咬合調整で顎にトラブル

相談者: ケンタパパさん (45歳:男性)
投稿日時:2011-11-26 13:07:04
参考:過去のご相談
根管治療後に痛くて噛むことができなくなった


<状態>
仮歯で噛んだとき痛みがあり右下6番を治療中です。

数日前、「咬合調整で痛みがなくなるかもしれない」と、先生が下顎を持ち何回も開閉しました。
ベッドに寝たままの調整は初めてで、あごヒゲも数本抜け、ハードな治療だという印象でした。
その後、前顎がガクガクとなりだし治らなくなりました。



<質問@>
咬合調整で顎関節症が起こったんでしょうか。


<質問A>
この咬合調整は一般的なんですか。
僕は初めてなんですが。


<質問B>
この状態が数日続いていますが自然に治りますか。
早く治療するほうが治りますか。


<質問C>
整形外科に行ったほうがいいですか。
同じ歯科医院で治してもらえるでしょうか。


<質問D>
この歯科医院は行くたびに担当の先生が代わるんですが、これは普通のことなんでしょうか。


どうぞよろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-11-26 13:26:52
咬合調整顎関節症が起こったんでしょうか。

それは判りません。


>この咬合調整は一般的なんですか。
>僕は初めてなんですが。

寝かせての咬合調整でしょうか?
微妙な咬合調整は起こしてしますが、大まかの処や咬合が安定している場合は寝かせててする事も有ります。

下顎をもち開閉させることがでしょうか?
顎の筋肉をリラックスさせるのにする事は有ります。



>この状態が数日続いていますが自然に治りますか。
>早く治療するほうが治りますか。

取りあえずは一度診てもらった方が良いですね。



>整形外科に行ったほうがいいですか。
>同じ歯科医院で治してもらえるでしょうか。

同じ歯科医院で良いと思います。



>この歯科医院は行くたびに担当の先生が代わるんですが、これは普通のことなんでしょうか。

医院のシステムの問題だと思います、その様な医院も有ります。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ケンタパパさん
返信日時:2011-11-26 14:05:17
細井先生ありがとうございました。
別の先生で次の質問をお願いします。



<状態>
咬合調整の際、先生が、ベッドに寝かせたまま下顎を持ち何回も開閉して調整を試みました。

ベッドに寝たままの調整は初めてで、あごヒゲも数本抜け、ハードな治療だという印象でした。
その後、前顎がガクガクとなりだし治らなくなりました。


<質問@>
咬合調整で顎関節症が起こったんでしょうか。


<質問A>
寝かせて下顎を持ち何回も開閉させる(あごヒゲが抜ける位なので力が入ったもよう)咬合調整は一般的なんでしょうか。


<質問B>
先生方にとっては「咬合調整で顎がガクガクしてしまった」ことは騒ぐほどのことでないと思うかもしれませんが、患者側は歯にトラブルをかかえている上に、咬合調整前にはまったく問題のなかった顎までトラブルをかかえてショックを受けるのは自然なことだと思いますが、治療する側の先生方にとっては「こういうのは事故でも何でもなく、黙殺する事例」なんでしょうか。
88チャンネルの先生方の誠意ある回答が聞きたいです。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-11-26 16:44:37
@診ていないので判りません。
顎関節症なのかの判断も出来かねます。


Aあごひげを多く蓄えていらっしゃるのでしょうか。
ご自身で、スムーズに顎が開閉できない場合には、術者側が
>下顎を持ち何回も開閉させる
ことになろうかと思います。

質問 ケンタパパさんは
>武術が趣味
とのことですが、力が入りすぎて、スムーズな開閉が出来なかったのではないかと想像しています。
私は泣かせてはしませんが、寝かせての咬合調整も場合によっては行っています。



Bどなたに対しても、どの先生方も
>誠意ある回答
をされていると私は思っています。

いろいろな事例を拝見させていただいて、一般の皆さまのみならず、歯科医師自身が勉強になるサイトだと確信しています。

正直に、熱心に、そして無報酬で対応されている先生方にこれ以上、何がご希望なのでしょうか。

症例相談ではなくサイトへのご意見であれば運営者にお伝えください。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-11-26 18:36:20
西山です

まず、担当医にこの変化について報告されましたか?
実際に治療を行った担当医が、一番あなたの情報を持っていますので、まずは相談し、腑に落ちない部分についてこちらに質問してみてはいかがでしょうか。

