2ヶ月前に突如起きた歯痛、性格のせいか悩みの堂々巡り

相談者: 白雪姫さん (38歳:女性)
投稿日時:2011-05-25 04:00:22
こんにちは。 
よろしくお願いします。


2ヶ月前までの状態 −

定期的にデンタルケアをしており、虫歯治療、クリーニング済み。

神経治療する前の段階で、虫歯治療しており、神経は抜いたことはなく、親知らず以外の歯はすべてそろっています。
親知らずは、残っていません。

これまでは全く何の問題もなく、歯痛、違和感もなく良好。



症状及び治療

去年の11月に右下奥の親知らずを抜歯し、去年末ぐらいには、抜歯経過も良好で、痛みもおさまり、口の中は、全く何の問題もありませんでした。


しかしながら、突然、2ヶ月ほど前から、抜歯したところよりもさらに歯のない奥ぐらいを中心に、水がしみるようになり、痛みが増しました。

こんな症状は初めてなので、主治医にみてもらうと、親知らずの抜歯は治っているから関係なく、たぶん知覚過敏ということで、右下の抜歯した親知らずの手前の奥の歯(7番、虫歯治療済みですが、神経に近いぐらいかなり深い虫歯とか)をクリーニングして、抗生物質と鎮痛剤を処方してもらい、様子をみるようにいわれました。


ところが、治るどころか、水がしみる症状から、痛みに変わり、痛みもだんだんと右下奥の歯(7番)辺りを中心に口の中の右側全体に広がる激痛に変わったので、2週間後、再度主治医にみてもらいましたが、虫歯もなく、歯茎もはれておらず、見た限りではそれほど問題はないということで、(治療済みの右下奥の歯が、かぶせものの下で、虫歯が進行しているかもしれず、これだけ、薬を飲んでも、痛みが治まらないのは、歯髄炎歯根膜炎の可能性が高く、神経治療をするしかないともいわれましたが、)とりあえず、抗生物質と鎮痛剤を処方してもらい様子をみるようにいわれました。


しかし、その数日後、夜中、就寝中、今まで経験したことのないような激痛に突然襲われ、目が覚めました。

びっくりして、ネットで調べると、もしかしたら、(今まで、全くそんな経験はありませんし、指摘もされませんでしたが)この激痛は、右奥の歯のかみあわせ、歯を無意識に強くかみしめているためにおこるのではないかと思い、その晩、とりあえず、タオルを口の右側にかんで寝たところ、とても楽になり、このひどい激痛は避けることができましたので、主治医に再度見てもらい、マウスピースを作ってもらうことになりました。

その間も、鎮痛剤を飲み続けていましたが、たいして効かずあのひどい痛みほどではないものの、口の中、右側全体が激痛に悩まされました。




マウスピースができて、つけて寝てから、痛みが急におさまっていき、1週間後には、あれだけ鎮痛剤がなくてはすごせなかったのに、鎮痛剤もいらなくなり、いつのまにか不思議なぐらい歯痛がなくなりほっとしました。

が、右奥は、歯がかみあわさると、鈍痛があるようなないようなおかしな状態が残っていました。


(この時点で、主治医は、とりあえず、今回の治療は終わりということですが、右下奥のかみあわせに問題があるみたいで、普通の状態でも、奥の歯がぶつかっているが、削るとすると、つめてある場所ではなく、健康な歯の部分を削ることになる。

歯の違和感をなくすために、これ以上することは、歯を少し削るか、神経治療をするかどちらかとか。)



が、いまだに、2ヶ月前の完全な状態ではなく、なにか鈍痛があるようなないような、違和感が右下奥の歯中心にあるような気がして、すっきりしません。

強い痛みがなくなってしまったので、今、わざわざ、神経治療をする気もしませんし、また、かみあわせの治療のために、自分の健康な部分の歯を削ることにも抵抗があります。


余分な治療のために、かえって、状態を悪化させるのも心配です。
かといって、以前にはない違和感には不安で、どうしたらいいものか、ほっておいていいものなのか悩んでいます。


質問
1 奥の歯がぶつかっていて、かみあわせに問題があるといわれましたが、かみあわせの適切な治療はむずかしいともききます。
  
今までは、特に指摘されたこともなければ、くいしばったりしたこともなかったのに、どうして、突然そうなったのかが納得できず?、また、健康な歯を削ることにも抵抗があるのですが、どうしたらいいでしょうか?



2 あれだけの長い激痛、歯髄炎、歯根膜炎ともいわれたものが、直接神経治療をしたわけでもないのに、突然痛みがなくなってしまったので、神経が死んでしまったのかもしれないとも心配しているのですが、このままほっておいても大丈夫なのでしょうか?



3 いまだに、マウスピースをつけて寝ています。
(就寝するときのみ使用)

ときどき、疲れているときなど、つけるのを忘れて寝てしまい、今のところ問題はありませんが、やはり、つけないと不安なところもありますし、かといって、いつまでつけ続けなければいけないのかとも思います。

マウスピースやこの違和感と今後どのようにつきあっていけばいいでしょうか?




以上、よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-05-25 13:48:24
難しいですね。

1.くいしばりを自覚している人はあまりいませんが、多くの人がハギシリやくいしばりをしているようです。


>健康な歯を削ることにも抵抗があるのですが、どうしたらいいでしょうか?

どの程度削るのかにもよります。
当たり方を少し弱くするぐらいで削る範囲がエナメル質内であれば、あまり虫歯を気にすることは無いと思います。

もし象牙質が露出するぐらい削る必要があるなら、その部分に何らかの修復物が必要になります。




2.電気歯髄診断などで神経の生死があるていど判断できます。




3.いずれにせよ、痛みの原因をはっきりさせることです。
担当医とよく相談して治療を進めてください。


ご参考まで・・・

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 白雪姫さん
返信日時:2011-05-30 00:08:41
杉原先生、ご回答ありがとうございます。

1に関しまして、今までなんともなかったのに、どうして2ヶ月前から突然、歯のかみあわせがおかしくなったのは、どういう原因が考えられますでしょうか?


また、このままほおっておくことによって、かみあわせもまた、以前のなんともない状態のように、自然にもどることはないでしょうか?




2に関しまして、神経が生きているかをためす方法はあると主治医もおっしゃっていましたが、主治医の判断では、神経はたぶん生きているであろうということで、まだ、検査はしていません。


あれだけの長い激痛、痛くて食べられなかったような、鎮痛剤がなくてはすごせず、鎮痛剤さえほとんどきかなかった歯髄炎歯根膜炎?になっても、(不思議と痛みがなくなって驚いているのですが)このように自然治癒することはあるのでしょうか?




3に関しましては、ずきずきするような痛みとかは今のところなく、違和感は、やはり、歯がぶつかっているような感じでかみあわせが少しおかしいような感じでしょうか。


以前は、問題の歯と歯をかむと、鈍痛があったようなところもありますが、今では、鈍痛とさえいえるのかといった感じで、少しよくなっているような感じにも思えますが、以前のように全く問題がない状態かといわれるとそうでもないような感じでよくわかりません。


マウスピースは、まだこわくてはずせないのですが、いつごろはずしたらいいのでしょうか?


最初の質問も含め、他の複数の先生方からの様々なご意見も伺えましたらうれしく存じます。



よろしくお願いします。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-05-30 10:42:45
ブラキシズムに関してはコチラを参考にされてください。

参考:ブラキシズム


マウスピースは「とりあえず歯や顎を守るため」に入れておくもので、根本的な治療とは成りえないと考えてます。

なので、「マウスピースを外したい」と思われていらっしゃるのであれば、ご自身の「意識改革」と「自己暗示」が必要かと思われます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 白雪姫さん
返信日時:2011-06-02 02:24:08
タイヨウ先生、ご回答ありがとうございます。

プラキシズムに関しては、意識改革と自己暗示の努力が必要ということですね。
寝ているときなので、自分ではわかりにくいのですが、どのようにして、プラキシズムをしておらず、マウスピースを外してもいいという判断をしたらいいのでしょうか?




なかなかむずかしい?みたいで返信をいただけないみたいですが、


1に関しまして、今までなんともなかったのに、どうして2ヶ月前から突然、歯のかみあわせがおかしくなったのは、どういう原因が考えられますでしょうか?


また、このままほおっておくことによって、かみあわせもまた、以前のなんともない状態のように、自然にもどることはないでしょうか?



2に関しまして、神経が生きているかをためす方法はあると主治医もおっしゃっていましたが、主治医の判断では、神経はたぶん生きているであろうということで、まだ、検査はしていません。


あれだけの長い激痛、痛くて食べられなかったような、鎮痛剤がなくてはすごせず、鎮痛剤さえほとんどきかなかった歯髄炎歯根膜炎?になっても、(不思議と痛みがなくなって驚いているのですが)このように自然治癒することはあるのでしょうか?



