硬質レジンジャケット冠(HJK)が割れてしまった場合の保障について

相談者: youyouyouyouさん (30歳:男性)
投稿日時:2011-10-08 01:38:48
小臼歯銀歯がとれたあと残っていた歯も折れてしまいました。
以下3択のクラウンになると言われました

  A) 保険外の白い歯(エステニア
  B) 保険内の白い歯(HJK?)
  C) 保険内の銀歯  (お馴染みの)

先生おすすめはA) ですが、費用と審美性を求めて個人的にはB)で行きたいです。但しB) の場合は以下の懸念があるとのことでした。

・割れやすい
・割れてしまった場合、2年間その歯には保険での治療ができない。
・割れてしまったら2年間は、B) もC) もできない。強制的にA) になる

→「割たらまた、作ればよい」風の考え方だと保険制度が成り立たないのでできない。

ここまでが歯医者内での会話です。これを元にいろいろ調べた結果、クラウンには[補綴物維持管理料]というものが存在しているのがわかりました。

質問なのですが、2年間は保険は使えないというのは保険の考え方でわかるのですが[補綴物維持管理料]を取っていた場合、割れてしまった場合でも無償で対応してくれるものではないのでしょうか?

B)でも C)でも割たら一緒だけど銀歯が割れる事はそうそう無いが、HJK(?)は割れる人が多いのではじめからA)かC)に
したほうが良いとのことです。

調べた限りでは先生の発言が間違っているように思えます。
[補綴物維持管理料]をとっていた場合いは、HJKが割れてしまった場合でも無償で直してくれるで正しいか正解をしりたいです。

お忙しいとは思いますがご回答をお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-10-08 07:02:07
おはようございます。

youyouyouyouさんのおっしゃる通りですね。

ただ担当医がお勧めしてない方法なのですから、それをしたら「確信犯」じゃないでしょうか?
選択肢の少ない保険治療で、歯科医がリスクをおかして患者さんの審美希望を優先する必要もないと思うのですが、説明が丁寧すぎるというか保険のルールがおかしいというか・・仮に実際に患者さんの希望に「折れて」施術したとしたらそれは担当医の責任ですし、本当に割れた際には追求してもいいとは思います。



でも被せもののやり直しというのは多少なりとも歯質にダメージがありますし、HJKを入れる時点で通常の削り方よりも多めに削る必要があります。

駄目になるときも奇麗に割れるばかりではなく、銀歯だったらならなかった様なむし歯歯根破折になって駄目になる様なことも一応考えられますから、最悪次回は抜歯になるというリスクも少しだけ大きくなりますし、個人的には歯のためにも止めた方がいいとは思います。



保険の「考え方」の点については納得されている様ですが念のため。
健康保険制度を維持して行くのに、今ご自身が毎月支払っている保険料では全く足りなくなっていて、年間5000億円とかの赤字が出ています。
それを税金(+国債)から補填している状態なのですが、それを無駄にして歯科医院が負担したとすると今度は歯科医院の経営を多少なりとも圧迫する訳で。(昔みたいに裕福な職業ではないですので・・)

今回の件は少額の話ですけど、何をするにしてもそのコストがどこかから降って湧いてくる訳ではありませんので、一応そういうことも知っておいて下さいね。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-10-08 08:13:13
こんにちは、

>[補綴物維持管理料]をとっていた場合いは、HJKが割れてしまった場合でも無償で直してくれるで正しいか正解をしりたいです。

2年以内なら、初診・再診料はかかりますが、被せ物の費用はかかりませんね。

ただ、HJKは全ての患者さんに入れれる訳ではなく、歯科医師が大丈夫という判断の元にHJKを入れます。

今回割れてしまったとなると、HJKでは咬む力に耐えられず、材料自体の選択が間違いだったかもしれません。


私も昔HJKを入れていましたが、女性でも割れる人は割れてきました。
割れたらプラスチックの強度があなたの咬み合わせには合わないことを説明して銀歯を選択してもらっていました。

