3mix法、3mix-mp法の知名度(知名度があるなら説明すべきでは?)

相談者: msbs566さん (38歳:男性)
投稿日時:2011-12-11 10:38:17
参考:過去のご相談
根管治療の完了まで、最低何回くらいX線撮影を行うものか?


当方は、歯科関係者ではありません。
普通のサラリーマンです。
数年前の医療関係のTVで、歯の最新治療ということで3mix法3mix-mp法も含む)を知りました。

さて、質問があるのですが歯科医の中では3mix法、3mix-mp法の知名度は、どれくらいのものなのでしょうか?


自分の歯科医での医療方法として3mix法を導入している、していない
3mix法は良い治療方法、悪い治療方法、に関わらず3mix法の知名度は、どれくらい普及しているものなのでしょうか?



歯チャンネルにて、アドバイスをしてくれる歯科医の先生方は常にモチベーションが高い方なので3mix法をご存知の方が多いでしょうが、何割くらいの歯科医の方に浸透している治療方法なのでしょうか?

当方の感覚なのですが、3mix法は、まだまだマイナーな治療方法で3割くらいの知名度なのかな、と思っています。


また、今現在、歯科大学では3mix法という治療方法は大学の授業、カリキュラムとして導入されているのでしょうか?

お手数ですが、よろしくご回答をお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-12-11 10:57:43
3mix法、3mix-mp法の知名度は、どれくらいのものなのでしょうか?
>3mix法の知名度は、どれくらい普及しているものなのでしょうか?


名前ぐらい知っているというのであれば、私の予想ですが、7〜8割の歯科医師は知っているかと思います。
ただ、3mix法と3mix-mp法の違い

http://wwwsoc.nii.ac.jp/jscd/data/whatsnew/jscdadmin/246.pdf

まで理解しているかとなると、かなり低い割合になるかと思います。



>何割くらいの歯科医の方に浸透している治療方法なのでしょうか?

そういう統計があるのかどうかが分かりませんが、私の周りの歯科医師では、1割くらいかなと思います。


>大学の授業、カリキュラムとして導入されているのでしょうか?

それぞれの大学によってカリキュラムが異なりますから、お近くの大学に直接お尋ねください。

回答 回答2
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-12-11 13:51:43
知名度のみについては、私の周囲ではほぼ100%だと思います。

また、3mix-mp法は登録商標なので行っていると公示出来るのは、該当ホームページに載る歯科医院のみです。
大学はどこも登録されていなかったはずですので、教育されていないと思います。

大学等研究機関で採用されないと、例えば今後、耐性菌の出現があっても研究されていないから分からないといったデメリットが予想されます。


少し似て非なる’ドックベストセメント’というものも最近マスコミに取り上げられたようですね。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-12-12 20:48:00
3mix法を導入している、していない
>3mix法は良い治療方法、悪い治療方法、に関わらず

と言う事であれば、僕の周りでも藤森先生同様、100%ですね。


良くも悪くも、3Mixを知らない歯科医はいないんじゃないかなぁ…。(卒直後の研修医などを除く)



>今現在、歯科大学では3mix法という治療方法は
>大学の授業、カリキュラムとして導入されているのでしょうか?

僕は卒業して10数年経ちますので、現在の大学教育に3Mixが導入されているかどうかは解りません。

ただ、歯科大学の教育と言うものは「最先端を教える」と言う所ではありません。
ある意味、職業訓練学校ですから、基礎医学に基づく基本的な考え方、研究されつくした方法、オーソドックスな手法を教育されます。
(各科担当の教授や校風などにより左右されますが…)

僕が卒業した当時「インプラント」と言う治療法を知らない歯学生はおりませんでしたが、インプラントの授業はありませんでした。
(特別授業で少し話題が出た程度です)
「インプラントを専門に研究している講座」もありませんでしたしね。

僕はインプラントについては、卒後、開業医を中心としたスタディーグループのインプラント講習会で勉強しました。

最近になって大学にも「インプラント科」が作られるようになりましたから、今は少しはインプラントの授業もあるのではないかと思います(想像です)。


従って、3Mixは(msbs566さんがお感じのように)「研究されつくした方法」「オーソドックスな手法」ではありませんから、大学でのカリキュラムには入っていないと思われます。




正確な事を知りたければ小林先生が書かれているように「お近くの大学に直接お尋ねください。 」となってしまうと思います。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-12-12 22:47:41
こんばんは。

msbs566さんのご質問の意図が少しよく分からないのですが、

単に知名度に関しての興味でしょうか?

「こんなにいい方法があるのになんで普及しないんだろう?」

と言うお話でしょうか?