など、


最初の質問も含め、他の複数の先生方からの様々なご意見も伺えましたらうれしく存じます。



よろしくお願いします。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-06-03 11:05:30
>どのようにして、プラキシズムをしておらず、マウスピースを外してもいいという判断をしたらいいのでしょうか?

僕の患者さんは…

 「痛いのが無くなった」
 「朝起きた時になんとなく楽になった」
 「肩こりや首、背中の張りが無くなった」

など、ご自身で気が付くらしいです。

また逆に

 「今日は残業で疲れているし、ストレスもあったから食い縛りそうだ。
 自己暗示だけではダメかもしれない。」

とご自身で判断し、その時だけナイトガードを装着するなど、工夫されているそうです。

なので、僕はブラキシズムは「治す」と言うよりは「コントロールできるようになる」のだと思っています。




>1
>どうして2ヶ月前から突然、歯のかみあわせがおかしくなったのは、どういう原因が考えられますでしょうか?


色々な原因があるので何とも言えません。

また、お口の中を実際に拝見するとご自身では自覚されていない所に原因がある場合もあります。


以前、右の奥歯が痛いと言うので拝見したら左の奥歯が欠けていた方がいらっしゃいました。
どうやら、左の奥歯が欠けた事で左で咬みにくくなっていて、右で不自然に咬む癖が付いてしまっていたようでした。
(そのために咬合性外傷を起こしていたようです)

もちろん、左の奥歯が欠けていると言う事にご本人は全く気付いていらっしゃいませんでした。

左の欠けている所を治したら右の歯の痛みも取れました。


ま、こんな事もあります。




>2
>このように自然治癒することはあるのでしょうか?

咬合性外傷だったとしたらあり得ますよ。

感染性の炎症は自然治癒します。


例えば、足をくじいてしまったような場合です。

びっこをひいて負担をかけないようにしていれば、自然と痛みは無くなります。
しかし、足をくじいているにもかかわらず、常に全力で走っていれば痛みはひきませんよね。

それと同じ事です。


咬合性外傷が起こっているときに気にせず使ってたら痛みはひきませんが、咬合調整を行ったり、ブラキシズムのコントロールが出来たりして負担が軽くなれば自然と痛みは無くなります。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-06-03 12:46:04
こんにちは。


>今までなんともなかったのに、どうして2ヶ月前から突然、歯のかみあわせがおかしくなったのは、どういう原因が考えられますでしょうか?

タイヨウ先生のお話のように、様々な原因が考えられると思います。

たまたま、2ヶ月前のその頃に忙しかった、私生活で辛い時期だった、そういったことでもブラキシズム、特にクレンチング(喰いしばり)をされて、歯の痛みを訴える方が私の患者さんでもおります。

そういった方の場合、その様なストレスがなくなった頃に症状が改善される方もいらっしゃいます。


しかし、他の原因として噛み合わせ等、口腔内に問題がある場合もあります。


参考にされてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 白雪姫さん
返信日時:2011-06-09 00:46:51
タイヨウ先生、稲垣先生、ご回答いただき、プラキシズムなどわかりやすく説明していただきありがとうございます。


プラキシズムについては、自分でコントロールするしかないみたいなので、きをつけたいと思います。


また、炎症に関しまして、当時、かなりの激痛で神経治療が必要ではともいわれていたので、急に痛みがなくなったので、心配、びっくりしたのですが、自然治癒することもあるということで、ほっといたしました。

主治医が、鎮痛剤のみで、あなたのは、抗生物質を飲んでもあまり意味がないと抗生物質をだししぶっていたのは、たぶん非感染性の痛みだからなのかもしれません。




ところで、もし、神経が死んでいる場合は、どのような症状が現れ、自分でわかるのでしょうか?


また、かみあわせについてですが、痛み治療中、不思議そうな顔をして、主治医が何度も口の中全体を診て、激痛にもかかわらず、虫歯もなければ、歯茎もはれていないし、みたかぎり特に問題もない、(プラキシズムに関しても、今回上記の経緯から、私から初めて気がついて提案してみて、今回初めてマウスピースを作ってもらい、たまたまよくなったのですが、主治医が口の中を診ただけでは、その痕跡もないみたいですし、今までどの歯科医にも指摘されたことはありません。)



ただ、(2ヶ月前まではなんともなかったのに)自然にしていても、問題の奥の歯が上の歯とぶつかっていて、かみあわせに少し問題があるため、違和感があるのではといわれましたが、この相談をし始めた当初は、歯を削らないといけないのかもと思うほど違和感があったのですが、だんだんと今に至るまでにおいても、少しずつ違和感がうすらいでいるような気もします。
(よくわからないのです。)


このままほおっておくことによって、かみあわせもまた、以前のなんともない状態のように、自然にもどることはあるのでしょうか?


この場合、何が原因で、奥の歯がぶつかるようになり、少しずつ違和感が薄らいでいると思われますか?




ご回答いただけませんでしょうか?


また、最初の質問も含め、他の複数の先生方からの様々なご意見も伺えましたらうれしく存じます。


よろしくお願いします。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2011-06-09 08:54:10
>もし、神経が死んでいる場合は、どのような症状が現れ、自分でわかるのでしょうか?

そのような状態を「歯髄壊死」と呼びます。

基本的には「歯の変色」や「違和感」などが自覚症状として現れます。
また、歯科医院レントゲンを撮ると「根端病変」として見つかる事があります。

治療法としては「抜髄」の手順に従って行われる「根管治療」が必要となります。



>このままほおっておくことによって、かみあわせもまた、以前のなんともない状態のように、自然にもどることはあるのでしょうか?

これは見てみないと何とも言えません。
歯医者さん咬合診断してもらいましょう。

簡便に咬合紙をカチカチとかグリグリとか咬んでもらって、早期接触や異常な咬合接触が無いか調べます。

必要に応じて咬合調整してもらうとよろしいのではないでしょうか。




>何が原因で、奥の歯がぶつかるようになり、少しずつ違和感が薄らいでいると思われますか?

ストレス…(・_・)?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 白雪姫さん
返信日時:2011-06-14 02:05:15
タイヨウ先生、丁寧にご回答いただきありがとうございます。


基本的には「歯の変色」や「違和感」などが自覚症状として現れます。


ということですが、違和感は相変わらずあるのですが、歯の変色は見た限りないみたいです。
もし、歯の神経が死んでしまったならば、神経がいつごろ、どの部分が何色に変色するのでしょうか?




歯医者さん咬合診断してもらいましょう。


ということですが、初めにご相談させていただいたように、主治医は、痛みがなくなったとき、神経が死んだとは考えにくい、

(この時点で、主治医は、とりあえず、今回の治療は終わりということですが、右下奥のかみあわせに問題があるみたいで、普通の状態でも、奥の歯がぶつかっているが、削るとすると、つめてある場所ではなく、健康な歯の部分を削ることになる。

歯の違和感をなくすために、これ以上することは、歯を少し削るか、神経治療をするかどちらかとか。)

ということで、おわっていまして、以前は、全く問題がなかったのに、健康な歯を削ることにも抵抗があり、また、痛みがなくなるとわざわざ神経治療をする気にもなれず、また、さらに治療することによって悪化することもこわく悩んでいる状態なのです。


主治医もどうしてこうなったのかよくわからないみたいで、また、歯を削ることも、神経治療することも、無理にしたくないといった感じでもあります。

つめてある部分でしたら、その部分を少し削ることは主治医も抵抗ないみたいですが、以前はなんともなく、また、ちょうど残念ながら、ぶつかる部分が上も下も健康な部分の自分の歯なので、困っているのです。





現在の状態は、やはり、奥の歯が少しぶつかるような、なにか違和感があるような感じもあったり、少しよりベターになったような気もしたりといった感じで、しかしながら、以前のように全く問題がないという状態までもどっていないのです。


ストレスがなくなり、マウスピースもはずせるようになれば、歯のかみあわせも、自然にもとのようにもどる可能性はあるのでしょうか?


歯はできるだけ、削らないほうがいいともききますので、削らずにもとのようにもどせる方法はなにかあるのでしょうか?




ご回答いただけませんでしょうか?


また、最初の質問も含め、他の複数の先生方からの様々なご意見も伺えましたらうれしく存じます。


よろしくお願いします。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2011-06-14 17:04:36
歯の神経が死んでしまったならば、神経がいつごろ、どの部分が何色に変色するのでしょうか?

