下顎前突・左側変位で外科矯正予定、手術方法について
相談者:
ナヤンデマスさん (36歳:女性)
投稿日時:2011-11-18 23:54:22
外科矯正で手術予定なのですが、手術方法で悩んでいます。
下顎前突、左側変位です。
A:上下顎手術で上顎の後方を7ミリほど上にあげて、上下の顎を耳のほうに後方上側に回転させる。
B:上の4番を左右2本抜いて、下顎を7ミリほど下げる。
なぜ悩んでいるかと言いますと、Aだと上顎の上方にあげる上げ幅が大きすぎて気道が狭くなり、術後息苦しい感じになるかもということと、将来的に太ってしまうと窒息してしまうから太らないようにと言われたことです。
口腔外科の先生も(執刀医ではない)7ミリはかなり限界いっぱいのあげ方だからできるなら、下顎だけのやり方はできないのかと、ここまでやる必要があるのかと言います。
そのように言われたのでそれを矯正の先生に言ったところ下顎だけのやり方も提示されたのですが、上の歯を抜くので鼻の下がまっすぐな感じになって口元が寂しい感じになってしまうと言われたので、下顎だけの手術にするか上下か迷っています。
理想的なのは上下、妥協するなら下顎だけという感じです。
面長なのでそれを短くするためもあるようです。
オトガイもプレート除去時にやる予定なのですが、オトガイと下顎を後ろに下げるだけでは顔の長さの印象は変わりませんか?
上顎を7ミリもあげるのはやはりリスクはありますか?
上の歯を抜歯して下げると寂しい感じになりますか?
矯正の矯正の先生に聞いても(大学病院でベテランの先生と若い先生です。説明してくれるのは若い先生です)あまりはっきり言ってくれないので迷っています。
色々質問してしまってすみません。。。
よろしくお願いします。
下顎前突、左側変位です。
A:上下顎手術で上顎の後方を7ミリほど上にあげて、上下の顎を耳のほうに後方上側に回転させる。
B:上の4番を左右2本抜いて、下顎を7ミリほど下げる。
なぜ悩んでいるかと言いますと、Aだと上顎の上方にあげる上げ幅が大きすぎて気道が狭くなり、術後息苦しい感じになるかもということと、将来的に太ってしまうと窒息してしまうから太らないようにと言われたことです。
口腔外科の先生も(執刀医ではない)7ミリはかなり限界いっぱいのあげ方だからできるなら、下顎だけのやり方はできないのかと、ここまでやる必要があるのかと言います。
そのように言われたのでそれを矯正の先生に言ったところ下顎だけのやり方も提示されたのですが、上の歯を抜くので鼻の下がまっすぐな感じになって口元が寂しい感じになってしまうと言われたので、下顎だけの手術にするか上下か迷っています。
理想的なのは上下、妥協するなら下顎だけという感じです。
面長なのでそれを短くするためもあるようです。
オトガイもプレート除去時にやる予定なのですが、オトガイと下顎を後ろに下げるだけでは顔の長さの印象は変わりませんか?
上顎を7ミリもあげるのはやはりリスクはありますか?
上の歯を抜歯して下げると寂しい感じになりますか?
矯正の矯正の先生に聞いても(大学病院でベテランの先生と若い先生です。説明してくれるのは若い先生です)あまりはっきり言ってくれないので迷っています。
色々質問してしまってすみません。。。
よろしくお願いします。
回答1
仙台東口矯正歯科(仙台市宮城野区)の堀内です。
回答日時:2011-11-19 00:30:35
ご質問の文章から、矯正医の説明を一部誤解しているのではないかという印象を受けました。
A:上下顎骨骨切手術のことだと思いますが、一体で後方回転するということであれば、上下非抜歯(ただし親知らずは抜歯)のプランでしょうか?
B:上顎だけ小臼歯抜歯を行い、下顎だけ骨きり手術で後方移動させるプランですね。
上記の推測があたっていれば、術後の気道閉塞のリスクが懸念されるのは、一般的にはBの選択です。
Aプランのように、上顎骨骨切手術を行った場合には、上顎骨の手術自体が通気性向上に寄与しますし、下顎骨の後方移動量がBプランより小さくなりますので、呼吸に悪影響を及ぼす可能性は小さくなります。
Bプランのように、上顎骨には手をつけないで、下顎骨のみ後方移動する場合には、閉塞性睡眠時無呼吸症の発症リスクが増加します。
一方、上顎骨を7ミリ上方に移動させるという計画はあまり一般的ではないですが、最近では手術術式の改良もあり、そのような症例報告もあります。
上顎骨上方移動のリスクについては、ぜひ口腔外科執刀医に質問してください。
なお、術後の顔貌変化については、定番の質問ですから、矯正担当医に、できるだけ御自身の状態に近い過去症例の記録をみせていただいてはいかがでしょうか?
