肩こりや頭痛は噛み合わせに問題あり?セラミック治療を勧められます
相談者:
ケロQさん (43歳:女性)
投稿日時:2011-10-08 21:48:49
回答1
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2011-10-09 07:48:57
西山です
噛み合わせと肩こり、頭痛との関連性については、証明されていません。
従って、噛み合わせを治したら肩こり、頭痛が消えるという保証も現在のところありません。
症状が消えなかった場合についてよく相談し、検討されることをオススメします。
噛み合わせと肩こり、頭痛との関連性については、証明されていません。
従って、噛み合わせを治したら肩こり、頭痛が消えるという保証も現在のところありません。
症状が消えなかった場合についてよく相談し、検討されることをオススメします。
回答2
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-10-10 09:22:44
何故、金属でなくセラミックを使用する必要があるのか、尋ねてみられたら良いと思いますよ。
>症状が消えなかった場合について
症状が消えてから費用を支払うなども、一案だと思います。
審美でなく肩こり・頭痛の改善を求めておられるので、もし改善しなければ意味ありませんよね。
また一時的には改善するものの、長期経過のなかで再発する場合もあるようですから、ある程度の期間を設けたら良いと思います。
>症状が消えなかった場合について
症状が消えてから費用を支払うなども、一案だと思います。
審美でなく肩こり・頭痛の改善を求めておられるので、もし改善しなければ意味ありませんよね。
また一時的には改善するものの、長期経過のなかで再発する場合もあるようですから、ある程度の期間を設けたら良いと思います。
回答3
天神デンタルクリニック(福岡市中央区)の児玉です。
回答日時:2011-10-10 12:47:43
お二人の先生に賛成です
>最近は耳鳴りも始まり耳鼻科を受診したところ、噛み合わせが原因だと言われました。
ということでかみ合わせ専門で相談をされたら、かみ合わせのアドバイスをされるのは当然ですが
>噛み合わせと肩こり、頭痛との関連性については、証明されていません
>この治療により将来どの様な不具合が生じるのか
歯を削ってしまうと元の自分の歯に戻ることはありません
>長期経過のなかで再発する場合
再度かみ合わせをいじって治療しますか?
かみ合わせをいじらなくても、治療できる先生を探して相談されることをお勧めします。
>最近は耳鳴りも始まり耳鼻科を受診したところ、噛み合わせが原因だと言われました。
ということでかみ合わせ専門で相談をされたら、かみ合わせのアドバイスをされるのは当然ですが
>噛み合わせと肩こり、頭痛との関連性については、証明されていません
>この治療により将来どの様な不具合が生じるのか
歯を削ってしまうと元の自分の歯に戻ることはありません
>長期経過のなかで再発する場合
再度かみ合わせをいじって治療しますか?
かみ合わせをいじらなくても、治療できる先生を探して相談されることをお勧めします。
相談者からの返信
相談者:
ケロQさん
返信日時:2011-10-10 20:55:31
回答4
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2011-10-10 22:36:09
全くの個人的なアイデアです。
科学的ではないかもしれません。
上下の歯の位置関係がまあまあなら歯を全く削らずに、レジン充填を咬合面にして上下の歯をかみ合わせるようにするかもしれません。
ただしこの場合は自費診療になると思います。
ただセラミックを入れるよりは価格的に安いと思います。
あまり咬合面のレジン充填は長持ちしませんが、とりあえずかみ合わせる事ができるようになれば肩こりが改善するかもしれません。
改善するようなら、セラミックにするという二段階でいくかもしれません。
科学的ではないかもしれません。
上下の歯の位置関係がまあまあなら歯を全く削らずに、レジン充填を咬合面にして上下の歯をかみ合わせるようにするかもしれません。
ただしこの場合は自費診療になると思います。
ただセラミックを入れるよりは価格的に安いと思います。
あまり咬合面のレジン充填は長持ちしませんが、とりあえずかみ合わせる事ができるようになれば肩こりが改善するかもしれません。
改善するようなら、セラミックにするという二段階でいくかもしれません。
回答5
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2011-10-11 06:06:52
西山です
しっかり噛み合っているのに、顎関節症、肩こりなど生じている人もいます。
年を取るほど歯は磨り減っていきます。
また、歯も抜けて噛み合わせも不安定になっていきます。
しかし、顎関節症患者は年を取るほど減って行きます。
これが事実です。
あと、顎関節症は慢性疾患ですので完治は困難で、通常は改善、あるいは緩和という状態を目標として治療に取り組みます。
参考にしてください。
しっかり噛み合っているのに、顎関節症、肩こりなど生じている人もいます。
年を取るほど歯は磨り減っていきます。
また、歯も抜けて噛み合わせも不安定になっていきます。
しかし、顎関節症患者は年を取るほど減って行きます。
これが事実です。
あと、顎関節症は慢性疾患ですので完治は困難で、通常は改善、あるいは緩和という状態を目標として治療に取り組みます。
参考にしてください。
回答6
大野歯科医院(群馬県前橋市)の大野です。
回答日時:2011-10-11 08:07:29
多くの場合、治療して治らなかった人は、以後そのクリニックには行かないので、成功した患者さんしか診ていない主治医は、勘違いすることがあります。
これは自省をこめて・・・
これは自省をこめて・・・
回答7
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2011-10-11 09:32:16
ご相談ありがとうございます。
