を使うブリッジとは決定的な違いがいくつもあります。
その中で今回重要なことは、奥歯と犬歯を含む前歯とは、歯の生えている方向が微妙に違い、お互いに傾いています。
したがったこのタイプのブリッジを設計する場合は、どちらかの支える歯を大量に削らないと作れません。
日本の多くの歯科医院では、どちらか、あるいは両方の痛みはない神経を便宜上取って、ブリッジを作っていることが多く見られます。
一生歯を残すためには、たくさん削らない方が良いし、神経を抜かない方が有利ですが、どちらもそれに反した治療となるため、このタイプのブリッジはよほど慎重に治療しても、もともと心配が残る計画と言えます。
このまま先に進むか、その2本の歯を一生守ることをポイントに切り替えるか、今は一つのチャンスだと思います。
ご担当の先生と良く相談されることをお勧めいたします。
船橋先生の回答通り、ここでもう一度計画の再検討をしても良いと思います。
ブリッジをお選びになった時に、治療前に健康な歯を削ることのデメリットはお確かめになったと思います。
それが早くも出てきたことは、やや心配です。
少なくとも仮歯が矯正治療中は外れないような強いものに変えてもらう方法もあります。
ブリッジを作る時には、強い仮歯は壊さなければ取れないこともありますが、歯を壊すより一時的な仮歯を壊すほうが、手間とコストはかかりますが健康には役立ちます。
犬歯はとりわけ大事な歯です。
たった1本ではなく、奥歯や前歯を守る重要な役目があります。
4番5番は、それぞれ1本分の役目ですが、犬歯をもし失うと大きな被害が将来出るリスクが高まります。
そして、6番もとても大事な歯です。
これもたった1本ではなく、大きな支える力を出して、他の歯を守る重要な役目があります。
もし失うと、やはり他の歯を失うリスクが高まります。
特にそのように大きいブリッジをお選びになった時には、そのリスクも大きくなりますから、説明も受けご承諾の上で始められたのではないでしょうか。
ちなみに、ブリッジの種類についても説明いたします。
奥歯同士、前歯同士のブリッジと、奥歯と前歯を使うブリッジとは決定的な違いがいくつもあります。
その中で今回重要なことは、奥歯と犬歯を含む前歯とは、歯の生えている方向が微妙に違い、お互いに傾いています。
したがったこのタイプのブリッジを設計する場合は、どちらかの支える歯を大量に削らないと作れません。
日本の多くの歯科医院では、どちらか、あるいは両方の痛みはない神経を便宜上取って、ブリッジを作っていることが多く見られます。
一生歯を残すためには、たくさん削らない方が良いし、神経を抜かない方が有利ですが、どちらもそれに反した治療となるため、このタイプのブリッジはよほど慎重に治療しても、もともと心配が残る計画と言えます。
このまま先に進むか、その2本の歯を一生守ることをポイントに切り替えるか、今は一つのチャンスだと思います。
ご担当の先生と良く相談されることをお勧めいたします。
相談者からの返信
相談者:
ai_aiさん
返信日時:2011-08-31 14:23:34
船橋先生、さがら先生
大変わかりやすいご回答、どうもありがとうございました。
犬歯はやはりとても大切な歯なんだと再認識致しました。
しっかりした仮歯にしていただくこともお願いできるのだと知り、安心致しました。
今は大学病院に通っています。
全身疾患の管理のために、今の病院から動いたり、セカンドオピニオンで他の病院に伺ったりすることは、なかなか考えられずにおりました。
治療を進めるにあたっては、いくつか選択肢とメリット・デメリットを呈示された上で、
「次回までに考えておいてください」
と言われるのですが、そのわりに、次回の診察日に行った時には先生(方)の治療方針はもう決まっており、結局言われるままに受けてしまいがちで、不安になる一方でした。
自分の、今残っている歯を守るためにも、船橋先生とさがら先生に書いていただいたことを頭に入れて、じっくり、今の担当の先生に相談してみたいと思います。
こちらでご相談できて良かったです。
本当にありがとうございました。
またどうぞ、よろしくお願い致します。
大変わかりやすいご回答、どうもありがとうございました。
犬歯はやはりとても大切な歯なんだと再認識致しました。
しっかりした仮歯にしていただくこともお願いできるのだと知り、安心致しました。
今は大学病院に通っています。
全身疾患の管理のために、今の病院から動いたり、セカンドオピニオンで他の病院に伺ったりすることは、なかなか考えられずにおりました。
治療を進めるにあたっては、いくつか選択肢とメリット・デメリットを呈示された上で、
「次回までに考えておいてください」
と言われるのですが、そのわりに、次回の診察日に行った時には先生(方)の治療方針はもう決まっており、結局言われるままに受けてしまいがちで、不安になる一方でした。
自分の、今残っている歯を守るためにも、船橋先生とさがら先生に書いていただいたことを頭に入れて、じっくり、今の担当の先生に相談してみたいと思います。
こちらでご相談できて良かったです。
本当にありがとうございました。
またどうぞ、よろしくお願い致します。
タイトル | ブリッジ治療で仮歯状態。支台歯の3番がズキンと痛むのが気がかり |
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質問者 | ai_aiさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 34歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯科治療後の歯の痛み ブリッジに関するトラブル |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。