知名度は100%近くであると思いますが、普及率は低いですよね。
大学はもちろん、開業医の間でも10%も使用してないのではないかと思いますし、海外ともなると限りなく0%だと思います。

「良い悪いは別として」ですが、そんなにいい方法でもないと思っている歯科医が大半、と言うのが実態ではないかと思いますよ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: msbs566さん
返信日時:2011-12-13 13:10:39
小林先生
藤森先生
タイヨウ先生
渡辺先生
お返事をありがとうございます。


友人の話で恐縮ですが、3mix法を導入していない普通の歯科で診察を受けた際に

「神経を取らないとダメ」

と言われたそうです。


その場は、治療を受けないで帰宅し、そのことを私に相談をしてくれたので「3mix法という方法がある」というアドバイスを私がして、3mxi法を導入している別の歯科に行った所、3mix法で治療が可能ということで、神経を取らないで済んだそうです。

ここで、私の質問とリンクするのですが自分の歯科で、3mix法という治療方法を導入していない先生が3mix法という方法を知っているにも関わらず3imix法という治療方法がある、ということを患者に教えないというというのはアリなのでしょうか?


先生方のお返事から判断すると、少なく判断しても7割8割くらいの歯科医の方々に知名度があるというようですから、そのようなアドバイスを患者にすることは容易であると当方は感じています。

それとも、そこまで言う義理は無い(義務は無い)というような解釈になってしまうのでしょうか?
回答 回答5
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-12-13 13:36:39
もし、仮に3mix法が明らかに他の方法よりも優れているにも関わらず、自分の治療法として導入しないばかりか、来院された患者さんに、その存在すら教えないとしたら問題かもしれませんね。
(おそらく、そうではないのでしょうね)

保険治療適用に関しては、多少問題があるかもしれませんし・・。


3mix-mp法でなく)3mix法でしたら、実際は多くの歯科医院で採用されているはずです。只、症例によって、他の水酸化カルシウム法(最もデータが豊富)やドックベストセメント(最近の流行?)、或いはハイボンドセメント等を使い分けているところが多いと思いますよ。



ここの質問にも、「2年前に3mix法を行ったが痛くなった」といった類のものが寄せられてきます。
方法云々よりも、それを行う歯科医師次第といった面が大きいようにも思えます。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2011-12-13 13:49:51
最初に整理しておきます。
3mix法と3mix-mp法とは異なる治療法です。

特に後者の3mix-mp法は特定の講習会を受けて終了しないと治療をしてはいけないと言われています(考案者の宅重先生談)。

何年か前にマスコミがこれを取り上げ患者さんにも知るこことなりました。取り入れる先生も増えた経緯はあります。

ただ、近年になり保存学会はこれに対して県会をだしています。

参考にしてください。
・・http://wwwsoc.nii.ac.jp/jscd/data/whatsnew/jscdadmin/246.pdf



僕自身使ったことはあります。
勿論講習会を受けました。

感染根管に対してはかなり有効のように思えます。
痛みがかなり伴う場合(急性の歯髄炎が起きているようなもの)には使った後、歯髄が壊死していたこともありました。
僕のテクニカルエラーなのかもしれませんし、薬効がたらなかったのかもしれません。


3mix-mp法は国(厚労省)が認めた方法ではありません。
すべて歯科医之裁量たとえ自分が知っているからと言ってそういった状態の治療を勧めるでしょうか?

勿論自費扱いになります。
宅重先生はボランティアでやってくださいと言われました。
積極的に勧めるでしょうか?



あなたのご質問ですが、私は自分の知る範囲の治療法で最大限の効果を出せればそれでいいと思うのですが。

いかがでしょう?

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2011-12-13 14:04:58
>3imix法という治療方法がある、ということを患者に教えないというというのはアリなのでしょうか?

知っていながら採用しないのには、採用しない理由があります。自分が採用しない治療法をお勧めする方が無責任ではないでしょうか。



3mix法で治療が可能ということで、神経を取らないで済んだそうです。

神経を取る/取らないの判断も歯科医によって大きく違います。
また3mix以外でも神経を温存する方法もあります。



>それとも、そこまで言う義理は無い(義務は無い)というような解釈になってしまうのでしょうか?

CTなど有益だがコストの問題で採用できない・インプラント矯正など技術の問題で採用できない、などであれば可能な医院を紹介します。


ご参考まで・・・

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2011-12-13 14:18:06
>3imix法という治療方法がある、ということを患者に教えないというというのはアリなのでしょうか?

単純にアリだと思いますね。



特に田部先生、杉原先生の書かれているように

「自分の知る範囲の治療法で最大限の効果を出せればそれでいい」
「自分が採用しない治療法をお勧めする方が無責任ではないでしょうか。」

に同意です。



基本的に

>そこまで言う義理は無い(義務は無い)というような解釈になってしまうのでしょうか?

