銀歯の中に虫歯の恐れがあるのに銀歯が外れない

相談者: KENTAさん (38歳:男性)
投稿日時:2011-10-15 23:36:19
こんばんわ。
早速ですがご相談です。


先日のレントゲン審査で右上7番と左上7番の銀歯(金属冠)に虫歯(黒い影)の恐れがあると言う事で、一度銀歯を外し治療することを強く勧められました。
痛みはほとんどありません。

そこで昨日勧める治療を受けに行きました。

最初に麻酔をかけられ少し時間が経過した後に銀歯を外す作業に入たのですが(恐らくドリル等で10分程度グリグリと)虫歯に恐らくなっていないため銀歯の中が固くで銀歯が外せないとの事。
レントゲンで見た黒い影は薬品の可能性もあるとのお話もされてました。


結局そんなに痛みがないのなら少し様子を見ましょうとの事。
素人的に考えますと銀歯を外すことはそんなに難しい事ではないと思うのですがいかがでしょうか。
あえて外さなかったと考えて宜しいでしょうか。



他にも多数、歯の問題を抱えておりこのまま継続して通院するか悩んでおります。
また今後どういう治療をしていけばいいかアドバイスをいただければと思います。


宜しくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-10-16 06:42:41
KENTA さん
おはようございます

銀歯といえども、どの様に作成されたかで、歯にしっかりと装着されている場合もあります。

非常に若い頃に作成された場合、土台と冠が一緒になった様な物が装着されている場合がありますが、レントゲン写真では、銀歯だけの場合と区別が難しく、外れなくて冷汗をかくこともあります。

十分なお時間をお取りしていれは、途中で諦める事もないと思いますが、それにかける時間と効果と、リスクを考えて、見込み違いだったと判断されたと思われます。


理想的には治療しておいた方が良いと考えられる場合であっても、治療というものは、必ず何らかのリスクを伴いますので、そのバランスで判断されるものですから、ご心配ならば、もう一度、治療しなくて良いのかどうかを先生にご相談されれば良いと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: KENTAさん
返信日時:2011-10-17 00:11:47
ご返信有難うございます。

この銀歯はそんなに新しい物ではございません。
耐久性を考えますと、例え虫歯でなくとも作り直しにしたほうが宜しいでしょうか。

その場合、この銀歯を外すことは出来るのでしょうか?


尚、1本(右上7)は前回の治療からほんの少しだけ銀歯が浮いてしまったような気がします。
(銀歯を押すと空気が入っているような音がかすかに)

隣の親知らずの影響かも知れませんが少し痛みも。



アドバイスをいただけますよう宜しくお願い致します。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-10-17 10:40:27
>耐久性を考えますと、例え虫歯でなくとも作り直しにしたほうが宜しいでしょうか。

んん…。
難しいですね。

クラウン自体に耐久性が無い」とは考えられません。
適切に作られたクラウンは20年でも30年でも持つものだと考えます。

しかしながら多くの場合、クラウン自体の問題としてではなく、中の歯が虫歯になっていたり、隣の歯をぬかざるを得なくなり、ブリッジを作成する事になり、クラウン自体を壊さざるを得ない事が多いような気がします。


なので、不具合が無ければ何も壊す必要はないと思います。


しかし、

>前回の治療からほんの少しだけ銀歯が浮いてしまったような気がします。

と言う事で、「壊れかけのクラウン」なのであれば、ひとおもいに壊して作り直しをされた方がよろしいかと思います。

回答 回答3
  • 回答者
誠安・瑞石牙医診所(台湾)の王です。
回答日時:2011-10-18 00:51:03
KENTAさん

こんばんは。
海外から蛇足的にコメントさせていただきます。


>耐久性を考えますと、例え虫歯でなくとも作り直しにしたほうが
宜しいでしょうか。

銀歯自体の耐久性という理由で変え換える、再治療されるというのは殆どないと言えますが、ご指摘されておられる「虫歯」、二次う蝕で土台となられている歯自体の治療のために変え換えが必要になったりすることは多くあります。


また、虫歯の他に、補綴物(銀歯)と土台の歯との間に隙間や段差がありますと、こういったところには歯垢が溜まりやすくなります。

隙間や段差が大きければ、歯ブラシ歯間ブラシを駆使しても磨ききれるものではありませんので、適切なブラッシングが不可能になります。
そしてプラーク歯石が溜まり、歯周病の原因になってしまいます。