渡辺先生がおっしゃるように、もう一度HJKは止めておかれた方がいいですよ、またかなり削ることになりますしどんどん抜歯に近づいていくことも予想できます。


おだいじに
 

回答 回答3
  • 回答者
湯浅です。
回答日時:2011-10-08 08:24:00
渡辺先生の言われる通りと思います。

また、書いている間に、井野先生が、僕の書いたのをまとめてくれました(書いているのを知らないのに^^)。

そもそも、M000−2 クラウンブリッジ維持管理料は、2年ぐらいは、壊れないものを作ってくださいと言うことなので、2年以内で割れると考えられる場合は、算定しないという選択肢も理論的にはあります(クラウン・ブリッジごとに、選択するのは、問題がありますので、注意してください)。

そのような、2年以内で壊れるものを、あえて作るのは、医療者としては、問題があるでしょう。
さらに、県によっては、クラウン・ブリッジ維持管理料を算定しない医院は、問題があると目をつけるところもあります(国民の健康を守るためにも当然でしょう)。

しかも、もしクラウン・ブリッジ維持管理料を算定しなければ、再度作る場合、費用の負担が発生するため、患者不利益です。


深読みですが、クラウン・ブリッジ維持管理料は、2年間、壊れないように、しっかりと診断・設計してつくるための技術料のようなものでしょう(そんなことは書いてないけど)。
よって、「補償・保証」というカテゴリーのものではありません(たぶん、保証の方が正しいかもしれませんが、以下では、あえて補償とします)。
それを、「補償」と理解すると、今回のような質問になるのでしょうね。
もっとも、おかげで、抜歯が増えたのでは(これは推測です)。


また、

硬質レジンジャケット冠
2.応分の咬合圧に耐えうる場合等に限り、小臼歯に対して硬質レジンジャケット冠により歯冠修復を行った場合には所定点数により算定する。

となっているので、2年以内に割れないような硬質レジンジャケット冠を作って、クラウン・ブリッジ維持管理料を算定するには、歯の削る量が半端じゃありません。
そんなに削ったら、割れなくても、取れやすくもなります。
その都度、無料(少しの負担あり)で、その取れたものをつけてもらえるとしても、取れただけですので、救急受診でなく、予約をとって予約日に受診となりますので、かなり面倒です。

さらには、そのような硬質レジンジャケット冠は、虫歯のリスクが、渡辺先生の書かれているように、高くなります。
磨いていても中で虫歯になる可能性が高いということです。
割れたり、はずれなくても、一部の隙間が空いてしまう。
これは、どれだけ上手な先生が作っても、材質的にそうなると考えてください(論文で確認はしてない。というか、こんな材料の論文がないのでは?)。


以上を考慮して、それでも、本人が硬質レジンジャケット冠を希望して、さらに、歯科医師が、応分の咬合圧に耐えうるぐらい削って、2年間は、取れても割れたり壊れないと判断すれは、硬質レジンジャケット冠を作ることになります。
もちろん、そのような状況なので、クラウン・ブリッジ維持管理料を算定するでしょう。

その状況で、硬質レジンジャケット冠が割れたとします。
すると、今度は、割れることがわかったのですから、応分の咬合圧に耐えうることができないと判断されるので、硬質レジンジャケット冠を再度作ることはできません(よって、この医院の説明は正しい)。

しかも、削っているので、全部鋳造冠(保険の銀歯)も作れません(井野先生の話は、昔の話なので、削る量が少なかったので、全部鋳造冠が可能だったのでしょう、今なら、もっと削るはずです)。
保険外のも、本来は、削りすぎなので作れないですが、保険外なので、その後はどうなっても良いという前提で、何らかを作ることはできるのですが・・・、すぐに取れても補償はきかず考えたくもないですね(そんな状況で、補償する歯科医院はありません)。

