どの歯が痛いのか自分で分からず治療をお願いできません
相談者:
babydollさん (26歳:女性)
投稿日時:2011-12-13 23:34:00
参考:過去のご相談
※半年前に深い虫歯だったが神経を温存、一週間前から痛みが…
以前も相談させていただいたのですが、載せ方がわかりませんでした…。
6日ほど前から、右上の2番、3番のあたりの歯が痛いです。
コンコンと叩いてもどちらが痛いのかよくわからないので、先生には
「どこの歯が痛いのか分かったら来てください。」
と言われました。
2番は虫歯になってしまいかなり深く削りました。
削ったのは5月頃ですが、11月になっても冷たいものがすごくしみました。
12月になってから急に歯の奥のほうが激しく痛みました。
神経が痛んでいるような、歯茎の骨が痛いんじゃないかと思うような痛みでした。
鼻の辺りまで痛いです。
大体10分以内に激痛は治まりますが、一日に何度も痛くなります。
歯茎は腫れておらず、押しても痛くありません。
歯も、コンコンと叩いても下から押してもそんなに揺れず、痛くありません。
本当に痛いのは歯なのかと疑っています…。
下の歯も痛くなる時があります。
あごの下のリンパ腺(?)がポコッと腫れていて痛いです。
レントゲンでは異常は無かったようです(膿が溜まっていますかと訊いたら、ないですねと言われましたので)。
今日は歯科に行ったら先生に
「神経を抜きますか?」
と訊かれました。
また
「痛むなら抜きましょう。」
「少し経ったら痛みが無くなるかもしれない。」
とも言われたのですが
「痛いのは本人にしかわからない。
わからないなら、どこが痛いかわかってからまた来てください。」
と言われました。
「これは神経を抜かないとダメだね〜」という感じで治療されるのだろうと思っていたので、「自分で決めるの!?」とパニックになってしまいました…。
先生が言うのは
@痛いなら神経を抜く
Aレントゲンでは膿は溜まっていない(異常なし?)
Bもしかしたらもう少し待ってみたら痛みが引くかもしれない(原因の説明がなし)
C痛みがもっと酷くなったら、どの歯が痛いのか分かるので、分かったらまた来てください
ということでした。
私の歯が痛いのか、それとももっと奥の歯茎の骨(?)が痛いのか、どんな問題があると思われるか、なんとなくでも結構ですので教えていただけたら本当にホッとします…。
わかりにくい説明ですみません…。
初めての歯痛で、なんだか不安でパニックになっています。
※半年前に深い虫歯だったが神経を温存、一週間前から痛みが…
以前も相談させていただいたのですが、載せ方がわかりませんでした…。
6日ほど前から、右上の2番、3番のあたりの歯が痛いです。
コンコンと叩いてもどちらが痛いのかよくわからないので、先生には
「どこの歯が痛いのか分かったら来てください。」
と言われました。
2番は虫歯になってしまいかなり深く削りました。
削ったのは5月頃ですが、11月になっても冷たいものがすごくしみました。
12月になってから急に歯の奥のほうが激しく痛みました。
神経が痛んでいるような、歯茎の骨が痛いんじゃないかと思うような痛みでした。
鼻の辺りまで痛いです。
大体10分以内に激痛は治まりますが、一日に何度も痛くなります。
歯茎は腫れておらず、押しても痛くありません。
歯も、コンコンと叩いても下から押してもそんなに揺れず、痛くありません。
本当に痛いのは歯なのかと疑っています…。
下の歯も痛くなる時があります。
あごの下のリンパ腺(?)がポコッと腫れていて痛いです。
レントゲンでは異常は無かったようです(膿が溜まっていますかと訊いたら、ないですねと言われましたので)。
今日は歯科に行ったら先生に
「神経を抜きますか?」
と訊かれました。
また
「痛むなら抜きましょう。」
「少し経ったら痛みが無くなるかもしれない。」
とも言われたのですが
「痛いのは本人にしかわからない。
わからないなら、どこが痛いかわかってからまた来てください。」
と言われました。
「これは神経を抜かないとダメだね〜」という感じで治療されるのだろうと思っていたので、「自分で決めるの!?」とパニックになってしまいました…。
先生が言うのは
@痛いなら神経を抜く
Aレントゲンでは膿は溜まっていない(異常なし?)
