歯がない義母。孫に遺伝する?
相談者:
ラファームスさん (31歳:女性)
投稿日時:2011-11-09 22:53:47
小学校入学前の子供がいます。
本日、入学前の健康診断がありました。
歯科健診で引っかかり、虫歯が数本と、歯肉に病気があると診断されました。
虫歯も心配ですが、それ以上に歯肉の病気というところが心配です。
なぜなら、義母が歯がない人なんです。
今は2〜3本しかなく、入れ歯などもしていません。
昔の写真を見せてもらったことがあるのですが、20代のころからなかったようなんです。
本人にはなぜそのような状態になったのかなど、突っ込んだ質問はもちろんのこと、歯のことに関しては触れたことがありません。
何も分からない、だからこそ余計に心配なのですが、、、
こういうものは遺伝してしまいますか?
歯肉の病気とは、その可能性がある、ということでしょうか?
予防できるのなら、できる限りのことをしてあげたいです。
ちなみに主人も歯並びがあまり良くなく、歯も綺麗ではありませんが、義母のように、歯がないという状態ではないです。
ただ、主人の兄弟は数本、歯がないです。
主人の家系は歯が強くないみたいです。
よろしくお願いします。
本日、入学前の健康診断がありました。
歯科健診で引っかかり、虫歯が数本と、歯肉に病気があると診断されました。
虫歯も心配ですが、それ以上に歯肉の病気というところが心配です。
なぜなら、義母が歯がない人なんです。
今は2〜3本しかなく、入れ歯などもしていません。
昔の写真を見せてもらったことがあるのですが、20代のころからなかったようなんです。
本人にはなぜそのような状態になったのかなど、突っ込んだ質問はもちろんのこと、歯のことに関しては触れたことがありません。
何も分からない、だからこそ余計に心配なのですが、、、
こういうものは遺伝してしまいますか?
歯肉の病気とは、その可能性がある、ということでしょうか?
予防できるのなら、できる限りのことをしてあげたいです。
ちなみに主人も歯並びがあまり良くなく、歯も綺麗ではありませんが、義母のように、歯がないという状態ではないです。
ただ、主人の兄弟は数本、歯がないです。
主人の家系は歯が強くないみたいです。
よろしくお願いします。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2011-11-10 03:37:30
ラファームスさまこんばんわ。
お子さんの入学前検診で数本のむし歯と歯肉の問題を指摘されたわけですね、そして義母が少ししか歯が残っていないためその形質がお子さんに遺伝するのか心配になっているようですね。
個人的な臨床実感ではむし歯は遺伝というより、食生活が次の世代に受け継がれるのが遺伝と勘違いされている原因のように思います。
すなわち親が甘党なら子供も甘党になりやすいので同じようにむし歯ができると考えていいとおもいます、つまり親や祖父母が甘党なら子供や孫が小さいころからお菓子を食べ始めるようになって、結局甘党に育ってしまいむし歯ができてしまうという構図になってくると考えています。
おそらくお子さんも赤ちゃんのころからお菓子を食べ初めて、現在は甘党になってしまいお菓子をよく食べているのだと思います。
6歳くらいで数本のむし歯ができているということなのでお菓子の食べすぎがあるのでしょう、むし歯ができない範囲の量ににお菓子を減らす必要があります。
もうひとつ歯肉の病気ですがおそらく歯肉炎になっているものと思います、これもお菓子が多いとプラークが大量に付着するので歯磨きで落とすのが困難になっているのだと思います。
お菓子を減らせる事ができればプラークの量も減ってきて落としやすいプラークになってくるので歯磨きで簡単に落とせるようになります、そうすれば歯肉炎もよくなってくるでしょう。
とりあえずお菓子は一日一種類一個になさるのがむし歯予防には一番効果的だと思います、その上で歯磨きの練習をして歯磨き技術の習得ができれば永久歯むし歯ゼロは十分可能になってくるでしょう、参考になさってください。
むし歯を作らない子育て
http://www.yamadashika.jp/prevent.html#01
子育てと砂糖に関する我々の考え方
http://www.yamadashika.jp/prevent10.html
むし歯のできない砂糖の量
http://www.yamadashika.jp/prevent05.html
永久歯むし歯ゼロ達成
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=49
横浜歯科臨床座談会「はじめの一歩」育児体験集
http://www.yamadashika.jp/step.html
お子さんの入学前検診で数本のむし歯と歯肉の問題を指摘されたわけですね、そして義母が少ししか歯が残っていないためその形質がお子さんに遺伝するのか心配になっているようですね。
