過蓋咬合のため矯正したら大臼歯が高くなりすぎ顎に不具合を感じる

相談者: ajdさん (23歳:男性)
投稿日時:2011-10-15 01:09:38
私はかがい咬合のため矯正治療中です。
もう治療をはじめて一年二ヶ月になります。

治療により噛み合わせはかなり浅くなりました。
しかし、今度は大臼歯が伸びすぎて顎が常に少し開いているような状態になってしまいました。

もともと軽い顎関節症だったのですが、今は前よりもひどいです。
おそらく大臼歯を圧下しなければならないと思うのですが、それは可能でしょうか?
ちなみにデーモンシステムを使っています。

自分でインターネットで調べたのですが、通常の歯科矯正では大臼歯の圧下は不可能といったものもあり凄く不安です。


回答 回答1
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2011-10-15 08:38:52
「今度は大臼歯が伸びすぎて顎が常に少し開いているような状態になってしまいました。」

これはajdさんがお感じになっていることですか、それとも担当医から指摘があったのですか。

そもそも噛み合せを挙げる方法としては、前歯圧下するか、臼歯挺出する(それに伴う下顎位の変化)か二通りです。

当然治療前に担当医はどちらを主体にするか考えているはずです。
もし臼歯の延長を主目的にしていたとしたら、思惑通り行っているはずです。

大臼歯を圧下するとまた噛み合わせが深くなってくるかもしれません。

まず担当医とよく話し合ってみてください。


通常の歯科矯正では大臼歯の圧下は不可能という、通常と言う意味が何かよくわかりませんが、
特に短期で起きた変化なら方法はあるはずです。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-10-15 09:48:58
「顎が常に少し開いているような状態」というのは、ご自分で感じていることでしょうか?
それとも担当医に指摘されてのことでしょうか?

伊藤先生がおっしゃられているとおり、過蓋咬合の治療は、前歯圧下もしくは、臼歯挺出下顎位の後下方回転)の2種類しかありません。

もし、臼歯の挺出が発生して、下顎骨が後下方回転しているということであれば、担当医の治療目標どおりに治療が進んでいるのかもしれません。

顎関節症状については、症状が軽くなったり、重くなったりを繰り返す病気(状態)です。

できるだけ、症状悪化が発生しにくいような習慣(日中のかみしめをしない等)をみにつけることが有効となります。

また、急性症状が出て日常生活にも支障がでているのであれば、多くの場合では、スプリント治療などで短期間に症状緩和が可能です。(ただし、矯正治療も一時中断となります)

担当医の先生とよく話し合われてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ajdさん
返信日時:2011-10-15 10:31:16
伊藤先生、堀内先生、ご回答ありがとうございます。

『これはajdさんがお感じになっていることですか、それとも担当医から指摘があったのですか。』

はい、担当医からの指摘ではなく私自身が感じていることです。

『伊藤先生がおっしゃられているとおり、過蓋咬合の治療は、前歯圧下もしくは、臼歯挺出下顎位の後下方回転)の2種類しかありません。』

私の治療法は臼歯の搬出です。
しかし今度はそれにより噛み合わせが浅くなり過ぎて、顎が常に半開きのような状態になってしまいました。
これは私の確かな感覚です。

だから、今度は噛み合わせを浅くしたいのです。
臼歯の圧下というのはどの程度可能なのですか?
また時間は搬出よりも長くかかりますか?


これを話しても担当医にきちんと分かってもらえるか不安なので、ここで違う先生の意見を聞きたくてこの質問を投稿しました。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-10-15 11:36:44
実際に診ていませんので的外れな回答になっているかもしれませんが、以下ご参考にしてください。

矯正治療では、

@ 大まかに歯を配列する
A 細かな調整をして、全ての歯がバランスよくかみ合うように調整する

という段階を踏んで治療を進めていきます。

現在の状態は、大まかな配列をしている段階で、まだ全ての歯がバランスよくかみ合っていないため、顎が開いたような違和感を感じている可能性があります。

最終的には、前歯以外の全ての歯がバランスよくかみあい、力を込めて咬みこんだ場合にのみ、上下前歯もかみ合うという仕上がりに向けて調整をしていくはずです。

現段階の違和感は、治療途中の一時的な不調として我慢しなくてはいけない可能性もあります。

ご質問の件ですが、「臼歯挺出」は、一般的に、非常に後戻りしやすい矯正歯牙移動となりますので、もし、臼歯を再度圧下したい場合には、簡単な場合が多いです。

特に、初診時過蓋咬合の方は、生まれつき咬合力が強い特徴がありますので、ほっておいても臼歯が圧下する方向に後戻りする傾向があり、後戻りを見越して過剰に挺出させる場合もあります。

そのような事情で、現在は、後方歯のかみ合わせを強く感じたり、下顎が後下方に回転しすぎていると感じているのかもしれません。

担当医はそのようなことも全て考慮して、矯正治療をすすめていると思います。
 
心配でしたら、担当医とよく相談されてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ajdさん
返信日時:2011-10-15 20:31:05
堀内先生、ご回答ありがとうございます。

今は大まかな配列の段階なのですね。
少し安心しました。
また何か問題が起きましたら、質問させていただきます。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-10-16 15:38:34
まずは、担当の先生に質問してくださいね。

ネット相談で話せるのは一般論ですし、実際診ていませんから、的外れの回答になる場合も多いです。




タイトル 過蓋咬合のため矯正したら大臼歯が高くなりすぎ顎に不具合を感じる
質問者 ajdさん
地域 非公開
年齢 23歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
歯列矯正のトラブル
過蓋咬合(かみ合わせが深い)
回答者




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