保険適応の治療法では無い以上、説明の義務は発生しないと思います。




当サイトの山田先生が良く言われている事ですが、

歯科医を選ぶことも寿命のうち」

だと思います。



ちなみに僕も3Mixは推奨しておりませんので、当院で説明する事はありません。
(否定的見解を述べる事はありますが)

杉原先生の書かれているように「3mix以外でも神経を温存する方法」があると思っているからです。


参考までに。

回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2011-12-13 14:29:29
何か、3MIXに期待をされているようで。

3Mix-mp分らないことが多いです。
また保存学会・歯内療法学会でも認められていません。

2つの大きな学会で認められていない方法が国の治療として認められるでしょうか!?
また、ウチはできないから転院をしてまでやってもらった方が良い治療と言えるでしょうか!?

妊娠希望、授乳中。抜髄を回避したい、3Mix-mp法は無意味?


先生方がおっしゃるように、神経を保存するような似たような治療法はまだまだありますよ。
それを1つずつ説明するのは時間的にも無理です。。。

基本的に保険証を提示して治療を受けられているのであれば、保険の治療の枠内で治療することになっています。
自費の治療選択肢は希望されない限りあまり説明のないのが一変的です。


個人的には抗生剤を用いなくても神経が保存できるものは丁寧な治療で残せることもありますし、抗生剤を用いても全ての神経の保存が出来るとは考えていません。

逆に去年は2人、3Mixをして痛くなり転院してきた方がおられますし、今年はそういった方が1人おられます。

残っているケースも沢山あると思います。
ただ、100%の成功率だとは思わないでくださいね^^;


おだいじに
  

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: msbs566さん
返信日時:2011-12-13 16:18:43
藤森先生
田部先生
杉原先生
タイヨウ先生
井野先生
お返事をありがとうございます。



治療方法が、保険内であろうと、保険外であろうと治療方法を結果的にチョイスするのは患者の方であると当方は考えております。

3mix法を治療に取り入れている、いない、好意的、否定的であっても
その選択の幅、言い換えると「可能性の幅」を、少しでも狭めようとするのはフェアでは無いと思うのですが先生方は、どのようにお考えでしょうか?
回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2011-12-13 16:40:56
>治療方法を結果的にチョイスするのは患者の方であると当方は考えております。

その通りだと思います。

しかし、

>その選択の幅、言い換えると「可能性の幅」を、少しでも狭めようとするのはフェアでは無いと思うのですが先生方は、どのようにお考えでしょうか?

その先生に「提供できる技術が無い」「知識が無い」「説明の時間が無い」「その治療法を良しとは思わない」など、提供する側にもいろいろな状況が考えられると思います。


なので、最終的には自分の望む情報が得られる

歯科医を選ぶことも寿命のうち」

だと思うのですが…。

回答 回答11
  • 回答者
回答日時:2011-12-13 17:37:41
>「可能性の幅」を、少しでも狭めようとするのはフェアでは無いと思うのですが先生方は、どのようにお考えでしょうか?

理想としてはそう思いますが・・・

全ての治療に関して、全ての方法や考え方を説明しチョイスして頂くのは現実的には困難だと思います。

小さな虫歯一つにしても
・何で検査するのか(視診・レントゲン・CT・OCT・・・)
・診断基準はどう考えるのか
・削るかどうか
・何で削るか(タービン・高速コントラ・レーザー・・・)
・どこまで削るか
・何を詰めるか(金属・レジンセメント・・・)
・どの製品にするか
・接着は何を使うか
・どの製品か
・どのように調製するか
などキリがありません。もっと細分化することも可能です。

各ステップ毎に説明しろと言われれば説明しますが、チョイスされた方法の用意がなければ転院して頂くことになります。場合によってはステップ毎に転院を繰返す必要も出てきます。

また、その説明すらも歯科医ごとに見解が違いますので必ずバイアスがかかります。


>少しでも狭めようとするのはフェアでは無い

難しい問題です。

回答 回答12
  • 回答者
回答日時:2011-12-13 18:24:05
私も杉原先生と同じなのですが・・・

どこまで説明をするのか非常に難しい問題だと思います。


>少しでも狭めようとするのはフェアでは無い

レントゲン上で虫歯が神経に達しているものは「抜髄」(神経を取る)が教科書的なものです。
教科書のどこにも虫歯を取り残して抗生剤を入れなさいとは書いていません^^;

一般の患者さんの選択肢に教科書以外から選択肢を持ってくるのはどうかと私は思いますが。


テレビが「夢の治療」と煽ったのがいけないとは思いますが、患者さんが持っている何でもかんでも神経が残すイメージは幻想に近いです。
(テレビ放送が頻繁にあった3、4年前に比べれば3Mix-mpって下火になって来ているイメージがあります←これは私のイメージです)



私見が続きますが。
患者さん毎に材料は「これ使って」、「あれ使って」とは現実対応
不可能です。
国が認可する材料で自分の扱いやすい物、成績が良い物歯科医師が調べた中で使うべきだと思います。


同じC2というカテゴリーでも状態は1本ずつ違います。
ケースbyケースで幾重にも選択が分れてくる時があります。

つまりは場面、場面でその都度対処しないと行けないことが山のようにあります。
特に虫歯の大きなケースは削ってみないと実際どうなるか分りませんしどの選択がベターか分りません。

虫歯が大き目でも神経を保存する方法は色々あります。
間接覆髄法」、「暫間的間接覆髄法」

神経が一部露出しても残せる時は残せます。
直接覆髄法」などがあります。

先生が「3Mix-mp」をしていれば、「その他」にオプションが1つ増えると考えられてみてはどうでしょう!?