よって、抜歯して義歯なら、保険でできます。
また、どうしても、クラウン・ブリッジ維持管理料があるので、無料で行えとなると、抜歯は保険で行って、その後両方の歯を削ってブリッジを無料で作れと理論的にはなるはずですが(すこしあやふやな知識です)、5番目の歯は必ず銀になります。
しかも、両方の歯が健康ならば・・・、考えたくもないですね。


ここまでを、もし、外来で説明したら20分程度かかるし、質問があったら30分を超えます。
しかも、たぶん、患者さんは、理解できないし、ごちゃごちゃ言い訳と感じます。
僕も、この文章、1時間以上かかりました。
これでも、まだ、他の条件や、状況があるのをカットして、今回の質問に合うように整理しています。

よって、ほとんどの医院では、硬質レジンジャケット冠を説明しません。
応分の咬合圧に耐えうることがないと考えれば、選択肢に入らないので、説明しなくてもよいはず。

たまに、丁寧に説明する医院は、この医院のように説明しますし、これ以上の説明が必要とは思いません(というか、説明しない方が良いのですが、過去に、説明しなくて、硬質レジンジャケット冠があるじゃないかとクレームをつけられたので説明するようになった可能性が高いですね)。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-10-08 09:10:57
歯科医師擁護の立場の発言はすでに書かれておりますので、それはその通りとして、今回の相談内容に限局すると、まさにおっしゃるとおりで、2年以内に割れたら歯科医院側が無償で作りなおすことになります。
その為に補綴物維持管理料を算定するわけですから。

私の場合、HJKを希望されたら
受諾:断る=1:1
くらいの割合です。

当然、診療拒否はできませんが、転院を勧めたりします。

で、1/2の割合で受諾してHJKを作った予後ですが・・・200本位しかしていませんが、この7年で割れたのは一つでした。


つまり、
●キチンとケースを選んで 
●キチンと形成・印象
接着性レジンセメントでキチンと合着
●定期的に咬合調整

を行なっていれば まぁ、補綴物維持管理料の”縛り”のある二年くらいは持ちこたえます。


ただ、ケースを選ばないとダメですから、その担当医の先生の判断次第だと思います。

回答 回答5
  • 回答者
湯浅です。
回答日時:2011-10-08 09:43:55
ちょっと待ってください(^^;。

タカタ先生は、スーパー歯科医師の一人ですから、特別ですよ。
日本に、保険でそんなことができるのは、数えるほどのはずです

とうぜん、私には、できません。
youyouyouyouさんの通院されている歯科医院がテクニックがないとか勉強不足とかというレベルの話でなく、タカタ先生が特別と理解してください。

日本の保険診療のレベルをあげるべきとかのことにもあてはまりません。
タカタ先生が特別なのです。
だれもマネができないほどのすごい先生なんだから。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2011-10-08 12:53:08
湯浅先生が書いていただきました
硬質レジンジャケット冠
>2.応分の咬合圧に耐えうる場合等に限り、小臼歯に対して硬質レジンジャケット冠により歯冠修復を行った場合には所定点数により算定する。

つまり耐えうると歯科医が診断した場合HJKを作っていいですよというルールです。
主治医がHJKは無理だと診断すれば銀歯エステニアになるのは仕方がないことです。

主治医の言い方は正確ではありませんが、残念ながら今回は二択になりそうだと思います。

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2011-10-08 13:58:46
湯浅先生が過大評価してくださっていますが、私はそんな事有りません。

私なら恐らくHJKは能動的には選択肢の中に入れないと思います。
なぜなら自信がないから。
どーしても と 望まれた場合にしか行いません。

しかし、一旦その治療を選択した時点で歯科医師は2年間にわたり責任を負うのは、これは必然だと思います。
それがルールだからです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: youyouyouyouさん
返信日時:2011-10-08 19:21:01
ノア デンタルクリニック
渡辺先生

ご回答ありがとうございました。

誤解なきよう、進んで折れる事を望んでいるわけではないです。
HJK?にしてその後割れてエステニアになるか、はじめから銀歯にするかで悩んでいるだけです。
割れた場合に[補綴物維持管理料]の話で被せ物の部分を再度作ってもらう権利があることを確認したかったので、追求して良い旨のご返答参考にさせていただきます。

