噛み合せが分からず困っています。再度詰め直す治療は危険ですか?
相談者:
なかようさん (36歳:女性)
投稿日時:2011-12-04 11:54:24
こんにちは。
20年ほど前から顎関節症でしたが、さほどひどくなく過ごしていました。
ですが3年前に精神的に不安定になり、噛み合わせが全くわからなくなり、物を噛むと右の七番がガチガチあたってしまいどこでかんでいいのか全く分からなくなってしまいました。
噛みしめもひどく右側頭部が酷く痛み、肩首もガチガチです。
歯医者に行くと詰め物を削り調整されましたが、翌日から更にひどい頭痛でした。
慌てて以前通っていた歯医者に行くと
「絶対削ってはいけなかった。」
と言われ、マウスピースをして過ごしています。
今は精神面は落ち着きましたが、削った奥歯が全くあたっていないので物がよく噛めず、いびきもひどく、少ししゃべりにくいなどの症状があります。
もう一度詰めなおしてかみ合わせをよくしたいのですが、やはりこれ以上さわるのは危険なのでしょうか?
20年ほど前から顎関節症でしたが、さほどひどくなく過ごしていました。
ですが3年前に精神的に不安定になり、噛み合わせが全くわからなくなり、物を噛むと右の七番がガチガチあたってしまいどこでかんでいいのか全く分からなくなってしまいました。
噛みしめもひどく右側頭部が酷く痛み、肩首もガチガチです。
歯医者に行くと詰め物を削り調整されましたが、翌日から更にひどい頭痛でした。
慌てて以前通っていた歯医者に行くと
「絶対削ってはいけなかった。」
と言われ、マウスピースをして過ごしています。
今は精神面は落ち着きましたが、削った奥歯が全くあたっていないので物がよく噛めず、いびきもひどく、少ししゃべりにくいなどの症状があります。
もう一度詰めなおしてかみ合わせをよくしたいのですが、やはりこれ以上さわるのは危険なのでしょうか?
回答1
川崎歯科クリニック(中野区大和町)の川崎です。
回答日時:2011-12-04 12:10:13
はじめまして。カワサキです。
なかようさん、いろいろと大変でしたね……
さて、
@ 咬み合わせは、不用意に削るのはよくないですが、合わないままもよくないです。
もう一度、詰めなおして、『全体的な咬み合わせ』を、チェック・よくしてもらいましょう。
A 『生活習慣』(癖:頬づえ、寝ぐせ、姿勢など)、『咬み癖』 (食いしばり・歯ぎしりなど)のチェック。
改善も、担当の先生に相談しましょう。
早くよくなるといいですね。
お大事になさって下さい。
なかようさん、いろいろと大変でしたね……
さて、
@ 咬み合わせは、不用意に削るのはよくないですが、合わないままもよくないです。
もう一度、詰めなおして、『全体的な咬み合わせ』を、チェック・よくしてもらいましょう。
A 『生活習慣』(癖:頬づえ、寝ぐせ、姿勢など)、『咬み癖』 (食いしばり・歯ぎしりなど)のチェック。
改善も、担当の先生に相談しましょう。
早くよくなるといいですね。
お大事になさって下さい。
回答2
歯科医師の松山です。
回答日時:2011-12-04 12:11:18
かみ締める癖をやめ、自分の咬みあわせの中心を探すことを止めることがまず必要です。
<奥歯が全くあたっていないので>
そのうえで、咬みあわせを高くしていくことが必要だと思います。
噛みしめ自身が、咬合高径の低下を来しますから、重要ですよ。
欠損歯があると、いろいろな意味で難しくなります。
咬みあわせに問題があると思われる人の治療をしていて、一番難しいと感じるのは、咬みあわせを探してしまう人です。
<奥歯が全くあたっていないので>
そのうえで、咬みあわせを高くしていくことが必要だと思います。
噛みしめ自身が、咬合高径の低下を来しますから、重要ですよ。
欠損歯があると、いろいろな意味で難しくなります。
咬みあわせに問題があると思われる人の治療をしていて、一番難しいと感じるのは、咬みあわせを探してしまう人です。
回答3
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2011-12-04 16:04:03
西山です
我々の所にも歯科治療をしていないにもかかわらず,自分のかみ合わせがわからなくなってしまった方は数は多くありませんが来院します.
今回のように、精神的な不安定からくる2次的なものである場合もありますし,関節の骨の変化や歯周病などにより咬み合わせが実際に変化している場合もあります.
ただ,噛み合わせの変化だけでなく,噛み合わせを探してしまうという行動が強い場合は,この行動を何らかの方法で減少させる必要があります(全くなくす必要はないでしょう).