なので、状況毎に歯科医師がベターな材料をチョイスして治療方法を使い分けた方が良いと私は思っています。
 



おだいじに
 

回答 回答13
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2011-12-13 18:36:18
TVや新聞の医療番組、記事は全くの嘘ではありませんが、全面的に信頼できないことも多々あります。


TV局にしても新聞社にしてもいわゆる営利企業ですから、一般の方の興味を引く内容を取り上げがちです。
オーソドックスな治療法より、夢のある、最新と思われるが根拠の薄い治療法を大きく取り扱うことが多いような気がします。


街の開業医の立場としてはもちろん取り上げられたものすべてを受け入れることはできません。
研究が進んで、はっきりとその治療法の優位性が証明されれば競って取り入れることになります。

ただ、放送された段階では、多くの治療法はきちんとした研究による証明がされておらず、もしそれによる弊害が生じたときには、担当医の責任になります。
特に保険適用外のものについては担当医(と患者さん)が全責任を負うことになるでしょう。


そのためその治療法を取り入れなかったり、説明すらしないのはむしろ当然です。
そのほうが患者さんの利益になると考えるからです。


治った人がいるからこの治療法は有効だということにはなりません。
いろんなバイアスを取り除いた上で、その治療法を行って、治った人が何人、治らなかった人が何人かを調べるのは当然としても、
その治療法以外の治療すなわちその治療法をしなかった人のうち何人が治って、何人が治らなかったかも絶対的に検証する必要があります。


それにしても、ある新聞の一面に載るような医学記事でも、他の新聞には全く後追い記事が載らないことがしばしばあります。
その記事の信頼性はどうなんでしょう。

回答 回答14
  • 回答者
回答日時:2011-12-13 19:00:44
少し戻りますが、

3mix法という方法を知っているにも関わらず
>3mix法という治療方法がある、ということを患者に教えないというというのはアリなのでしょうか?


知っているの意味なんですが、多くの先生は3mixのことを一般の人よりは知っていますが、実際に治療にきちんと応用できるくらいの知識をもっている先生は非常に少数です。(このサイトにおいても同様です。)

つまりほとんどの先生は良く知らないわけですから選択肢の一つとして説明することはできません。


あと私は、3mixにも3mix-mpに関して(非常に画期的な治療法であるのは事実ですし、ある程度信頼できる治療成績の報告もありますから)否定的にとらえてはいませんが、この方法はそれなりの治療成績をだすには難易度の高い治療法だと思います。

ですので、信頼のおける紹介先が簡単には見つけられないため、選択肢として説明することの方が患者さんにとってメリットが少ないと考えます。

回答 回答15
  • 回答者
回答日時:2011-12-13 19:18:19
>治療方法が、保険内であろうと、保険外であろうと治療方法を結果的にチョイスするのは患者の方であると当方は考えております。
 
結局、歯科医の説明に納得しなければ先に進まないだけの話。
その先生の持っている知識、技量を患者さん自体が判断して、治療を受けるか受けないかを決める。
それだけでじゃないかな?

現症に対して最適な方法と別の方法をお話ししますが、その部分で意見の相違が見られたら、僕は引き受けませんし、患者さんもお願いするべきではないでしょうね。


歯科医側の問題としては情報の発信がまだ少ない事もあるのでしょうね。
HPを作っているところは歯科医の考え方、経歴等を発信することはできます。

ですが取り入れていないとわかりにくいでしょう。
サイトを利用し事前に歯科医の情報を仕入れ何を勉強してきたのか把握した上で受診に望めばいいのでは?

