3歳、歯科治療による舌の付け根の傷が水風船のように膨れる

相談者: フニフニさん (32歳:女性)
投稿日時:2011-11-20 15:49:22
こんにちは。
よろしくお願いいたします。


【経緯】

先月、3歳の子供が全身麻酔(入院)で歯科治療を受けました。

その際に、左下の奥から3番目(C〜D)?くらいの歯の舌の付け根辺りを傷つけてしまったので2針縫いました。と言われ、抗生物質のお薬をいただき帰宅しました。

薬はしっかり飲み続けて、最初何日かは問題ありませんでした。

しかし、今月初めに縫ったところに違和感(紫っぽくなっている)があり、病院に電話したところ

「糸が紫だからじゃないですか?」
「心配なら連れてきてもいいし、検査の日まで待ってもいい。」

と言われました。

あと何日かで術後検査の日だったので、その日まで待つことにしました。

それから、術後検査の日までに傷の場所がぷくっと膨れてきて、検査当日には1cm以上もの水風船のようなできものが出来てしまいました。

検査当日は、縫った際に唾液の腺を縫ってしまったようですので、次回の治療の時にメスで取ります。と言われました。
痛みもないし、放っておいても大丈夫。とも言われました。


【質問】

●治療の際にできた傷を縫うことは、歯科医師で可能なのでしょうか?

●唾液の腺を縫ってしまう。ということは、頻繁に起こる事なのでしょうか?

●膨れているのは、本当に「唾液の腺を縫った」という理由なのでしょうか?(何か他の炎症ではないのか?)

●今はもっと膨れてきてしまって痛そうだし、大丈夫か心配なのですが、「痛みもないし、放っておいても大丈夫。」という部分も、本当なのでしょうか?

全く知識がなく、言われるがままに「はい。わかりました。」と帰宅してしまったのですが、帰ってから家族と話してる内に、なんとなく「腑に落ちないなぁ」という気持ちになり質問させて頂きました。

上記の疑問点を皆さまに教えて頂くことで、自分も納得もしたいし、万が一、どこかに考えられないような点があるようでしたら、歯科医院へも正しい対応をしたい&してもらいたいと思っています。


以上、たくさんの質問で申し訳ありませんが、教えて頂けますと助かります。

どうぞよろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-11-20 16:52:24
>●治療の際にできた傷を縫うことは、歯科医師で可能なのでしょうか?

その場に居る歯科医師が縫わなければ、どなたが縫うのでしょうか。
出血多量で危険な状態が予測される場合意外には、あまり考えられません。


>●唾液の腺を縫ってしまう。ということは頻繁に起こる事なのでしょうか?

頻繁に起こるかどうかはわかりません。


>●膨れているのは、本当に「唾液の腺を縫った」という理由なのでしょうか?(何か他の炎症ではないのか?)

診てもいないのでわかりかねます。


>●今はもっと膨れてきてしまって痛そうだし、大丈夫か心配なのですが「痛みもないし、放っておいても大丈夫。」という部分も本当なのでしょうか?

>病院に電話したところ「心配なら連れてきてもいいし、検査の日まで待ってもいい。」

と言てくださるくらい良い対応をしてくださる病院ですので、個人的にはそれを信じてよいものと思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-11-20 18:21:41
Q1 資格的になんら問題ないと思います。

Q2 唾液腺には大きな唾液腺と小さな唾液腺があります。
有名な大唾液腺耳下腺(おたふくかぜになる)があります。
小さな唾液腺はあちこちに数多くありますので、縫合の際糸が唾液腺か、それから出てくる管をくるんでしまったと思います。
頻繁ではないでしょうが、十分考えられる事だと思います。

Q3 それは私達には分かる範囲ではないと思います。

Q4 痛みがあれば連絡してみていただく事をオススメします。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: フニフニさん
返信日時:2011-11-21 15:45:40
>小林先生

お忙しい中、ご回答ありがとうございました。


>その場に居る歯科医師が縫わなければ、どなたが縫うのでしょうか。
>出血多量で危険な状態が予測される場合意外には、あまり考えられません。

当然のことと教えて頂き、納得いたしました。
ありがとうございました。


>頻繁に起こるかどうかはわかりませんが
>>3歳の子供が全身麻酔(入院)で歯科治療を受け
>ることよりは多いかもしれません。

「そこまで少なくはない」といった受け止め方で良いのでしょうか?

自分の気持ち(全身麻酔は極稀)と現実(全身麻酔をする方は意外に多く何ヶ月もの予約待ちだった)が、少し違っていたもので、取り違えていましたら教えてください。


>良い対応をしてくださる病院ですので、個人的にはそれを信じてよいものと思います。

良い先生かなと感じていたのですが、初めての病院だったのと、周囲から「本当に大丈夫なの?それ?」と言われ、なかなか事例も見当たらなかったことで、どんどん不安や疑問に変わっていってしまいました。

先生のお言葉で納得&安心することができました。

また

●膨れているのは本当に「唾液の腺を縫った」という理由なのでしょうか?(何か他の炎症ではないのか?)

