下顎前突、上下顎同時手術後に右顎が下がり再手術を薦められた
相談者:
Tellさん (25歳:男性)
投稿日時:2011-10-08 14:47:50
こんにちは。
約4年ほど矯正をしてきました。
先日、タイトル通り歯の矯正及びスプリント治療を終え、矯正歯科医の先生より近くの大学病院に依頼してもらい下顎前突の上下顎同時手術をなんとか乗り切りました。
ここからが本題なのですが。
術後から既に噛み合わせが悪く、右6番辺りばかりが当たり左側の歯が全く当たらない状態で不安感を覚えました。
退院後CTやレントゲンを撮り、データを照合した結果、右の上顎が4mm多く下に下がっていることが分かりました。
関節も右顎の関節がかなり下に下がっていて不安定な状態だそうです。
左顎の関節も少し下がっていましたが問題視するほどじゃないと言われました。
しかし、矯正歯科医の先生から出された結論は再手術オススメします、と言われました。
手術の際のリスクと体にかかる負担など、最小限の説明は受けましたが噛みあわせがうまくいかなかった場合の説明や治療行程の説明はなく
「この先生なら8割成功するでしょう」
とにこやかに言われた経緯もあり、谷底に突き落とされた気分になりました。
現在は、応急措置で上顎左右6番を繋ぐようにパラタルアーチを装着し、アーチの真ん中辺りの上顎に矯正用のインプラントを、右上顎5,6番の間の歯茎にも矯正用インプラントを付け、右上6番の歯を上に押し込む試みをしようというところです。
歯茎に埋めたインプラントは途中でSMAPに変えた方がいいだろうとの事でした。
同時に術後から行うフックにゴムをかける治療を利用し左顎の関節を更に持ち上げて関節にダメージを受けていく覚悟で関節調節を行わされています。
今現在、既に左耳が痛く、聞こえなくなるのではないかという恐怖も抱えております。
尚、再手術は家族への負担があまりにも大きいため、とてもではありませんが、再手術することはできません。
ここで先生方にお聞きしたいのは、上記で書きました二つの方法以外の治療法はないのか、推測や憶測でも構わないのでお願いします。
あと、このような複雑な状況で転院は可能かどうか先生方のご意見をお願いします。
約4年ほど矯正をしてきました。
先日、タイトル通り歯の矯正及びスプリント治療を終え、矯正歯科医の先生より近くの大学病院に依頼してもらい下顎前突の上下顎同時手術をなんとか乗り切りました。
ここからが本題なのですが。
術後から既に噛み合わせが悪く、右6番辺りばかりが当たり左側の歯が全く当たらない状態で不安感を覚えました。
退院後CTやレントゲンを撮り、データを照合した結果、右の上顎が4mm多く下に下がっていることが分かりました。
関節も右顎の関節がかなり下に下がっていて不安定な状態だそうです。
左顎の関節も少し下がっていましたが問題視するほどじゃないと言われました。
しかし、矯正歯科医の先生から出された結論は再手術オススメします、と言われました。
手術の際のリスクと体にかかる負担など、最小限の説明は受けましたが噛みあわせがうまくいかなかった場合の説明や治療行程の説明はなく
「この先生なら8割成功するでしょう」
とにこやかに言われた経緯もあり、谷底に突き落とされた気分になりました。
現在は、応急措置で上顎左右6番を繋ぐようにパラタルアーチを装着し、アーチの真ん中辺りの上顎に矯正用のインプラントを、右上顎5,6番の間の歯茎にも矯正用インプラントを付け、右上6番の歯を上に押し込む試みをしようというところです。
歯茎に埋めたインプラントは途中でSMAPに変えた方がいいだろうとの事でした。
