[写真あり] 虫歯ではない上顎の親不知は抜かなくてもよいですか?
相談者:
yu-uuさん (27歳:女性)
投稿日時:2011-10-20 22:09:53
回答1
森永歯科医院(千葉県安房郡鋸南町)の森永です。
回答日時:2011-10-20 22:38:02
状況により様々なケースが考えられますが、
メリット;
歯牙移植のドナーになる
ブリッジの支台になる
などの可能性あり
デメリット;
前の第2大臼歯の歯磨きがしづらい
下方向に移動(挺出)すると、かみ合わせの邪魔になる(干渉)
というところでしょうか。
「位置の大きな異常がなく、歯磨きも可能」であれば、急ぐ必要は余りないようにも思います。
メリット;
歯牙移植のドナーになる
ブリッジの支台になる
などの可能性あり
デメリット;
前の第2大臼歯の歯磨きがしづらい
下方向に移動(挺出)すると、かみ合わせの邪魔になる(干渉)
というところでしょうか。
「位置の大きな異常がなく、歯磨きも可能」であれば、急ぐ必要は余りないようにも思います。
回答2
沼尾デンタルクリニック(栃木県日光市)の沼尾です。
回答日時:2011-10-20 23:38:38
こんばんは
>「位置の大きな異常がなく、歯磨きも可能」であれば、急ぐ必要は余りないようにも思います。
私も森永先生の意見に同意します。
親知らずの抜歯の可否はケースバイケースなので、主治医とご相談して決めていけばいいと思います。
>「位置の大きな異常がなく、歯磨きも可能」であれば、急ぐ必要は余りないようにも思います。
私も森永先生の意見に同意します。
親知らずの抜歯の可否はケースバイケースなので、主治医とご相談して決めていけばいいと思います。
回答3
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2011-10-21 18:21:49
yu-uu さん、こんにちは
親知らずについては抜歯に積極的な先生と、そうでない先生がいらっしゃいます。
どちらが正しいというわけではありませんが、私は以前大学に在籍していた頃、親知らずが原因で辛い思いをされていた患者さんを多く拝見したために、どちらかといえば積極的に抜歯をおすすめします。
以下うちのクリニックのHPからの抜粋ですが・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
親知らずは必ず抜かなければならないものなのでしょうか?
そして親知らずを抜く条件とはなんでしょう?
1.痛みや腫れの原因になっている場合
2.痛みが無くても虫歯になっている場合。
(ただしごく初期の虫歯であれば保存可能)
3.横になって生えていたり、斜めになっている場合。
(この場合親知らずの周りの炎症がおきる可能性が非常に高い)
4.咬む相手がない場合
(歯というものは上下の歯で咬むことによって仕事をするので存在価値がない)
5.他の歯に悪影響を及ぼす可能性がある場合
親知らずがあることで他の歯に悪影響を与えたりすることがあります。
例えば下の写真のように前の歯(第2大臼歯)の後ろ側に虫歯を作ってしまったりすることも良くあることです。
こうなると前の歯は神経を抜かなければならなくなってしまうこともあります。
上記の場合親知らずの抜歯の適応になると考えています。
また、親知らずは一番後からはえてくることもあり虫歯になりやすく、ハブラシが届きにくいことから炎症も起きやすい歯です。
そして、特に下の親知らずは炎症を起こすと比較的短時間で重症になりやすく、生命が危険にさらされることもあります。
そのような理由から、最終的には「抜いてしまう」という運命になることが非常に多い歯です。
あともう一つ、女性の場合は妊娠することでホルモンの影響により口の中の炎症がおきやすくなります。
もし妊娠を予定されている方は、自分の親知らずの状態を歯科医院で確認して診てもらった方が良いでしょう。
妊娠してから痛くなっても、レントゲンを撮影したり薬を飲んだり抜歯をしたりするのは難しいのです。
・・・・・・・・・・・・・
ということで、余程のことがない限り抜歯が適応になることが多いです。
参考になれば幸いです。
画像1
親知らずについては抜歯に積極的な先生と、そうでない先生がいらっしゃいます。
どちらが正しいというわけではありませんが、私は以前大学に在籍していた頃、親知らずが原因で辛い思いをされていた患者さんを多く拝見したために、どちらかといえば積極的に抜歯をおすすめします。
以下うちのクリニックのHPからの抜粋ですが・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
親知らずは必ず抜かなければならないものなのでしょうか?