銀歯だったら・・・の件ですが非常に悩みどころですね。
可能であれば審美性も追求したいのは通常の考えで一般的だと思います。ただし、銀歯にしなかったために、虫歯のリスクが若干でも上がるのであればそれは重大な検討事項になってしまいますね。

健保の内容についてもご丁寧にありがとうございました。
ただ、(昔みたいに裕福な職業ではないですので・・)の件はちょっと賛同できませんね。(笑)
→本題とは無関係なのでこちらはコメント無しで。


EEデンタル
井野先生
ご回答ありがとうございました。

>>2年以内なら、・・・

的確なご回答ありがとうございました。
自信が持てました。

>>今回割れてしまったとなると・・

説明が悪かったようで申し訳ないです。
まだ、HJK?は一度もチャレンジしていないです。
純粋に銀歯にするかHJK?にするか悩んでいる段階です。
→エステニアは費用の関係で選択はしないと思います・・・

今回、担当の先生がHJK?も選択肢に入れてくれているのでプロが大丈夫という判断をしてくれた前提で考えたいと思います。


湯浅先生

ご回答ありがとうございました。
壊れた場合にではなく、壊れない前提でという考え方ですが非常に大事なことですね。

今回、担当の先生が「割れてしまった場合・・・」から説明があったので「え?そんなに壊れやすいの?」という疑問が発生して質問させていただきたくなりました。
因みに推測ですが残念ながら外れています。
今回、銀歯の部分にフロスを通していたら外れてしまい、そこを触っていたらボキッと折れてしまいました。
でも、歯の根っこはしっかりしているので、被せ物ができるということになり、種類選びの疑問が発生してしまいました。

湯浅先生の(推測はまちがっていますが)考え方と渡辺先生の考え方で異なる部分がありましたのでどちらが正しいか疑問です。


湯浅先生→
 応分の咬合・・・作ることはできません
渡辺先生→
 本当に割れた際には追求してもいいとは思います。

考え方としてはどちらが正しいのでしょうか?

下部の方でも細かく回答していただきありがとうございます。
個人的には必要性の部分はインフォームド・コンセントの言葉もありますので、希望する患者には実施していただきたいですね。


高田歯科
タカタ先生

ご回答ありがとうございました。
>>まさにおっしゃるとおりで・・・・

的確な回答ありがとうございました。
担当の先生は若いけど腕が良いという評判で、説明も丁寧で料金も先にどの程度かかるか教えてくれるすごく良い先生です。
だからこそ、かかりつけの病院として今後も利用したく、疑いの目で見る事もしたくなかったです。

(嘘をついているのではなく、担当の先生が勘違いしているという認識を持ちたい)

なので今回教えてもらった結論を元に、どのように先生と会話するかをじっくり考えたいと思います。

高田先生は200症例で1本しか割れに遭遇していないとのことで非常に腕が立つようですね。
もし近くならばぜひぜひ受診させていただきたかったです。
(残念!!)


シバタ歯科
柴田先生

ご回答有難う御座います。
先生がOKしたらOK,NGならNGということで解釈させて頂きました。
私、歯科の話に詳しく無いですが一般的なサラリーマンの考え方で、OKをだしたなら2年間については[補綴物維持管理料]の考えに基づいて保証していただきたいです。

柴田先生
もし、まだ見て頂けているのであれば再度回答をお願いしたいです。
>>主治医の言い方は正確ではありませんが、
これってどの部分になりますか?
→次回担当の先生と会話するときの糸口にしたいです。