同時に術後から行うフックにゴムをかける治療を利用し左顎の関節を更に持ち上げて関節にダメージを受けていく覚悟で関節調節を行わされています。
今現在、既に左耳が痛く、聞こえなくなるのではないかという恐怖も抱えております。
尚、再手術は家族への負担があまりにも大きいため、とてもではありませんが、再手術することはできません。
ここで先生方にお聞きしたいのは、上記で書きました二つの方法以外の治療法はないのか、推測や憶測でも構わないのでお願いします。
あと、このような複雑な状況で転院は可能かどうか先生方のご意見をお願いします。
回答1
湯浅です。
回答日時:2011-10-08 18:34:52
口腔外科医ですが、外科的矯正の経験がほとんどないので、憶測の私見です。
その矯正歯科医の意見をもって、再度、大学の口腔外科医に診察を受けて相談しましたか。
たぶん(たぶんです)、口腔外科医的な意見では、かみ合わせが悪いのは、食べ難く不便かもしれませんが、そのまま、少し様子を見ながら、かみ合わせの部分を増やす矯正治療のみを、行ってはどうでしょうか、という意見がでるかもしれません。
顎関節の位置は、よほど、とんでもない失敗というほどズレてないかぎり、だんだん、良い位置に戻ってくるのがほとんどです。
矯正の先生の求める精度と、現在の口腔外科医の手術の精度がどんなものかわかりませんが、かれこれ、10年以上前の知識では、上下顎同時手術の場合なら4mmは、許容範囲のように感じるのですが。
ですので、無理しない方が(精神的にも)、良いと思うのですが。←何度も書きますが、私見で、あまり自信がありません(自信がないことを書くなと言われるかもしれませんが)。
その矯正歯科医の意見をもって、再度、大学の口腔外科医に診察を受けて相談しましたか。
たぶん(たぶんです)、口腔外科医的な意見では、かみ合わせが悪いのは、食べ難く不便かもしれませんが、そのまま、少し様子を見ながら、かみ合わせの部分を増やす矯正治療のみを、行ってはどうでしょうか、という意見がでるかもしれません。
顎関節の位置は、よほど、とんでもない失敗というほどズレてないかぎり、だんだん、良い位置に戻ってくるのがほとんどです。
矯正の先生の求める精度と、現在の口腔外科医の手術の精度がどんなものかわかりませんが、かれこれ、10年以上前の知識では、上下顎同時手術の場合なら4mmは、許容範囲のように感じるのですが。
ですので、無理しない方が(精神的にも)、良いと思うのですが。←何度も書きますが、私見で、あまり自信がありません(自信がないことを書くなと言われるかもしれませんが)。
回答2
仙台東口矯正歯科(仙台市宮城野区)の堀内です。
回答日時:2011-10-08 22:35:23
大変な状況ですね。お気持ちお察しします。
実際診ていませんから、想像になりますがご参考にしてください。
担当医がお勧めしているということであれば、第一選択とするべきは、再手術だと思います。
家族の負担という心配もわかりますが、中途半端な状態のまま治療を終えてしまいますと、生涯にわたって、非常に苦労されると思います。
矯正医が、「術後矯正でリカバーできる」と説明しているのであれば状況は異なりますが、再手術をすすめているということであれば、術後矯正を続けても、仕上がりの精度や、治療後の安定が不安です。
もし、再手術を受けないのであれば、術後矯正の見通しについて、具体的な説明をうける必要があります。
その点をはっきりさせないと、術後矯正を長期間受け、最終的にうまく仕上がらないかもしれません。
また、湯浅先生も指摘していますが、執刀医からの説明は受けられましたか?
