歯列矯正で神経の無い6番を抜き、健全歯4番の抜歯を回避したい
相談者:
晴天さん (35歳:女性)
投稿日時:2011-12-07 12:28:42
この夏から歯列矯正を始めて、抜歯する歯のことで悩んでいます。
矯正歯科では上下とも左右4番の歯を抜くことを進められました。
ですが右上6番の歯が神経を抜いており、不安があるので、私としては右上のみ6番を抜いて、健康な4番の歯を残しておきたいです。
問題の6番の歯は、レントゲンで見る限り、神経を綺麗に処理しきれておらず、詳しくはよくわからないが、このままずっともつかもしれないし、何年後かにダメになるかもしれないし、わからないとのことです。
その6番の歯は、15年ほど前に治療したものですが、鼻風邪をひいたときに痛む他、風邪もひいていないのにひどい痛みが出て、食事に苦労することがここ何年かで2度ありました。
(歯科に行く前に2・3日で治ってしまうのですが)
また、固い物を噛んだときに ミシッと鳴って激痛が走り、歯が折れたかと思ったこともあります。
担当の先生曰く、6番の歯を抜くのはかなりイレギュラーであり、噛むのに要となる歯なのでお薦めしないこと、もし抜いて矯正を進めると7番の歯が前に傾く可能性があると説明をいただきましたが、私としては6番の歯を残すことにかなり不安があります。
強く希望して右上のみ6番抜歯、他は4番抜歯にしてもらうことになりましたが、ここにきて不安になってます。
このような場合、左右のバランスは悪くならないでしょうか?
噛み合わせなども心配です。
今後考えうるデメリットを教えて下さい。
よろしくお願いします。
矯正歯科では上下とも左右4番の歯を抜くことを進められました。
ですが右上6番の歯が神経を抜いており、不安があるので、私としては右上のみ6番を抜いて、健康な4番の歯を残しておきたいです。
問題の6番の歯は、レントゲンで見る限り、神経を綺麗に処理しきれておらず、詳しくはよくわからないが、このままずっともつかもしれないし、何年後かにダメになるかもしれないし、わからないとのことです。
その6番の歯は、15年ほど前に治療したものですが、鼻風邪をひいたときに痛む他、風邪もひいていないのにひどい痛みが出て、食事に苦労することがここ何年かで2度ありました。
(歯科に行く前に2・3日で治ってしまうのですが)
また、固い物を噛んだときに ミシッと鳴って激痛が走り、歯が折れたかと思ったこともあります。
担当の先生曰く、6番の歯を抜くのはかなりイレギュラーであり、噛むのに要となる歯なのでお薦めしないこと、もし抜いて矯正を進めると7番の歯が前に傾く可能性があると説明をいただきましたが、私としては6番の歯を残すことにかなり不安があります。
強く希望して右上のみ6番抜歯、他は4番抜歯にしてもらうことになりましたが、ここにきて不安になってます。
このような場合、左右のバランスは悪くならないでしょうか?
噛み合わせなども心配です。
今後考えうるデメリットを教えて下さい。
よろしくお願いします。
回答1
仙台東口矯正歯科(仙台市宮城野区)の堀内です。
回答日時:2011-12-07 13:21:58
予後に不安を抱える根管治療経験歯が存在する場合には、根管治療を得意とする歯科医院での精密精査を受け、その「診断結果」および「必要であれば、再治療結果」を踏まえて、矯正治療計画を立案することが理想的と思います。
@上顎大臼歯抜歯
A小臼歯を非抜歯で咬合に参加
という治療ゴールで矯正治療を開始する場合、かなり難易度の高い矯正治療となります。
また、最終的な仕上がりにたいして、ある程度の妥協が必要な場合もあります。
「どのような治療ゴールを目指すのか」、矯正担当医と患者さんの間で、具体的かつ明確なイメージを共有できないまま、見切り発車で矯正治療を開始してしまった場合には、最終的な治療結果について満足が得られずトラブルとなる可能性もあります。
矯正担当医としっかりご相談ください。
@上顎大臼歯抜歯
A小臼歯を非抜歯で咬合に参加
という治療ゴールで矯正治療を開始する場合、かなり難易度の高い矯正治療となります。
また、最終的な仕上がりにたいして、ある程度の妥協が必要な場合もあります。
「どのような治療ゴールを目指すのか」、矯正担当医と患者さんの間で、具体的かつ明確なイメージを共有できないまま、見切り発車で矯正治療を開始してしまった場合には、最終的な治療結果について満足が得られずトラブルとなる可能性もあります。
矯正担当医としっかりご相談ください。
回答2
回答日時:2011-12-07 14:11:32
6番は歯科界では咬合の鍵とも言われ、咬合力も強く、できれば抜きたくない歯であることは確かです。
ただ虫歯などでどうしても保存不可能、あるいは予後不良が予測される場合には抜歯されることがあります。
一昔前にはしばしばありました。
抜歯による矯正治療に際し、小臼歯の変わりに問題が大きいと思われる6番を抜くことは十分ありえます。
できることなら左右対称にアプローチしたいと思いますが、今回のように右上6番、後は4番3本抜歯での矯正でもほとんど問題ない結果を得られると思います。
7番の傾斜に関してはほとんどの場合にはテクニック的に改善できます。
ただ上顎洞との関係で完全に正すことができないこともあります。
さらに6番抜歯の場合には、なるべく8番まで配列し、咬合に参加させたいと思いますので、期間的には長引くことが多いと思われます。
ただ虫歯などでどうしても保存不可能、あるいは予後不良が予測される場合には抜歯されることがあります。
一昔前にはしばしばありました。
抜歯による矯正治療に際し、小臼歯の変わりに問題が大きいと思われる6番を抜くことは十分ありえます。
できることなら左右対称にアプローチしたいと思いますが、今回のように右上6番、後は4番3本抜歯での矯正でもほとんど問題ない結果を得られると思います。
7番の傾斜に関してはほとんどの場合にはテクニック的に改善できます。
ただ上顎洞との関係で完全に正すことができないこともあります。
さらに6番抜歯の場合には、なるべく8番まで配列し、咬合に参加させたいと思いますので、期間的には長引くことが多いと思われます。
回答3
オレフィス矯正歯科(名古屋市中区)の戸苅です。
回答日時:2011-12-07 14:35:12
イレギュラーな抜歯部位ですが、治療結果を大きく左右するほどではないと思います。
治療の難易度が高くなり、治療期間が長くなる可能性があります。
抜歯部位は左右対称の方が理想的なのは間違いありません。
しかし、今回のような抜歯矯正で、日常生活に大きな影響が出る事はないと思います。
治療のゴールが最初の提案とは若干異なる可能性があるので、担当医とよく話し合ってください。
治療の難易度が高くなり、治療期間が長くなる可能性があります。
抜歯部位は左右対称の方が理想的なのは間違いありません。
しかし、今回のような抜歯矯正で、日常生活に大きな影響が出る事はないと思います。
治療のゴールが最初の提案とは若干異なる可能性があるので、担当医とよく話し合ってください。
相談者からの返信
相談者:
晴天さん
返信日時:2011-12-07 21:01:17
タイトル | 歯列矯正で神経の無い6番を抜き、健全歯4番の抜歯を回避したい |
---|---|
質問者 | 晴天さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 35歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
矯正で抜いた・抜く予定 抜歯:4番(第一小臼歯) 抜歯:6番(第一大臼歯) 歯列矯正の治療法 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。