根管治療が終わっても痛みと腫れが続き、最悪抜歯と言われた
相談者:
コーンタさん (33歳:男性)
投稿日時:2011-12-04 08:44:04
1度目は、右奥の第二大臼歯の根元に物を噛むと鈍い痛みがありの診察してもらいました。
レントゲンの結果根の奥に膿が溜まっている影を確認し、差し歯を取り、根の治療をして終わりました。
この時、まだ歯の根元に噛んだ時の痛みは残っていましたが、
「だんだん良くなるから」
と言われたが、そういうものなのでしょうか?
根管治療が終わり1か月後に、物を噛んだときに同じような歯の痛みと、歯茎の腫れが起こり再診察を受けましたが、レントゲンの結果は、根管治療には問題がなく、歯茎のポケットから侵入した食べカスが溜まっているか、歯の根に穴が空いているか、だろうとの説明でした。
「歯の根に穴が空いているのなら、歯を抜かなければならない」
と言われました。
「抜くのは嫌だろうから、穴をふさぐために歯茎を5ミリ程度レーザーで焼き切り、プラスチックで穴をふさぐ方法しかない」
と言われましたが、この方法しかないのでしょうか??
もう1度、根管治療をやり直してもらうことは、意味のないことでしょうか??
大学病院に相談してみようと考えています。
30代前半で入歯になりたくないのですが、ご意見をお聞かせください!何卒、宜しくお願いいたします。
レントゲンの結果根の奥に膿が溜まっている影を確認し、差し歯を取り、根の治療をして終わりました。
この時、まだ歯の根元に噛んだ時の痛みは残っていましたが、
「だんだん良くなるから」
と言われたが、そういうものなのでしょうか?
根管治療が終わり1か月後に、物を噛んだときに同じような歯の痛みと、歯茎の腫れが起こり再診察を受けましたが、レントゲンの結果は、根管治療には問題がなく、歯茎のポケットから侵入した食べカスが溜まっているか、歯の根に穴が空いているか、だろうとの説明でした。
「歯の根に穴が空いているのなら、歯を抜かなければならない」
と言われました。
「抜くのは嫌だろうから、穴をふさぐために歯茎を5ミリ程度レーザーで焼き切り、プラスチックで穴をふさぐ方法しかない」
と言われましたが、この方法しかないのでしょうか??
もう1度、根管治療をやり直してもらうことは、意味のないことでしょうか??
大学病院に相談してみようと考えています。
30代前半で入歯になりたくないのですが、ご意見をお聞かせください!何卒、宜しくお願いいたします。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-12-04 09:06:53
>レーザーで焼き切り、プラスチックで穴をふさぐ方法しかない」
>と言われましたが、この方法しかないのでしょうか??
パーフォレイションリペアの方法のひとつだと思いますが、再度根菅治療でパーフォレイションリペアをする方法もあります(自費になるかもしれません)
>もう1度、根管治療をやり直してもらうことは、意味のないことでしょうか??
意味はあると思いますが、根破折等があれば抜歯を覚悟してください(ドクターショッピングにならないように)
>と言われましたが、この方法しかないのでしょうか??
パーフォレイションリペアの方法のひとつだと思いますが、再度根菅治療でパーフォレイションリペアをする方法もあります(自費になるかもしれません)
>もう1度、根管治療をやり直してもらうことは、意味のないことでしょうか??
意味はあると思いますが、根破折等があれば抜歯を覚悟してください(ドクターショッピングにならないように)
回答2
フリーランス歯科衛生士のJUNCOです。
回答日時:2011-12-04 10:30:51
コーンタさん
はじめまして、歯科衛生士です。
治療が終了しても問題が残っているという事は、何かしらの原因があるのではないかと思いますが、もしそれが根管治療自体にあるのであれば、再治療も意味無くはないと思います。
別の問題であれば、それに対しての治療となるのですが、
>「抜くのは嫌だろうから、穴をふさぐために歯茎を5ミリ程度レーザーで焼き切り、プラスチックで穴をふさぐ方法しかない」
>と言われましたが、この方法しかないのでしょうか??
細見先生もコメントされていて、歯の根に穴(パーホレーション)が空いていれば、根管の中からの修復か、根管の外からの修復という方法がありますが、場合によっては治療後の維持管理としてプラークコントロールがかなり重要になってくると思われます。
部位にもよりますが、歯肉を5mm焼き切るとなると、その後の歯肉の形態に合わせてブラッシングしていくのは結構難しいので、歯科衛生士のサポートも必要と思います。
そこら辺りをもう少し詳しく、主治医の先生とご相談になられてはいかがかと思います。
穴ではなく、破折の場合は残念ながら抜歯になってしまうと思います、、。
はじめまして、歯科衛生士です。
治療が終了しても問題が残っているという事は、何かしらの原因があるのではないかと思いますが、もしそれが根管治療自体にあるのであれば、再治療も意味無くはないと思います。
別の問題であれば、それに対しての治療となるのですが、
>「抜くのは嫌だろうから、穴をふさぐために歯茎を5ミリ程度レーザーで焼き切り、プラスチックで穴をふさぐ方法しかない」
>と言われましたが、この方法しかないのでしょうか??