タカタ先生
2回目の書き込みで一旦その治療を選択した時点で・・・・
この部分については契約行為(今回は治療という意味で)として守っていただきたいですね。

担当の先生がHJK?が無理だと言っている上で強引にお願いするつもりは毛頭ないですし、今回教えてもらった内容を踏まえてもう一度会話してみて、それでもHJK?を選択肢に入れてくれるのであれば、HJK?でお願いさせていただき、もし割れてしまったら(権利の範囲で)無償で対応してほしいです。
もし、HJK?はやっぱりダメだというのであれば審美性よりもコスト重視で銀歯で再度行きたいと思います。

酷い貧乏性というわけでは無いのですが歯1本に5〜6万は流石に厳しいです。
(収入が・・・・)


改めて以下内容について誰か回答していただけると助かります。
 湯浅先生→
  応分の咬合・・・作ることはできません
 渡辺先生→
  本当に割れた際には追求してもいいとは思います。
  
どっちがただしいですか?
回答 回答8
  • 回答者
湯浅です。
回答日時:2011-10-08 20:01:52
youyouyouyouさん、推測は、youyouyouyou さんについてでなく、維持管理料によっておこっている社会の弊害のことです。

それに、あれだけ推敲して書いても、以下の質問がでるとは、自分の文章のふがいなさに、ちょっとへこんでいます。
渡辺先生と、僕では、結論は同じことで、お薦めしないと書いているのですが・・・。


湯浅先生→
 応分の咬合・・・作ることはできません
渡辺先生→
 本当に割れた際には追求してもいいとは思います。


たぶん、2年以内に割れるのしか作れないと判断されたのだと思います。
そうでないと、そんな説明になりません。


渡辺先生の書かれた、

「・仮に実際に患者さんの希望に「折れて」施術したとしたらそれは担当医の責任ですし、本当に割れた際には追求してもいいとは思います。」

は、実際、どういう状況かわかりますか。
youyouyouyouさんが、「割れても良いから作って、しかも、割れたら無償で作り直せ」というのに、割れるので、作らない方が良いと考えている歯科医師が同意したときとなります。
最終的に同意したのは、歯科医師だから(患者さんじゃありません)、その歯科医師は、責任を持つべきだということです。

これを同意するような状況まで、youyouyouyouさんが歯科医師を追い込むように要求する必要がでてきます。

もっとも、

>担当の先生がHJK?が無理だと言っている上で強引にお願いするつもりは毛頭ないですし、今回教えてもらった内容を踏まえて

と書かれていますので、そのような状況には、ならないので安心していますが(^^)。

なんだか、話が、おかしな方向に行くような気がしますね。
私が書くと、話が混乱しそうなので、これで終わりにします。


もともとの質問の「[補綴物維持管理料]をとっていた場合いは、HJKが割れてしまった場合でも無償で直してくれるで正しいか正解をしりたいです。」に対しては、僕の一連の回答すべてを理解してもらわないと回答にならないというのが、僕の考えです。
それらを無視して書くと、「youyouyouyouさんが正しい」となりますが、それには、上のような状況にならないかぎり、発生しない状況だということです。
しかし、私は、これだけを単独に書く回答はできません。

たぶん、youyouyouyouさんも、これだけ書いたのを読まれて、最初とは意識が変わっていると良いのですが。


youyouyouyouさんが、満足される歯がはいることを、祈っております。

これ以上は、実際の歯の状況がわからないので診察しないとお答えできないです。

回答 回答9
  • 回答者
湯浅です。
回答日時:2011-10-08 20:26:21
追加です。

今回の件は、もちろん、担当医が、割れやすいと判断しているという前提の話です。

担当医が、○○さんの症例では、硬質レジンジャケット冠は、割れにくいし、カリエスにも保険の全部鋳造冠と同じリスクであり、硬質レジンジャケット冠を薦めた場合で、患者さんが同意して作成後に割れた場合は、クラウンブリッジ維持管理料を算定していた場合は、別です。

この場合なら、この○○さんは、作り直しを要求するでしょうし、歯科医師も、もちろん、作り直しの場合に、費用の請求はできないということになります。

この状況で、2年間は保険治療ができないので、自費で作りましょうと歯科医師が言えば、それは嘘か、勘違いになります。

同じじゃないかと言われないことを祈りつつ書いております。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: youyouyouyouさん
返信日時:2011-10-08 20:34:43
湯浅先生

