歯性上顎洞炎で5,7番抜歯、間の6番も根管に亀裂が発見された

相談者: チーさん (44歳:女性)
投稿日時:2011-09-14 11:51:21
こんにちは、はじめて相談させていただきます。

8年ほど前に顔面の左が痛くなり、第5,6,7歯が抜髄歯であったため、歯性の上顎洞炎と診断されました。
その後抗生物質などで治療しましたが、再発をくりかえし、1年ほどたち、担当の先生の「根本的治療は、抜歯して、その抜歯後の穴から上顎洞を直接洗う」という治療を選択しました。

その際あやしそうな第5歯と7歯を抜歯しました。
すると、第5歯に亀裂が入っており、これがもともとの原因だったといわれました。
レントゲン、CTでもうつってませんでした)
その後、欠損歯は部分入れ歯でおぎなってきました。

先日、ときどき痛みが出ていた第6歯がすごく痛くなり、また顔面も痛みが出てきたため、マイクロスコープを使用して治療されている歯科医院にいきました。
そちらで、根の先に病変があるということで、マイクロスコープを使用して第6歯の根管治療のやりなおしをしてもらったところ、根管に亀裂が入って折れているといわれました。

先生は歯の周りの歯茎の状態から、まだこの歯はつかえるので、根管治療を続けながら、できるだけこの歯に負担がかからない方法を考えていきましょうとおっしゃっていました。
現在はジスロマックとクラリス服用です。


ここでご相談なのですが、

・以前と同じような状態であることから、上顎洞炎がひどくならないうちに、早くこの歯も抜いたほうがよいのでは?

・その際(以前抜歯した先生からはインプラントはリスクが高いと言われたため)奥3本ともがない状態で、インプラント以外できちんとかむことができる方法はあるのでしょうか?

・今の先生には、左上だけがこのように歯髄もない状態(右上はすべてあります)になった原因をみきわめる必要があるといわれました。
たぶん、歯にかかる力の関係だろうから矯正もふくめた治療を示唆されました。
今の状態で矯正治療は必要でしょうか?
実は、こちらの歯科医院ではマイクロスコープを使用したりしているので、治療費がそれなりにかかっています。


ながくなりましたが、よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2011-09-14 23:31:36
チーさん。こんにちは。

>以前と同じような状態であることから、上顎洞炎がひどくならないうちに、早くこの歯も抜いたほうがよいのでは?

→根菅に亀裂が入って折れているのでしたら、確かに感染路になる可能性はあるかもしれません。
亀裂の部位、状態は担当の先生しかわかりませんので、担当の先生にご相談されるのが一番確実でしょう。


>・その際(以前抜歯した先生からはインプラントはリスクが高いと言われたため)奥3本ともがない状態で、インプラント以外できちんとかむことができる方法はあるのでしょうか?

→奥3本ともないのであれば、抜歯後は、部分入れ歯を作り替えることになりそうですね。

インプラント治療は、ここ数年で目覚ましく進歩してきています。
現在の技術での難易度と費用を再度ご相談されてみてもいいかもしれません。


>・今の先生には、左上だけがこのように歯髄もない状態(右上はすべてあります)になった原因をみきわめる必要があるといわれました。
>たぶん、歯にかかる力の関係だろうから矯正もふくめた治療を示唆されました。
>今の状態で矯正治療は必要でしょうか?

→力の関係もあるでしょうが、抜髄歯だったということが大きいかもしれません。何故、抜髄になったのでしょう?虫歯でしょうか?

今の先生が矯正治療も薦められるのは、あなたにとってメリットがあるからでしょうが、デメリットもある訳です(時間・費用・痛みなど)。

より具体的なことをもっとはっきりとさせて担当医と一緒にこれからの治療法を選んでいって下さい。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-09-15 09:24:44
ご相談ありがとうございます。


>・以前と同じような状態であることから、上顎洞炎がひどくならないうちに、早くこの歯も抜いたほうがよいのでは?


もし、
>管に亀裂が入って折れている

と診断が確定したら、早めの抜歯が適切となります。



>・ その際(以前抜歯した先生からはインプラントはリスクが高いと言われたため)奥3本ともがない状態で、インプラント以外できちんとかむことができる方法はあるのでしょうか?


確かにリスクが高くなっているようです。
しかし、他にその目的にかなう方法は、今はありません。

将来は歯の再生ができるようになると、かなうかもしれません。



>・今の先生には、左上だけがこのように歯髄もない状態(右上はすべてあります)になった原因をみきわめる必要があるといわれました。


それは極めて適切で、かつ重要なご提案を受けたと思います。



>たぶん、歯にかかる力の関係だろうから矯正もふくめた治療を示唆されました。
>今の状態で矯正治療は必要でしょうか?


そこには論理の飛躍があり、サイトでは判断できません。
ご担当の先生とよく相談することをお勧めいたします。



>実は、こちらの歯科医院ではマイクロスコープを使用したりしているので、治療費がそれなりにかかっています。


もし、もう後悔しないような将来をお望みであれば、今きちんと内容のともなる治療が価値あると思いますし、それには支払わなければならない費用や時間や手間などのコストはかける価値があるとおもえば、お掛けになると良いと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: チーさん
返信日時:2011-09-16 22:56:02
船橋先生、さがら先生、ご回答ありがとうございました。

本日、担当の先生に診察していただいたところ、左上6歯は亀裂のようなひびが入っているが、折れている可能性は低いとのことでした。

今回の上顎洞炎は、現在行っている根管治療をしているうちに、原因がとりのぞかれておさまってくる、というのが先生のご判断でした。

また、上あごの骨がうすく、上顎洞との距離がみじかい(それで上顎洞炎をおこしやすいとのことですが)とインプラント治療の前に、骨の再生のための手術が必要とのことで、その際の感染のリスク、成功率などをくらべてもこの6歯の保存をためす価値があるといわれました。

ここでまた質問なのですが

上顎洞炎の治療は抜歯だと、こちらのサイトでもみかけたのですが、根管治療でも上顎洞まで炎症がおこった場合の治療ができるのでしょうか?

左上の奥が3本ともない状態では、部分入れ歯も残存歯に負担がかかりすぎるし、インプラントには骨の再生というリスクがかかるときき、左上6歯はなんとかならないのかという思いもあるのですが、手遅れになるのも正直心配です。



タイトル 歯性上顎洞炎で5,7番抜歯、間の6番も根管に亀裂が発見された
質問者 チーさん
地域 非公開
年齢 44歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:複数の歯(臼歯部)
歯のヒビ(ひび割れ)
根管治療の治療法
回答者




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