様々です。
2〜3カ月で変色してくる場合もありますし、1年以上経って変色してくる場合もあります。

色は画像を参考にされてください。
ただ、これも個人差があるようです。



>痛みがなくなるとわざわざ神経治療をする気にもなれず、また、さらに治療することによって悪化することもこわく悩んでいる状態なのです。

別に、痛みが無くなってきているのであれば何もしなければ良いと思いますよ。

必要に応じて咬合調整をしてもらえれば…。

エナメル質の範囲で削るのは問題無いですからね(気持ち的には少し躊躇されるかもしれませんが)。




>主治医もどうしてこうなったのかよくわからないみたいで

もし、稲垣先生が書かれているように

「たまたま、2ヶ月前のその頃に忙しかった、私生活で辛い時期だった」

とすれば、主治医に原因が解るはずありませんよね。
実際、僕もこのような事は多く経験しています。
患者さんと雑談をしているうちに「あ、そう言えばあの頃は…」と言う感じで思いだされる事が多いです。



>ストレスがなくなり、マウスピースもはずせるようになれば、歯のかみあわせも、自然にもとのようにもどる可能性はあるのでしょうか?

>歯はできるだけ、削らないほうがいいともききますので、削らずにもとのようにもどせる方法はなにかあるのでしょうか?

これはケースバイケースだと思います。

咬合調整で症状が快方に向うのであれば、それは必要な事だと思いますけどね。

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2011-06-14 17:50:39
こんにちは。


>現在の状態は、やはり、奥の歯が少しぶつかるような、なにか違和感があるような感じもあったり、少しよりベターになったような気もしたりといった感じで、

もしかすると未だ、すごく気になる歯の接触部分があるのかもしれませんね。

例えばそういった箇所を気にするあまり、食事以外でも意識的に歯を接触させてしまう。余計な歯への負担が痛みを誘発する、ということは考えられるかもしれません。


しっかりと、診査した上で、それが痛みの原因と考えられるならば、その部位が健康な歯質でも削合する事はメリットの方がまさると思います。



>歯はできるだけ、削らないほうがいいともききますので、削らずにもとのようにもどせる方法はなにかあるのでしょうか?

タイヨウ先生のお話のように、ケースによっては矯正治療で改善する場合もあると思います。
(白雪姫さんがこれに該当すかどうかはわかりませんが。)

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 白雪姫さん
返信日時:2011-06-20 17:10:16
タイヨウ先生、稲垣先生、丁寧にご回答いただきありがとうございます。


色は画像を参考にされてください。


とのことですが、どの画像のことでしょうか?

神経が死んでしまうと、痛みなどはなくなるのでしょうか?



もしかすると未だ、すごく気になる歯の接触部分があるのかもしれませんね。


とのことですが、そのような感じなのです。違和感が全く消えたわけではなく、歯の中からの痛みというよりは、なにか打撲的な外からの痛みといいますか、違和感というようなものがあるような気がします。

まだ、マウスピースをつけて寝ているのですが、朝起きると、問題でない左側はなんともないのですが、問題のある右奥のところが、やはり、なにかおかしさが残っているといった感じです。



マウスピースをすると、ひとつ余分なものをつけている上、それに、かみしめていたりすると、違和感がでてもしかたがないような気もします。

ただ、マウスピースをはずしても、意識して、口をあけてというぐらいなら接触しませんが、やはり、普通にしていると接触部分がある(主治医に指摘されたように、上下の健康な歯の部分、歯の内側のところ)ようで、それに、マウスピースをして、夜、かみしめているため、打撲的な違和感があるのかもしれません。



ストレスで、プラキシズムがおこり、歯を痛め、歯痛がおこるというのは理解できるのですが、今までなんともなかったのに、このように、急に、(2ヶ月前から)構造上、身体的に、日常的に、歯が接触してしまうように、かみあわせに問題がでることはあるのでしょうか?

(今まで歯など削らなくてよかったのに、削らなければいけないほど)

それは、どうしてですか? プラキシズムによって、歯の構造が変わってしまうということなのでしょうか?



また、もしそうではなくて、歯の構造上は変わっていないが、2ヶ月前から、歯をかみしめる癖ができてしまって、日常的に歯が接触するようになってしまったのでしょうか?



最近、違和感がとれないので、おっしゃるとおりすっきりしたく、健康な歯でも少し削ったほうがいいのかなあと思い始めているものの、やはり、今までなんともなかったのに、健康な歯を削ることには抵抗があったりもします。

そして、心配なのが、たとえ歯を削ったとしても、また、かみしめれば、必ず、どこかの歯がぶつかるわけで、今度はまた、その部分を傷めたり、接触したりして、違和感がでて、削る必要がでてきたりしては、悪循環で困るのですが、そのような可能性はあるのでしょうか? どのように思われますか?


ご回答いただけませんでしょうか?


また、最初の質問も含め、他の複数の先生方からの様々なご意見も伺えましたらうれしく存じます。


よろしくお願いします。
回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2011-06-20 17:37:34
>とのことですが、どの画像のことでしょうか?

ああ、ごめんなさい。
アップされてませんでしたね。

この写真の事です。

画像1画像1

回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2011-06-21 02:36:28
白雪姫さまおはようございます。

歯周病治療の大原則はまずお菓子の食べすぎをなさらないこと。

次いで歯肉や歯を傷めないで隅々まで歯を磨ける技術の取得です、それ以外にはないと個人的には考えています。



>夜中、就寝中、今まで経験したことのないような激痛に突然襲われ、目が覚めました

おそらく急性歯髄炎だと思います。

回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2011-06-21 09:25:45
>プラキシズムによって、歯の構造が変わってしまうということなのでしょうか?

いや、一般的にこれは考えられないですね。
ですので、むしろ

>2ヶ月前から、歯をかみしめる癖ができてしまって、日常的に歯が接触するようになってしまったのでしょうか?

と考える方がシンプルかと思います。



実は、ここ最近「震災によるストレスでブラキシズムが悪化されている方」が増えたように感じます。

停電であったり、社会、経済に対する不安であったり…。


また、僕の患者さんでも白雪姫さんと同業の方が何人もいらっしゃいますが、やはり一様に「4月はストレスが増える」とおっしゃられます。



>たとえ歯を削ったとしても、また、かみしめれば、必ず、どこかの歯がぶつかるわけで、今度はまた、その部分を傷めたり、接触したりして、違和感がでて、削る必要がでてきたりしては、悪循環で困るのですが、そのような可能性はあるのでしょうか? 

そう思います。

なので僕は、まずはご自身でのブラキシズムのコントロールを実践していただき、それでも違和感が残ってしまったり、どうしてもコントロールしきれない場合にのみ咬み合わせ調整を行うようにしています。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 白雪姫さん
返信日時:2011-06-27 01:40:28
タイヨウ先生、山田先生、ご回答いただきありがとうございます。


画像もありがとうございます。

この写真の事です。

ということですが、色が違っているというのは、

真ん中の上歯の2本のうちの、左側に見られるほうの歯の色が、少し灰色がかって他の歯と違うように見られるので、この歯の神経が死んでいるということなのでしょうか?


神経が死んでしまうと、痛みなどはなくなるのでしょうか?




プラキシズムによって、歯の構造が変わってしまうというのは一般的に考えられない

ということですが、

かみしめすぎて、2ヶ月前に、歯髄炎をおこし激痛がおきたときに、歯茎か歯の具合で、少し、問題の下の奥歯が上にあがり、今までぶつからなかった歯が、ぶつかるようになり、かみあわせに問題が生じたという可能性はありますでしょうか?



実は、この相談を利用している間にも歯の状態が変わっているみたいで、少し前までは、違和感が和らいできたように思ったのですが、最近また、右奥が、少し打撲的な痛み、違和感を感じるようになり、寝るとき、マウスピースをしているので、2ヶ月前のように、歯を痛め、激痛がおこるほどではありませんが、マウスピースをして、そのまま強くかみしめているときがあるような気がします。





歯をかみしめる癖ができてしまって、日常的に歯が接触するようになってしまったと考える方がシンプルかと思います。

歯を削っても、また、かみしめ、他の歯を削らなければならなくなるので、まずはご自身でのブラキシズムのコントロールを実践



とのことなので、健康な歯を削らなければいけませんし、削っても、また、同じことの繰り返しでは意味がありませんから、まず、プラキシズムのコントロールをしたいと思います。


しかしながら、震災などストレスーーなどについてはわかるのですが、今までも、人生の中で様々なストレスはありましたが、激痛をおこすほど、かみしめたこともなく、また、今後もストレスは生きているかぎり、なくなることはないと思います。


また、この2ヶ月前に、激痛がおこって初めて、マウスピース、プラキシズム、かみしめるといったことについて知ったぐらいで、
それまでは、全く知らず、そして、現在は、マウスピースをしたり、かみしめについても意識化してきをつけたり、口をあくぐらいの感じで、歯と歯はくっつけないなどと思ってはいるのですが、やはり、最近、また、かなり強くかみしめてしまっているのではとも思います。


自分では、かなり意識してきをつけているつもりなのですが、あまり効果がないようです。どのようにプラキシズムをコントロールしたらいいのでしょうか?



ご回答いただけませんでしょうか?