すみませんわかりました。

【希望に「折れて」施術】
誤:私が望んで歯がオレタ
正:先生がダメだと言っているのに私が強引にお願いして先生が聞いてくれた場合

折れるの意味を勘違いしていました。
→何かおかしいなぁとおもっていたのですが読み返してわかりました。


今回担当の先生の方から選択肢としてHJK?と銀歯エステニアの3個を教えてくれたので、決して私の方からアプローチしたわけではないです。

保険適用OKな白いのが作れるのもその時初めししりましたので・・・


返信1でも書きましたが、決して強引にダメなものを押し当すつもりは全くないです。
正誤があるならばはっきりしたい。
そして自分が喋れる当然の権利の範囲を明確にして担当先生と会話したかった次第です。

ご回答ありがとうございました。



あーんど

渡辺先生へ
今回担当の先生は以下でA)をおすすめしているだけでB)とC)を進めていないわけではないです。
  A) 保険外の白い歯(エステニア)
  B) 保険内の白い歯(HJK?)
  C) 保険内の銀歯  (お馴染みの)

※心の中では進めていいなかったのかもしれませんが・・・・



さらに補足と、担当先生が言っていた事を思い出しました。
まず、割れやすいというのは、私の症状の場合に限って言った発言ではなく、「一般的にHJK?は」割れやすいという発言でした。
(何故この素材が、保険適用の範囲内になってのか理解できないとのこと・・・)


その上で

私「先生、自分の場合二年間もつかどうかわかんないですよね?」
先「先ほど説明した通り、一般的にHJK?は割れやすいので私さんの場合で2年もつかどうかはわからない。もつかもしれないし、半年程度でわれるかもしれない。割れてしまった場合は、同じ場所には保険が使えないのでエステニアにしなければならない。私さんは白い歯に要望があるようなので、(実際には白さよりも安さでした)一度保険適用の白い歯にして、もし割れてしまったらエステニアにしたらいかがですか?」
私「はい、わかりました次来る時までに決めておきます」

このようなやりとりでした・・・
回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2011-10-08 22:25:12
タカタ先生の
>2年以内に割れたら歯科医院側が無償で作りなおすことになります。

これは非常に誤解を招く表現ですね。

保険治療は必ず有償です。
(費用は異なりますが)

担当医が前に作成したものが不適切と判断すれば同じ物を作り直す必要はありません。
保険には保証と言う概念はありませんので。

たとえばその歯を抜歯して義歯を作成した場合はそのまま費用がかかります。
また、担当医自身がその症例は難易度が高すぎて無理と判断した場合も、費用の返還などはなく他の医院に紹介できます。

つまり同じ物を作成する義務はありません。

ここは絶対に勘違いしていただきたくないところなんですが、医療機関側もよくわかっていないこともあるようです。



ただ、患者さん自身が保険外の材料や方法を選択しなければ、いかなる場合であっても保険で治療ができなくなるということはありません。

それに関してはyouyouyouyouさんの担当医は勘違いされているように思います。



それにしてもタカタ先生の治療成績はすごいですね!
私はHJKを1度も作ったことがないんですが、おそらくそれほどの治療成績は(少なくとも保険治療では)まったく不可能だと思います。

金属の冠やブリッジも相当予後がよいことが想像できますから、タカタ先生のところでは機能的な回復が主目的なら自費にする必要はまったくないでしょうね。
すばらしい!