たしかに、示された内容からは顎関節症かどうかも判断できません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ケンタパパさん
返信日時:2011-11-26 19:50:26
小林先生、お返事ありがとうございました。
少し長くなりますが、誠意を持って返信させていただきます。

『正直に、熱心に、そして無報酬で対応されている先生方にこれ以上何がご希望なのでしょうか。』とのお返事にびっくりし、自身の文章を読み返し、つくづく自分の書き方がまずかったと思いました。

88チャンネルの先生方の無償の奉仕に感激と頭が下がる思いは私も小林先生と同様です。



細見先生は、他の質問者への回答を含め読ませていただき、最も信頼している先生のお一人です。

細見先生の回答は、今まで特に熱心に読ませていただいていました。
なぜなら、細見先生の簡潔な回答の中には、非常に大切な部分が含まれると思うことがしばしばあったからです。

それは(今回の私のように)、歯の悩みで少しがんじがらめになっている相談者の心を、明快な答えでストンと軽くしてくれるからです。
今回もそう受け止めましたし、『顎の筋肉をリラックスさせるため・・』、『同じ歯科医院でいいと思う』、『システムの違いでそういう歯科医院もある』等の回答をいただき安心することができました。

今回、他の先生のご意見も聞こうと思ったのは、単純に顎の調子が悪く、より多くの情報があれば助かると思ったからです。


それから、『88チャンネルの先生方が誠実でない』という意味では全くありません。

私たちの年代になりますと、親や友人の病気や死の経験を通じ、多かれ少なかれ医療に対する不信を抱くような場面に出くわします。
その経験の中で、残念ながら医師や病院の誠意のない態度に直面した経験も、同世代ならおそらく私だけではないと思います。
私も、自身の医学の知識のなさも含めまして、悔いながら家族を見送った経験があります。

このサイトを見つけたとき、『こんな善意のサイトが運営されているとは』と、家族で感激しました。
そして、信頼できる医療をめざす先生方の高い志に感動しました。



今回の顎の件ですが、『歯医者さんに行ったら単なるクレームって言われるかなあ・・・』という、自分の医療不信もわずかながらあり、88の先生方なら、(一部で横行する隠蔽とは無縁の先生方なら)、誠実に話を聞いてくれるという思いが、あの質問の文章になりました。

小林先生のご指摘どおり、誤解をまねくつたない文章でした。
一時でも細見先生に誤解を与えたなら申し訳なく、この返信を通じて先生に真意が伝わることを願うばかりです。


88の先生方の高い理想に敬意を払い、いままでのご回答に対し心からお礼を申し上げます。
志を応援する者として、これからも88の掲示板で勉強させていただきます。

本当にありがとうございました。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ケンタパパさん
返信日時:2011-11-26 19:52:47
西山先生、ご返信ありがとうございました。

先生のおっしゃる通り、来週早々に主治医を訪ねてみることにします。

東京医科歯科大には顎関節治療部があるのですね。
今回、顎関節で悩んでいる先生の患者さん方の気持ちが、少しだけ理解できたような気がします。


お忙しい中、回答をいただき本当にありがとうございました。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-11-26 22:42:54
ケンタパパさん


このサイトに投稿される方にはいろいろな悩みがお在りです。
歯科医療に不信をもたれたことから、解決の糸口を求めてわざわざ投稿いただきましたのに、強い口調で、今時の言葉でいう“上から目線”で書いてしまいましたことについて、この数時間、ずっと考えていました。

もし、このままケンタパパさんが、いわゆる歯科難民になってしまったら、どうしようかと。
ご返信嬉しく拝見いたしました。
本当にありがとうございました。



ところで、ケンタパパさんも細見先生のファンだそうですね。
私も、回答者の先生方の中で、最も尊敬しているんですよ。
勝手に「○○細見」と仇名までつけて。

実は未だ、会ったことすらないのですが、簡潔明快な回答には惚れ惚れするところ大ですね。
せめて来年の春までには、出来ましたら2月上旬辺りにお目にかかれればと模索しているところです。


ケンタパパさんとは、また、この相談掲示板上でお目に掛かるかと思います。
回答者の先生方ともどもよろしくお願いいたします。




タイトル 咬合調整で顎にトラブル
質問者 ケンタパパさん
地域 非公開
年齢 45歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 噛み合わせ(咬合)治療
顎関節症
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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