Bもしかしたらもう少し待ってみたら痛みが引くかもしれない(原因の説明がなし)
C痛みがもっと酷くなったら、どの歯が痛いのか分かるので、分かったらまた来てください
ということでした。
私の歯が痛いのか、それとももっと奥の歯茎の骨(?)が痛いのか、どんな問題があると思われるか、なんとなくでも結構ですので教えていただけたら本当にホッとします…。
わかりにくい説明ですみません…。
初めての歯痛で、なんだか不安でパニックになっています。
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2011-12-14 09:40:24
そうですね…。
実際に拝見していないので何とも言えませんが…
以下、私見を述べさせていただきます。
僕は歯や歯茎などに痛みを感じるのは、3つの原因があると思っています。
1 虫歯や歯周病、口内炎や粘膜疾患、がんなどの病気に起因する痛み
2 外力を受けた時の痛み(足をくじいたり、打撲した時のイメージ)
3 脳神経系由来の痛み
一般の患者さんや歯医者さんの多くは「歯が痛い」=「1」と考えてしまいがちですが、実際には「2」や「3」だったと言う事も少なくないと思っております。
当サイトでも「歯医者さんに行ったら虫歯では無いと言われた」「原因不明と言われた」と言った相談が多く寄せられます。
また、当院の患者さんでも「前の歯医者さんで神経を取ったのに痛みが変わらない」「1本治療したが、同じ痛みが他の歯にも出てきた」と言った方が多くいらっしゃいます。
僕はこう言ったケースは「1」ではなく、「2」や「3」の可能性が高いと思っています。
その中でも「2」においては「ブラキシズム」に起因する痛みや凍みると言ったケースが身近で多いように感じております。
参考⇒ブラキシズム
データーを取った訳でもありませんし、あくまでも個人的な見解としては
「1」:「2」:「3」=7:3:1
くらいの比率であるような気がします。
ご相談の文面からすると、babydollさんのケースも「2」に該当するのではないかと想像します。
ブラキシズム(特にクレンチング)は自覚されている方が少なく、TCH(歯を接触させる癖)や食い縛りを意識して止めただけで症状が緩和される方も少なくありません。
1週間ほどTCHを気にして生活されてみてください。
何らかの変化があるように思います。
それでも痛みが全く変わらないとすれば、「1」や「3」を疑う事になると思います。
「1」に関してはそれこそ、多くの歯医者さんはプロですから、しっかり診てもらえれば適切な処置をしてもらえると思います。
しかし、「3」に関しては残念ながら歯科医だけでの解決は難しいと感じております。
ペインクリニックやメンタルクリニック、心療内科、精神科、と言った機関と連携を取って診ていく必要があると思います。
以下、当院に寄せられたメールの一部を抜粋して載せておきます。
Aさん
お世話になっております、先日知覚過敏で伺ったAでございます。
その後の経過ですが、嘘みたいによくなりました。
1週間で劇的に変わると先生はおっしゃられていましたが、その日の夜から痛くなくなりました。
治療後意識してかみしめをやめただけで、その日の夕飯から痛みがありませんでした。
また痛みが戻るかなと思っていたのですが、たまに少し痛くなることはあるのですが以前のように言葉を発するのも苦痛な痛みはなくなりました。
ご飯をおいしく食べられるようになりました、フルーツやアイスも食べられます本当に嬉しいです。
Bさん
奥歯の痛みの件の為、先日診療を受けてから、2週間が経過しました。
正直なところ、普段の痛みはかなり改善しました。
やはり、噛みしめが大きな原因だったものと思われます。
ありがとうございました!