こちらの件につきまして、

>診てもいないのでわかりかねます。

とのこと、そうだと思いますm(_ _)m

もしよろしければ1つだけ教えていただきたいのですが、「唾液の腺を縫った場合」と「何かの炎症の場合」では、膨れ方の違い等はないのでしょうか?

以上、よろしくお願いいたします。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: フニフニさん
返信日時:2011-11-21 15:59:21
>柴田先生

お忙しい中、ご回答ありがとうございました。


Q1
当然のことと教えて頂き、納得いたしました。
ありがとうございました。

Q2
とても勉強になりました。
とても細かく教えていただきありがとうございました。

Q3
「分かる範囲ではない」とのこと、そうだと思いますm(_ _)m

Q4
はい。ありがとうございます。
痛みがあるようでしたら連絡してみようと思います。


また、Q2&Q3につきまして、2点質問させていただきたい点がございます。

●「唾液腺やそれから出てくる管」というのは、先生達の目からは見えない&分からないものなのでしょうか?

●「唾液の腺を縫った場合」と「何かの炎症の場合」では、膨れ方の違い等はないのでしょうか?

もしよろしければ教えてください。
お礼の返信のつもりでしたのにすみません。。。

よろしくお願いいたします。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-11-21 17:25:01
全身麻酔をする方は意外に多く何ヶ月もの予約待ちだった

以前、とある自治体の全身麻酔下で歯科診療をするセンターに関わっていたことがあるのですが、実数はさほど(アヤフヤな表現で申し訳ありません)多くはなかったような覚えがあります。

ただ、週に2回×午前・午後1人ずつと受け入れキャパに限界があり、結果として何ヶ月もの予約待ちにならざるを得なかったように思います。

唾液腺を縫ってしまう事例数と、全身麻酔下での歯科受診者数を比較することは次元が違う項目であり、それ自体に意味がなかったと思いますので、回答1での発言は撤回&訂正させていただきます。
ゴメンナサイ。


>周囲から「本当に大丈夫なの?それ?」と言われ

歯科医療関係者からの発言でなければ、少なくともこの件に関しては、受け流すのが賢明かと思います。


>「唾液の腺を縫った場合」と「何かの炎症の場合」では

膨れ方の違いですが、広い意味で「唾液の腺を縫った場合」は「何かの炎症の場合」に含まれると思います。
「何かの炎症の場合」には、その他に、細菌の感染などが挙げられるかと思います。
膨れ方の違いは、おそらく明確には分らないかもしれません。


>「唾液腺やそれから出てくる管」

をですが、お口の中のみならず唇にもありますが、その数、大小合わせて数百個にも及びます。
肉眼でその全てを見ることは、まず不可能かと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: フニフニさん
返信日時:2011-11-23 09:51:03
>小林先生

ご回答ありがとうございました。


>週に2回×午前・午後1人ずつと受け入れキャパに限界があり、結果として何ヶ月もの予約待ちにならざるを得なかった

そうなんですか。。
限られた人数しか治療できないんですね;
さほど多くないというのも納得ですし、自分の理解も深まりました。
詳しく教えて頂きまして、ありがとうございました。


>唾液腺を縫ってしまう事例数と、全身麻酔下での歯科受診者数を比較することは次元が違う項目であり

いえいえ。
何もわからない私にとっては次元が違う項目だとしても、比較していただく事でとても分かりやすく助かりました。


>歯科医療関係者からの発言でなければ〜受け流す

はい。
そうですね、流されないように気を付けようと思います。


>広い意味で「唾液の腺を縫った場合」は「何かの炎症の場合」に含まれる
>膨れ方の違いは、おそらく明確には分らない

そうなんですか・・。
教えて頂きありがとうございます。

診てもらう病院&先生を信じるしかないですね。
何か変化があったり不安がでてきた場合は、病院&先生にちゃんと聞いてみようと思います。


>お口の中のみならず唇にもありますが、その数、大小合わせて数百個にも及びます。
>肉眼でその全てを見ることは、まず不可能かと思います。

唇にもあるんですか。
しかも数百だなんてビックリしました!
そんなにあるんじゃ、まず不可能というのも何となくですが納得です。。


またこの度は、お忙しい中たくさんのご回答をありがとうございました。
小林先生のおかげで、心配&不安&疑問もかなり解消&解決できました。
診てもらっている病院&先生を信じて、お任せしていこうと思います。

本当にありがとうございましたm(_ _)m



タイトル 3歳、歯科治療による舌の付け根の傷が水風船のように膨れる
質問者 フニフニさん
地域 非公開
年齢 32歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 小児歯科治療
舌、粘膜、唇の病気・異常その他
歯医者への不信感
全身麻酔
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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