また、最初の質問も含め、他の複数の先生方からの様々なご意見も伺えましたらうれしく存じます。


よろしくお願いします。
回答 回答11
  • 回答者
回答日時:2011-06-27 12:41:12
>真ん中の上歯の2本のうちの、左側に見られるほうの歯の色が、少し灰色がかって他の歯と違うように見られるので、この歯の神経が死んでいるということなのでしょうか?
>神経が死んでしまうと、痛みなどはなくなるのでしょうか?

その通りです。



>今までぶつからなかった歯が、ぶつかるようになり、かみあわせに問題が生じたという可能性はありますでしょうか?

実際に拝見しないと何とも言えません。
例えば、ブラキシズムにより奥歯の一部が欠けたりすると咬み合わせが変わってしまう事もあります。



マウスピースをして、そのまま強くかみしめているときがあるような気がします。

僕の中では「ダメ」です。
ナイトガードを入れたら「咬まない!」と強く意識する事をお勧めいたいます。



>今後もストレスは生きているかぎり、なくなることはないと思います。

その通りですね。
ゼロにする事は不可能です。

しかし、痛みやその他症状が出ないようにコントロールする事は必要かと思います。




>どのようにプラキシズムをコントロールしたらいいのでしょうか?

僕が患者さんに指導する事…

その1
1週間日記をつける
「何時」「何をしている時」「どの歯が」接触しているかどうかを日記に記載してもらう。


その2
テプラで「奥歯が接触していませんか?」とシールを作って、日常で目につく所に貼ってもらう。
パソコンのモニター、台所、冷蔵庫、トイレ…


その3
寝る前に「噛み締めないぞ」と30回、声に出して唱える。


その4
できるだけリラックスしたイメージで寝てもらう。


です。

一番効果があるのは「その1」のようです。

特に日中、起きている時にナイトガードを装着する事でTCHに気付きやすくなります。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 白雪姫さん
返信日時:2011-07-02 03:09:17
タイヨウ先生、何度も丁寧にご回答いただきありがとうございます。



TCH とありますが、これは、何の略で、どのような意味なのでしょうか? 
かみしめのことですか?



1を意識してみたのですが、やはり、口を軽く閉じているときは、なんとか接触していないみたいなのですが、少し、力がはいると、問題の奥歯が、接触しているように思います。

主治医からも、指摘されたのですが、歯全体が接触しているのではなく、歯のほっぺた側ではない、正反対の内側の部分が、上下の歯とも、構造上、歯が少しでっぱているところがあり、(上の歯は、下に、下の場は、上に)そのでっぱっている部分がちょうど両方で接触しやすく、その部分が両方とも健康な歯なので、削ることを躊躇しているところなのです。


しかしながら、2ヶ月前までは、なんともなかったのです。



ーーーーー

>今までぶつからなかった歯が、ぶつかるようになり、かみあわせに問題が生じたという可能性はありますでしょうか?

実際に拝見しないと何とも言えません。
例えば、ブラキシズムにより奥歯の一部が欠けたりすると咬み合わせが変わってしまう事もあります。

ーーーーー


とのことですが、主治医いわく、歯が欠けたり、歯軋りのような跡は見られないみたいです。



ーーーーー


かみしめすぎて、2ヶ月前に、歯髄炎をおこし激痛がおきたときに、歯茎か歯の具合で、少し、問題の下の奥歯が上にあがり、今までぶつからなかった歯が、ぶつかるようになり、かみあわせに問題が生じたという可能性はありますでしょうか?



歯をかみしめる癖ができてしまって、日常的に歯が接触するようになってしまったと考える方がシンプルかと思います。

歯を削っても、また、かみしめ、他の歯を削らなければならなくなるので、まずはご自身でのブラキシズムのコントロールを実践

ーーーーー



とのことですが、下の問題の歯が、2ヶ月前から、ほんの少し、上にあがり、歯がくっつくようになった可能性はありませんでしょうか? 
もしあるならば、どういうことが考えられますか?

(ごくわずかでも、歯のかみわせには影響があるみたいですが)

(明らかに、プラキシズムもあるように思いますが)




なんだか、いまだに打撲的な痛みがあるような、(といいましても、我慢できないような痛みとは全く違いますし)歯はくっつきやすい状態にありますし、プラキシズムのコントロールも意識しているつもりではあるのですが、この違和感は相変わらずですし、手で歯をさわっても、やはり、でっぱっている部分を押すと、打撲的な痛みがあって、これが原因みたいですし、歯をなにかいじったわけでもないのに、どうして、突然、歯の構造が変わってしまったみたいに、歯髄炎がおさまっても、違和感がとれないのかと不快な状態なのです。




ご回答いただけませんでしょうか?


また、最初の質問も含め、他の複数の先生方からの様々なご意見も伺えましたらうれしく存じます。


よろしくお願いします。
回答 回答12
  • 回答者
回答日時:2011-07-02 12:25:14
TCH とありますが、これは、何の略で、どのような意味なのでしょうか? 
>かみしめのことですか?

TCH = Tooth Contacted Havit(歯を接触させる悪い癖)

です。



>ご回答いただけませんでしょうか?

なかなか難しいですね…。

文章だけでやりとりしていても、僕の想像と違う所もあるようです。


出来ればリアルの先生にしっかり診ていただいた方がよろしいかと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 白雪姫さん
返信日時:2011-07-08 23:46:09
タイヨウ先生、ご回答いただきありがとうございます。


そうなのです。
難しいのです。
というより、以前から、デンタルケアをしてもらい、実際に定期的に歯をリアルにみている主治医でさえ今回の件は、よくわからないみたいなのです。


初めにかきましたとおり、今までに経験のない激痛で夜中目が覚め、おかしいと思いタオルをかんだら、少し楽になったため、初めて、プラキシズムということを知り、疑い、主治医からではなく自分から主治医に提案して、マウスピースを作ってもらったのですから。


ただひとつ思い当たることがありまして、去年の11月ごろ、この問題の歯の隣にあった親知らずを抜歯したのですが、抜歯自体は成功して、年末までには、問題もなくきれいになりました。この親知らずは、実は、クラックがはいっていて虫歯になったので、主治医から抜くしかないといわれ、抜いた経緯があります。

これは、私の推測でしかありませんが、たぶん、以前から多少かみしめる癖があったけれど、かみしめたとき、親知らずと現在の問題の歯2つで、支えていたため、特に、クラックがはいっていたということは、親知らずがクッションになっており、それがなくなったため、力が問題の歯ひとつに集中し、プラキシズムが表面化したのでは?とも思う反面、その後、3月半ばぐらいまでは、全く問題がなかったので、親知らずは関係ないのかとも思うのですが、やはり、関係があるのでしょうか?
どう思われますか?




マウスピースをつけて、虫歯、神経治療をすることもなく4月末までには歯髄炎の痛みがおさまり、今に至るまで違和感が残っています。

主治医いわく、その違和感をなくすには、歯を削るか、神経治療するかのどちらかといわれ、しばらく様子をみているのですが、こちらで相談させていただきながら、歯の状態をみていると、やはり、この違和感は、歯の内部からでているものではないみたいで、歯の奥からの痛みも感じませんので、神経治療ではなさそうです。



そして、やはり、かみあわせの問題ということみたいなのですが、主治医いわく、かみあわせの調整はとてもむずかしく、姿勢などによっても微妙に違ってもくるし、私の場合は、健康な歯の部分を削ることにもなるため、削ることにも慎重になっています。



なにかのかげんで、歯がくっつくように構造上、歯髄炎後、少し変化してしまったのかとも思いましたが、タイヨウ先生いわく、


プラキシズムによって、歯の構造が変わってしまうというのは一般的に考えられない


とのことですが、歯髄炎後(歯髄炎が原因)も、歯の構造は、歯が少し上にもりあがるなど、変わることはないのでしょうか?
(友人がいっていたことなのですが)


また、姿勢や骨盤のゆがみなどから、歯のかみあわせに影響がでることもありますか?


もしそうでなければ、やはり、この違和感は、おっしゃるとおり歯をかみしめる癖ができてしまって、日常的に歯が接触するようになってしまったと考える方がシンプルかと思います。

歯を削っても、また、かみしめ、他の歯を削らなければならなくなるので、まずはご自身でのブラキシズムのコントロールを実践となるのですが、7月になっても相変わらず、奥歯の接触があり、違和感があるので、3月まではこんなことも全くなく、ほとほと原因不明のこの状態に嫌気がさしています。(苦笑)



おっしゃるとおり、意識してみると、やはり、起きているときでも奥歯の接触がわかるのです。

そして、意識すると、少しよくなるような、また、かんでしまうと、打撲的な痛みがでるような状態を繰り返しているみたいです。(口を軽く閉じているときは、なんとか接触していないみたいですが。)



なんとかコントロールをベターな状態にしたいのですが、(できれば、以前の自然な元のとおりにもどしたいのですが、)マウスピースは、夜のみならず、食事以外、接触を意識するために昼もしていたほうがいいのでしょうか?