先生の得意分野がわかれば治療方針を決める上での判断材料となるのではないでしょうか?
当然のことながら不得意の分野、否定的な考えの物は勧めない事になるでしょう。

お話しをする上で話題になるかもしれませんが、話は続かないでしょうね。
患者さん自身が受けたい治療法がなければ、その医院には通院しないでしょう。

歯科医院のサイトはある意味フィルターのような物と僕は思います。



あなたが言わんとしていることはわかります。
ただ、一握りの人しかできない治療法をやらない歯科医院で話しても意味が無いような気もします。

患者さん自身がもっと歯のこと、歯の健康のこと、口腔内の疾患とその治療法についてもっと知る必要があるのでしょうね。
そのためにこの歯チャンネルがあるのですし。
 

回答 回答16
  • 回答者
回答日時:2011-12-13 21:02:42
ご相談ありがとうございます。

治療前に説明する内容は、お一人ずつのご希望に添うようにするべきだと思いますから、お一人ずつのこだわりについても分析しながら慎重にフェアにできれば理想的です。

その際に我々は、お困りの病気などに対して治療方法なども広く網をかけるように質問をしながら絞っていきます。



その時には3mix等もほぼ頭にはあるはずですが、その方が求める最善の結果へと網を絞っていくうちに、それには触れずにご満足できる解決方法の選択をされれば、その言葉は出ないことは当然あると思います。

その材料にしても、使い方によっては正反対の結果となることだってあるはずです。
材料ではなくプロセスのほうが大きいと思います。

つまりフェアとは1つ一つの材料だけではなく、その方が求めるゴールの設定を我々専門家が平等と自由の権利を尊重しながら漏れなく網羅する総合的なカウンセリング方法で絞り、その方が求めているが言葉にできなかった真実の気持を我々が具体的な言葉に翻訳して引き出し、その方がご自身の意志でご自身の口から言葉の形にして語る導入診療姿勢だと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: msbs566さん
返信日時:2011-12-14 17:22:50
タイヨウ先生
杉原先生
井野先生
伊藤先生
森川先生
田部先生
さがら先生
お返事をありがとうございます。

「自分が採用していない治療法をお勧めする方が無責任ではないでしょうか。」
というお考えの先生がいらっしゃるようですが、確かに無責任な発言になるでしょう。

しかしながら、たとえ、歯科医として自分が採用していない治療方法であっても3mix法という治療方法を知っているにも関わらず、そのことを患者に教えないということは、医療に携わる人間として「不誠実」であると私は感じるのです。

患者にとって、歯の神経を取らなければいけないという状況に対してたとえ、自分が採用していない治療方法であったとしても「もしかすると取らなくても大丈夫かもしれない」という可能性(選択肢)を増やしてあげることも歯科医の仕事であり
歯科医として患者の為になると、判断をするべきだとは思います。

増して、説明をしない方が患者の利益になる、というお考えの先生がいらっしゃることに対して、かなり違和感を感じています。


あくあまでも、3mix法という治療のメリット、デメリット、治療を受ける、受けないという判断は治療を受ける患者側が判断することであって自分が採用していない治療方法だからと言ってその治療方法を患者に教えない、ということは患者とって明らかな不利益になるわけです。

医療関係者が、治療の可能性(チャンス)を患者から奪う行為は、許されざる行為であり決してあってはならないことであると当方は思うのです。


私の考えは、歯科医に対して過剰な期待をしている、ということなのでしょうか?
回答 回答17
  • 回答者
回答日時:2011-12-14 17:53:03
>たとえ、自分が採用していない治療方法であったとしても
>可能性(選択肢)を増やしてあげることも歯科医の仕事であり
>歯科医として患者の為になると、判断をするべきだと私は思います。

>自分が採用していない治療方法だからと言ってその治療方法を患者に教えない、ということは患者とって明らかな不利益になるわけです。


全くその通りですね。
それは僕も常々感じております。

例えば欠損補綴をする場合、自分はインプラントをやらないからと言って前後の健康な歯を削ってブリッジにする前に、インプラントと言う治療法がある事を紹介する必要はあると思います。


しかし、今回の場合は「治療法の提示」が論点では無く、「診断」が論点になるのではないでしょうか?


つまり、

>治療の可能性(チャンス)を患者から奪う行為

ではなく、診断の時点で担当の先生は「神経は残せない」と判断したので「3Mix法の提示はしなかった」のではないでしょうか?


そう考えると「知っている、知らない」「提案する、提案しない」と言う論点では無く「診断そのもの」の話になってきます。


それこそ、書くのは3回目ですが

「歯科医を選ぶことも寿命のうち」

そこで、その歯科医を選ぶか選ばないかは「患者力」にかかってくると思います。


最近書かなかった「患者力」と言う言葉ですが、当サイト内で検索してみると「2100件」ヒットしますね。

http://www.google.co.jp/search?q=%8A%B3%8E%D2%97%CD&hl=ja&as_sitesearch=www2.ha-channel-88.com&ie=Shift_JIS&oe=Shift_JIS



いかがでしょうか?

回答 回答18
  • 回答者
回答日時:2011-12-14 18:11:00
以下のやり取りを聞いてmsbs566さんはどうお感じになるでしょうか?

歯科医「この状態では通常では神経を取ることになりますね」

患者「何とか神経を残す方法はありませんか?」

歯「3mix(もしくは3mix-mp)法とかいう方法で神経が残せた、という話は聞いたことはありますが・・・」

患「それはどんな方法でどんなメリット、デメリットがありますか?」

歯「抗菌剤を歯に詰めるようですが詳しくはわかりません」

患「ではどこでその治療は受けられますか?」

歯「私には分かりませんのであとはご自身でお調べください」



この程度の情報であってもmsbs566さんはご納得いただけますでしょうか?