細見先生もコメントされていて、歯の根に穴(パーホレーション)が空いていれば、根管の中からの修復か、根管の外からの修復という方法がありますが、場合によっては治療後の維持管理としてプラークコントロールがかなり重要になってくると思われます。
部位にもよりますが、歯肉を5mm焼き切るとなると、その後の歯肉の形態に合わせてブラッシングしていくのは結構難しいので、歯科衛生士のサポートも必要と思います。
そこら辺りをもう少し詳しく、主治医の先生とご相談になられてはいかがかと思います。
穴ではなく、破折の場合は残念ながら抜歯になってしまうと思います、、。
回答3
川崎歯科クリニック(中野区大和町)の川崎です。
回答日時:2011-12-04 11:58:01
はじめまして。カワサキです。
細見先生やJUNNKO宮下先生のいわれる通りだと思います。
根に穴(=パーフォレーション)が、空いた時は、それを塞がないことには、問題は解決しません。
根の治療のやりなおしより、どのようにして“穴”を塞ぐかです。
@ 被せものをはずして、“根の中から”、穴をふさぐ。
A 歯肉を切って、“根の外から”、穴をふさぐ。
穴の空いた部位や、かぶせ物のやり直しを含めて、@orAになると思います。
根の治療は、やられた先生が、一番よく分かります。
担当の先生と、じっくり、相談しましょう。
また、大学病院に行かれるようですと、担当に先生に、治療の流れ・どこに、どのくらいの大きさで穴が空いているかなど、細かく書かれた『紹介状』を作ってもらうのが、スムーズに治療が進みます。
早くよくなるといいですね。お大事になさって下さい。
細見先生やJUNNKO宮下先生のいわれる通りだと思います。
根に穴(=パーフォレーション)が、空いた時は、それを塞がないことには、問題は解決しません。
根の治療のやりなおしより、どのようにして“穴”を塞ぐかです。
@ 被せものをはずして、“根の中から”、穴をふさぐ。
A 歯肉を切って、“根の外から”、穴をふさぐ。
穴の空いた部位や、かぶせ物のやり直しを含めて、@orAになると思います。
根の治療は、やられた先生が、一番よく分かります。
担当の先生と、じっくり、相談しましょう。
また、大学病院に行かれるようですと、担当に先生に、治療の流れ・どこに、どのくらいの大きさで穴が空いているかなど、細かく書かれた『紹介状』を作ってもらうのが、スムーズに治療が進みます。
早くよくなるといいですね。お大事になさって下さい。
回答4
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2011-12-04 13:00:53
コーンタ さまこんにちわ。
根管治療が終わったにもかかわらず痛みが続いていて腫れも出てきたわけですね、さぞお困りのこととお察しいたします。
個人的には感染した状態が続いていると考えます、したがって治すためにはその原因を探り取り除く必要があります。
よって再び再根管治療をしなければなりません、問題はそれを引き受けていただいて治してもらえるかということになるでしょう。
参考になれば幸いです。
感染根管治療
http://www.yamadashika.jp/infection.html
根管治療が終わったにもかかわらず痛みが続いていて腫れも出てきたわけですね、さぞお困りのこととお察しいたします。
個人的には感染した状態が続いていると考えます、したがって治すためにはその原因を探り取り除く必要があります。
よって再び再根管治療をしなければなりません、問題はそれを引き受けていただいて治してもらえるかということになるでしょう。
参考になれば幸いです。
感染根管治療
http://www.yamadashika.jp/infection.html
回答5
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2011-12-04 20:08:38
>大学病院に相談してみようと考えています。
再度の根菅治療で対応できるのか、あるいは違う何らかの治療法で救うことができるのか・・・
セカンドオピニオンを求めることは
>意味のないこと
ではありません。
手立てが見つかると良いですね。
再度の根菅治療で対応できるのか、あるいは違う何らかの治療法で救うことができるのか・・・
セカンドオピニオンを求めることは
>意味のないこと
ではありません。
手立てが見つかると良いですね。
相談者からの返信
相談者:
コーンタさん
返信日時:2011-12-05 21:00:37
回答6
フリーランス歯科衛生士のJUNCOです。
回答日時:2011-12-05 21:24:35
コーンタさん
こんばんは。歯科衛生士JUNCOですが、
>パーフォレーションはレントゲンで確認できるのですか?