マウスピースをつける時間が長いと、虫歯になりやすいなど、なにか悪影響はありますか?



くいしばりを軽減するのに、食べたほうがいいもの、食べないほうがいいものなどはありますか?


私の場合、右奥のみがたぶん接触、くいしばりに力がはいっているみたいで、今のところ左奥はなんともないのですが、通常、このように、どちらか片方にプラキシズムはおこるのでしょうか? 
それとも、今後、左奥にも及ぶ危険性があるのでしょうか?




わかる範囲で、ご回答いただけませんでしょうか?


また、最初の質問も含め、他の複数の先生方からの様々なご意見も伺えましたらうれしく存じます。


よろしくお願いします。
回答 回答13
  • 回答者
回答日時:2011-07-09 09:07:44
そうですね…。

>主治医からではなく自分から主治医に提案して、マウスピースを作ってもらったのですから。

ブラキシズムと言う言葉は昔からあり、歯科大学でも習う言葉なのですが、では「ブラキシズムに関しての詳しい授業」があるかと言うと、無いのが現状なのです。
(今はどうか解りませんが)

なので、(僕も含め)多くの歯科医が手探り状態でいるのが現実です。


もしかしたら、歯科大学付属の大学病院で専門医にしっかり診てもらい、カウンセリングを受けられてはいかがでしょうか?

参考(東京医科歯科大学 歯学部付属病院 顎関節治療部)

http://www.tmd.ac.jp/denthospital/practice/07_gakukansetsu.html



>力が問題の歯ひとつに集中し、プラキシズムが表面化したのでは?

あり得ない話ではありませんが、実際に拝見しないとそれが原因であるとは断言できません。



>主治医いわく、かみあわせの調整はとてもむずかしく、姿勢などによっても微妙に違ってもくるし、私の場合は、健康な歯の部分を削ることにもなるため、削ることにも慎重になっています。

まずは削らない方がいいですよ。
ある意味、歯を削っての咬合調整は「万策尽き果てた後」行う事です。



歯髄炎後(歯髄炎が原因)も、歯の構造は、歯が少し上にもりあがるなど、変わることはないのでしょうか?

無いですね。



>姿勢や骨盤のゆがみなどから、歯のかみあわせに影響がでることもありますか?

姿勢が原因で咬み合わせに影響が出ているのか、咬み合わせが原因で姿勢に影響が出ているのかはわかりませんが、相関があるとは思います。



>マウスピースは、夜のみならず、食事以外、接触を意識するために昼もしていたほうがいいのでしょうか?

僕はナイトガードは「日中も装着する」事をお勧めしております。
ナイトガードを入れて「安心して咬んで良い」のではなく「噛み締めセンサー」として使ってもらうのです。



>マウスピースをつける時間が長いと、虫歯になりやすいなど、なにか悪影響はありますか?

清潔にしていれば影響は無いと思います。




>くいしばりを軽減するのに、食べたほうがいいもの、食べないほうがいいものなどはありますか?

するめなどは避けられた方がよろしいかと思います。



>どちらか片方にプラキシズムはおこるのでしょうか? それとも、今後、左奥にも及ぶ危険性があるのでしょうか?

癖ですからね。
片側的に症状が出ると言う事はあり得ます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 白雪姫さん
返信日時:2011-07-14 23:32:22
タイヨウ先生、ご回答いただきありがとうございます。


おっしゃるとおり、歯の構造が変わることはないということですし、やはり、日中意識していると、右奥をかみしめているところがあるみたいなので、歯を削ることは、避ける方法でなんとかしたいと思います。


ブラキシズム専門というと、あまり一般的ではないので、ご紹介していただいた大学病院ぐらいしかなく、先端ということになるのでしょうか?


実は、主治医のクリニックには、口腔外科顎関節症などの専門のドクターもいて、私のケースも、主治医は、その専門のドクターからもアドバイスをもらっていたりもしたようです。(意識をすることで、プラキシズムが改善されることもあるとはいっていました。)



今回の歯髄炎は、通常の虫歯ではないみたいなので、その専門のドクターにも直接みていただきたい旨も伝えたのですが、主治医いわく、必要なことは、そのドクターからアドバイスをもらっているし、そのドクターは、口が開かないとか、もっとひどい患者を多く抱えていて、予約がいっぱいで、私のように、軽い人を診る時間がないし、その必要もないといわれたのです。この何ヶ月も続く違和感には、苦痛、嫌気がさしているのですが、我慢できないような痛みもなく、口が開かないような重症でもないのですが、大学病院での治療対象になるのでしょうか?


実は、数年前から、大きなあくびをしたとき、あごがはずれたような感じで、ときどき、口が閉じられなくなり、そのときは、恐怖におちいったことがあります。なんとか、自分で閉じようとして、無事閉じることができほっとしたのですが、いつもそのとき、やはり、右あご奥が、ぼきぼきっと音がして、嫌な痛みと音とともに、無事閉じることができたので、なにか、右側が問題なのかなあとも思っていました。それで、閉じられない恐怖と閉じるときの右側の不快感が嫌で、あまり口を大きくあけることは避けるようになり、閉じられなくなるとこわいので、歯科治療のときも、その旨を主治医に伝えてあり、口はあまり、大きくあけないようにしています。


また、そのとき、数年前に、一度、念のため、大学病院で、あごのレントゲンをとってもらい、診てもらったら、特に治療するような異常もないということで、終わってしまったのです。


やはり、この口が閉じられなくなる症状とプラキシズムは何か関係があるのでしょうか?






わかる範囲で、ご回答いただけませんでしょうか?


また、最初の質問も含め、他の複数の先生方からの様々なご意見も伺えましたらうれしく存じます。


よろしくお願いします。
回答 回答14
  • 回答者
回答日時:2011-07-15 09:07:00
ブラキシズム専門というと、あまり一般的ではないので、ご紹介していただいた大学病院ぐらいしかなく、先端ということになるのでしょうか?

まだまだ解っていない事が多い分野なので、どこへ行っても手探りで治療が進められると思われた方がよろしいかと思います。

ただ、その中でも、ブラキシズムに対し、見識をお持ちの先生が担当された方が近道かと思います。



>予約がいっぱいで、私のように、軽い人を診る時間がないし、その必要もないといわれたのです。
>口が開かないような重症でもないのですが、大学病院での治療対象になるのでしょうか?


(転院先が大学病院でなくても)充分、転院の動機にはなると思われますが…。


>この口が閉じられなくなる症状とプラキシズムは何か関係があるのでしょうか?

実際に診てみないと何とも言えません。
(診断になってしまう可能性があるので、ネット上で回答はできません)

回答 回答15
  • 回答者
回答日時:2011-07-15 15:57:56
大変な

回答 回答16
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-07-15 17:17:42
もし歯髄炎なら、それに応じた極めて普通の処置が必要な気もしますけどね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 白雪姫さん
返信日時:2011-07-21 01:33:56
タイヨウ先生、児玉先生、藤森先生、ご回答いただきありがとうございます。

日々症状が変わっているようにも思い、どうしたものかとも思っています。我慢できないような痛みはないのですが、マウスピースをつけて寝て、朝起きると、やはり、問題の右奥下のあたりが、違和感というか打撲的というようなものがあるようにも思うのですが、ここ2日ほどは、日中、マウスピースをつけていないと、少し普通になったようななっていないようなよくわからない状態です。今まで、こんなことはおきたことがなかったので、どうしてしまったのだろうとすっきりしません。



意識してみていると、日中おきているとき、なにかに少しがんばっていたり、集中していたり、ストレスのあることを対処しているときに、やはり、右奥をついくいしばり、歯がくっついているようなところがあるみたいです。



歯を削らずに、口の中に装置を入れないで

という装置というのは、マウスピースのことですか?




また、右下の奥歯をくいしばりにより痛めたため、痛めないようにマウスピースを作ってもらったのですが、右下の歯を守るためには、下の歯のマウスピースがいいようにも思ったのですが、主治医は、上の歯につけたほうがいいという判断で、マウスピースは、上の歯全部につけているのですが、とりあえずは、それでいいでしょうか?



歯を削らずに、口の中に装置を入れない治療とは、例えば、どのようなことをするのですか?




この口が閉じられなくなる症状とプラキシズムは何か関係があるのでしょうか?

実際に診てみないと何とも言えません。


とのことですが、診断ではなく、一般的に、口が閉じられなくなる症状(あごがはずれる?)と、プラキシズムは、関係があることがあるのでしょうか? (といいましても、私の場合は、口が閉じられなくなる症状がでたのは、数年前、歯を痛めるほどのプラキシズムにきがついたのは、今回が初めてという感じですが)



また、するめなどは避けたほうがいい食べ物ということですが、それはどうしてですか? なにかよくかまなければいけないようなものは避けたほうがいいということですか?


