根の分岐部病変の治療。再度の根管治療か、歯根分割かの2択

相談者: YAMASAさん (30歳:女性)
投稿日時:2011-09-18 16:46:36
先日「抜髄済みの6番の歯肉に白くぶよぶよのできもの」で相談したものです。

先生たちにご回答頂いた通り、膿がたまっておりました。
診察中、掛かりつけの先生にこれからの治療方針を聞かれましたが、これでよかったのか、とても不安があります。


*****

※下記で上げる「前回の治療」とは、一か月ほど前に終了した、左下6番抜髄済み(十数年前位)の歯のなかに虫歯が出来たため、銀歯を開けて治療をしたことです

1.レントゲン(前回の治療前に撮ったもの。前は特に根分岐病変という話はでていません)で歯根分岐部分に黒いものが見え、今回膿の出来た部分から、歯周病による歯根分岐病変である可能性がある。

2.もしくは抜髄後の歯が感染しているという可能性もある。
もう一度根管治療をしてみるという手もある。

どちらにせよ時間は掛かります。
歯を割るか、一度手を尽くして根管治療をしてみるか、どうしますか?

*****

という2択をされたのですが、「歯を割る」と聞いて怖くなってしまい、割るとはどんな事なのか聞くのも忘れてしまいました……

そして、「〜という可能性がある」という言葉で、正直どちらにしていいのか分からなかったため、まずは「根管治療」を選びました。
他の歯科医の先生方も似たようなケースなら選択肢を出されるのでしょうか?
それともいくつか病状に当てはまるということで、はじめから歯を割る方だけで説明をなされるのでしょうか。


レントゲンも歯も見せていない掲示板で言っても判断できないことと説明を読んでわかりつつも、今まで長く歯医者の治療したことがないので、とても心配です。

おまけのようでなんですが、高校生から通っている所なのでとても信頼はしております。
ただ自分の判断が不安なのです。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-09-18 16:56:39
根分岐部の病変は診断に迷いますね。

分岐部周辺の根管の側枝の感染によるものか、歯周病によるものか実際臨床でも迷う事があります。


迷った場合は出来るだけ後戻りの出来る治療、侵襲の少ない治療を選ぶのが良いと思います。

そー云う意味では根管治療の選択をしたのは正しかったと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: YAMASAさん
返信日時:2011-09-18 18:13:00
細見先生、前回に続いて今回も、ご丁寧なご回答ありがとうございました。

>迷った場合は出来るだけ後戻りの出来る治療、侵襲の少ない治療を選ぶのが良いと思います。

これはこれからも覚えておきます。

少し安心しました。
あとは、先生にお任せして、じっくり見てもらおうと思います。



タイトル 根の分岐部病変の治療。再度の根管治療か、歯根分割かの2択
質問者 YAMASAさん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の失敗・再治療
根分岐部病変
歯根分割(ルートセパレーション)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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