3歳、虫歯を治療するのに大学病院での抑制治療をすすめられました

相談者: ちりんさん (40歳:女性)
投稿日時:2011-12-19 22:45:20
3歳の娘の虫歯治療につきましてご相談です。

次の3月に渡米がきまっており、2年間で帰国するのですが、今のうちに治療しておきたく、歯医者へ通い始めました。

小児歯科もかかげている歯科医院です。

虫歯になりそうな歯や、フッ素塗布などの処置などで数ヶ月前から、ゆっくりと通っており、時には10分程度で終了する日もあり、娘も先生や歯医者を嫌がることなく、診察台では、とりあえず大きな口を開けることはできます。

しかし、いざ治療になると、かなり抵抗するため、その都度、横にいる私が娘の頭を押さえたり、歯科助手の女性の方が娘の手を押さえたりして、なんとか簡単な治療はすませてきました。(と、そのドクターはおっしゃっています。)

実は、一カ所、これまでのものよりも大きな虫歯があり、まだ、さわってもエアーをかけても痛みは感じない程度ではあるものの、削っていくうちにきっと痛みや恐怖に暴れだすだろうということで、

大学病院へ行って、抑制治療を受けたほうがよいのでは?」

と言われました。

私としては、このまま、その先生のもとで治療を受けたかったのですが、これまでのように、私や助手のスタッフによる押さえつけ(抑制)ではきちんとした治療ができないだろう、とのことです。

抑制治療というのは、下手をすると死亡事故にもつながりかねないので、そのプロフェッショナルのスタッフや器具が揃っていて、万が一の時にも対処できる大学病院がよいのではないか?ということだそうです。

先生は、たとえ完全な治療ができなくても、それは、例えば詰めていたものがとれてしまうなどのことがあった場合でも、今の住所に住んでいるならいつでも治療ができるが、渡米することが決定しているからこそ、大学病院などで、抑制治療により、完全な治療をしておいたほうがよい、ということだそうです。

希望するならこのまま、今までの要領で治療をすることは可能で、しかし、その場合、娘が暴れることにより、完全に削れなかったり、完全に詰めることができなかったりなどで、詰め物がとれてしまうなどの可能性もあるわけで、その時には米国歯科医にかかってもらうしかないとのことでございます。

米国滞在中に詰め物がとれてしまい、ただそれだけのつもりの歯科医通院でも、削り直したり、もしかしたらクラウンなどが必要になってしまったり、あるいは神経を抜くことになってしまっても怖いし、費用も高いと聞きます。

そうならないためにも、やはり、ここで完全に治療しておくべきことかもしれません。

しかし、大学病院での抑制治療ときくと、とても大変な事態のように思えてしまい、どのような判断をしたらよいのか、とまどっております(痛みがあるわけでもないし)。
大学病院での抑制治療でも、詰め物が決してはずれないわけではないと思いますが。

今の先生に、このまま治療をお願いするより、大学病院にて抑制治療を受けたほうがよいでしょうか?

抑制治療のメリットやデメリットなども、教えていただけますと助かります。

すみません、長文の上に乱文で申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-12-19 22:55:37
>「大学病院へ行って、抑制治療を受けたほうがよいのでは?」と言われました。

主治医の先生は、非常に真面目で正直な先生だと思います。

御自身で出来ないのなら、それなりの医療機関を紹介するのが当然です。

その意味では、自分でやった場合に起こりうることもちゃんと説明されているようですし。

後は御自身で御決めになるしか有りません。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-12-19 23:40:51
私も細見先生と同じ意見ですね。

信頼されている先生がそう勧められているのですし、内容的にも、そんなに大げさに考えなくても大丈夫だと思いますよ。

メリットデメリットについても、既に十分説明を受けられている様に思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-12-20 00:35:30
>今の先生に、このまま治療をお願いするより、大学病院にて抑制治療を受けたほうがよいでしょうか?

自院では適切な治療が困難であるから紹介されるのだと思いますので、紹介先で治療を受け入れられるのが妥当かと思います。


>抑制治療のメリットや、デメリットなども教えていただけますと助かります。

死亡事故の話が出てましたが、外来歯科治療における死亡原因は麻酔によるアナフィラキシーショック、もしくは窒息ですから、抑制治療だから危険というわけではないです。

あと、メリット、デメリットというのは全身麻酔と比べてということでしょうか?

全身麻酔と比べて比較的簡便に行えます。

ただ、術者がある程度慣れていて小児のコントロールができないと、満足のいく治療成績は出せない可能性があります。

また、保護者の方と協力して心の面も配慮して治療を行わないと、患児(および保護者)にかなりのストレスがかかってしまう可能性があります。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-12-20 09:31:55
>しかし、大学病院での抑制治療ときくと、とても大変な事態のように思えてしまい、どのような判断をしたらよいのか、とまどっております(痛みがあるわけでもないし)。

痛みが無くても今治療をすることの必要性は、担当の先生がご説明された通りです。

大学病院だからといって、大げさな治療になるわけではありません。
処置そのものは、今まで受けてきたものとあまり変わらないと思います。

違いは、

・お母さんとスタッフによる、不安定な抑制が専用器具を使った安定した抑制になる

・より小児の治療に精通したドクター、スタッフによる確実な処置が期待できる

ことです。

安定した抑制下で手慣れた術者が処置を行うので、同じ処置を行うにしても、より短時間に精度の高い処置が行われることが期待できます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ちりんさん
返信日時:2011-12-20 11:06:00
ご丁寧な回答をありがとうございました。

正直申しまして、「大学病院」と言われただけで、おおげさな治療というイメージをもってしまったこと、そして、(まだ痛みもない程度の虫歯なのに)今のドクターから治療の継続を拒否されてしまったような気持ちになり、冷静でなかったと反省しました。
母親として恥ずかしいです。

皆様のおっしゃるとおり、そして娘のドクターのおっしゃるとおり、

>安定した抑制下で手慣れた術者が処置を行うので、同じ処置を行うにしてもより短時間に精度の高い処置が行われることが期待できます

ということなのですね。

大学病院にかかることのメリット、デメリットというつもりではありましたが、例えば、デメリットとして、おおげさな器具と偉そうな先生に囲まれ、オベ室のような場所にての施術によって、これまでに抱いていなかった恐怖心を娘に抱かせてしまうとか、費用が高いとか、3時間待ちの3分診療が続き、実際に処置が始まるまでに数週間待つなど。

すみません、大学病院というところに縁のない私がもつ単なるイメージですが。

おかげさまで皆様のコメントを読み、大学病院でみていただこうという気持ちになりました。

娘のドクターは、とても誠実な方だと感じています。

数ヶ月かけて、娘がおとなしく口を開けたままいられるように、ゆっくり治療してくださっていたとのこと。しかし、渡米まで残り少なくなってきたこともあって、今回のお話になったと思います。

早速、ドクターに紹介状をお願いし、治療をすすめていきたいと思います。

まとめてのお礼で申し訳ありません。
どうもありがとうございました。



タイトル 3歳、虫歯を治療するのに大学病院での抑制治療をすすめられました
質問者 ちりんさん
地域 非公開
年齢 40歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
小児歯科治療
子供(子ども)の虫歯
回答者




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