(私は、するめをこの1年間一度も食べたことはありませんが)


また、どこかで、甘いものを食べるとプラキシズムをおこしやすいようなことをきいたことがあるような気もするのですが、甘いものは、特
回答 回答17
  • 回答者
回答日時:2011-07-21 09:17:04
結論から言うと、文章だけのやり取りでは解決しないように思います。

>この時点で、主治医は、とりあえず、今回の治療は終わり

と言う事ですから、ブラキシズム咬み合わせに精通された先生に診てもらう事(具体的には歯科大学大学病院の専門外来など)をお勧めいたします。



>歯を削らずに、口の中に装置を入れない治療とは、例えば、どのようなことをするのですか?


回答 回答18
  • 回答者
回答日時:2011-07-21 23:04:43
白雪姫さんへ

私は一般的な方法としては
タイヨウ先生が推奨する”意識改革”
は非常に優れた方法だと思います。

<歯を削らずに、口の中に装置を入れない>

一般的な治療法ではありませんので 
私独自の治療法ということでお答えします。

奥歯1本だけが強く%

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 白雪姫さん
返信日時:2011-07-28 01:59:50
タイヨウ先生、児玉先生、ご回答いただきありがとうございます。


流れをご説明していただいているということは、プラキシズムを予防するために、するめの他にやはり甘いものも、できるだけさけたほうがいいとい%8
回答 回答19
  • 回答者
回答日時:2011-07-28 10:28:00
>それとも、特定の避けたほうがいい甘い食べ物がなにかあるのでしょうか?

僕は気にしてませんけど…



>なにかよくかまなければいけないようなものは避けたほうがいいということですか?

簡単に言えば

「硬いものを咬む事によって変な咬み癖が付かないようにする」

と言う事と

「ただでさえ(ブラキサーの方は)筋肉や顎関節に負担がかかっているのに、それ以上、負担をかけてどうするの。安静にしていなさい」

と言う事です。


足をくじいた人に「全力疾走していいですよ」と言う医者はいませんよね。
「なるべくかばってあげて下さい」と言うはずです。



>右奥歯のみが、上とくっついてしまう、強くあたるみたいで、常に違和感があり

ナイトガードの調整などはされたのでしょうか?
されていないようならしてもらってください。



>病院などにいって、専門医から、専門の器具などを使って治療をしてもらわないとできないものですか?

専門の器具は必要無いかもしれません。
しかし、専門家による診断、カウンセリングは必要だと思います。



どうも白雪姫さんの文章を読んでいると「自分で、少しでも実験的にできる方法」等を模索されているようですが、一度専門家にしっかり診てもらった方が早道のような気がします…。

メンタルな部分も含めてカウンセリングを受けられてはいかがでしょうか。

別に僕は精神科医でもメンタルカウンセラーでもありませんが、ウチの患者さんは「話を聞いてもらっただけで楽になった」と言う方が多いのも事実ですよ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 白雪姫さん
返信日時:2011-08-01 00:59:18
タイヨウ先生、ご回答いただきありがとうございます。

食べ物に関しては、するめなど硬くてよくかまなければいけないものを除いては、特にきにしなくていいということみたいですので、そうしたいと思います。


ガムなども、いいとかよくないとか両論あるみたいで、よくわかりませんが、食べても特に問題ないのでしょうか???


ナイトガードの調整などはされたのでしょうか?

ということですが、これは、治療終了時までに、ベストな調整にしてもらっています。ナイトガードをつけても、つけていないときでも、たぶん、かみしめたときに奥歯がくっついているときがあるみたいなのです。


ナイトガードは、下の奥歯を痛めたにもかかわらず、下ではなく、上の歯に主治医がつけたほうがいいということで、上の歯につけていますが、これは、問題ないでしょうか?


大学病院など、専門医に一度診てもらいたいとは思いますが、なかなかすぐには、平日昼間、長時間時間がとれません。また、治療時間を有効に使いたいため、それまでに、できるだけのこともした上で、専門医の方に相談できればと思っています。

虫歯治療など、普通の治療は、主治医にすべておまかせで、問題ないかと思いますが、今回のかみしめに関しては、自分の意識改革など自主的な準備などが有効なようで、また、主治医もよくわからないような手探りの分野ということなので、自分でできることは、ためしておければと思っています。


意識してみると、日中でも、なにかに少しがんばっているときなど、奥歯がくっついていることに気がつきます。

意識改革とか話をきいてもらうーーなどについては、私に関してはあまり効果がないような気もします。というのは、寝る前に、かみしめないように自己暗示をかけてと思っても、暗示をかける前にすぐに睡魔におそわれ、ぐっすりと快眠にはいってしまいますし、話をきいてくれる人たちは、まわりにもいるのです。


ストレスからかみしめというのが、一般的みたいですが、特に、個人的には、いつもよりも、この半年に、なにか特別なストレスが増えたかというと心当たりもないのです。強いて言えば、初めて歯を痛め、かみしめに気がついた3月、大震災があったことぐらいですが、これは、私のみならず、他の方々も同じですし、私は、被災者でもないので、これがかみしめの原因かとも考えにくいのです。


逆に、歯の激痛がおさまり、今度は、違和感のみが長期化しているので、この違和感が、心身ともに不快な思いをさせるストレスには、なっているので困っている状態なのです。(今までたまにかぜをひくぐらいで、特に病気もないため、いつもは、頭痛なども全くなく、痛みも違和感もない良好な状態のため、通常にはない違和感にまいってしまっているのです。)


ところが、最近、奥歯がくっつきそうになったら、舌位置を前歯の後ろあたりにすると、歯が離れるようなことを発見し、かまないと意識するよりも、舌位置を意識したら、少し、違和感が和らいできたようにも感じるので、精神面からよりも、なにか、実際に身体的に刺激がある方法が、私にはむいているのかもしれません。


児玉先生の、独自の治療法というものにも興味があるのですが、この舌位置と前歯に関係あるのでしょうか?

独自の治療法ということですが、歯の刺激調整とはどのような治療なのですか? これは、意識改革のように、私が自分で前歯を少したたくとかタオルをかむなりするなどして、自分自身で、なにか簡単にできる方法なのでしょうか?

もし、自分で、少しでも実験的にできる方法でしたら、さしつかえない範囲で、教えていただけませんでしょうか? (ためしてみたいと思います。)






お答えできる範囲で、ご回答いただけませんでしょうか?


また、最初の質問も含め、他の複数の先生方からの様々なご意見も伺えましたらうれしく存じます。


よろしくお願いします。
回答 回答20
  • 回答者
回答日時:2011-08-01 08:05:49
<自分でできる方法>
首に問題がある場合は
専門の先生と相談されてからにしてください。


治療後のリハビリの一つに
リラックスした状態で
首回ししながらの腹式呼吸があります。
これは首を軟らかくすることで、舌や顔の筋肉に
いい影響を与えることを目的としています

腹式呼吸は
静かにゆっくり吐きながら、吐き終ったら吸う。
吐くのは5秒位から無理なく伸ばしていけばいいです。

腹式呼吸が出来る様になったら、呼吸をしながら
首を1回1分ほどの速さで左右に数回まわします。
絶対に無理は禁物です。


ただしこれらのことは自己責任で行ってください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 白雪姫さん
返信日時:2011-08-07 23:57:07
児玉先生、ご回答いただきありがとうございます。


奥歯の歯がくっつく以外、健康で、首にも問題はありません。

最近、始めたスポーツのエクセサイズのレッスンで、たまたま、おっしゃるような運動が含まれているので、歯にも身体にもいいみたいでよかったです。

先日、やっと時間を見つけ、専門医に診てもらうために病院にいきました。が、私の話をひととおりきき、口の中を診るわけでも、他の専門の科にいくようにいわれるわけでもなく、私のような症状が一番難しく、どうしていいのかわからず治せないし、そのままでいいという感じでなにもされず終わってしまいました。これで、違和感が治るかもと期待していったのですが、せっかく時間を割いて病院を訪れたのに、がっかりしました。


つまり、激しい痛みもなく、口が開かないわけでもないような症状の人は、ここでは治療できない。健康な歯を削ることはできないし、プラキシズムを完全に治す方法もないといわれました。少しでも治したいなら、薬物療法しかないが、これも治る保証はないし、何ヶ月も薬を飲み続けることが前提で、それぐらいの症状では、すすめられないし、あなたも薬を飲みたくないであろうからやめたほうがいいでしょうといわれました。自己暗示なども、何それといった感じでした。



専門の大学病院でも無理そうなのに、


奥歯の接触をとることは可能です。

歯を削らずに、口の中に装置を入れないで
治療できる先生が一部とは思いますがいると思います。


奥歯1本だけが強く当たり痛みがある場合、
その歯の動きの低下がよく見らます。

歯を刺激調整するだけですから口の中に装置は入れません。



ということですが、


本当に治す方法があるのでしょうか? また、これらは、保険はききますか?


治療できる先生がいるとしても、ごくわずかだと思うのですが、どうやって自分の住んでいる地域で、見つければいいのでしょうか?