Cさん
噛みしめをしないように気を付けるようになって改善した点と、実践した事についての報告です。
歯ぎしり、噛みしめが原因で治療にいらっしゃる方たちのお役にたてれば幸いです。
1. 改善された点
1) 寝違えなくなった
とにかく、これが一番の成果です。
以前は多い時で月に1〜2度は、朝寝違えて首を痛くしていましたが、噛みしめをしないように気をつけるようになったらまったく寝違えなくなりました。思うに寝違えていたのではなく、噛みしめで首や肩に負担がかかっていたのではないかと思います。
どうすれば寝違えを治せるか全く分からず困っていたのですが、思いがけず問題が解決してうれしい限りです。
2) 朝、顎がだるい事がなくなった
たまに、朝、奥歯がギシギシ痛い事があったのですが、それがなくなりました。
2. 実践した事
1) 気が付いたら歯を噛みしめていないか確認
最初は、いつ、どんなシーンで噛みしめをしているのか分からなかったので、とにかく気が付いたら「今は噛んでなかった」「今、噛んでいた」と確認して、どんな時に噛みしめをしているか把握するようにしました。
2) 噛みしめやすい場面で噛まないように意識
どんな時に噛みしめをするか気づいたら、その時には「噛まない」ということを意識するようにしました。
3) 噛みしめている時と意識的に歯を離している時の感覚を意識する
噛みしめている時、噛みしめていない時の顎への力のかかり具合や、口の周りの筋肉の感覚などを覚えておくようにしました。
そうすると、知らず知らずに噛みしめている時を見つけやすくなり、すぐに離す事ができるようになりました。
4) 寝る前に、「噛みしめない」ことを意識
たまにしかやりませんでしたが、覚えている時は、寝る前に意識するようにしました。
Dさん
先日教えて頂いた、噛み締めグセを防止する方法を試したところ、約2週間でフロスや歯ブラシ使用時の右上奥歯の痛みが本当に(!)無くなりました。
ありがとうございました。
以上、参考になりましたでしょうか。
お大事にされてください。
実際に拝見していないので何とも言えませんが…
以下、私見を述べさせていただきます。
僕は歯や歯茎などに痛みを感じるのは、3つの原因があると思っています。
1 虫歯や歯周病、口内炎や粘膜疾患、がんなどの病気に起因する痛み
2 外力を受けた時の痛み(足をくじいたり、打撲した時のイメージ)
3 脳神経系由来の痛み
一般の患者さんや歯医者さんの多くは「歯が痛い」=「1」と考えてしまいがちですが、実際には「2」や「3」だったと言う事も少なくないと思っております。
当サイトでも「歯医者さんに行ったら虫歯では無いと言われた」「原因不明と言われた」と言った相談が多く寄せられます。
また、当院の患者さんでも「前の歯医者さんで神経を取ったのに痛みが変わらない」「1本治療したが、同じ痛みが他の歯にも出てきた」と言った方が多くいらっしゃいます。
僕はこう言ったケースは「1」ではなく、「2」や「3」の可能性が高いと思っています。
その中でも「2」においては「ブラキシズム」に起因する痛みや凍みると言ったケースが身近で多いように感じております。
参考⇒ブラキシズム
データーを取った訳でもありませんし、あくまでも個人的な見解としては
「1」:「2」:「3」=7:3:1
くらいの比率であるような気がします。
ご相談の文面からすると、babydollさんのケースも「2」に該当するのではないかと想像します。
ブラキシズム(特にクレンチング)は自覚されている方が少なく、TCH(歯を接触させる癖)や食い縛りを意識して止めただけで症状が緩和される方も少なくありません。
1週間ほどTCHを気にして生活されてみてください。
何らかの変化があるように思います。
それでも痛みが全く変わらないとすれば、「1」や「3」を疑う事になると思います。
「1」に関してはそれこそ、多くの歯医者さんはプロですから、しっかり診てもらえれば適切な処置をしてもらえると思います。
しかし、「3」に関しては残念ながら歯科医だけでの解決は難しいと感じております。
ペインクリニックやメンタルクリニック、心療内科、精神科、と言った機関と連携を取って診ていく必要があると思います。
以下、当院に寄せられたメールの一部を抜粋して載せておきます。
Aさん
お世話になっております、先日知覚過敏で伺ったAでございます。
その後の経過ですが、嘘みたいによくなりました。
1週間で劇的に変わると先生はおっしゃられていましたが、その日の夜から痛くなくなりました。
治療後意識してかみしめをやめただけで、その日の夕飯から痛みがありませんでした。
また痛みが戻るかなと思っていたのですが、たまに少し痛くなることはあるのですが以前のように言葉を発するのも苦痛な痛みはなくなりました。
ご飯をおいしく食べられるようになりました、フルーツやアイスも食べられます本当に嬉しいです。
Bさん
奥歯の痛みの件の為、先日診療を受けてから、2週間が経過しました。
正直なところ、普段の痛みはかなり改善しました。
やはり、噛みしめが大きな原因だったものと思われます。
ありがとうございました!
