奥歯の治療時、開けているつもりなのに大きく口を開けてと言われる
相談者:
むぎ。さん (20歳:男性)
投稿日時:2011-11-17 11:20:41
⇒参考:過去のご相談
「歯髄の興奮を抑えたり、しみ止めの目的で塗られた薬について知りたい」他
奥歯の治療をするときに「大きく口を開けて」とよく言われます。
自分では頑張って口を開けてるつもりなのですが、何度も言われ、どぉしたものかと思っています。
指で無理やり押し開けられて治療をしたのですが、実際に治療が終わった後、1日ぐらい顎が痛いです。
これは仕方ないのでしょうか?
また、仰向けの状態で口を大きく開けると気道が狭くなると思うですが「口でなく鼻で息をして」って言われても喉が閉まってるので呼吸がかなり苦しいです。
酸欠になるのではないかと思うくらいくらくらします。
口を開けてるとつばが溜まったり、呼吸がしんどかったり、口を開けるのがかなり苦しいのです。
何か口を開けるときのアドバイスなにかありましたら教えてください。
あと、治療中いつもどこを見たらよいのか迷うのですが、目は閉じるのが普通なのでしょうか?
「歯髄の興奮を抑えたり、しみ止めの目的で塗られた薬について知りたい」他
奥歯の治療をするときに「大きく口を開けて」とよく言われます。
自分では頑張って口を開けてるつもりなのですが、何度も言われ、どぉしたものかと思っています。
指で無理やり押し開けられて治療をしたのですが、実際に治療が終わった後、1日ぐらい顎が痛いです。
これは仕方ないのでしょうか?
また、仰向けの状態で口を大きく開けると気道が狭くなると思うですが「口でなく鼻で息をして」って言われても喉が閉まってるので呼吸がかなり苦しいです。
酸欠になるのではないかと思うくらいくらくらします。
口を開けてるとつばが溜まったり、呼吸がしんどかったり、口を開けるのがかなり苦しいのです。
何か口を開けるときのアドバイスなにかありましたら教えてください。
あと、治療中いつもどこを見たらよいのか迷うのですが、目は閉じるのが普通なのでしょうか?
回答1
歯科医師の松山です。
回答日時:2011-11-17 12:00:17
かみ締める癖がある人は、大きく口をあいてくれません。
縦にあけるのではなく横にあけてくれる感じです。
ですがこれは単なるかみ締める癖のある人に言えることですが、<呼吸がしんどかったり、口を開けるのがかなり苦しい>ことから前歯のかみあわせが深いタイプかもしれません。
またこのような咬みあわせの人は、かみしめる癖が多いものです。
咬みあわせには、少し問題があるとおもいます。
具体的にはどうしたらよいかは言えませんが、上記の観点で診てもらうのがよいかもしれません。
<いつもどこを見たらよいのか>
多くの人は、目をとじていますよ。
縦にあけるのではなく横にあけてくれる感じです。
ですがこれは単なるかみ締める癖のある人に言えることですが、<呼吸がしんどかったり、口を開けるのがかなり苦しい>ことから前歯のかみあわせが深いタイプかもしれません。
またこのような咬みあわせの人は、かみしめる癖が多いものです。
咬みあわせには、少し問題があるとおもいます。
具体的にはどうしたらよいかは言えませんが、上記の観点で診てもらうのがよいかもしれません。
<いつもどこを見たらよいのか>
多くの人は、目をとじていますよ。
回答2
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-11-17 13:56:51
治療される人・治療する人・・・お互い大変だったのでしょうね。
前歯も見ると大きく開いているのに、奥歯は少ししか・・といった方は結構いらっしゃいますよ。
上下の歯を軽く接触したまま、下顎を前に何度か大きくスライドさせてみてください。
かなり前まで出せますか?
そしたら、今度は口を大きく開ける運動時に、その前に出す運動を加えてみてください。
最初は難しいですが、何回かやってみて・・、何か変化はないですか?
この方法で全く効果が無ければ、ちょっと難しいかもしれません。
また、もし違和感があれば無理はしないでくださいね。
それと、松山先生が触れられましたが、’口を縦に開けるイメージ’の方がよいと思いますよ。
前歯も見ると大きく開いているのに、奥歯は少ししか・・といった方は結構いらっしゃいますよ。
上下の歯を軽く接触したまま、下顎を前に何度か大きくスライドさせてみてください。
かなり前まで出せますか?