(その分野の専門医だとか、ホームページというだけでは、あてにならないと今回思ったのですが。)


お答えできる範囲で、ご回答いただけませんでしょうか?


また、最初の質問も含め、他の複数の先生方からの様々なご意見も伺えましたらうれしく存じます。


よろしくお願いします。
回答 回答21
  • 回答者
回答日時:2011-08-08 09:02:14
誤解のないように正確に説明します。

白雪姫さんの症状が取れる保障はありません。

ただし同じ様な症状が解決している というだけです。

保険はききません

紹介するコーナーでないので具体的なことは言えませんが
方法は全く違いますが、関東にも2名います。
個人歯科医のホームページではありませんが、
インターネットで探すことは可能です。

私がアドバイスすることが出来るのはこれが最後だと思います。

がんばってください。

回答 回答22
  • 回答者
回答日時:2011-08-08 15:09:23
いろいろとお悩みのようですね。
では違った角度からの意見ということで・・・
専門医ではないので参考程度にされてくださいね。


まず鈍痛や違和感を見る場合、

・原因はなんなのか?
・症状は進行しているのかどうか?

この2つが重要になります。


原因についてはっきりわかれば、
それに対する処置を行えばよいのですが、
はっきりわからない場合も多々あります。
白雪姫さんの場合は後者ですね。


その場合は次に、
症状は進行しているのかどうか?を確認し、
進行していない、または症状が収まってきているような場合は、
できるだけその部位に負担をかけないようにして頂きながら
経過観察となることが多いです。


何か治療を・・・と思われるお気持ちもわかりますが、
下手な治療介入はかえって症状を悪化させかねませんので、
必ずしも治療を行えばよいというものでもありません。


「時間薬」という言葉もあるように、
待つことも治療の一部だと思って頂けるとよいかと思います。


あと、精神的なものが影響することもありますので、
基本的にはできるだけ症状のことを考えすぎないほうが
改善しやすいとも言われています。(神経伝達物質の関係)


専門医に行ったにも関わらず
何もされずがっかりされたとのことですが、
決して何もしていないわけではありません。


・私の話をひととおりきき

  ↑

 これで様々な疾患との鑑別を行っているはずです。


・健康な歯を削ることはできないし・・・

  ↑

 中にはすぐに歯を削られてしまい、
 そのせいでさらに症状が悪化してしまう方もいらっしゃいますし、
 違和感・不定愁訴を専門にされている先生のところには
 そういった患者さんが多く受診されているということも聞きます。
 「正しい情報」を提供して頂いたのではないでしょうか?


僕も最近、違和感・不定愁訴については特に興味深く
勉強をしているところですが、
気にしすぎてしまうことが症状改善の妨げとなることもありますので、
そういった方が本相談室を利用されることに対しては
少し慎重に考えないといけないかな?と思ったりもしています。


ただ、実際には専門医で行うような鑑別診断をすることができないので、
なかなか難しいところなのですが・・・


というわけで、もし僕だったら、


・まず虫歯根の病気歯周病などの疾患が無いかどうかを確認する
 (痛み・違和感の原因の大部分はこれなので)


・原因が見つからない場合、
 ペインクリニックや原因不明の痛みを専門にされている
 先生のところに紹介する


・症状がある部位になるべく負担をかけないようにして頂く
 (日中、上下の歯をかみ締める癖があるような場合は
 なるべくかみ合わせないように意識してもらう)


・症状をできるだけ気にしないようにして頂く
 (”気にしない”ということがある意味治療)


・万が一症状が強くなってきた時などはすぐに連絡してもらう


こんな感じで対応をさせて頂くかな〜と思います。


例えば虫歯などは、
細菌をやっつける白血球などが存在しない
歯の内部で起こる感染症のため
治療介入が必須なのですが、

それ以外の部位では、
人間には自然治癒力というものがありますので、
十分な栄養と睡眠をとって刺激をできるだけ抑えれば、
普通は段々と改善していくものです。
(刺激には物理的刺激と精神的刺激があります)


今回白雪姫さんは、
何件もの医院で見てもらって原因がわからなかった、
さらに専門医からも治療は必要ないと言われたとのことですので、
2〜3週間ほど、パッと歯のことは忘れて
生活されてみるのも良いかもしれません。
(精神的刺激を最小限にするという意味です)


それでもし症状が改善しないような場合に
次の手を考えられてみてはいかがでしょうか?
まだ次の手はいろいろとありますので、
その際にはまたご相談頂ければと思います。


あと、虫歯や根の病気、歯周病などの可能性も
全くないわけではありませんので(一般的にはこれらが一番多い)、
2〜3ヶ月おきくらいにかかりつけ医に定期的に見て頂くと
最初は見つからなかった原因が見つかってくるかもしれません。

(最初はレントゲンにはっきり写らなくても、
時間が経つとはっきり写るようになったりもしますので)


あまり多くの先生に見てもらいすぎると、
原因ではないのにそれを原因だと「誤診」してしまう
先生に当たる確率も高くなってしまいますので、
基本的にかかりつけ医を決めたら
その先生にずっと見てもらったほうがいいかと思います。
(専門医等へはその先生から紹介して頂くと良いです)


本相談室にご相談頂いたことが、
少しでも症状改善のきっかけとなれば幸いです。
お大事になさってください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 白雪姫さん
返信日時:2011-08-14 22:16:54
児玉先生、田尾先生、丁寧に、ご回答いただきありがとうございます。



初めてこちらに相談させていただいたとき、違和感の原因がよくわからなかったのですが、いろいろ相談にのっていただき、また、時間も経過してくると、歯の内部からの痛みもないし、歯の構造が変わることもないということで、意識していると、やはり、奥歯のくっつきが原因であろうところまでは、ほぼ確実な気がいたします。



主治医と今回の大学病院の専門医の方以外、他の先生には、まだ診ていただいてもらっていません。



最後の治療で、主治医は、奥歯のくっつきがあることを指摘し、違和感の原因かもということはいっていましたが、やはり、上下の健康な歯の部分を削ることになるので、様子を診るようにという感じで、それ以上、どうしていいのかわからない感じでした。


以前から、デンタルケアをしており、かみしめて歯を痛める以前は、歯のくっつきもなければ、違和感もなかったので、どうしてこうなったのかは、私も主治医もわからないので困っているといったところです。



奥歯の歯のくっつきさえなくなれば元の自然な状態にもどるので、すっきりするのにと思うのですが、大学病院の専門医でさえ、今のところ、なにもできないようですので、残念ながら、おっしゃるとおり、時間薬ということで、あまりきにせず、しばらく様子をみてみようかなあと思っています。(奥歯のくっつきは違和感があり、とても不快ですが、我慢できない痛みではないので。)


専門医の方が、マウスピースもすでに作ってもっているので、外して寝てみてもいいとおっしゃっていたので、最近、思いきって、マウスピースを外して寝ているのですが、今のところ、かみしめにより歯を痛めたりはしていないみたいなので、ひどいかみしめはおさまっているのかもしれません。


このかみしめ以外、今まで、定期的にデンタルケア、クリーニングをしており、口の中は、いつも良好な痛みのない健康な状態が自然で、身体も基本的に痛みもなく健康な状態なので、少しの痛みや違和感でも、かなり負担に感じやすいのかもしれません。


あまりきにせず、奥歯のかみしめにきがついたら、意識的に、かみしめないようにきをつけ、しばらく様子をみて、どうしても我慢ができなくなったら、主治医とも相談し、奥歯のくっつきを治せるような専門医の方の受診も考えてみたいと思います。



ところで、児玉先生のおっしゃる


保険はききません



というのは、他の先生の治療でも、歯のくっつきを治すのに、保険はきかないのでしょうか。それは、どうしてですか?保険のきくような歯のくっつきをなおせる先生は、存在するのでしょうか?


大変に申し訳ありませんが、再度、(どの先生でも)ご回答いただけましたら、うれしく存じます。


よろしくお願いいたします。
回答 回答23
  • 回答者
回答日時:2011-08-18 18:05:49
西山です

歯をつける行動を減らす、あるいは無くすような方法は存在しますが、この行動自体は病気ではありません。
保険は病気に対する治療に対して適応されますが、病気でない単なる行動や癖のコントロールについては適応されません。

したがって保険が効かないということになります。

技術の有り無しとは別の考え方です。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 白雪姫さん
返信日時:2011-08-23 23:36:08
西山先生、難しい?と思われる質問に、ご回答いただきありがとうございます。


ご専門で、お詳しいようですが、専門医からみると、

どうして、今までなんともなかった奥歯が、初めて強いかみしめにより、右下の奥歯を痛め、マウスピースを装着後、歯の痛みもおさまったのに、その後、右下の奥歯のくっつきだけが、長く残っていると思われますか? 



歯をつける行動を減らす、あるいは無くすような方法は存在します


ということですが、どのような方法なのでしょうか?