これを防止するためには、十分に清掃ケアが出来るようなピッタリ合った適合の良い補綴物に変え換えなければなりません。



その他にも他の治療で(根管治療やその再治療、ブリッジ等の補綴物、部分入れ歯の作成など)変え換えなければならない場合もあります。

主に以上のような理由で変え換える方が多いのです。



KENTAさんの場合、これらの問題があって変え換えられるのであれば無難なのではないかと思いますが、こちらでは実際の状態が分かりませんので、何ともお答え出来ません・・・・・

以上の問題点がないかどうか、担当の先生にお聞きになられたら如何でしょうか。



>その場合、この銀歯を外すことは出来るのでしょうか?

銀歯を外すことは、もちろん可能です。

ただ、一つ例外があります。

宮下先生が言われておられる、
→<土台と冠が一緒になった様な物が装着されている場合がありますが、レントゲン写真では、銀歯だけの場合と区別が難しく>
のような構造をしたポスト・クラウンは、非常に困難です。

KENTAさんの「この」銀歯がどの様な銀歯なのか分かりませんので、こちらのご質問にもお答え出来ませんが、ポスト・クラウンでなければ、殆どの銀歯は撤去が可能です。



>尚、1本(右上7)は前回の治療からほんの少しだけ銀歯が浮いてしまったような気がします。
>(銀歯を押すと空気が入っているような音がかすかに)

前回銀歯を外されるために削られた部分は、現在どのようになっておられるのですか?

セメントで仮詰め状態なのでしょうか?
それとも、既に他の修復材料で補修なさってあるのでしょうか?



>隣の親知らずの影響かも知れませんが少し痛みも。

親不知に何らかの問題があると担当の先生が言われているのでしょうか?

例えば、虫歯がある、歯肉炎になっている部位がある、生え方の問題で右上7と隣接した隙間に食べ物が挟まりやすい(食片圧入)など。

そういった親不知独自の問題であれば、こちらを先に解決なさってから、右上7の処置に掛かられたほうが、問題の複雑化を回避出来るのではないかと思います・・・・



いずれにしても、歯ごとの問題を一つ一つ的確に銘記し計画性を持って治療に臨まれたほうが、急いであちらこちらと無計画に手を着けられるよりは良いと思いますので、担当の先生と今一度、治療計画についてよく話し合われて下さいね。

では、お大事になされて下さい。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: KENTAさん
返信日時:2011-10-24 01:27:25
ご返信有難うございます。
度々申し訳ありませんがご教授願います。

>KENTAさんの「この」銀歯がどの様な銀歯なのか分かりませんので、こちらのご質問にもお答え出来ませんが、ポスト・クラウンでなければ、殆どの銀歯は撤去が可能です。

ポストクラウンですと撤去が出来ないのでしょうか。
仮に虫歯の場合はどうしたらよいのでしょうか?




>前回銀歯を外されるために削られた部分は、現在どのようになっておられるのですか?

セメントで仮詰め状態なのでしょうか?
>それとも、既に他の修復材料で補修なさってあるのでしょうか?

⇒以前の銀歯のままです。
ドリルで10分くらいいじった結果、虫歯の可能性が低いので外せないと。
表面的なキズはよく分かりませんが依然とあまり変わりません。
ちなみに見た感じあまり設備は揃ってません。



親不知に何らかの問題があると担当の先生が言われているのでしょうか?

>例えば、虫歯がある、歯肉炎になっている部位がある、生え方の問題で右上7と隣接した隙間に食べ物が挟まりやすい(食片圧入)など。

⇒右上8の親知らずが少しだけ頭を出てます。
少し窪んでいるのでそこに詰まりやすいです。
それが原因で右上7が虫歯になっている可能性が高いというお話もされてました。

ちなみに右上7と6の間(どちらも銀歯)を歯間ブラシで磨いてみたら少し臭かったです。
臭い=虫歯の疑いありとの理解で宜しいでしょうか。



タイトル 銀歯の中に虫歯の恐れがあるのに銀歯が外れない
質問者 KENTAさん
地域 非公開
年齢 38歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ クラウンの作り直し・再治療
クラウン(差し歯・被せ)のトラブル
二次カリエス(2次的な虫歯)
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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