個人的な臨床実感ではむし歯は遺伝というより、食生活が次の世代に受け継がれるのが遺伝と勘違いされている原因のように思います。
すなわち親が甘党なら子供も甘党になりやすいので同じようにむし歯ができると考えていいとおもいます、つまり親や祖父母が甘党なら子供や孫が小さいころからお菓子を食べ始めるようになって、結局甘党に育ってしまいむし歯ができてしまうという構図になってくると考えています。
おそらくお子さんも赤ちゃんのころからお菓子を食べ初めて、現在は甘党になってしまいお菓子をよく食べているのだと思います。
6歳くらいで数本のむし歯ができているということなのでお菓子の食べすぎがあるのでしょう、むし歯ができない範囲の量ににお菓子を減らす必要があります。
もうひとつ歯肉の病気ですがおそらく歯肉炎になっているものと思います、これもお菓子が多いとプラークが大量に付着するので歯磨きで落とすのが困難になっているのだと思います。
お菓子を減らせる事ができればプラークの量も減ってきて落としやすいプラークになってくるので歯磨きで簡単に落とせるようになります、そうすれば歯肉炎もよくなってくるでしょう。
とりあえずお菓子は一日一種類一個になさるのがむし歯予防には一番効果的だと思います、その上で歯磨きの練習をして歯磨き技術の習得ができれば永久歯むし歯ゼロは十分可能になってくるでしょう、参考になさってください。
むし歯を作らない子育て
http://www.yamadashika.jp/prevent.html#01
子育てと砂糖に関する我々の考え方
http://www.yamadashika.jp/prevent10.html
むし歯のできない砂糖の量
http://www.yamadashika.jp/prevent05.html
永久歯むし歯ゼロ達成
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=49
横浜歯科臨床座談会「はじめの一歩」育児体験集
http://www.yamadashika.jp/step.html
回答2
飯田歯科(堺市南区)の飯田です。
回答日時:2011-11-10 05:51:39
遺伝的な要因が全くないわけではありません。
例えば、歯の質・唾液の質・歯周病に対する抵抗力等・・
そして、遺伝ではないですがその人に定着するお口の中の細菌の割合(実際には家族より感染するので遺伝に似ています。)
全く歯を磨いたことがないのに虫歯で悩んだことがない人も実際にはたくさんいるのも現実です。
さほど歯ブラシをしていなくても歯周病があまり進行しない人がいるのも現実にはあります。
しかし、それよりも自分が歯が強いと過信して悲惨な状態になってしまう方がその何十倍もいるのが悲しい現実ですが・・
話を元に戻しますと・・
現在は先人の研究の結果、歯が弱い人でも予防ができますのでご安心下さい。
こちらは山田先生のお話が参考になると思います。
もちろん山田先生も上記のことは十分承知だと思いますので、素人にわかりやすく実践的な話にされていると思います。
それを疑問に思われる方もいらっしゃると思いますので少し補足させて頂きました。
御参考になれば幸いです。
例えば、歯の質・唾液の質・歯周病に対する抵抗力等・・
そして、遺伝ではないですがその人に定着するお口の中の細菌の割合(実際には家族より感染するので遺伝に似ています。)
全く歯を磨いたことがないのに虫歯で悩んだことがない人も実際にはたくさんいるのも現実です。
さほど歯ブラシをしていなくても歯周病があまり進行しない人がいるのも現実にはあります。
しかし、それよりも自分が歯が強いと過信して悲惨な状態になってしまう方がその何十倍もいるのが悲しい現実ですが・・
話を元に戻しますと・・
現在は先人の研究の結果、歯が弱い人でも予防ができますのでご安心下さい。
こちらは山田先生のお話が参考になると思います。
もちろん山田先生も上記のことは十分承知だと思いますので、素人にわかりやすく実践的な話にされていると思います。
それを疑問に思われる方もいらっしゃると思いますので少し補足させて頂きました。
御参考になれば幸いです。
タイトル | 歯がない義母。孫に遺伝する? |
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質問者 | ラファームスさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 31歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 歯の異常・トラブルその他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。