そしたら、今度は口を大きく開ける運動時に、その前に出す運動を加えてみてください。
最初は難しいですが、何回かやってみて・・、何か変化はないですか?
この方法で全く効果が無ければ、ちょっと難しいかもしれません。
また、もし違和感があれば無理はしないでくださいね。
それと、松山先生が触れられましたが、’口を縦に開けるイメージ’の方がよいと思いますよ。
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2011-11-21 09:10:50
そうですね…。
お口を開けるのが辛い方の治療は患者さんも歯医者さんも大変ですね。
もし、開けているのが疲れてしまうようなら「バイトブロック」と言うつっかえ棒を入れておいてもらうと楽になるかもしれませんよ。
>口を開けてるとつばが溜まったり、呼吸がしんどかったり、口を開けるのがかなり苦しいのです。
アシスタントの方に事前にこの事は伝えておかれた方がよろしいかと思います。
そうするとこまめに唾を吸ってくれたり、休み休み治療を進めてもらえるようになるかも知れませんからね。
>治療中いつもどこを見たらよいのか迷うのですが、目は閉じるのが普通なのでしょうか?
できれば閉じておいて貰った方がよろしいかと思います。
歯を削っていると水やらなんやら、いろんなものが飛び散ります。
特に金属を削っている時などは、金属片が飛んで目に入ったりするとアブナイですからね。
ウチでは場合によってタオルを顔にかけてもらう事もあります。
お口を開けるのが辛い方の治療は患者さんも歯医者さんも大変ですね。
もし、開けているのが疲れてしまうようなら「バイトブロック」と言うつっかえ棒を入れておいてもらうと楽になるかもしれませんよ。
>口を開けてるとつばが溜まったり、呼吸がしんどかったり、口を開けるのがかなり苦しいのです。
アシスタントの方に事前にこの事は伝えておかれた方がよろしいかと思います。
そうするとこまめに唾を吸ってくれたり、休み休み治療を進めてもらえるようになるかも知れませんからね。
>治療中いつもどこを見たらよいのか迷うのですが、目は閉じるのが普通なのでしょうか?
できれば閉じておいて貰った方がよろしいかと思います。
歯を削っていると水やらなんやら、いろんなものが飛び散ります。
特に金属を削っている時などは、金属片が飛んで目に入ったりするとアブナイですからね。
ウチでは場合によってタオルを顔にかけてもらう事もあります。
相談者からの返信
相談者:
むぎ。さん
返信日時:2011-11-21 10:13:51
たくさんの返信ありがとうございます。
色々わかりました。
参考になります。
色々わかりました。
参考になります。
回答4
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2011-11-21 10:19:25
実際に診療していると、色々な方がおられます。
「口を開けて下さい」
と一言いうと、難なく大きく口がズーット開いておける方もいれば、
「はい、もうちょっと頑張って」
「はい、開けて〜」
「開けといてよ〜」
「はい、はい」
と、何度も何度も声をかけ続けなければ開けられない方まで。
いろいろです。
たいていの方は一度は大きく開口出来るのでバイトブロックというものを噛んでもらって顎を開口状態に固定しておいて治療を行います。
開口状態を保つことが困難な方は、
「先生に口を開け続けておくと顎が疲れる」
とお伝えしておくとよいと思います。
バイトブロックを噛ませてくれるはずです。
治療後1日くらい顎が疲れた感じがするのは仕方ないでしょう。
急に走ったりすると翌日は筋肉痛で歩く時痛いのと基本的には同じです。
ふだんいかにお口周りの筋肉を使っていないかというのが想像できます。
食べたり飲んだり、喋ったり、笑ったり、などお口周りの筋肉をよく動かす方もいれば、ほとんど動かさず小さな同じ動きだけを繰り返すだけで事足りている方までいろいろおられますから、歯医者に来て急に最大開口を維持しておく治療を受ければ、疲れが翌日まで残るのは仕方がないことでしょう。
普通の方は、数日経てば元通りに戻られますので、違和感がいつまでも残る方は顎関節症の可能性があります。
治療中に息苦しい方は、ふだん口呼吸をしているか、太っているか、組織がたるんでいる可能性があります。
気道周りの軟組織が肥厚していると仰向けで寝るだけで空気の通り道がふさがれがちになります。
そういう方は鼻での呼吸は抵抗が大きいのでつい口で息をしがちです。
睡眠時に常にいびきをしたり、口が開いている方に、歯の治療の時だけ急に、鼻で息をしろと言っても確かに非常に困難でしょう。
例えば
「今日は鼻が詰まっていて息苦しい」