もしこの治療をうけるとすると、


人によるとは思いますが、平均的にみて、この保険外治療は、いくらぐらいかかるのでしょうか? 治る見込みは、どれぐらいですか?どれくらいの期間で完治に近い状態になるのでしょうか?



時間薬ということで、今年いっぱいぐらいは、我慢できる限り、あまりきにせず、様子をみてみようかなあと思っていますが、来年以降も、あまりにも違和感が強く長引いたりする場合は、歯の異常、違和感は、身体にも影響するので、ほおっておいてもよいものか、治療を考えるかもしれないと思っています。


一般的、かつ、回答可能なさしつかえない範囲でかまいませんので、ご回答いただけましたらうれしく存じます。

(他の先生方もご回答いただけるようでしたらお願いします)




よろしくお願いいたします。
回答 回答24
  • 回答者
回答日時:2011-08-24 08:12:46
西山です

TCHというのは,一次的にあったからと必ず害を及ぼすわけではありません.積み重ねによりその負担が生体の耐久力を超えたときに何らかの害を生じさせます.

>どうして、今までなんともなかった奥歯が、初めて強いかみしめにより、右下の奥歯を痛め、マウスピースを装着後、歯の痛みもおさまったのに、その後、右下の奥歯のくっつきだけが、長く残っていると思われますか? 

強い噛みしめは最終的な症状発現のきっかけにすぎず,以前からTCHが存在し負担の蓄積があった可能性も否定できません.その場合,その後もTCHが残存すれば負担の持続が続きます.

>歯をつける行動を減らす、あるいは無くすような方法は存在します.ということですが、どのような方法なのでしょうか?

我々のところでは『行動変容法』というテクニックを用いて,患者自らが余計な行動を軽減することを可能にしています.ただ,この指導に関しては文章できちんと説明することは難しいです.直接患者と話をし,その人に合った言葉や動機付けを用いて指導してゆく必要があるからです.


現時点で器質的な問題が見いだせていない場合,感じている違和感が日常生活をどの程度障害しているのかが,積極的な治療介入の必要性を判断するポイントとなります.日常生活自体にあまり支障がなければ定期的なチェックのみで様子を見るのも一つの方針だと思います.


いずれにせよ,このままでは単なる推論の繰り返しになってしまうと考えられますので(直接話をして,見ているわけではないので),心配でしたら別の医療機関で診てもらい意見を聞いてみたらいかがでしょうか.

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 白雪姫さん
返信日時:2011-08-31 02:13:22
西山先生、ご回答いただきありがとうございます。


強い噛みしめは最終的な症状発現のきっかけにすぎず



ということですが、たぶん、自分では気がつかなかっただけで、昔から右奥歯はかみしめていたのかもしれません。

実は、初めて強いかみ締めによる激痛がおこった3ヶ月ぐらい前に、激痛がおこった右奥歯の奥隣にあった親知らずを抜歯したのですが、この親知らずはクラックがはいり虫歯になっていました。

私の推論でしかありませんが、たぶん、今まで、この親知らずがかみしめのクッションになっていたため、なんとか激痛がおこらないようになっていたのに、この親知らずがなくなったために、かみあわせが違ってきて、今まで親知らずに力がいっていたものが、今度は、その手前の奥歯に集中し、激痛、トラブルがおきるようになったのかもしれません。


最近は、思い切ってマウスピースを外して寝ていますが、(ベッドにはいると、疲れているので、すぐに深い眠りにおちてしまい、歯のことなど、全く考える間もなく、かみしめないようにと自己暗示を眠る前にとも思ってはいても、そういうことさえする間もなく。汗)



今のところ、歯に激痛をおこすほどのかみしめはおきていないみたいで、相変わらず、歯がくっつく違和感が日中あり、不快なレベルです。


この強いかみしめによる激痛がおこる前までは、全く身体にも口内にも痛みも違和感もなかったので、この違和感は、私にとってはとても不快なのですが、


今のところ、日常生活が普通にできないとか我慢ができない激しい痛みがあるわけでもないので、こういう症状が最も治すのにむずかしく、歯がくっつくからといって健康な歯も削らないということで、



日常生活自体にあまり支障がなければ定期的なチェックのみで様子を見るのも一つの方針だと思います.


と西山先生がおっしゃっているように、専門医からは、診断されているみたいです。(主治医もどうしていいのかよくわからず、しばらくそっとしておきたいみたいなのです。)


最近、時間薬なのか、症状も少し変化してきたみたいで、わかりにくいのですが、相変わらず違和感はあるものの、慣れてきたのか、少しはベターになったのか、以前よりもひどくなった感じはしないので、年内ぐらいは、様子をみて、我慢できなくなったり、症状が悪化するようなことがあれば、専門医に受診するのがいいかもしれないと考えています。



ところで、もし、今後、どうしても歯の違和感、くっつきをなくしたいと思ったとき、保険外治療になる可能性が高いと思われますが、

例えば、『行動変容法』などの場合、

人によるとは思いますが、平均的にみて、この保険外治療は、いくらぐらいかかるのでしょうか? 治る見込みは、どれぐらいですか?どれくらいの期間で完治に近い状態になるのでしょうか?


私のように、寝るときに、すぐに睡魔におちて、熟睡してしまうような人でも大丈夫な方法なのでしょうか?



また、もし、他の治療法があるならば、どのような方法で

人によるとは思いますが、平均的にみて、この保険外治療は、いくらぐらいかかるのでしょうか? 治る見込みは、どれぐらいですか?どれくらいの期間で完治に近い状態になるのでしょうか?




一般的、かつ、回答可能なさしつかえない範囲でかまいませんので、ご回答いただけましたらうれしく存じます。

(他の先生方もご回答いただけるようでしたらお願いします)



よろしくお願いいたします。
回答 回答25
  • 回答者
回答日時:2011-08-31 08:24:55
西山です

>例えば、『行動変容法』などの場合、
 人によるとは思いますが、平均的にみて、この保険外治療は、い くらぐらいかかるのでしょうか? 治る見込みは、どれぐらいで すか?どれくらいの期間で完治に近い状態になるのでしょうか?


我々の施設では,一連の検査(画像)込みで6万弱です.
治療期間,なおる見込みなどについてはお話だけですのでわかりません.

以上です.

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 白雪姫さん
返信日時:2011-09-04 23:23:49
西山先生、ご回答いただきありがとうございます。

わかりにくいところがあり、申し訳ありませんが、
教えていただけませんでしょうか?


治療期間,なおる見込みなどについてはお話だけですのでわかりません.


とのことですが、これは、病院で、1回のみ、検査とお話で
行動変容法のご説明をしてくださり、

あとは、患者本人が自分で自宅でなにかをするのみで、

その後は、病院には通わなくてもいいということですか?



また、今後、大学病院以外で、奥歯のかみしめ、くっつきをなおせるような専門医を受診してみたい場合、


あまり一般的な治療ではなく、治療できるドクターが少ない
ようですが、


一般的にどういうご専門の方、専門医、専門の科をあげていらっしゃるところをめやすに、探したらよろしいのでしょうか?




一般的、かつ、回答可能なさしつかえない範囲でかまいませんので、ご回答いただけましたらうれしく存じます。

(他の先生方もご回答いただけるようでしたらお願いします)



よろしくお願いいたします。
回答 回答26
  • 回答者
回答日時:2011-09-09 06:16:35
西山です

実際に拝見していませんので、全ての質問に詳細に回答することが難しいことをお察しください。

すでに症状発現から半年近くが経過しているようです。慢性痛の基準に該当してきますので、ペインクリニックなどの受診をお勧めします。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 白雪姫さん
返信日時:2011-09-15 00:18:59
西山先生、ご回答いただきありがとうございます。

また、今までご回答いただいたすべての先生方に深く感謝申し上げます。とても役にたちました。


慢性痛というのではないのですが、
奥歯の強いかみしめはおさまり、痛みをひきおこさなくなったものの、たぶん、弱いかみしめやくっつきが続いていて違和感や異常感が残り、不快なのだと思います。


大学病院でも、痛みがないと治療できない、こういう症状の治療が最もむずかしく、どうすることもできないといわれましたので、たぶん、痛みがないとペインクリニックでも無理なような気がします。また、もし、痛みがでるようなことがありましたら、大学病院やぺリンクリニックなどを受診したいと思います。


これだけ、医学が進歩し、複雑でむずかしい病気の治療ができるのに、どうして、こんな一見簡単そうな症状の治療がむずかしいのか不思議にも思えますが、相談をはじめたときよりも、違和感も和らいできたように思いますので、しばらくは様子を見て、時間薬に期待し、あとは、神さまにお祈りしたいと思います。


ありがとうございました。



タイトル 2ヶ月前に突如起きた歯痛、性格のせいか悩みの堂々巡り
質問者 白雪姫さん
地域 非公開
年齢 38歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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