左上4〜7番ブリッジ、歯に負担が少なく最適な素材は?

相談者: かっちみちゃんさん (56歳:女性)
投稿日時:2011-09-05 17:06:31
左下4番メタルボンドセラミック、5−7番インプラント、メタルボンドセラミックの咬み合わさる右上のブリッジ4−7番の、素材はどういったものが良いでしょうか?

6月に下をインプラントにしてからすぐに、相対する右上5番の根本が割れ、抜歯せざるをえませんでした。(もともと5−7番でブリッジ)

下が硬いために、上の歯に負担がかかりダメになったのでしょうか?

だとすると、今度の上4本ブリッジもあまり硬い素材だと、土台になる歯や周囲の歯に負担がかかって、だめになりやすいということはないでしょうか?

本当はブリッジではなく、上もインプラントにしたかったのですが、今回は次の事情でブリッジにすることにしました。

インプラントにするには骨量が足りないので、骨を増やす措置をしなければならない 
→その位置の上顎洞に、のう胞のようなものがあり邪魔をしていて、手術でそれを取らなければインプラントはできない
→その手術は必ず成功するとは言えない
→今回はブリッジにして次にだめになった時にチャレンジする

土台も何年持つかはわかりませんが、担当医からは4本のブリッジはたわみが出ないよう、ジルコニアセラミックスがお勧めと言われています。

高額なジルコニアにしてもすぐだめになるかもしれません。
次はインプラントにしようと思っているので、このような場合はどうしたらいいでしょうか?

金額のこともありますが、歯に一番負担のないようにしたいです。

どうぞよろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-09-05 19:16:40
ご相談ありがとうございます。

下と噛み合う部分を金属にして、見える外側を白くする方法があります。

その金属の素材は、白金加金かチタンのCAD/CAMが最適とも言えます。
白くする素材は、セラミック硬質レジンと二通り考えられます。

どのような素材でも、支えている歯に炎症を起こさないようにしましょう。
起こせば、上顎洞のう胞のようなものができる原因となってしまいます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: かっちみちゃんさん
返信日時:2011-09-06 10:15:57
早速のご回答ありがとうございます。

まず質問の文章で、左上と表記すべきところを右上と書いてしまい、辻褄が合わずわかりにくかったことをお詫び申し上げます。

やはり下が、インプラントセラミックの場合の咬み合わさる上のブリッジは、ジルコニアセラミックより金属の方が当たりが柔らかく土台となる歯に負担が少ないとお考えですか?

4本のブリッジでも強度的には大丈夫ですか?

それと大体でいいですので、先生のおっしゃる処置での金額を教えて下さい。  

よろしくお願いします。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: かっちみちゃんさん
返信日時:2011-09-06 14:14:34
すみません。追加で質問させて下さい。

先生のお答えに、(金属の素材は、白金加金かチタンのCAD/CMAが最適)とありましたが、ネットで調べるとCAD/CAMを行っている歯科は少ないようせすが、その方法でなくても素材が白金加金かチタンで見える外側がセラミックという作り方はできるのでしょうか?

セラミックでも、ハイブリッドではないセラミックで金属と合体させることは出来るのでしょうか?

先週、ジルコニア(4本で60万円強)にすることにしてブリッジ型取りをしたのですが、材質について躊躇したため、発注をストップして待ってもらっている状況で、なんとなく気がせいています。
型を取ったからには急がないといけませんか?

お忙しいのに質問ばかりですみません。

よろしくお願いします。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-09-06 16:16:57
こんにちは。

5番が破折して抜歯になって、4番7番支台の4本分のブリッジということですよね?

事情からすると仕方ないのかな、とは思いますが、素材云々以前に物凄く厳しい設計ですね。

この場合、良い悪いではなくて金属(メタルボンドやゴールド、ハイブリッド前装など)か、CAD/CAMジルコニアやチタンなど)でしか無理だと思います。

CAD/CAMは歯科医院で行う場合もありますが、ほとんどの場合は技工所や技工所が取り引きするセンターで行います。

因みにジルコニアもCAD/CAMということになりますので、精度や(ブリッジそのものの)強度と言う意味では悪くありません。
(※メタルボンドは白金加金等のメタルに、セラミックを接着させたもので、ジルコニアは酸化ジルコニウムに、セラミックを接着させたもの。表面は同じです)


正直、今回の場合素材の物性とかの影響はたぶんかなり小さく、設計の無理の方が大きいので、素材は何でもいい様な気がします。

ジルコニアでも悪くはないですが、値段が高いのと、多分将来どこかを切断して除去することになりそうなのに、その時にジルコニアは硬すぎて苦労するのではないかという心配はあります。

でもメリットとして、精度はまずまず出しやすい製法になるかと思います。

型とりがすんでいるのならあまりのんびりはしない方がいいと思いますし、主に費用面で納得がいくのでしたらジルコニアでもいいと思いますよ。

いずれにしても、もう少し主治医の先生と相談されてはいかがでしょうか?

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-09-06 16:49:50
渡辺先生に同意です。

もし、4番と7番しか残っていないのに、それをつなぐのでしたら、設計上、無理がありますので、お止めになった方がよろしいです。

ただ、金属ですと、これだけの長さになると鋳造精度上の問題から、適合が悪くなってしまいます。
なので、理屈の上では、CAD/CAMを用いたほうが精度の高い補綴物が作れますが・・・・

ただ、設計上の無理がありすぎるので、どうかなぁと。


ジルコニアの除去には、メタルの除去とは異なり、ダイヤモンドバーというものを用いれば容易に除去できますので、その辺りは心配いらないかも知れません。




タイトル 左上4〜7番ブリッジ、歯に負担が少なく最適な素材は?
質問者 かっちみちゃんさん
地域 非公開
年齢 56歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯のひび割れ、破折で抜く予定
抜歯:5番(第二小臼歯)
抜歯:6番(第一大臼歯)
ブリッジ治療法
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回答者




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