前歯クラウンを保険で繰り返すのと保険外でやるのではどちらが良い?

相談者: Eijiさん (36歳:男性)
投稿日時:2011-10-29 21:26:39
こんばんは。36歳男性です。


中学生の時に、前歯2本(上1番)が折れて、保険差し歯に変えました。

その後、高校くらいで、また同じ場所の差し歯を別な歯医者で、今度は保険外の差し歯に付け替えました。

さらに28歳くらいの時に歯茎が下がってきたためか、歯と歯茎の間に隙間ができ黒い部分が見えてきたので、さらにまた別な歯医者で再度保険外で差し歯を変えました。



しかし数年前から、また歯茎が下がり、黒い部分が見えてきたので、最近になり差し歯治療をやり直そうと思い、歯科医に通い出しました。
今回は審美性を重視し、オールセラミック治療を考えています。

そして今は、今までの差し歯を外し、仮歯の状態なのですが、、、1時間くらいで治療してもらった仮歯とは言え、歯と歯茎の隙間がほとんど目立たなくなり、これでも十分良いな、、、と思うレベルです。

元々付いていた歯のほうが保険外で、材質も良いはずなのに、1時間そこらで作った仮歯でそこまで綺麗になるとは驚きです。
いかに歯と歯茎の隙間の黒い部分が審美性を悪くしていたか、痛感しています。



そこで相談です。

いくら良い材料、技術を持って差し歯を作って頂いても、数年経って結局また歯茎が下がって、隙間の黒い部分が見えてきたら、意味が無いと思っております。

それであれば、安い保険の差し歯で治療し、それを比較的短期間(3〜5年)で繰り返しやり直すのもありかな、、、と思い始めていますが、、、いかがでしょうか?



*例えば、何回も差し歯治療を繰り返していると、土台にダメージを与えるなどの悪影響はありますか?

もうすぐ、土台の治療を始めるので、保険、保険外にするか決めなければならず悩んでいます。


出来るだけいろんな方のご意見をお聞きしたいと思っております。
もちろんメリット、デメリットがあるのと思うので、それをお教え頂ければ、自分で考えて判断させて頂きたいと思っております。

どうかよろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-10-30 10:25:12
西山です

保険だから短期間でやりなおしていけばよいというのは、あまりよい考えとはいえませんね。
皆さんが同じように考えると国の保険財政が破綻してしまいます。


冠のマージンが露出するのは保険、私費の違いよりも適合性、形態、歯肉の状態、日頃の管理などの影響のほうが大きいと思われます。

これらがきちんと出来ていなければ、私費であっても同じ結果になるのではないでしょうか。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-10-30 14:22:58
>安い保険差し歯で治療し、それを比較的短期間(3〜5年)で繰り返しやり直すのもありかな、、、と思い始めていますが、、、いかがでしょうか?

やり直しできる回数は限度があります、やり直しできなくなれば抜歯です。
一般の商品とはこの点がまったく異なります。


かかりつけの歯科医師に信頼がおけるのであれば、その歯科医師が勧めるものがEijiさんにとって良い治療だと思います。

常識的な歯科医師であれば、保険外のメリットと保険のデメリットだけではなくて、保険外のデメリットと保険のメリットも説明してくれるはずです。


最適な治療法は患者さん一人一人で異なりますので、万人に当てはまる最高の治療なんてものは存在しません。



>出来るだけいろんな方のご意見をお聞きしたいと思っております。

治療法の判断基準や歯科医師の能力は千差万別ですから、自分以外の歯科医師にとっての最適な治療法などわかるはずありません。

その患者さんにとって良い治療法は担当医にしか判断できません。

Eijiさんを診察していない歯科医師の意見を聞いたところで、Eijiさんに最適な治療法がわかるはずはないですよ。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-10-30 14:47:50
はじめまして。カワサキです。
前歯だけに、審美的な面を含めて、お気持ちよくわかります。


さて、
≫≫ 何回も差し歯治療を繰り返していると、土台にダメージを与えるなどの悪影響はありますか?

※ あります。外す時に、歯ぐき、土台、根を傷めたり、最悪は、根に亀裂やヒビが入り、抜歯しないといけなくなるケースもあります。
なるべく、やりなおしのないようにした方が、いいです。



≫≫ メリット、デメリットがあるのと思うので、それをお教え頂ければ……

※ 保険外の利点
保険と比べて。セラミックとプラスチックの比較) 

@ 透明感のある自然な白さ(審美性に優れる)

A 耐久性が良い(変色やすり減りがない)

B 生体親和性が良い(プラスチックに比べると、セラミックは、分子の構造の目が細かく、吸水・細菌の付着が少ないことが、顕微鏡レベルで、いえます。よって、歯肉へのなじみも良く、むし歯歯周病になりにくいといわれます)



さて、おおなかに、こういった、メリットがありますが、やはり、その後の、『メンテナンス(お手入れ)』が、大切です。

一般に、セラミックで治して、EIJIさんの年齢を考えると、最低10年〜できれば、15年くらい持たせたい所です。

こうも、頻繁に、やり変えるのは、(歯肉退縮を含めて)『メンテナンス(お手入れ)』が足りないと思います。
こういった、『予防歯科』を含めて、“めんどう(アフターフォロー)”もしっかりしている歯医者さんを選ばれるとよいかと思います。



ご参考までに。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-10-30 14:54:33
>数年経って結局また歯茎が下がって、隙間の黒い部分が見えてきたら、意味が無いと思っております。

問題は被せ物ではなく、歯磨き等を含んだ口の管理にあると思います。

いい機会ですので口の管理に力を注がれることをアドバイスいたします。



川崎先生とダブりましたが。




タイトル 前歯クラウンを保険で繰り返すのと保険外でやるのではどちらが良い?
質問者 Eijiさん
地域 非公開
年齢 36歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ クラウンの作り直し・再治療
その他(保険と保険外)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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