残念ながら私は3mix、あるいは3mix-mp法についてはこの程度の情報しか提供できません。そしてこの程度の不確実な情報であればかえって患者さんに提供するのは無責任かつ不誠実だと私は思います。

>あくあまでも、3mix法という治療のメリット、デメリット、治療を受ける、受けないという判断は治療を受ける患者側が判断することであって

まったくその通りだと思います。なのでそのメリット、デメリットをしっかりと説明できない治療法は患者さんに伝えるべきではないと思いますがいかがでしょうか?

回答 回答19
  • 回答者
回答日時:2011-12-14 18:38:31
>その治療方法を患者に教えない、ということは患者とって明らかな不利益になるわけです。

正しい情報でそれを欲している人なら有用でしょう。
また、理解できるだけの知識をお持ちならいいと思います。

ただ、一般の患者さんに選択肢だけ色々提示しても情報に溺れるだけだと思いますよ。
3つの治療法があったとして、それぞれのメリットの大きさを患者さんが比べることが出来ると思いますか!?

情報はあればあるだけ不幸になる方がおられるのも事実です。


おっしゃるように、どんな治療法にもメリット・デメリットあります。

ただ、A先生がメリットに感じることも、B先生にはデメリットに感じる所もあります。

歯科治療ってそんな一筋縄ではいかない時が多いのです。
この薬を使えば必ず成功すると言う「魔法の治療法」は存在しません。



>私の考えは、歯科医に対して過剰な期待をしている、ということなのでしょうか?

歯科医に対して過剰な期待というより、3Mixに対して過剰な期待をしているように読み取れますが!?
 

回答 回答20
  • 回答者
回答日時:2011-12-14 18:39:04
歯科医として自分が採用していない治療方法であっても3mix法という治療方法を知っているにも関わらず、そのことを患者に教えないということは、医療に携わる人間として「不誠実」であると私は感じるのです。


そうは思いません。

その他の治療法について何か手がありそうであればお話もあるでしょう。
しかし3mixないしは3mix-MPについて日本全国中の歯科医師の中でも、およそ否定的に考えられている方だって相当数だと思います。

そもそも効くのか効かないのか?
その効く時の作用機序は?
どうして操作する者によって効かない時が多いのか?
効かないのは単に手技の問題で効かないのか、それとも薬効作用の問題でバラつくのか?

自分の持ち合わせている情報の範囲で「効くのかも知れない。」程度の情報を患者様に提示する事の方がよほど「不誠実」です。



逆に3mixについて手技に長けており、学術情報をお持ちである歯科医師がそのお話をしなかった場合は「不誠実」ですか?

もしその知識があって尚その上でケース的に向いていないとその場で判断したのに、「一応その存在だけ」というようなかたちでお話をするのは混乱を与えませんでしょうか。


要はその時のその場のシチュエーションが、その場に居なかった者には、本当の状況が把握出来ません。

因ってその場での「診断」を行った歯科医師が不誠実だったのかどうかは、3mix以外の方法の話だったとしても判断は難しいように思えます。

診断を行えるのは医師と歯科医師のみです。
故に、それ相応に大きな責任があります。

その責を負うためにも、自身で言うべき事言わざるべき事も決めねばなりません。

「診断」を行ったからにはそう安易に無責任(と、本人が考えるような)な発言は出来ないでしょう。

回答 回答21
  • 回答者
回答日時:2011-12-14 19:24:31
msbs566 さん、こんにちは

少し勘違いしてみえるのではないでしょうか。

3mix法は学術的に認められている治療方法ではありません。
(初期の段階で、従来の方法より効果が劣るという研究が発表され、学会でも周知の事実です。
それ以降、その結果を覆すような、レベルの高い論文は出ていません。)


他の学術的に認められた方法と同列に説明する必要があるのでしょうか。
もし学術的に認められていない方法もすべて説明するとなると、ほとんど不可能です。

また、学術的に認められていない方法でも、医者が説明すれば、問題の多い方法でも患者さんは良い方法なのかと勘違いしてしまうかもしれません。


学術的に認められていない方法にもいろいろと幅があります。

例えば以前問題になったオメオパシーのメレディーや紅茶茸のようなものから、研究中の最新の治療まであります。

どこで線引きをするかが問題かもしれませんが、我々一般臨床家は、学術的に認められているかどうかで線引きすべきでは無いかと思っています。






>という治療のメリット、デメリット、治療を受ける、受けないという判断は治療を受ける患者側が判断することであって自分が採用していない治療方法だからと言って>その治療方法を患者に教えない、ということは患者とって明らかな不利益になるわけです。


