口腔外科で歯性上顎洞炎の治療を始めて副鼻腔炎が悪化してきました
相談者:
ムンクさん (52歳:女性)
投稿日時:2011-10-01 15:25:58
初めて投稿します。
よろしくお願いします。
春先の花粉症で悩まされているため、毎年1月下旬頃から耳鼻科でクラリチンを処方してもらい毎日飲んでいましたが、今年3月中頃、鼻炎症状が悪化して耳鼻科を受診しました。
内視鏡で診てもらうと、鼻茸ができており、レントゲンでは左副鼻腔が真っ白になっていました。
それから2ヶ月間、この耳鼻科でクラリシッド錠200rを服用。
鼻炎の症状はほとんど消え、自覚症状は何もなかったのですが、5月上旬に再度レントゲンを撮ると、まだ左側が真っ白なまま、鼻茸もそのままでした。
それで5月中旬、CT撮影をすると、左上奥歯6番7番と親知らずの3本の根っこが上顎洞に突き抜けていて、歯性上顎洞炎と診断されたため口腔外科へ行くよう言われました。
総合病院の口腔外科にCT写真持参で受診すると、写真ではこの3本のうち、どれが直接上顎洞炎の原因になっているかは判断できないので、まずは親知らずから抜いてみましょうと言われ、6月下旬親知らずを抜歯。
けれども抜歯した結果、この歯が原因ではないとわかり、歯医者さんで6番と7番の被せ物を取って、中を見てもらように言われました。
抜歯のあとの抜糸が済んでからは、親知らず抜歯の際に左外側の歯茎に上顎洞へ通づる穴を開けたため、そこから洞洗することができるようになり、生理食塩水による洗浄を始めました。
歯医者へも7月から通い始め、被せ物を6番7番とも外し診てもらいましたが、わずかに6番に虫歯が認められた以外、6番7番とも4本の根っこは、神経が生きていて問題があるとは思えないという事でした。
けれども、4本の根っこ以外の回りの細い神経や血管から細菌が上顎洞内に入った可能性もあるということで、2本とも神経を抜く作業に入りました。
その間、7月中頃から喉の奥や鼻から膿が出てくるようになり、歯の治療と並行して、上顎洞の洗浄、あらゆる抗生剤の服用が今現在に至るまで続けられていますが、一向に改善しません。
先週、12日間ほど抗生剤服用と洗浄を一切やめ、9月26日には膿の培養検査をしました。
まだそれは結果待ちです。
以下、7月より使用した洗浄剤と抗生剤です。
洗浄剤…生理食塩水、オキシドール、イソジン、アクリノール
抗生剤…クラビット錠500r(3日分)、クラリシッド(7日分)、ミノマイシン錠50r(4日分)、ジスロマックSR成人用DS(1瓶2g)
歯の根管治療はまだ途中ですが、来週あたりに終わる予定で、根を塞いて細菌が侵入しないよう、コーティングしてしまうとの話でした。
今現在の症状としては、後鼻漏と鼻から出てくる黄色い膿、そして頬の弱い痛みです。
鼻づまりはまったくありません。
9月26日夜に服用したジスロマックの効果も期待できず、昨日の洗浄でも相変わらず膿がたくさん出てきました。
そしてその時に先生が、
「近いうちにもう一度CT撮影をして、何日間か連続の点滴による抗生剤投与をやってみましょう」
とおっしゃいました。
今までの経過は以上です。
歯性と診断されて治療を行ってきましたが、結局原因の歯を特定できておらず、その間に副鼻腔炎の症状は悪化してきている、何種類服用しても抗生剤が効かない、その上この先点滴による連続の抗生剤投与をしても大丈夫なのか、度重なるレントゲン撮影(歯医者を入れるとこの半年で7回、CTは5月に撮ったのみ)、などの不安があります。
その上、今や副鼻腔炎の治療になってきているのに、このまま口腔外科の先生でよいのか、耳鼻科の専門医に診ていただく必要なないのか、なども気になり始めました。
どこまでが口腔外科の領域でどこからが耳鼻科なのかがわからず、私には判断ができません。
でも歯茎にあけた穴から上顎洞の洗浄ができるのは口腔外科の先生だからこそだとも思いますし、今後、どういう治療、選択が必要なのか、ご意見が伺えればと思います。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
春先の花粉症で悩まされているため、毎年1月下旬頃から耳鼻科でクラリチンを処方してもらい毎日飲んでいましたが、今年3月中頃、鼻炎症状が悪化して耳鼻科を受診しました。
内視鏡で診てもらうと、鼻茸ができており、レントゲンでは左副鼻腔が真っ白になっていました。
それから2ヶ月間、この耳鼻科でクラリシッド錠200rを服用。
鼻炎の症状はほとんど消え、自覚症状は何もなかったのですが、5月上旬に再度レントゲンを撮ると、まだ左側が真っ白なまま、鼻茸もそのままでした。
それで5月中旬、CT撮影をすると、左上奥歯6番7番と親知らずの3本の根っこが上顎洞に突き抜けていて、歯性上顎洞炎と診断されたため口腔外科へ行くよう言われました。
総合病院の口腔外科にCT写真持参で受診すると、写真ではこの3本のうち、どれが直接上顎洞炎の原因になっているかは判断できないので、まずは親知らずから抜いてみましょうと言われ、6月下旬親知らずを抜歯。