執刀医側からの説明がないまま、再手術をしても、同じ失敗を繰り返すかもしれません。
繰りかえしになりますが、矯正医と執刀医とよく話し合うことが重要と感じます。
別の大学病院などへセカンドオピニオンを求めることも有効かもしれませんが、現在に至る経緯が不明瞭のまま受診しても、有効な解決策が示される可能性は低いと思います。
セカンドオピニオンを求める場合には、矯正医および執刀医から治療経過をまとめた資料を添えて、紹介状を書いていただく形が理想だと思います。
転医を考えるのは、最終手段だと思います。
まずは、現在の状況を把握するため、冷静に情報収集することが先決と思います。
あまり参考にならなかったかもしれませんが、納得できる結果が得られることを祈ってます。
実際診ていませんから、想像になりますがご参考にしてください。
担当医がお勧めしているということであれば、第一選択とするべきは、再手術だと思います。
家族の負担という心配もわかりますが、中途半端な状態のまま治療を終えてしまいますと、生涯にわたって、非常に苦労されると思います。
矯正医が、「術後矯正でリカバーできる」と説明しているのであれば状況は異なりますが、再手術をすすめているということであれば、術後矯正を続けても、仕上がりの精度や、治療後の安定が不安です。
もし、再手術を受けないのであれば、術後矯正の見通しについて、具体的な説明をうける必要があります。
その点をはっきりさせないと、術後矯正を長期間受け、最終的にうまく仕上がらないかもしれません。
また、湯浅先生も指摘していますが、執刀医からの説明は受けられましたか?
執刀医側からの説明がないまま、再手術をしても、同じ失敗を繰り返すかもしれません。
繰りかえしになりますが、矯正医と執刀医とよく話し合うことが重要と感じます。
別の大学病院などへセカンドオピニオンを求めることも有効かもしれませんが、現在に至る経緯が不明瞭のまま受診しても、有効な解決策が示される可能性は低いと思います。
セカンドオピニオンを求める場合には、矯正医および執刀医から治療経過をまとめた資料を添えて、紹介状を書いていただく形が理想だと思います。
転医を考えるのは、最終手段だと思います。
まずは、現在の状況を把握するため、冷静に情報収集することが先決と思います。
あまり参考にならなかったかもしれませんが、納得できる結果が得られることを祈ってます。
相談者からの返信
相談者:
Tellさん
返信日時:2011-10-08 23:33:07
回答3
仙台東口矯正歯科(仙台市宮城野区)の堀内です。
回答日時:2011-10-09 18:21:16
状況がよくわからないのですが、現在は、国民健康保険にも加入していない状態で、長期間、矯正歯科を受診されていないのでしょうか?
顎矯正手術後、適切な矯正治療を受けられていないことが、手術後のかみ合わせが悪化している主な原因という可能性もあります。
新しい職場で保険証が発行されるまでの間は、国民健康保険に加入して、できるだけ早めに矯正歯科と大学病院を受診されるべきと思います。
お大事にしてください。
顎矯正手術後、適切な矯正治療を受けられていないことが、手術後のかみ合わせが悪化している主な原因という可能性もあります。
新しい職場で保険証が発行されるまでの間は、国民健康保険に加入して、できるだけ早めに矯正歯科と大学病院を受診されるべきと思います。
お大事にしてください。
回答4
回答日時:2011-10-09 19:34:00
申し訳ありませんが、お書きになったことだけではもうひとつよく理解できませんでした。
保険で行っているのですね。
矯正の先生は再手術をお勧めになったとのことですが、そのときに口腔外科の先生はどうおっしゃったのでしょう。
当然両方とも保険診療範囲での行為だと思いますので。そのときは保険証はどうなっていたのでしょう。
手術に関してもよく理解できません。
上顎骨の移動方向がもうひとつわかりません。
片側だけ延長する予定だったのですか。
下顎前突の外科手術後に、関節頭が下方に偏位することはあまり考えにくいような気がするのですが、何か特別の事情があったのでしょうか。
いずれにしても担当医に詳細な話をお聞きになっていただいてからの話になると思います。
ひとつ心配なことは、もし保険診療している場合には、現時点では矯正用のインプラントを使用することはできない規則になっているはずです。
矯正用インプラントだけ自費というわけには行きません。
混合診療は認められていませんので、すべての行為が自費になってしまう可能性があると思います。
保険で行っているのですね。