私は3mix法を採用していませんし、患者さんからきかれない限り説明しません。
それは、自分が採用していないからではなく、学術的に認められていない方法だからです。

自分が採用していない方法でも学術的に認められている方法は、すべて説明し患者さんに選択していただいております。





>医療関係者が、治療の可能性(チャンス)を患者から奪う行為は、許されざる行為であり決してあってはならないことであると当方は思うのです。


学術的に認められていない方法を、一般的に行っているほうが、「決してあってはならないこと」だと、私は思います。

回答 回答22
  • 回答者
回答日時:2011-12-14 20:48:36
>しかしながら、たとえ、歯科医として自分が採用していない治療方法であっても3mix法という治療方法を知っているにも関わらず、そのことを患者に教えないということは、医療に携わる人間として「不誠実」であると私は感じるのです。

多くの歯科医師が3mix法を説明しないのは「自分が採用していない治療方法だから」ではなくて「よくわからない治療法だから」もしくは「良くない治療法だと考えているから」です。

勘違いしないでくださいね。

回答 回答23
  • 回答者
回答日時:2011-12-15 10:28:36
追加で

>先生方のお返事から判断すると、少なく判断しても7割8割くらいの歯科医の方々に知名度があるというようですから、そのようなアドバイスを患者にすることは容易であると当方は感じています。


知名度があると言っても、「学術的に認められていない治療」「良くない治療法」ということで知名度があるのです。


3mix法を治療に取り入れている、いない、好意的、否定的であってもその選択の幅、言い換えると「可能性の幅」を、少しでも狭めようとするのはフェアでは無いと思うのですが先生方は、どのようにお考えでしょうか?

学術的には好意的な意見はありません。
又、学術的には「可能性の幅」もありません。
ですので、患者さんの選択の幅を狭めているわけではありません。



>患者にとって、歯の神経を取らなければいけないという状況に対してたとえ、自分が採用していない治療方法であったとしても「もしかすると取らなくても大丈夫かもしれない」という可能性(選択肢)を増やしてあげることも歯科医の仕事であり歯科医として患者の為になると、判断をするべきだと私は思います。


そのとうりだと思いますが、3mix法の場合、「もしかすると取らなくても大丈夫かもしれない」という可能性(選択肢)を増やすことにはなりません。
3mixでうまく行くなら従来の他の方法でもうまく行きます。
方法よりむしろ歯科医師の知識や技術のほうが影響は大きいと思います。


お友達のケースを例にとれば、最初相談した先生が3mixを使ってもうまく行かなかったでしょうし、3mixを使用した先生が、他の薬剤を使用してもうまくいったと思います。
(あくまで予測ですが)

回答 回答24
  • 回答者
回答日時:2011-12-15 11:08:24
自分の診療室に痛みを訴え今すぐに治療をして欲しいと懇願している方に、

歯髄を残せる方法がありますが、私はその方法を使いません。
もし、その方法を施術して欲しければご自分でお探しください。」

なんて言えますか?

あなたが私たちに望んでいることって凄く無責任なことをしろと言っておるんですよ。


例えば、最終的な補綴物充填物をどの様にするかと言う問題に関しては、あなたが言われているようにいろんな方法、材料を提示して治療を勧めていく時間的な余裕があります。

ですが、歯髄を残す残さないかの問題は我々にとって1分1秒を争う問題です。
切羽詰まった問題なんです。

歯科医院に行っても痛みが取れなかった。」
であるとか、
「逆に痛みが出てきた。」
早く痛みを取ってあげたい。その一点ですよ。



>患者にとって、歯の神経を取らなければいけないという状況に対してたとえ、自分が採用していない治療方法であったとしても「もしかすると取らなくても大丈夫かもしれない」という可能性(選択肢)を増やしてあげることも歯科医の仕事であり歯科医として患者の為になると、判断をするべきだと私は思います。

勿論それは頭にの中にあります。
ただ、こと3mixーmp法が絡むと問題は変わってきます。
治療におけるガイドラインという物があります。
そのラインに即して治療をするっ事になります。
それより逸脱した治療法は歯科医のみ成らず患者さん自体得には成らないでしょう。

現時点では認められなくても今後研究が進み認められるかもしれません。
患者さんがガイドラインに載っていない治療法を選択して望んだとき、歯科医は治療するでしょうか?
患者さんが選んだからって患者さんにその責任を取ってもらう事はできません。

すべて歯科医の責任の下治療をしなければなりません。
そんなリスキーな治療を請け負うとは思えません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: msbs566さん
返信日時:2011-12-15 23:20:06
タイヨウ先生
堀先生
井野先生
田中先生
小牧先生
森川先生
田部先生
お返事をありがとうございます。

特に小牧先生の
3mix法という治療方法は、良くない治療方法として知名度がある」というお話は非常に興味深い論理展開であると思います。

しかし、そこで私は思うのですが3mix法が良くない治療方法であるのなら益々声を大にして、「3mix法の危険性」「3mix法の問題点」という情報を患者に教えた方が良いと思うのです。