確かに噛み合わせと身体との関連は、無視できないといわれています。
たとえば、難聴と噛み合わせの関連はあるという報告もでています。
しかし、それでは治療方法はというと簡単ではありません。
難聴については効果があったといわれていますが、後の症状については西山先生の説明通りです。
逆にうまくいかなかった場合のことを、先に考えておいた方が良いと思います。
そもそも歯を大きく削ってかぶせる治療は、皆様が考えている以上に高度な治療です。
したがって、想定できることですが、かぶせた後の問題も生じると用心して始めた方が安心です。
それを片側だけ一度にすませてしまうと、今の噛み合わせに合わせて良いのかの問題も増えます。
またなぜ連結するのかの問題も増えています。
先生方の回答どおり、慎重な方法もいろいろある中で、その先生の自信の根拠や今までの実績として、長期間経過した後の写真とかレントゲンとかを治療前と比較できるように見せていただけると、分かりやすいかもしれません。
今急ぐ必要がなければ、良く検討する段階ではないでしょうか。
確かに噛み合わせと身体との関連は、無視できないといわれています。
たとえば、難聴と噛み合わせの関連はあるという報告もでています。
しかし、それでは治療方法はというと簡単ではありません。
難聴については効果があったといわれていますが、後の症状については西山先生の説明通りです。
逆にうまくいかなかった場合のことを、先に考えておいた方が良いと思います。
そもそも歯を大きく削ってかぶせる治療は、皆様が考えている以上に高度な治療です。
したがって、想定できることですが、かぶせた後の問題も生じると用心して始めた方が安心です。
それを片側だけ一度にすませてしまうと、今の噛み合わせに合わせて良いのかの問題も増えます。
またなぜ連結するのかの問題も増えています。
先生方の回答どおり、慎重な方法もいろいろある中で、その先生の自信の根拠や今までの実績として、長期間経過した後の写真とかレントゲンとかを治療前と比較できるように見せていただけると、分かりやすいかもしれません。
今急ぐ必要がなければ、良く検討する段階ではないでしょうか。
相談者からの返信
相談者:
ケロQさん
返信日時:2011-10-11 23:39:32
回答8
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-10-12 09:07:34
>今回の治療は見送り何らかの治療法を見つけたいと思います。
無難な選択に思えます。
後に戻れない治療(削って被せる / 矯正する)の前に、試してみるべきことがあると思います。
タイヨウ先生の、過去の回答など参考になるかもしれませんね。
無難な選択に思えます。
後に戻れない治療(削って被せる / 矯正する)の前に、試してみるべきことがあると思います。
タイヨウ先生の、過去の回答など参考になるかもしれませんね。
回答9
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2011-10-12 09:22:09
ん? (・_・)
僕ですか?
諸先生方の書かれている通りなので、何も僕が書き足す事は無いのですが…。
特にさがら先生の書かれている
「逆にうまくいかなかった場合のことを、先に考えておいた方が良い」
ですかね。
僕ならまずは西山先生が行っているような、「不可逆的治療は避ける」と言う方向で考えるでしょうね。
つまり、筋肉の緊張の改善や習癖の改善を行うでしょうね。
それで、ある程度方向性が見えたら咬合器上で咬み合わせのどこに問題があるかを考え、(可能な限り天然歯を削らない範囲で)レジンを盛り上げたりして安定して咬める位置を探すでしょうか。
最終的には柴田先生の書かれているように、「改善するようならセラミックにするという二段階でいく」と言う事になるでしょうか。
ただ、こう言った方法は、健康保険でカバーされている方法ではありませんし、1〜2回の通院で治るものではありません。
僕の治療の進め方が遅いだけかもしれませんが、多くの方が1年、2年かけてご自身で安定した咬み合わせを探っていかれます。
気長に、安心してお付き合いできる歯医者さんを探される事をお勧めいたします。
以上、私見ですが、参考にされてください…。
僕ですか?
諸先生方の書かれている通りなので、何も僕が書き足す事は無いのですが…。
特にさがら先生の書かれている
「逆にうまくいかなかった場合のことを、先に考えておいた方が良い」
ですかね。
僕ならまずは西山先生が行っているような、「不可逆的治療は避ける」と言う方向で考えるでしょうね。
つまり、筋肉の緊張の改善や習癖の改善を行うでしょうね。
それで、ある程度方向性が見えたら咬合器上で咬み合わせのどこに問題があるかを考え、(可能な限り天然歯を削らない範囲で)レジンを盛り上げたりして安定して咬める位置を探すでしょうか。
最終的には柴田先生の書かれているように、「改善するようならセラミックにするという二段階でいく」と言う事になるでしょうか。
ただ、こう言った方法は、健康保険でカバーされている方法ではありませんし、1〜2回の通院で治るものではありません。
僕の治療の進め方が遅いだけかもしれませんが、多くの方が1年、2年かけてご自身で安定した咬み合わせを探っていかれます。
気長に、安心してお付き合いできる歯医者さんを探される事をお勧めいたします。
以上、私見ですが、参考にされてください…。
相談者からの返信
タイトル | 肩こりや頭痛は噛み合わせに問題あり?セラミック治療を勧められます |
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質問者 | ケロQさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 43歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
噛み合わせ(咬合)治療 歯医者への不信感 歯科と全身疾患その他 頭痛、めまい 肩こり |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。