面長で下顎前突の方に、Aプラン、Bプランを適用した過去の記録写真を矯正医に求めれば、はっきりとイメージできると思います。
納得できる説明がなければ、セカンドオピニオンを求めても良いかもしれません。
ご参考にしてください。
A:上下顎骨骨切手術のことだと思いますが、一体で後方回転するということであれば、上下非抜歯(ただし親知らずは抜歯)のプランでしょうか?
B:上顎だけ小臼歯抜歯を行い、下顎だけ骨きり手術で後方移動させるプランですね。
上記の推測があたっていれば、術後の気道閉塞のリスクが懸念されるのは、一般的にはBの選択です。
Aプランのように、上顎骨骨切手術を行った場合には、上顎骨の手術自体が通気性向上に寄与しますし、下顎骨の後方移動量がBプランより小さくなりますので、呼吸に悪影響を及ぼす可能性は小さくなります。
Bプランのように、上顎骨には手をつけないで、下顎骨のみ後方移動する場合には、閉塞性睡眠時無呼吸症の発症リスクが増加します。
一方、上顎骨を7ミリ上方に移動させるという計画はあまり一般的ではないですが、最近では手術術式の改良もあり、そのような症例報告もあります。
上顎骨上方移動のリスクについては、ぜひ口腔外科執刀医に質問してください。
なお、術後の顔貌変化については、定番の質問ですから、矯正担当医に、できるだけ御自身の状態に近い過去症例の記録をみせていただいてはいかがでしょうか?
面長で下顎前突の方に、Aプラン、Bプランを適用した過去の記録写真を矯正医に求めれば、はっきりとイメージできると思います。
納得できる説明がなければ、セカンドオピニオンを求めても良いかもしれません。
ご参考にしてください。
回答2
回答日時:2011-11-19 08:31:40
お書きになったことだけではもうひとつ状況がよくわかりませんが、
A,B案について、提案いただいた先生に同じような手術をした過去の患者さんの写真見せていただければいいのですが。
上顎骨の挙上手術は時々行われますが、後方部の7ミリというのはかなり大きな量です。
そもそもこの両案は矯正医が立てたのか、口腔外科医が立てたのか、それとも両者が共同で立てたものかどれでしょう。
「口腔外科の先生も(執刀医ではない)7ミリはかなり限界いっぱいのあげ方だからできるなら、下顎だけのやり方はできないのかと、ここまでやる必要があるのかと言います。」
という記載から矯正医単独で立てた計画のようです。
作図的にはいいように見えても、実際の手術では目標まで達成できないこともあります。
両方の先生を交えてしっかりご相談ください。
頤形成については、それによりさらに顔面高の短縮も図ることができます。
最初の手術結果を見て、プレート除去時までに再考していただければいいと思います。
A,B案について、提案いただいた先生に同じような手術をした過去の患者さんの写真見せていただければいいのですが。
上顎骨の挙上手術は時々行われますが、後方部の7ミリというのはかなり大きな量です。
そもそもこの両案は矯正医が立てたのか、口腔外科医が立てたのか、それとも両者が共同で立てたものかどれでしょう。
「口腔外科の先生も(執刀医ではない)7ミリはかなり限界いっぱいのあげ方だからできるなら、下顎だけのやり方はできないのかと、ここまでやる必要があるのかと言います。」
という記載から矯正医単独で立てた計画のようです。
作図的にはいいように見えても、実際の手術では目標まで達成できないこともあります。
両方の先生を交えてしっかりご相談ください。
頤形成については、それによりさらに顔面高の短縮も図ることができます。
最初の手術結果を見て、プレート除去時までに再考していただければいいと思います。
回答3
オレフィス矯正歯科(名古屋市中区)の戸苅です。
回答日時:2011-11-19 12:01:11
>オトガイもプレート除去時にやる予定なのですが、オトガイと下顎を後ろに下げるだけでは顔の長さの印象は変わりませんか?
>上顎を7ミリもあげるのはやはりリスクはありますか?
>上の歯を抜歯して下げると寂しい感じになりますか?
シミュレーションで視覚的にわかりやすくすることができるので、矯正担当医に聞いてみてください。
ただし、あくまでシミュレーションであって、実際とはちがいます。
>上顎を7ミリもあげるのはやはりリスクはありますか?
>上の歯を抜歯して下げると寂しい感じになりますか?
シミュレーションで視覚的にわかりやすくすることができるので、矯正担当医に聞いてみてください。
ただし、あくまでシミュレーションであって、実際とはちがいます。
タイトル | 下顎前突・左側変位で外科矯正予定、手術方法について |
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質問者 | ナヤンデマスさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 36歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 外科矯正 下顎前突(受け口) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。