Cさん
噛みしめをしないように気を付けるようになって改善した点と、実践した事についての報告です。
歯ぎしり、噛みしめが原因で治療にいらっしゃる方たちのお役にたてれば幸いです。
1. 改善された点
1) 寝違えなくなった
とにかく、これが一番の成果です。
以前は多い時で月に1〜2度は、朝寝違えて首を痛くしていましたが、噛みしめをしないように気をつけるようになったらまったく寝違えなくなりました。思うに寝違えていたのではなく、噛みしめで首や肩に負担がかかっていたのではないかと思います。
どうすれば寝違えを治せるか全く分からず困っていたのですが、思いがけず問題が解決してうれしい限りです。
2) 朝、顎がだるい事がなくなった
たまに、朝、奥歯がギシギシ痛い事があったのですが、それがなくなりました。
2. 実践した事
1) 気が付いたら歯を噛みしめていないか確認
最初は、いつ、どんなシーンで噛みしめをしているのか分からなかったので、とにかく気が付いたら「今は噛んでなかった」「今、噛んでいた」と確認して、どんな時に噛みしめをしているか把握するようにしました。
2) 噛みしめやすい場面で噛まないように意識
どんな時に噛みしめをするか気づいたら、その時には「噛まない」ということを意識するようにしました。
3) 噛みしめている時と意識的に歯を離している時の感覚を意識する
噛みしめている時、噛みしめていない時の顎への力のかかり具合や、口の周りの筋肉の感覚などを覚えておくようにしました。
そうすると、知らず知らずに噛みしめている時を見つけやすくなり、すぐに離す事ができるようになりました。
4) 寝る前に、「噛みしめない」ことを意識
たまにしかやりませんでしたが、覚えている時は、寝る前に意識するようにしました。
Dさん
先日教えて頂いた、噛み締めグセを防止する方法を試したところ、約2週間でフロスや歯ブラシ使用時の右上奥歯の痛みが本当に(!)無くなりました。
ありがとうございました。
以上、参考になりましたでしょうか。
お大事にされてください。
相談者からの返信
相談者:
babydollさん
返信日時:2011-12-14 11:24:45
回答2
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2011-12-14 11:45:08
西山です
>2番は虫歯になってしまいかなり深く削りました。
>削ったのは5月頃ですが、11月になっても冷たいものがすごくしみました。
>12月になってから急に歯の奥のほうが激しく痛みました。
>神経が痛んでいるような、歯茎の骨が痛いんじゃないかと思うような痛みました。
>鼻の辺りまで痛いです。
>大体10分以内に激痛は治まりますが、一日に何度も痛くなります。
>あごの下のリンパ腺(?)がポコッと腫れていて痛いです。
これらの状況から類推すると,2番の歯髄炎,歯髄壊死,感染根管の可能性が高いようにも思いますが.
つまり炎症性の痛みです.
歯髄の生死を確認してもらってはいかがでしょうか
>2番は虫歯になってしまいかなり深く削りました。
>削ったのは5月頃ですが、11月になっても冷たいものがすごくしみました。
>12月になってから急に歯の奥のほうが激しく痛みました。
>神経が痛んでいるような、歯茎の骨が痛いんじゃないかと思うような痛みました。
>鼻の辺りまで痛いです。
>大体10分以内に激痛は治まりますが、一日に何度も痛くなります。
>あごの下のリンパ腺(?)がポコッと腫れていて痛いです。
これらの状況から類推すると,2番の歯髄炎,歯髄壊死,感染根管の可能性が高いようにも思いますが.
つまり炎症性の痛みです.
歯髄の生死を確認してもらってはいかがでしょうか
相談者からの返信
相談者:
babydollさん
返信日時:2011-12-15 01:19:45
相談者からの返信
相談者:
babydollさん
返信日時:2011-12-15 01:24:31
タイヨウ様、西山様、
アドバイスを頂き本当に助かりました。
あまりの痛みにパニックになってしまい、不安と恐怖でいっぱいだったので、冷静なアドバイスをいただけて本当にホッとしました。
がんばって治します!><;
ありがとうございました!
アドバイスを頂き本当に助かりました。
あまりの痛みにパニックになってしまい、不安と恐怖でいっぱいだったので、冷静なアドバイスをいただけて本当にホッとしました。
がんばって治します!><;
ありがとうございました!
タイトル | どの歯が痛いのか自分で分からず治療をお願いできません |
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質問者 | babydollさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 26歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 歯の痛み その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。