矯正の先生は再手術をお勧めになったとのことですが、そのときに口腔外科の先生はどうおっしゃったのでしょう。
当然両方とも保険診療範囲での行為だと思いますので。そのときは保険証はどうなっていたのでしょう。
手術に関してもよく理解できません。
上顎骨の移動方向がもうひとつわかりません。
片側だけ延長する予定だったのですか。
下顎前突の外科手術後に、関節頭が下方に偏位することはあまり考えにくいような気がするのですが、何か特別の事情があったのでしょうか。
いずれにしても担当医に詳細な話をお聞きになっていただいてからの話になると思います。
ひとつ心配なことは、もし保険診療している場合には、現時点では矯正用のインプラントを使用することはできない規則になっているはずです。
矯正用インプラントだけ自費というわけには行きません。
混合診療は認められていませんので、すべての行為が自費になってしまう可能性があると思います。
相談者からの返信
相談者:
Tellさん
返信日時:2011-10-09 21:58:33
すみません、本当に説明が足りなくて申し訳ありません。
手術及びその後の診断までは以前の会社の保険で行ってきたのですが、執刀医の診断前にして以前の保険の有効期限が切れましたので、新しい会社での保険証を発行している最中です。
説明が足りず誠に申し訳ありません。
先月の9月12日に手術をし、21日に退院しました。
9月30日いっぱいで保険が失効しました。
当時からバタバタしており国民健康保険の存在も失念していました。
早急に国民健康保険などの保険関連を見直します。
ご助言して下さりありがとうございます。
術後の矯正治療に関しては以前の保険の有効期限内に急いでいただき、最低限の治療は済ませました。
手術を行うまでにスプリント矯正をしていただき、下顎の関節調節を行いました。
上顎は手術以前は右上がりになっており、そのまま下顎を調節しても噛み合わせに影響が出るそうだったので、上下同時手術で調節しました。
どのぐらい右上がりになっていたのかは詳しい数値を聞いていないのでわかりませんが、自分でパッと見ても右上がりになっているとわかる程度傾いていました。
手術の結果は以前にも書きましたが今度は4mm右下がりになりました。
関節頭が下方に偏位することはあまり考えにくいというのは初めて聞きました。
矯正歯科医の見解では筋弛緩剤の影響で顎関節の位置を合わせにくかったのではっとの事でした。
筋弛緩剤でそこまで影響が出るものなのでしょうか…?
うまく説明できていなくて申し訳ありません。
手術及びその後の診断までは以前の会社の保険で行ってきたのですが、執刀医の診断前にして以前の保険の有効期限が切れましたので、新しい会社での保険証を発行している最中です。
説明が足りず誠に申し訳ありません。
先月の9月12日に手術をし、21日に退院しました。
9月30日いっぱいで保険が失効しました。
当時からバタバタしており国民健康保険の存在も失念していました。
早急に国民健康保険などの保険関連を見直します。
ご助言して下さりありがとうございます。
術後の矯正治療に関しては以前の保険の有効期限内に急いでいただき、最低限の治療は済ませました。
手術を行うまでにスプリント矯正をしていただき、下顎の関節調節を行いました。
上顎は手術以前は右上がりになっており、そのまま下顎を調節しても噛み合わせに影響が出るそうだったので、上下同時手術で調節しました。
どのぐらい右上がりになっていたのかは詳しい数値を聞いていないのでわかりませんが、自分でパッと見ても右上がりになっているとわかる程度傾いていました。
手術の結果は以前にも書きましたが今度は4mm右下がりになりました。
関節頭が下方に偏位することはあまり考えにくいというのは初めて聞きました。
矯正歯科医の見解では筋弛緩剤の影響で顎関節の位置を合わせにくかったのではっとの事でした。
筋弛緩剤でそこまで影響が出るものなのでしょうか…?
うまく説明できていなくて申し訳ありません。
タイトル | 下顎前突、上下顎同時手術後に右顎が下がり再手術を薦められた |
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質問者 | Tellさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 25歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 歯列矯正のトラブル 外科矯正 下顎前突(受け口) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。