そして親知らずを抜く条件とはなんでしょう?
1.痛みや腫れの原因になっている場合
2.痛みが無くても虫歯になっている場合。
(ただしごく初期の虫歯であれば保存可能)
3.横になって生えていたり、斜めになっている場合。
(この場合親知らずの周りの炎症がおきる可能性が非常に高い)
4.咬む相手がない場合
(歯というものは上下の歯で咬むことによって仕事をするので存在価値がない)
5.他の歯に悪影響を及ぼす可能性がある場合
親知らずがあることで他の歯に悪影響を与えたりすることがあります。
例えば下の写真のように前の歯(第2大臼歯)の後ろ側に虫歯を作ってしまったりすることも良くあることです。
こうなると前の歯は神経を抜かなければならなくなってしまうこともあります。
上記の場合親知らずの抜歯の適応になると考えています。
また、親知らずは一番後からはえてくることもあり虫歯になりやすく、ハブラシが届きにくいことから炎症も起きやすい歯です。
そして、特に下の親知らずは炎症を起こすと比較的短時間で重症になりやすく、生命が危険にさらされることもあります。
そのような理由から、最終的には「抜いてしまう」という運命になることが非常に多い歯です。
あともう一つ、女性の場合は妊娠することでホルモンの影響により口の中の炎症がおきやすくなります。
もし妊娠を予定されている方は、自分の親知らずの状態を歯科医院で確認して診てもらった方が良いでしょう。
妊娠してから痛くなっても、レントゲンを撮影したり薬を飲んだり抜歯をしたりするのは難しいのです。
・・・・・・・・・・・・・
ということで、余程のことがない限り抜歯が適応になることが多いです。
参考になれば幸いです。
画像1
回答4
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2011-10-21 18:36:19
>上二つは普通に生えている
>上二つは虫歯ではない
ご自身でそう思っていらしても、真っ直ぐに生えていないことが殆どかと思います。
上顎の7番目の歯のブラッシングの障害になっている場合(例えば↑の畑田先生のレントゲンの上顎の親不知のように、斜めに生えていたら上手にブラッシングすることは難しいでしょう)
下顎の7番と咬むことに参加していない場合(咬んだ時に痛みがあるような場合はモチロン)
親不知が廷出してきて、下顎の歯肉に傷をつけることがあれば・・・
そういった場合には、抜くことをお勧めします。
>上二つは虫歯ではない
ご自身でそう思っていらしても、真っ直ぐに生えていないことが殆どかと思います。
上顎の7番目の歯のブラッシングの障害になっている場合(例えば↑の畑田先生のレントゲンの上顎の親不知のように、斜めに生えていたら上手にブラッシングすることは難しいでしょう)
下顎の7番と咬むことに参加していない場合(咬んだ時に痛みがあるような場合はモチロン)
親不知が廷出してきて、下顎の歯肉に傷をつけることがあれば・・・
そういった場合には、抜くことをお勧めします。
回答5
やすひろ歯科クリニック(加古川市加古川町)の北野です。
回答日時:2011-10-22 06:35:19
おはようございます。
親不知に関しては悩みますよね。
僕も同じ意見ですが、痛みが過去に出たことがあるのであれば抜こうと思った時に、抜いているのがいいと思います。
痛みが出たことがなければ、そのようか気持ちが出ないかもですが・・・。
親不知に関しては悩みますよね。
僕も同じ意見ですが、痛みが過去に出たことがあるのであれば抜こうと思った時に、抜いているのがいいと思います。
痛みが出たことがなければ、そのようか気持ちが出ないかもですが・・・。
タイトル | [写真あり] 虫歯ではない上顎の親不知は抜かなくてもよいですか? |
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質問者 | yu-uuさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 27歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず) 親知らずの抜歯 その他(写真あり) 水平埋伏知歯(横向きに骨に埋まった親知らず) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。