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: youyouyouyouさん
返信日時:2011-10-09 00:07:02
ポプラ小児歯科医院
森川先生

ご回答ありがとうございました。
・・・不適切・・・・ の件ですが

正誤は不明ですが、そのような表現をされるとそのようにきこえてきますね。
ただし、担当医が不適切と判断する=自分の病院で前回治療した人の手法や判断がまずかったという問題がでてきませんか?
補綴物・・は同一病院でしか利用できないため

以前作ったものが割れた場合に、抜歯アンド義歯にする手法も「前のやり方がだめだった。方法を変えよう」といった場合で、ようは以前の見立てが悪かったということになるのかなと思いました。

私としては無理だったり、危険なのであればはじめから
銀歯 or エステニアのみ、もし、保険適用の白いのが良いなら別の病院に行きなさい」
ぐらいの姿勢で対応してほしいです。


生意気な言い方で大変失礼ですが、私もビジネスマンのため、お金(対価)を頂く事にどのような責任が発生するかは(自分の業種ならば)理解できます。
契約行為の中の選択肢で保険適用の白いクラウンを提示してくれてますのである程度の責任は持っていただきたいです。

※目の前に重体の人がいて、助からなさそうだからといって治療を放棄されては困りますが、今回の話はあくまで補綴物・・の決まりごとがある前提でお話させてください。

なので[つまり同じ物を作成する義務はありません。]というのはちょっと無しかなぁと思いました。

歯磨きの仕方が悪くて抜歯+義歯でなければならない事態となってしまったらそれは当然私の責任のため、タダで治せと言うつもりはありません。

→ただし、補綴物の接合が悪く隙間ができてそこから菌が入って化膿した等の話ならば別ですけど・・
→当然そんなのわかんないんでしょうけどね。(笑)
   

>>の担当医は勘違いされているように思います。

具体的に一番言って頂きたい事を言っていただきありがとうございます。
担当の先生と会話しやすくなりました。
回答 回答11
  • 回答者
回答日時:2011-10-09 00:36:02
>契約行為の中の選択肢で保険適用の白いクラウンを提示してくれてますのである程度の責任は持っていただきたいです。

ある程度の責任は負っていると思いますが、違いますかね?


>2年以内に割れたら歯科医院側が無償で作りなおすことになります。

これは全責任を歯科医院側が負うという意味ではないですか?


>なので[つまり同じ物を作成する義務はありません。]というのは
ちょっと無しかなぁと思いました。

他の商品と混同される方が少なくないのですが、保険医療は成功報酬ではありませんので、そう言われてもどうしようもないですね。


保険外でしたら一部の歯科医院で成功報酬的な料金体系を採用しているところもありますので、どうしても納得できないようでしたらそういった医院を受診されると良いかもしれません。

回答 回答12
  • 回答者
回答日時:2011-10-09 02:56:45
>柴田先生もし、まだ見て頂けているのであれば再度回答をお願いしたいです。
>>主治医の言い方は正確ではありませんが、
>これってどの部分になりますか?
>→次回担当の先生と会話するときの糸口にしたいです。

最後の一文はこの相談室の趣旨から外れているのではないかと個人的に思っています。

私たち回答者は相談者からの情報提供のみで判断して回答しています。
それは100%主治医の表現と同じであるはずがないのに「主治医の言い方は正確ではありません」と断定的に書いてしまったのは私のミスですので、訂正削除をお願いします。

要は補管に対する考え方の違いを指摘したかったのです。


>契約行為の中の選択肢で保険適用の白いクラウンを提示してくれてますのである程度の責任は持っていただきたいです。

私たち保険医は毎日保険のルールに則って診療しているつもりですが、保険のルールブックは厚さ約3センチほどあります。
+○○通達とか疑義解釈とは変更やらなんやらがいっぱいあります。

全ての歯科医が全てのルールを知っているわけではないということです。

回答 回答13
  • 回答者
回答日時:2011-10-10 09:05:47
保険診療を辞めてしまって、最近はルールーブックすら見ていないので…


以下、私見ですが…


僕もHJKを作る事は時々あるのですが、HJKを作るケースは

 1 1年くらい根管治療の予後を見たいとき
 2 噛み合わせが不安定なとき、トライ&エラーで噛み合わせ治療を進めるとき
 3 ブラキシズムがひどく、コントロールができていないとき

