歯列矯正中は歯茎が下がるのか?差し歯のブラックマージンを防ぎたい
相談者:
トニーさん (28歳:男性)
投稿日時:2011-10-23 05:04:02
回答1
回答日時:2011-10-23 07:57:59
矯正開始すると、もちろん歯が動き始めますので、特に歯と歯茎の境目の関係が変わってきて、差し歯の歯頚部の金属部分が目だってくることがあり、おそらく避けることはできないと思います。
矯正後に差し歯を作り直していただくことになると思いますが、矯正中にあまりにも気になるようでしたら、暫間的にコンポジットレジンで、修復することによって目立ちにくくできるかもしれません。
担当の先生とご相談ください。
だからといってブラッシングの手を抜かないようにしてください。
矯正後に差し歯を作り直していただくことになると思いますが、矯正中にあまりにも気になるようでしたら、暫間的にコンポジットレジンで、修復することによって目立ちにくくできるかもしれません。
担当の先生とご相談ください。
だからといってブラッシングの手を抜かないようにしてください。
回答2
東京国際歯科六本木(港区六本木)の宮下です。
回答日時:2011-10-23 09:20:43
トニー さん
おはようございます。
歯周病の専門医の立場からコメントいたします。
歯肉の位置が変化してきたことが気になっているようですね。
歯肉の位置は歯の健康度合いによって決定されます。
ですから、よほどのことがない限りは、矯正治療自体により変化するものではありません。
(歯をどの方向に動かすかで、若干影響はあります)
ですが、トニーさんは
「前歯の差し歯のブラックマージンが、矯正開始前より露出してきております。」
を経験されてご心配になっていらっしゃるのですね。
これは、おそらく、矯正治療前に歯肉が炎症を起こしていて、少し盛り上がっていたのが、
「矯正を始めてから磨き方を変えた」
ことで、歯肉が以前より健康になり、引き締まってきたことが理由だと考えてよいと思います。ですから、
「歯茎が下がる(ブラックマージンが露出する)のは」
矯正治療を行なわなくても、正しくブラッシングが出来ていれば、起こったことだろうと思います。
本来は、健康な歯肉になってから冠を被せて治療を終了していけば、こういうことは非常に少なくなると思うのですが、一般的には治療が先行する場合が多いと思いますので、結果、少なからず歯肉の位置が変化してしまいます。
正しくブラッシングが出来ているかどうかは、ここでは確認できませんが、そうだと仮定した場合には、このような解釈ができると思います。
おはようございます。
歯周病の専門医の立場からコメントいたします。
歯肉の位置が変化してきたことが気になっているようですね。
歯肉の位置は歯の健康度合いによって決定されます。
ですから、よほどのことがない限りは、矯正治療自体により変化するものではありません。
(歯をどの方向に動かすかで、若干影響はあります)
ですが、トニーさんは
「前歯の差し歯のブラックマージンが、矯正開始前より露出してきております。」
を経験されてご心配になっていらっしゃるのですね。
これは、おそらく、矯正治療前に歯肉が炎症を起こしていて、少し盛り上がっていたのが、
「矯正を始めてから磨き方を変えた」
ことで、歯肉が以前より健康になり、引き締まってきたことが理由だと考えてよいと思います。ですから、
「歯茎が下がる(ブラックマージンが露出する)のは」
矯正治療を行なわなくても、正しくブラッシングが出来ていれば、起こったことだろうと思います。
本来は、健康な歯肉になってから冠を被せて治療を終了していけば、こういうことは非常に少なくなると思うのですが、一般的には治療が先行する場合が多いと思いますので、結果、少なからず歯肉の位置が変化してしまいます。
正しくブラッシングが出来ているかどうかは、ここでは確認できませんが、そうだと仮定した場合には、このような解釈ができると思います。
相談者からの返信
相談者:
トニーさん
返信日時:2011-10-28 09:46:07
伊藤先生、宮下先生ありがとうございました。
また何かありましたら、よろしくお願いいたします。
また何かありましたら、よろしくお願いいたします。
回答3
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2011-10-28 09:53:19
矯正とペリオを自ら行っている立場から話しますと。
たしかに全顎の矯正を行うと、若干歯肉の位置が変わります。
これは、歯の周囲の骨が代謝することにより位置が変わります。
これを避けるためにも弱い力でゆっくり動かすことは一理ありますが、それでも矯正の前後では歯肉の位置は多少変わります。
ですので、多くの場合、矯正治療に入る前に全体的に保険治療で治療しておき、矯正が終わり、保定が終わって歯の動きが治まってきた頃に全顎の補綴を行うことになります。
なので、ウチでは全顎の矯正と補綴やインプラントオペなどを行うと4年以上かかるケースがザラです。
いまでも初診から5年かかってまだ仮歯(保険の補綴のまま)なんて人もいるくらいです
たしかに全顎の矯正を行うと、若干歯肉の位置が変わります。
これは、歯の周囲の骨が代謝することにより位置が変わります。
これを避けるためにも弱い力でゆっくり動かすことは一理ありますが、それでも矯正の前後では歯肉の位置は多少変わります。
ですので、多くの場合、矯正治療に入る前に全体的に保険治療で治療しておき、矯正が終わり、保定が終わって歯の動きが治まってきた頃に全顎の補綴を行うことになります。
なので、ウチでは全顎の矯正と補綴やインプラントオペなどを行うと4年以上かかるケースがザラです。
いまでも初診から5年かかってまだ仮歯(保険の補綴のまま)なんて人もいるくらいです
タイトル | 歯列矯正中は歯茎が下がるのか?差し歯のブラックマージンを防ぎたい |
---|---|
質問者 | トニーさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 28歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正のトラブル 歯列矯正(矯正歯科)その他 歯茎が下がった(歯肉退縮) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。