>それとも違う方法で確認するのですか?
レントゲンではっきりわかる場合もあるのでしょうけれど、レントゲンだけではわからない事もあると思います。
(部位によってはです)
外から見ただけでパーホレーションかどうかは確定出来にくく、予測でしかわからないと思いますので、「根に穴が空いている可能性があるから」と診断されたのではないでしょうか。
はっきりさせるには、被せ物や土台を外して中を直接見るか、外側から歯肉を開いて確認するかになると思われます。
>「写真で見える限りでは、治療自体問題ないから」
治療自体問題ないというのは、何をもって問題ないと言われたかわかりませんので、なんとも申しあげれませんが、
>痛みは少しづつ和らいできていますが、歯茎は依然プックリと腫れています。
もしも、パーホレーションの問題だけでなく根管治療自体にも問題があるのであれば、パーホレーションの修復を行ってもやはり問題は残るかもしれません。
>大学病院へ行くのと、評判の良い開業医に行くのでは、どちらが後悔なくベストでしょうか??
私の意見ですが、評判が良いというよりも、根管治療に特に力を入れておられる歯科医院を訪ねてみられた方がよいように思います。
こんばんは。歯科衛生士JUNCOですが、
>パーフォレーションはレントゲンで確認できるのですか?
>それとも違う方法で確認するのですか?
レントゲンではっきりわかる場合もあるのでしょうけれど、レントゲンだけではわからない事もあると思います。
(部位によってはです)
外から見ただけでパーホレーションかどうかは確定出来にくく、予測でしかわからないと思いますので、「根に穴が空いている可能性があるから」と診断されたのではないでしょうか。
はっきりさせるには、被せ物や土台を外して中を直接見るか、外側から歯肉を開いて確認するかになると思われます。
>「写真で見える限りでは、治療自体問題ないから」
治療自体問題ないというのは、何をもって問題ないと言われたかわかりませんので、なんとも申しあげれませんが、
>痛みは少しづつ和らいできていますが、歯茎は依然プックリと腫れています。
もしも、パーホレーションの問題だけでなく根管治療自体にも問題があるのであれば、パーホレーションの修復を行ってもやはり問題は残るかもしれません。
>大学病院へ行くのと、評判の良い開業医に行くのでは、どちらが後悔なくベストでしょうか??
私の意見ですが、評判が良いというよりも、根管治療に特に力を入れておられる歯科医院を訪ねてみられた方がよいように思います。
相談者からの返信
相談者:
コーンタさん
返信日時:2011-12-06 20:13:19
ご意見ありがとうございます。
今日、大学病院で診察してもらいました。
原因が2つ考えられると言われました。
@歯周ポッケトが9ミリあるから歯周病が原因
A歯の根のどこかが割れている。
レントゲンではわからないが、医師の意見は、Aの可能性が高いとのことでした。
今回の治療は麻酔をして歯茎を切り膿を出しました。
1週間後、再診の時、腫れが良くなっていたら、このままでもいいかもしれないが、腫れが引かないようなら、一度、冠を外して根を見てみるとのことでした。
抜歯については、はっきりと原因がわかっていないので、ゼロとも言えない状況だそうです。
怖い気持ちでいっぱいです。
まだまだ、入歯にはなりたくないのです。
今日、大学病院で診察してもらいました。
原因が2つ考えられると言われました。
@歯周ポッケトが9ミリあるから歯周病が原因
A歯の根のどこかが割れている。
レントゲンではわからないが、医師の意見は、Aの可能性が高いとのことでした。
今回の治療は麻酔をして歯茎を切り膿を出しました。
1週間後、再診の時、腫れが良くなっていたら、このままでもいいかもしれないが、腫れが引かないようなら、一度、冠を外して根を見てみるとのことでした。
抜歯については、はっきりと原因がわかっていないので、ゼロとも言えない状況だそうです。
怖い気持ちでいっぱいです。
まだまだ、入歯にはなりたくないのです。
回答7
回答日時:2011-12-08 00:14:19
>右奥の第二大臼歯
上下の記載ってありましたでしょうか。
もし抜歯になったとしても、入れ歯はいらないかも知れませんよ。
>腫れが引かないようなら、一度、冠を外して根を見てみるとのことでした。
とりあえずは、その方針で進めてもらえば良いと思います。
最悪抜歯となってしまった場合の「その後の方針」というのも聞いてみてはいかがでしょうか。
先行きが見えると、不安な気持ちはやわらぐかも知れませんので。
上下の記載ってありましたでしょうか。
もし抜歯になったとしても、入れ歯はいらないかも知れませんよ。
>腫れが引かないようなら、一度、冠を外して根を見てみるとのことでした。