そうしないと,わずかな歯の調整などによって,余計に新たな咬み合わせを確認して探してしまうようになります.
そうすると,”不必要に”噛み合わせてしまう時間が増えますので,筋肉もつかれて来ます.筋肉が疲れてくるとさらに顎を閉じてくる位置が変化して余計に咬み合わせがずれたりする感覚が強くなってしまうことも考えられます.
行動療法によって余計な行動を減らしてゆくことがまず必要になると思われますが,精神的に不安定になっ他ということですので,心療内科的アプローチも必要になるかもしれません.
時には、抗うつ薬の服用も考慮したほうがよい場合もあり得るでしょう.
ちなみに,マウスピースは一日のうちでどの時間帯に使用しているのでしょうか.
もし,日中も使用しているようであればこれは中止したほうがよいと考えます.
一日中の使用を長期間続けていると,そもそものかみ合わせが変化してしまうことも考えられます.
この方がその後の対応が大変になってしまいますので.
>削った奥歯が全くあたっていないので
これは,あくまでも削った歯の当たりが弱くなったということでしょうから,他の歯の高さは低くなっていないはずです.
したがって,全体のかみ合わせを高くする必要性はないかと思いますので、安心されてよいのではないでしょうか.
我々の所にも歯科治療をしていないにもかかわらず,自分のかみ合わせがわからなくなってしまった方は数は多くありませんが来院します.
今回のように、精神的な不安定からくる2次的なものである場合もありますし,関節の骨の変化や歯周病などにより咬み合わせが実際に変化している場合もあります.
ただ,噛み合わせの変化だけでなく,噛み合わせを探してしまうという行動が強い場合は,この行動を何らかの方法で減少させる必要があります(全くなくす必要はないでしょう).
そうしないと,わずかな歯の調整などによって,余計に新たな咬み合わせを確認して探してしまうようになります.
そうすると,”不必要に”噛み合わせてしまう時間が増えますので,筋肉もつかれて来ます.筋肉が疲れてくるとさらに顎を閉じてくる位置が変化して余計に咬み合わせがずれたりする感覚が強くなってしまうことも考えられます.
行動療法によって余計な行動を減らしてゆくことがまず必要になると思われますが,精神的に不安定になっ他ということですので,心療内科的アプローチも必要になるかもしれません.
時には、抗うつ薬の服用も考慮したほうがよい場合もあり得るでしょう.
ちなみに,マウスピースは一日のうちでどの時間帯に使用しているのでしょうか.
もし,日中も使用しているようであればこれは中止したほうがよいと考えます.
一日中の使用を長期間続けていると,そもそものかみ合わせが変化してしまうことも考えられます.
この方がその後の対応が大変になってしまいますので.
>削った奥歯が全くあたっていないので
これは,あくまでも削った歯の当たりが弱くなったということでしょうから,他の歯の高さは低くなっていないはずです.
したがって,全体のかみ合わせを高くする必要性はないかと思いますので、安心されてよいのではないでしょうか.
回答4
天神デンタルクリニック(福岡市中央区)の児玉です。
回答日時:2011-12-04 18:09:56
博多の児玉です。
>どこでかんでいいのか全く分からなくなってしまいました
私の個人的臨床経験に基づいて書いています。
舌が、原因の一旦を担っているかどうかを見つける方法の一つに
何回かかんでみてください。
舌先がいろいろ動いていませんか。
次に
舌先を上の歯の少し後ろの歯茎に付けて、何度かかんでみてください。
同じ場所でかめていませんか。
舌の関与が大きいタイプであれば、同じ位置でかんでると思います。
注意
舌先を上の歯の少し後ろの歯茎に付けるのは、あくまでも検査のための便宜的な位置であり、なかようさんの適切な位置というわけでは決してありません。
>どこでかんでいいのか全く分からなくなってしまいました
私の個人的臨床経験に基づいて書いています。
舌が、原因の一旦を担っているかどうかを見つける方法の一つに
何回かかんでみてください。
舌先がいろいろ動いていませんか。
次に
舌先を上の歯の少し後ろの歯茎に付けて、何度かかんでみてください。
同じ場所でかめていませんか。
舌の関与が大きいタイプであれば、同じ位置でかんでると思います。
注意
舌先を上の歯の少し後ろの歯茎に付けるのは、あくまでも検査のための便宜的な位置であり、なかようさんの適切な位置というわけでは決してありません。
相談者からの返信
相談者:
なかようさん
返信日時:2011-12-05 00:47:24
タイトル | 噛み合せが分からず困っています。再度詰め直す治療は危険ですか? |
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質問者 | なかようさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 36歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
噛み合わせ(咬合)治療 噛み合わせに関するトラブル 歯軋り(歯ぎしり) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。