根管治療中の歯の虫歯は放置していて大丈夫ですか?
相談者:
みーささん (15歳:女性)
投稿日時:2011-11-10 00:27:46
こんばんは。
こんな夜分遅くに投稿すいません。
ですがどうしても気になったので初投稿させて頂きます。
私は前歯の歯並びが悪く、右上2番と左上2番の歯が、右上と左上の1番と3番によって、後ろに押されているような形になっています。
そして先週の土曜日に広島の親戚の家へ遊びに行ったのですが、その際時々右上2番の歯が時々痛んだので、とりあえず知り合いが行っている歯医者に予約して、応急処置をしてもらうことになりました。
すると思ったより虫歯が重症だったらしく、説明をしてもらったあと歯の裏側から神経を抜きました。
その後膿を出すため穴を開けたまま薬をもらって家に帰りました。
地元に帰ったあと掛かりつけの歯医者の予約が3日後に取れて、歯を見せたところ、
「まだもうちょっと薬を飲んで様子を見ましょう」
ということでレントゲンをとって、ちょっと歯を削り(擦り?)消毒してセメントで仮の蓋をして薬をもらい帰りました。
歯医者様の説明はちゃんとしていたので、神経を抜いたり、穴をあけたままだったり・・・というところまでは納得できるのですが、肝心の虫歯で空いたままの穴はどうなるのでしょうか?
「神経を抜きますね」と言われて、治療法などを調べていたら恐らく私はこれから根管治療になると思うのですが、虫歯は早く治さなくていいのでしょうか・・・。
神経を抜くぐらいなので、虫歯はひどい状態なはずなのに、どちらの歯医者様にも何も言われなかったことがとても不安になってしまい・・・。
何も言わないので大丈夫なのだとはおもうのですが・・・。
また仮の蓋ということで(恐らく短期間用?の)セメントを埋めて貰ったのですが、次の診察まで15日も空いてしまっているため、いろいろと食べていく中で穴が空いてしまわないか心配です。
長くなりましたが質問をまとめると
・虫歯を放置していてもいいのか
・セメントは約何日ぐらい保つのか。
また歯磨きなどで磨く際に擦っても大丈夫なのか。
について教えてください。
こんな夜分遅くに投稿すいません。
ですがどうしても気になったので初投稿させて頂きます。
私は前歯の歯並びが悪く、右上2番と左上2番の歯が、右上と左上の1番と3番によって、後ろに押されているような形になっています。
そして先週の土曜日に広島の親戚の家へ遊びに行ったのですが、その際時々右上2番の歯が時々痛んだので、とりあえず知り合いが行っている歯医者に予約して、応急処置をしてもらうことになりました。
すると思ったより虫歯が重症だったらしく、説明をしてもらったあと歯の裏側から神経を抜きました。
その後膿を出すため穴を開けたまま薬をもらって家に帰りました。
地元に帰ったあと掛かりつけの歯医者の予約が3日後に取れて、歯を見せたところ、
「まだもうちょっと薬を飲んで様子を見ましょう」
ということでレントゲンをとって、ちょっと歯を削り(擦り?)消毒してセメントで仮の蓋をして薬をもらい帰りました。
歯医者様の説明はちゃんとしていたので、神経を抜いたり、穴をあけたままだったり・・・というところまでは納得できるのですが、肝心の虫歯で空いたままの穴はどうなるのでしょうか?
「神経を抜きますね」と言われて、治療法などを調べていたら恐らく私はこれから根管治療になると思うのですが、虫歯は早く治さなくていいのでしょうか・・・。
神経を抜くぐらいなので、虫歯はひどい状態なはずなのに、どちらの歯医者様にも何も言われなかったことがとても不安になってしまい・・・。
何も言わないので大丈夫なのだとはおもうのですが・・・。
また仮の蓋ということで(恐らく短期間用?の)セメントを埋めて貰ったのですが、次の診察まで15日も空いてしまっているため、いろいろと食べていく中で穴が空いてしまわないか心配です。
長くなりましたが質問をまとめると
・虫歯を放置していてもいいのか
・セメントは約何日ぐらい保つのか。
また歯磨きなどで磨く際に擦っても大丈夫なのか。
について教えてください。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2011-11-10 03:49:26
みーささまこんばんわ。
むし歯で抜髄をして、そのときのむし歯のことが気になっていらっしゃるようですね。
>・虫歯を放置していてもいいのか
そのままにしてしまうのはよくありませんが、根管治療中むし歯を放っておくことはよくあります、根管治療が終われば取り除くので事実上問題はありません。
>・セメントは約何日ぐらい保つのか。
>また歯磨きなどで磨く際に擦っても大丈夫なのか。
仮封セメントによって違ってきますが、それほど心配なさらなくても大丈夫のように思います、主治医に尋ねてみるのが一番でしょう。
参考になさってください。
むし歯で抜髄をして、そのときのむし歯のことが気になっていらっしゃるようですね。
>・虫歯を放置していてもいいのか
そのままにしてしまうのはよくありませんが、根管治療中むし歯を放っておくことはよくあります、根管治療が終われば取り除くので事実上問題はありません。
>・セメントは約何日ぐらい保つのか。
>また歯磨きなどで磨く際に擦っても大丈夫なのか。
仮封セメントによって違ってきますが、それほど心配なさらなくても大丈夫のように思います、主治医に尋ねてみるのが一番でしょう。
参考になさってください。
回答2
飯田歯科(堺市南区)の飯田です。
回答日時:2011-11-10 16:57:57
山田先生と同じ意見です。
虫歯の進行はそこまで早くはないので、根管治療が終了してから取り除いてもあまり問題はありませんよ。