情報化社会と言われている昨今です。
インターネットで『歯 神経 取らない』というキーワードで検索をすると3mix法という治療方法がかなりの高確率で上位にヒットしますので一般人が良くない治療方法である3mix法という治療方法があるということを知ってしまうはずです。

「神経を取らなければならない」と歯科医に判断された患者が「神経を取らなくても良い治療方法があるのなら・・・」ということで
藁にもすがる思いで、3mix法を採用している歯科医で治療を受ける
という行動をすることは想像に難しくはないはずです。

本当は良くない治療方法である、という重要な情報を歯科医が持っているにも関わらず、そのことすら患者に教えないということは
患者にとって不利益になると思うのです。

つまり、「3mix法が良くない治療方法だから(あえて)患者に教えない」という論理展開は全く患者の為にならならないのです。



ここで、ある種の「ジレンマ」が発生している分けですが、勘の良い先生は、そのジレンマが発生していることにそろそろ気が付いているようですが先生方の中には、そのジレンマが発生していることにすら気が付いていない先生が、まだいらっしゃるように感じます。

『言わぬは言うに勝る』という言葉がありますが、今現在かつ医療現場においては、患者に「言わない(教えない)」ことは良い情報、悪い情報に関わらず結果的に患者にとってマイナスでしかない、と私は思います。

患者には「患者力」が必要でしょうが歯科医には、情報発信力が必須になっているのでしょうね。
回答 回答25
  • 回答者
回答日時:2011-12-16 00:13:23
神経を残すという目的なら大概の場合3mix以外にも方法があります。

3mixでなければ不可能というケースはそれほど多くはないように思います。
(というかそういったケースはないのかもしれません。)

それでも3mixを説明しなければならないということなんでしょうか?


ちなみに私は3mixに否定的な立場ではありません。

回答 回答26
  • 回答者
回答日時:2011-12-16 04:42:14
治療においては多くの場合、時間が限られています。

その限られた時間内でできる限りのことをしようと多くの先生は努力されていますが、時間が限られている以上、

「どの情報を伝え、どれを伝えないか?」

という選択も必要になります。



今回は3Mixの話題ですが、3Mix以外にも、説明しようと思えば説明できることは山ほどあります。

しかし、それを全て説明することは時間的に不可能ですし、必要以上の情報を伝えることでむしろマイナスになることもあります。
(説明が伸びて治療時間が無くなったせいで治療が雑になったり、患者さんを必要以上に不安にさせてしまったり)


ただ、中には今回のmsbs566さんのように、ある特定のことが気になることだってあると思います。

そのような場合は担当医に質問すれば答えてくれると思いますし、今はこういったサイトで情報収集することもできます。



歯科医には、情報発信力が必須

というのは全く同感ですが、もし情報発信を行うのであれば、

「○○という方法は良くない」

というマイナスベースの情報よりも、

「こうすればもっと歯科を通じて人生が明るくなる」

といったプラスベースの情報発信をしたいですね。


個人的には(というか一応会社として)マスコミに情報提供をして、
できる限り正確な情報発信をして頂けるように努力はしているつもりです。



最後に、

>3Mix(3Mix-MP)は良くない

についてですが、3Mix(3Mix-MP)は「よくわかっていない」ので、良くないということです。

わかりやすく言い直すと、

「よくわかっていないものを患者さんに使うのってどうなの?」

ということです。


ですから、担当医が一定の効果を感じていて、患者さんもその治療を望む場合は、まぁいいんじゃないかな〜と思っています。
(ただし、その責任は担当医と患者さん自身が負う必要があります)

回答 回答27
  • 回答者
回答日時:2011-12-16 04:52:01
ちなみに、一般的に健全な医院経営のためには、借金の額などによっても変わりますが、歯科医師1人1時間あたり10,000〜12,000円の売り上げが必要と言われています。

ですので、それだけの費用を自費で支払って説明だけをお願いすれば、ほとんどの先生はいくらでも説明してくれるはずです。

しかし、実際にはこんな提案を歯科医院側からはとてもできませんし、かといって無料で説明ばかりしていると必要な売上げを上げられず、従業員に給料も払えなくなりますし、最悪医院がつぶれます。
(混合診療の問題もあります)


それでも多くの先生は、患者さんから質問があれば、ある程度の時間を割いて質問に答えていると思います。


患者さんの立場で考えれば、いくらでも時間をかけて説明してもらいたいと思うのは当然だと思いますが、医療者側のこういった事情もお察し頂けますと幸いです。




タイトル 3mix法、3mix-mp法の知名度(知名度があるなら説明すべきでは?)
質問者 msbs566さん
地域 非公開
年齢 38歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 3Mix-MP法
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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