とりあえずは、その方針で進めてもらえば良いと思います。
最悪抜歯となってしまった場合の「その後の方針」というのも聞いてみてはいかがでしょうか。
先行きが見えると、不安な気持ちはやわらぐかも知れませんので。
相談者からの返信
相談者:
コーンタさん
返信日時:2011-12-13 13:38:50
ご回答ありがとうございます。
吉岡先生申し訳ありません、上下の記載をしておりませんでした。右奥の第二大臼歯「上」です。
本日、再診に行ってきました。
腫れが引き、痛みもないということを伝えました。
今後の治療方針は
@どうしても問題を見つけて原因をハッキリさせたいのなら、一度冠を外して割れているかの確認をする。
とのことでしたが(非常に頑丈に土台が入っているため土台を取るとき、根のヒビを拡大させてしまう、折れてしまう可能性があるので)なるべくなら、外したくない。
A再度腫れることがあるかもしれないが、よく歯磨きをして(定期的に開業医にて洗浄、消毒してもらう方法もある)バイキンが入り込まないようにする。
私はAを選択しました。
が、土台を取って根のヒビを探すのではなく、歯茎を切り開き(歯茎を切除するのではなく)根のヒビを発見し修繕することは難しいですか?
吉岡先生のアドバイスにありました、最悪抜歯となる場合についても聞きました。
入歯か、骨の状態によってはインプラントの方法があるといわれました。
Aの洗浄、消毒は大事なことでしょうか?
どのくらいの頻度で行けばよいのでしょうか?
先生がたのご回答、お待ちしております。
宜しくお願いいたします。
吉岡先生申し訳ありません、上下の記載をしておりませんでした。右奥の第二大臼歯「上」です。
本日、再診に行ってきました。
腫れが引き、痛みもないということを伝えました。
今後の治療方針は
@どうしても問題を見つけて原因をハッキリさせたいのなら、一度冠を外して割れているかの確認をする。
とのことでしたが(非常に頑丈に土台が入っているため土台を取るとき、根のヒビを拡大させてしまう、折れてしまう可能性があるので)なるべくなら、外したくない。
A再度腫れることがあるかもしれないが、よく歯磨きをして(定期的に開業医にて洗浄、消毒してもらう方法もある)バイキンが入り込まないようにする。
私はAを選択しました。
が、土台を取って根のヒビを探すのではなく、歯茎を切り開き(歯茎を切除するのではなく)根のヒビを発見し修繕することは難しいですか?
吉岡先生のアドバイスにありました、最悪抜歯となる場合についても聞きました。
入歯か、骨の状態によってはインプラントの方法があるといわれました。
Aの洗浄、消毒は大事なことでしょうか?
どのくらいの頻度で行けばよいのでしょうか?
先生がたのご回答、お待ちしております。
宜しくお願いいたします。
回答8
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2011-12-13 18:33:03
>土台を取って根のヒビを探すのではなく、歯茎を切り開き(歯茎を切除するのではなく)根のヒビを発見し修繕することは難しいですか?
非常に難しいです。
確かに頭で考えると「簡単に出来そうだな〜」と思われると思いますが、腫れや痛みの根本的な原因はヒビが問題なのではなく、ヒビの間に入り込んだ細菌です。
一応「穿孔部外科的封鎖」と言う方法も無くなないですが、封鎖する接着剤が剥離しやすいため、再感染する事が多く、あまり予後が良いとは思えません。
(ダメモトでチャレンジすると言う事であればアリかもしれませんが…)
非常に難しいです。
確かに頭で考えると「簡単に出来そうだな〜」と思われると思いますが、腫れや痛みの根本的な原因はヒビが問題なのではなく、ヒビの間に入り込んだ細菌です。
一応「穿孔部外科的封鎖」と言う方法も無くなないですが、封鎖する接着剤が剥離しやすいため、再感染する事が多く、あまり予後が良いとは思えません。
(ダメモトでチャレンジすると言う事であればアリかもしれませんが…)
タイトル | 根管治療が終わっても痛みと腫れが続き、最悪抜歯と言われた |
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質問者 | コーンタさん |
地域 | 新潟 |
年齢 | 33歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 会社員(事務系) |
カテゴリ |
歯科治療後の歯の痛み 痛みがある状態での治療終了 根の穴・穿孔(パーフォレーション) 歯根破折 根の穴・穿孔(パーホレーション) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。