などに限られ、「1〜2年後には作り直すのが前提」と言う事になります。

使ってもらっている間にHJKが壊れたり、欠けたりすれば(治療の一環として)「サービス」で直しますが、「保証」という意味合いではありません。

最初から「仮歯ですよ」と伝えておきますから、HJKが割れようが欠けようが、患者さんから「保証」の話をされた事はありません。

むしろ「HJKが割れたのは力を逃がしてくれて、天然の歯を守ってくれたという事。」と説明します。



そもそもHJKは物性的に「長く持つ奇麗な白い歯」は期待できません。
1〜2年も持てばまずまずなのではないでしょうか。

期待できないものに2年の保証を付ける(と言う意味にも取れる)と言うのがそもそも保険制度の矛盾を感じずにはいられません。



まあ、今回のご相談からは話の論点がずれますが、youyouyouyou もHJKに過剰な期待はしない方がよろしいかと思いますよ。
(もうご理解いただけていると思いますが…)

回答 回答14
  • 回答者
湯浅です。
回答日時:2011-10-10 18:12:34
せっかくの納得を蒸し返してすいません。
禅問答のようですが。


その上で
------------------------------------------------
私「先生、自分の場合二年間もつかどうかわかんないですよね?」

先「先ほど説明した通り、一般的にHJK?は割れやすいので私さんの場合で2年もつかどうかはわからない。もつかもしれないし、半年程度でわれるかもしれない。割れてしまった場合は、同じ場所には保険が使えないのでエステニアにしなければならない。私さんは白い歯に要望があるようなので、(実際には白さよりも安さでした)一度保険適用の白い歯にして、もし割れてしまったらエステニアにしたらいかがですか?」

私「はい、わかりました次来る時までに決めておきます」
------------------------------------------------


これは、硬質レジンジャケット冠なので、割れた時点で、割れた理由が、歯科医師が削り足らなかった(咬合調整や正確さという先生もおられますが)からでなく、材質のためと、この時点であらためて判断したとすると、今度は、硬質レジンジャケット冠が作れません。
すると、保険では、白い単独の冠が作れないという矛盾に陥ります。
割れるのが歯科医師の判断ミスだろうが、どうだろうがです(おかしな表現です)。

この文章は、僕も書いていて、間違いかもと不安なのですが・・・。
もっとも、その前提に、割れるかもしれないということを、患者さんと医師が了解のもとで、作ったという、怪しげな前提があるということになります(どちらかの主張が強かった)。

そうなると、この担当医の言っていることは、勘違いでなく、本当のような気がします。

もし、これが、全部鋳造冠で、この会話がなされたら、勘違いであると言えます。

もっとも、この会話があったかどうかは、患者さんの話であり、担当医の主張を聞いてないので、正確には、どのような表現をしたのか、私たち、第三者が判断できないので、一般論となります。youyouyouyouさんが、担当医が勘違いをしているを前提に話し合わない方が良い気もします(まったくの、個人的な感想ですので)。

あとから追加で書き加えています。



森川先生の

>それに関してはyouyouyouyouさんの担当医は勘違いされているように思います。

は、

>・・・、いかなる場合であっても保険で治療ができなくなるということはありません。

に対してであり、

>・・・。割れてしまった場合は、同じ場所には保険が使えないのでエステニアにしなければならない。

を直接受けての回答ではありませんので注意してください。

私も混乱しているので、これで終わりにいたします。
混乱させて申し訳ありません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: youyouyouyouさん
返信日時:2011-10-14 00:06:18
いろいろとお忙しい中回答して頂きましてありがとうございました。

大変参考となりました。

じっくり考えて次の歯医者に挑みたいと思います。

m(_ _)m



タイトル 硬質レジンジャケット冠(HJK)が割れてしまった場合の保障について
質問者 youyouyouyouさん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 保険のクラウン(前歯:レジン)
保険のクラウン(奥歯:銀歯)
クラウンの治療費・費用
クラウンの作り直し・再治療
補綴関連
治療費・費用
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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