[写真あり] 痛みのない水平埋伏知歯を抜歯するか悩んでいます

相談者: まさゆきさん (34歳:男性)
投稿日時:2011-12-04 20:31:38
はじめまして、よろしくお願いします。

水平埋没型の親知らずを抜くべきかどうかで迷っています。

以前に、上の親知らずを抜いたときに、下の親知らずは埋まっているから口腔外科で手術をしなければならないと言われました。
その先生には、痛みがないならば、今は無理に抜く必要はないと言われました。

先日、別の歯医者歯科検診に行った際に、下の親知らずのことで相談し、レントゲンを撮ってみてもらったところ、

「今、痛みがなくても、これから長いこと使わなければいけない、手前の奥歯に悪い影響を与えて、健康な奥歯まで抜くことになるかもしれない。
抜くことが出来るなら抜いた方がいいと思います。」

と言われ、紹介状を書いてもらいました。

そして、口腔外科で診察を受けたところ、

「深いところに埋まっていて、唇の神経との距離が近いので、痺れ等が残る時があります。」

と言われました。

抜歯をした方がよいと言ってくださった先生も、しない方がよいと言ってくださった先生も両方の意見はよくわかります。

気になって調べていたところ、こちらのサイトを見つけて、埋没型の親知らずを抜いてトラブルを抱えている方が多くいることに驚きました。

現在、痛み等の自覚症状は全くありません。
抜歯をした方がよいかご意見をお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-12-04 21:54:56
まさゆきさんの

水平埋没型の親知らず

「必要」かどうかについては、診てもいないのでお答えは出来かねます。

私見を申しますと、自覚症状の有無に関わらず、一部分が見えている親知らずと、肉眼では見えなくても審査器具で直接触れることの出来る親知らずについては、抜くことをお勧めします。

7番=第二大臼歯の遠心にダメージを与えることが想定されるからです。

自覚症状が出た時には、7番=第二大臼歯の遠心にダメージ発生が始まったものと思っています。

ちなみに、埋没ではなく、埋伏歯といいます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: まさゆきさん
返信日時:2011-12-04 22:07:40
小林先生

早速、回答いただきありがとうございます。
埋伏型だったんですね。
すみませんでした。

私の場合は、レントゲンを見ながら説明では、骨をだいぶ削らないといけないと言われたので、審査器具では触れられない状態だと思います。

先生の回答ですと、第二大臼歯にダメージが発生する前に、やはり処置をしておいた方がよいと言うことでしょうか。

手術を受けた場合のリスクと考えても、抜歯すべきでしょうかい。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-12-04 22:23:13
>骨をだいぶ削らないといけない

のと

>審査器具では触れられない状態

とは、別物とお考えいただいた方がよいかと思います。
お掛かりの先生に診ていただいてください。

さて、親知らずに関わらず、手術には、大なり小なり何らかのリスクを伴います。

色々な先生が、それぞれお考えもお在りかとは思いますが、私は・・・
大事なのは、第二大臼歯なのですから、第二大臼歯にダメージが発生するのが想定される場合には、まず第一に、親知らずの抜歯を考えてみます。

そして第二に、抜かずに経過観察にした際のリスクも考えてみます。

後は、それを比較した時に、抜歯を選択することが多いかなということを申し上げた次第です。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-12-05 14:19:14
まさゆきさん、こんにちは

実際に診察をしていないので、細かいことはいえませんが・・・
私は親知らずは以下のときに抜歯すべきだと考えております。
(以下HPからの抜粋になります。)

1.痛みや腫れの原因になっている場合

2.痛みが無くても虫歯になっている場合。
(ただしごく初期の虫歯であれば保存可能)

3.横になって生えていたり、斜めになっている場合。
(この場合親知らずの周りの炎症がおきる可能性が非常に高い)

4.咬む相手がない場合
(歯というものは上下の歯で咬むことによって仕事をするので存在価値がない)

5.他の歯に悪影響を及ぼす可能性がある場合

親知らずがあることで、他の歯に悪影響を与えたりすることがあります。
例えば下の写真のように、前の歯(第2大臼歯)の後ろ側に虫歯を作ってしまったりすることも良くあることです。
こうなると、前の歯は神経を抜かなければならなくなってしまうこともあります。

今回のまさゆきさんのケースは、3もしくは5に当てはまる可能性が高いですね。

また神経の麻痺のリスクがある場合にはCTを撮影することで
リスクの予測ができ、抜歯する際に配慮することでリスクを減らせることができると思います。

参考になれば幸いです。

画像1画像1

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-12-05 21:30:58
こんばんわ

迷いますよね・・・。
こればっかしは意見のわかれるところだと思います。

僕は、埋まっている度合いによって抜歯を進める場合と進めない場合があります。

今回、どれくらい埋伏しているんでしょうね。。

その度合いによってわかれますが、ファイナルアンサーはご自分で決めるしかありません(>_<)。

神経の走行の関係は、CTを取って根っこの先端と神経の関係を診てから決められてはいかがでしょうか。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2011-12-06 01:10:42
歯科用CTを撮影して、詳しく状況を把握される事をお勧めします。

又、歯科用CTで拝見すれば、出来る限り小さい傷口で手術して下さる工夫をして下さる可能性も高くなる、と思いますので。

麻痺とかのトラブルの回避でも効果が有ると思われます。

恐いでしょうが、若くて回復力の高いうちに抜歯された方が、感染を起こして汚れている条件で抜歯に到るよりも宜しいのではないのでしょうか?

私自身もそのような抜歯を自分が患者になり抜歯していただきましたが、歯冠を取り残され治りが悪くて苦労した経験があります。

でも患者さんの経験が出来た事は良かったと思っています。

その経験上からも、若いうち、歯科用CTで確認する、をお勧めします。

お大事に。

回答 回答6
  • 回答者
飯田歯科(堺市南区)の飯田です。
回答日時:2011-12-06 01:40:55
諸先生のおっしゃるように、将来に障害が出る可能性があれば抜歯をお勧めいたしますし、CTでの確認をお勧めいたします。
(最近は便利な装置がかなり普及しております。
しかも、保健治療の適用になっております。)


神経に接触が認められる場合には・・

1.歯冠の一部のみ削り、歯の位置が移動して神経より歯根が離れるのを期待して、離れてから抜歯。

2.それでも離れないようであれば、部分矯正治療で無理やり神経より離す治療も医院に依っては可能かもしれませんね。

3.完全に神経を歯根が抱きかかえてしまっている場合には、かなり経験のある口腔外科医に依頼したほうが良いかもしれませんが、この可能性はかなり低いと思います。

とにかく安全にトラブルにならないように、細心の注意を払う方が良いですよね。
しかし、トラブルになるのは、非常に稀なケースであるのは事実です。
しっかり相談してから勇気を持って対応することをお勧めいたします。

ご参考になれば幸いです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: まさゆきさん
返信日時:2011-12-07 06:54:58
小林先生、畑田先生、北野先生、松元先生、飯田先生
たくせんの先生方から回答いただきまして、ありがとうございました。

歯のCTというのもあるんですね。
口腔外科の先生に相談して、神経との関係や、抜歯する歯の位置などよく確認してもらい、自分で納得してから手術を行うか決めることにしました。

たいへん参考になりました。
ありがとうございました。



タイトル [写真あり] 痛みのない水平埋伏知歯を抜歯するか悩んでいます
質問者 まさゆきさん
地域 非公開
年齢 34歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず)
親知らずの抜歯
その他(写真あり)
水平埋伏知歯(横向きに骨に埋まった親知らず)
回答者




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