けれども抜歯した結果、この歯が原因ではないとわかり、歯医者さんで6番と7番の被せ物を取って、中を見てもらように言われました。
抜歯のあとの抜糸が済んでからは、親知らず抜歯の際に左外側の歯茎に上顎洞へ通づる穴を開けたため、そこから洞洗することができるようになり、生理食塩水による洗浄を始めました。
歯医者へも7月から通い始め、被せ物を6番7番とも外し診てもらいましたが、わずかに6番に虫歯が認められた以外、6番7番とも4本の根っこは、神経が生きていて問題があるとは思えないという事でした。
けれども、4本の根っこ以外の回りの細い神経や血管から細菌が上顎洞内に入った可能性もあるということで、2本とも神経を抜く作業に入りました。
その間、7月中頃から喉の奥や鼻から膿が出てくるようになり、歯の治療と並行して、上顎洞の洗浄、あらゆる抗生剤の服用が今現在に至るまで続けられていますが、一向に改善しません。
先週、12日間ほど抗生剤服用と洗浄を一切やめ、9月26日には膿の培養検査をしました。
まだそれは結果待ちです。
以下、7月より使用した洗浄剤と抗生剤です。
洗浄剤…生理食塩水、オキシドール、イソジン、アクリノール
抗生剤…クラビット錠500r(3日分)、クラリシッド(7日分)、ミノマイシン錠50r(4日分)、ジスロマックSR成人用DS(1瓶2g)
歯の根管治療はまだ途中ですが、来週あたりに終わる予定で、根を塞いて細菌が侵入しないよう、コーティングしてしまうとの話でした。
今現在の症状としては、後鼻漏と鼻から出てくる黄色い膿、そして頬の弱い痛みです。
鼻づまりはまったくありません。
9月26日夜に服用したジスロマックの効果も期待できず、昨日の洗浄でも相変わらず膿がたくさん出てきました。
そしてその時に先生が、
「近いうちにもう一度CT撮影をして、何日間か連続の点滴による抗生剤投与をやってみましょう」
とおっしゃいました。
今までの経過は以上です。
歯性と診断されて治療を行ってきましたが、結局原因の歯を特定できておらず、その間に副鼻腔炎の症状は悪化してきている、何種類服用しても抗生剤が効かない、その上この先点滴による連続の抗生剤投与をしても大丈夫なのか、度重なるレントゲン撮影(歯医者を入れるとこの半年で7回、CTは5月に撮ったのみ)、などの不安があります。
その上、今や副鼻腔炎の治療になってきているのに、このまま口腔外科の先生でよいのか、耳鼻科の専門医に診ていただく必要なないのか、なども気になり始めました。
どこまでが口腔外科の領域でどこからが耳鼻科なのかがわからず、私には判断ができません。
でも歯茎にあけた穴から上顎洞の洗浄ができるのは口腔外科の先生だからこそだとも思いますし、今後、どういう治療、選択が必要なのか、ご意見が伺えればと思います。
よろしくお願いします。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-10-01 17:00:54
歯性上顎洞炎なら、まず原因歯の特定が先のはずですが。
個人的な意見ですが、原因歯らしき8番を抜いても症状が好転せず、6番7番が有髄歯だったとするとすでに歯性の前提が崩れてきます。
歯性ではない可能性も考えて、耳鼻科の併診が必要だと思います。
御参考にしてください。
個人的な意見ですが、原因歯らしき8番を抜いても症状が好転せず、6番7番が有髄歯だったとするとすでに歯性の前提が崩れてきます。
歯性ではない可能性も考えて、耳鼻科の併診が必要だと思います。
御参考にしてください。
回答2
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2011-10-01 17:31:42
西山です
細見先生と同じで、歯性である可能性が低いように感じます。
副鼻腔に歯根が突き出しているとのことですが、上顎の大臼歯の歯根はそれが一般的です。
ただ、歯根の周りに薄い骨と粘膜は存在しますが。
耳鼻科で相談したほうがよいのではないでしょうか。
細見先生と同じで、歯性である可能性が低いように感じます。
副鼻腔に歯根が突き出しているとのことですが、上顎の大臼歯の歯根はそれが一般的です。
ただ、歯根の周りに薄い骨と粘膜は存在しますが。
耳鼻科で相談したほうがよいのではないでしょうか。
相談者からの返信
相談者:
ムンクさん
返信日時:2011-10-01 22:08:26
タイトル | 口腔外科で歯性上顎洞炎の治療を始めて副鼻腔炎が悪化してきました |
---|---|
質問者 | ムンクさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 52歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず) 上顎洞炎(蓄膿症) その他(その他) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。