たぶん担当の先生も進行すれば、やっかいな場所の虫歯(根の近くなど)は、すでに取り除いてくれていると思います。
仮のセメントも通常の歯ブラシは大丈夫です。
ただ、歯よりは軟らかいので、あまり強く力をいれて磨き過ぎは良くないですよ。
もちろんご自分の歯も、力強く磨くのは削れるのでお薦めしません。
参考になれば幸いです。
虫歯の進行はそこまで早くはないので、根管治療が終了してから取り除いてもあまり問題はありませんよ。
たぶん担当の先生も進行すれば、やっかいな場所の虫歯(根の近くなど)は、すでに取り除いてくれていると思います。
仮のセメントも通常の歯ブラシは大丈夫です。
ただ、歯よりは軟らかいので、あまり強く力をいれて磨き過ぎは良くないですよ。
もちろんご自分の歯も、力強く磨くのは削れるのでお薦めしません。
参考になれば幸いです。
相談者からの返信
相談者:
みーささん
返信日時:2011-11-10 21:34:27
回答3
回答日時:2011-11-10 22:08:18
解決後ですがちょっと気になったので。
みーささんの場合がどうかは拝見していないので分かりませんが、仮に、
「むし歯があって、そのむし歯が原因で神経が駄目になっている状態」
だったとすると、これは神経の処置をする前までに、必ずむし歯と取りきっておかなくてはなりません。
むし歯になっている歯質=細菌が沢山含まれている歯質、ということになります。
また、神経が駄目になっている原因がそのむし歯だった場合は、根管に面するところにまで感染歯質が来ているということになりますので、根管内を汚れた状態で消毒する(できない)ことになります。
よく軽視されてしまっているのですが、根管治療の目的は、
@細菌感染を可能な限り取り除くこと
A再感染を予防すること
の2つです。
具体的に言い換えると、
@・・感染歯質を完全に取り除く、感染してしまっている根管内のモノ(腐敗した神経組織や、古い根管充填材等)をきれいに取り除く、根管内の徹底した消毒、根管内に新たに細菌が入ってしまわない様にする(ラバーダムなど)、持続的に作用する消毒薬を使用して、しばらく作用させる などなど
A・・治療期間中にあらたに細菌が入ってしまわない様に緊密に仮の蓋をする、出来るだけ奇麗にした根管内を細菌の温床にならない様に緊密に埋める(根管充填)、根管治療終了後また唾液や感染歯質に侵されない様に、緊密で隙間のない土台・被せもの等で完全に蓋をする などなど
と言う処置を行います。
よく読んで頂くと分かると思うのですが、例えば
・感染歯質を取り残したまま根管治療を始める → NG
・蓋をしないで何日も放置する → NG
・抗生剤等の飲み薬で治そうとする → 意味なし
ということに「理屈としては」なります。
実際には全てのことがしっかりとはクリアされていなくても、結構問題は解決してしまいますので、どこまで追求するかはその先生や患者さんの価値観や、費用対効果など、色々な事情が絡み合って決まってくるのだと思います。
みーささんの場合がどうかは拝見していないので分かりませんが、仮に、
「むし歯があって、そのむし歯が原因で神経が駄目になっている状態」
だったとすると、これは神経の処置をする前までに、必ずむし歯と取りきっておかなくてはなりません。
むし歯になっている歯質=細菌が沢山含まれている歯質、ということになります。
また、神経が駄目になっている原因がそのむし歯だった場合は、根管に面するところにまで感染歯質が来ているということになりますので、根管内を汚れた状態で消毒する(できない)ことになります。
よく軽視されてしまっているのですが、根管治療の目的は、
@細菌感染を可能な限り取り除くこと
A再感染を予防すること
の2つです。
具体的に言い換えると、
@・・感染歯質を完全に取り除く、感染してしまっている根管内のモノ(腐敗した神経組織や、古い根管充填材等)をきれいに取り除く、根管内の徹底した消毒、根管内に新たに細菌が入ってしまわない様にする(ラバーダムなど)、持続的に作用する消毒薬を使用して、しばらく作用させる などなど
A・・治療期間中にあらたに細菌が入ってしまわない様に緊密に仮の蓋をする、出来るだけ奇麗にした根管内を細菌の温床にならない様に緊密に埋める(根管充填)、根管治療終了後また唾液や感染歯質に侵されない様に、緊密で隙間のない土台・被せもの等で完全に蓋をする などなど
と言う処置を行います。
よく読んで頂くと分かると思うのですが、例えば
・感染歯質を取り残したまま根管治療を始める → NG
・蓋をしないで何日も放置する → NG
・抗生剤等の飲み薬で治そうとする → 意味なし
ということに「理屈としては」なります。
実際には全てのことがしっかりとはクリアされていなくても、結構問題は解決してしまいますので、どこまで追求するかはその先生や患者さんの価値観や、費用対効果など、色々な事情が絡み合って決まってくるのだと思います。
タイトル | 根管治療中の歯の虫歯は放置していて大丈夫ですか? |
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質問者 | みーささん |
地域 | 香川 |
年齢 | 15歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 高校生・中学生・小学生 |
カテゴリ |
虫歯治療 根管治療の治療法 歯磨きに関する疑問 根管治療中の仮歯・仮の詰め物 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。