などと風邪でもひいているふりをして事前に伝えておくとこまめに唾液を吸引するためにアシスタントをつけてくれたり、排唾菅という装置を口に掛けておくという対策を講じてくれますから、是非試してみて下さい。
医院の中には、治療さえできればよいと患者さんの術中の負担を全く考慮してくれない先生もおられますが、少しの器具と工夫と思いやりで不快度はかなり違ってきますから、不快なことがあれば先生に何なりとお伝えし続けることが大切だと思います。
治療中の視線に関しては何も決まりはありません。
患者さんそれぞれが色々なところを見られておられます。
確かに歯を削っている時は色々な粉末が飛び散る可能性もありますから、目をつむられるか、ご自身がお持ちのハンカチで目を覆われることをお勧めします。
多くの医院では必要な時にはお顔に薄いカバーをかけてくれると思います。
それ以外の時は、ご自由にされていいと思います。
目をつむってそのまま寝てしまわれる方もおられます。
(患者さんの術中の不快感を軽減することばかりに気を配っている歯科医のほうが、治療も上手いのかというと、そうとは言えない場合もあることは付け加えておきます。どうぞ、先生と色々な話をされてよい関係を築いていって下さい。)
「口を開けて下さい」
と一言いうと、難なく大きく口がズーット開いておける方もいれば、
「はい、もうちょっと頑張って」
「はい、開けて〜」
「開けといてよ〜」
「はい、はい」
と、何度も何度も声をかけ続けなければ開けられない方まで。
いろいろです。
たいていの方は一度は大きく開口出来るのでバイトブロックというものを噛んでもらって顎を開口状態に固定しておいて治療を行います。
開口状態を保つことが困難な方は、
「先生に口を開け続けておくと顎が疲れる」
とお伝えしておくとよいと思います。
バイトブロックを噛ませてくれるはずです。
治療後1日くらい顎が疲れた感じがするのは仕方ないでしょう。
急に走ったりすると翌日は筋肉痛で歩く時痛いのと基本的には同じです。
ふだんいかにお口周りの筋肉を使っていないかというのが想像できます。
食べたり飲んだり、喋ったり、笑ったり、などお口周りの筋肉をよく動かす方もいれば、ほとんど動かさず小さな同じ動きだけを繰り返すだけで事足りている方までいろいろおられますから、歯医者に来て急に最大開口を維持しておく治療を受ければ、疲れが翌日まで残るのは仕方がないことでしょう。
普通の方は、数日経てば元通りに戻られますので、違和感がいつまでも残る方は顎関節症の可能性があります。
治療中に息苦しい方は、ふだん口呼吸をしているか、太っているか、組織がたるんでいる可能性があります。
気道周りの軟組織が肥厚していると仰向けで寝るだけで空気の通り道がふさがれがちになります。
そういう方は鼻での呼吸は抵抗が大きいのでつい口で息をしがちです。
睡眠時に常にいびきをしたり、口が開いている方に、歯の治療の時だけ急に、鼻で息をしろと言っても確かに非常に困難でしょう。
例えば
「今日は鼻が詰まっていて息苦しい」
などと風邪でもひいているふりをして事前に伝えておくとこまめに唾液を吸引するためにアシスタントをつけてくれたり、排唾菅という装置を口に掛けておくという対策を講じてくれますから、是非試してみて下さい。
医院の中には、治療さえできればよいと患者さんの術中の負担を全く考慮してくれない先生もおられますが、少しの器具と工夫と思いやりで不快度はかなり違ってきますから、不快なことがあれば先生に何なりとお伝えし続けることが大切だと思います。
治療中の視線に関しては何も決まりはありません。
患者さんそれぞれが色々なところを見られておられます。
確かに歯を削っている時は色々な粉末が飛び散る可能性もありますから、目をつむられるか、ご自身がお持ちのハンカチで目を覆われることをお勧めします。
多くの医院では必要な時にはお顔に薄いカバーをかけてくれると思います。
それ以外の時は、ご自由にされていいと思います。
目をつむってそのまま寝てしまわれる方もおられます。
(患者さんの術中の不快感を軽減することばかりに気を配っている歯科医のほうが、治療も上手いのかというと、そうとは言えない場合もあることは付け加えておきます。どうぞ、先生と色々な話をされてよい関係を築いていって下さい。)
タイトル | 奥歯の治療時、開けているつもりなのに大きく口を開けてと言われる |
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質問者 | むぎ。さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 20歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | その他(歯科治療関連) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。