純度の高いゴールドは分厚く作るために歯を削る量が多くなる?

相談者: らら3さん (38歳:女性)
投稿日時:2011-11-11 07:37:24
参考:過去のご相談
一度つけたクラウンを除去する際に歯を削る量はどれくらい?


保険外ゴールドクラウンにも、色々まじっていると思いますが、たとえばパラジウムは、コールドがやわらかすぎないように、少し硬くするために微量に入れると聞きました。


パラジウムなどを入れないと、ゴールドがやわらかすぎる為、逆に、にゴールドを分厚く作らなければならないため、歯を削る量が多くなると聞いたことがありますが、そうなのでしょうか?

それだと、「歯を削る量がセラミック類よりも少なくてすむ、」というメリットが無くなってしまいますね・・??


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-11-11 08:10:37
>歯を削る量が多くなると聞いたことがありますが

そんな事は有りません、ゴールド(金属)とセラミック(陶材)では削る量は陶材の方が多くなります。


質問には有りませんが、ゴールドには鋳造精度や延びなど陶材には無い素晴らしい点が多数あります。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-11-11 09:17:08
>純度の高い保険外ゴールドは歯を削る量が多くなる??

なりませんね^^;
 

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-11-11 10:58:56
>パラジウムなどを入れないと、ゴールドがやわらかすぎる為


もし純金を想定しているなら、厚みに関係なく変形します。

通常の歯科用高カラットゴールドは大丈夫です。

回答 回答4
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2011-11-11 17:04:50
細見先生の回答につけくわえさせていただきます。

>質問には有りませんが、ゴールドには鋳造精度や延びなど陶材には無い素晴らしい点が多数あります。

歯科用高カラットゴールドの展延性には他の材料にない素晴らしい利点があります。
臼歯部のインレーでこれに勝る物性はないと思います。
(もちろん、審美的に白い色を重視される場合は価値観が違ってきますが)

ゴールドインレーセメント合着した後、丁寧にバーニッシュすると、歯質との境をほとんど感知出来ないくらい密接させることが出来ます。
これが出来るのは、ゴールドだからです。
臨床上この特性は様々なケースで有利に働きます。



らら3さんが、歯の切削量を憂慮されていて、もしも白い歯をご希望でしたら臼歯部用レジン充填がもっとも切削量が少なくてよいですよ。
保険治療可)
(ただし、症例によって薦められない場合がある)

レジンがお嫌いで、インレーでの材質選択にお悩みでしたら、一番は、合着後のバーニッシュを丁寧にしてくれる医院での歯科用高カラットゴールドはお勧めだと思います。

ゴールド同様に切削量が少なく、白いものとしてジルコニアインレー等もありますが、医院によって取り扱いがない場合もありので、(もちろん、自費治療ですので価格も医院毎に異なります)詳しいことはやはり、通院中の歯科医院にお尋ねになられるのが一番です。




タイトル 純度の高いゴールドは分厚く作るために歯を削る量が多くなる?
質問者 らら3さん
地域 非公開
年齢 38歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ ゴールドインレー(金の詰め物)
ゴールドクラウン(金の被せ物)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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